
今日はマレーアンタエウスの紹介です。
この個体はちょっと前に羽化したものです。
日記上ではまだ紹介していなかったのでUPしました。
【飼育種】
和名:アンタエウスオオクワガタ
学名:Doucus antaeus
【羽化体長】♂77mm、♀49mm
【使用したエサ】
♂:Basic900~Basic1500
♀:Basic900~Basic900
【設定温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂:初令投入して~合計約11ヶ月
♀:初令投入して~合計約9ヶ月
この個体♂はBasic900 ~Basic1500 の2本で羽化でした。勿論無添加です。もう少し顎に幅があると更によく見えるのですが、これはこれで満足しています。 サイズ的にはもう少し低温でひっぱれば伸びたのかもしれません。
地域によって形状が異なるアンタエウス、非常に魅力のある種ですよね。(^^)
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久しぶりにシカクワの羽化報告。
この日記上では定番となっています、スペキサスシカクワガタです。
【飼育種】
和名:スペキオススシカクワガタ
学名:Rhaetulus speciosus
産地:タイ産
累代:CB
【羽化体長】♂56mm、♀32mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約9ヶ月(合計11ヶ月程度)
おなじみスペキオサスシカクワガタです。
(飼育説明ですが、過去の日記の内容を重複しております。御了承下さいませ)
幼虫飼育は、菌糸、マットどちらでも育ちます。現在弊社のエサでは、きのこMat、くわMat
、Basicシリーズ(菌糸)、Elementシリーズ(菌糸)での羽化実績があります。
また今回は前回同様に設定温度を少し低めに設定しましたので羽化までに少し時間がかかりました。
25℃設定で持っていけば8~9ヶ月もあれば羽化してくれます。
今回1年ぶりの登場ですので、前回同様に産卵セッティングについてもご紹介しておきましょう。
スペキオススシカの産卵は基本的には材産みですが、押し固めたマットにも産んでくれます。
わたしの場合は以下のようなセッティングを組みます。
【産卵に使用したマット】完熟Mat
+材2本
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
(W305×D195×H232)
【産卵管理温度】25℃(若干低温気味)
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。
セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。
(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
このような感じでセットを組んで約2ヶ月程度放置します。(勿論その間えさ交換はします)
私はクワガタの場合なるだけ採卵はしない派ですので、幼虫が孵化してくれるまで待ちます。
もし早くに材がボロボロに齧られてしまっていた場合には新しい材を追加交換します。
設定温度はスペキオススの場合低め(20℃前後)より少し高め(25℃前後)の方がよい結果が出ています。ご参考までに・・・。
では最後に他の角度からの画像も撮りましたので見てやって下さいませ。
本当に格好の良いクワガタですね。(^^)
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先日の★クワカブタイムマシーン★でご紹介したブンブン系第2弾です。
今日はインカツノコガネのご紹介です。
【飼育種】インカツノコガネ
【使用したエサ】完熟マット
【水分量】少し少なめ
【設定温度】23~25℃前後
【使用容器】860ccプリンカップ
【エサ交換回数】3回位
【羽化までの期間】約7ヶ月
黒い空に沢山の星がちりばめられているような体色をもつインカツノコガネです。
幼虫飼育は前回紹介したポリフェムス同様に容易で、飼育する容器も860CC程度のプリンカップで十分です。水分量は少なめで、
ほんのり湿り気がある程度で管理しました。羽化までの回転も早く管理も楽だったと記憶しております。
また産卵についても結構容易な方で以下の様なセット方法で十分産卵してくれました。こちらもポリフェムス同様のセットです。
上記の図でマットを固く詰めるとありますが、ブンブンの場合、ばら撒き産卵が多いのでそこまで固く詰める必要は無かったと思います。
過去に撮影した画像が結構残っているのでご宜しければ見てやってくださいませ。とてもキレイですよ。
※今回ご紹介したインカツノコガネは植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になります。
ご注意下さいませ※
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さぁ今日から9月に突入。まだまだ暑いながらも朝夕は秋の気配もちらほら感じ取れるようになって来ました。とはいえ昼間は暑い!
まだまだクワカブ熱健在です。(^^)
さて今日はクワカブ輸入にとっては禁断の種、ブンブン系のご紹介をしたいと思います。ブンブン、いわゆるカナブン、ハナムグリになりますが、
この手の種は今現在は飼育はしておりません。過去には結構飼育しておりましたので、
まだ未公開の個体達をクワカブタイムマシーンとしてご紹介したいと思います。まずは過去の日記にも登場した事がある種、
ポリフェムスオオツノカナブンです。
【飼育種】ポリフェムスオオツノカナブン
【使用したエサ】完熟マット
【水分量】少し少なめ
【設定温度】23〜25℃前後
【使用容器】860ccプリンカップ
【エサ交換回数】3回位
【羽化までの期間】約7ヶ月
大型なカナブン種の一つ、ポリフェムスオオツノカナブンです。
幼虫飼育はとても容易で、飼育する容器も860cc程度のプリンカップで十分です。水分量は少なめで、
ほんのり湿り気がある程度で管理しました。羽化までの回転も早く管理も楽だったと記憶しております。
また産卵についても結構容易な方で以下の様なセット方法で十分産卵してくれました。
上記の図でマットを固く詰めるとありますが、ブンブンの場合、ばら撒き産卵が多いのでそこまで固く詰める必要は無かったと思います。
それにしてもキレイですよね。特に羽化したての個体は素晴らしい美しさです。また機会があれば飼育してみたいですね~。
※今回ご紹介したポリフェムスオオツノカナブンは植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になります。
ご注意下さいませ※
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スマトラオオヒラタの羽化報告です。産地は超有名産地:アチェです。
【飼育種】
和名:スマトラオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus
産地:スマトラ島 アチェ産
累代:WF1
【羽化体長】♂90mm
【使用したエサ】♂Element1100
~Element1400
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して合計10ヶ月程度
皆様ご存知のアチェ産スマヒラです。
飼育は非常に容易。菌糸でグングン育ってくれました。私の場合1本目のElement1100
を9割方食べるギリギリで1400に入れます。25℃管理ですので、大体はElement1400
を半分~2/3食べきった位で暴れだし蛹化してくれます。今回の個体は♂90mmでした。
このガッチリとした胸幅と短太い顎がたまらなく格好よいです。(^^)
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初登場です。シャムゴホンヅノカブトです。
【飼育種】
和名:シャムゴホンヅノカブト
学名 Eupatorus siamensis
産地:タイ産
累代:CB
【羽化体長】♂64mm ♀48mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1800CCブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回4回程度、♀3回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約12ヶ月(合計13ヶ月程度)
最近では野外品入荷の少ないシャムゴホンヅノカブトです。この個体は幼虫で入手したものが羽化したものです。
体色はビルマゴホンヅノカブトと同等の色合いですが、胸角の形状が異なります。
幼虫飼育は比較的容易な方です。きのこマットで順調に育ってくれました。
使用した容器は1800cc程度のものを使いましたが、もう少し小さくても良いかもしれません。水分量は適量、
管理温度は25℃前後で管理ました。
幼虫飼育は比較的容易なのですが、産卵の方は産む事は産むのですが、産卵数は比較的少なめです。
私が過去に挑戦したときは10幼虫も取れなかったと記憶しております。
この形状私はかなり好きです。格好よかったので複数枚の画像を添付しました。ご拝見いただければ幸いです。(^^)
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皆さんお盆はよい休日をお過ごしになられたでしょうか?飼育日記の方も今日より再開です。またよろしくお願い致します。(^^)
さて今日はちょっと珍種なクワガタ、スペンスノコギリクワガタの羽化報告です。
【飼育種】
和名:スペンスノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus spencei spencei
産地:ミャンマー カチン
累代 CB
【体長】♂47mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 460ccブロー容器(径85mm×高さ100mm)
【えさ交換回数】交換途中1回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約6ヶ月(合計8ヶ月程度)
前に紹介したスペンスは短歯型だったのですが、今回は立派な長歯型です。短歯型と長歯型を今一度比較してみましょう。
こうしてみると全く違う虫のような感じさえ受けます。でも同じ種なんですよね。
飼育はとても簡単です。幼虫飼育はマット、菌糸どちらでもOKです。管理温度は25℃前後。幼虫飼育は容易な方で、マット、
菌糸どちらでもOKです。今回はきのこマットで飼育しました。
交換1回で羽化しました。
また産卵もとても簡単です。ついでに産卵セッティングの方法もご紹介しましょう。
【産卵に使用する親虫】♂♀共に熟成している個体
【産卵に使用するマット】きのこMat、くわMat、完熟Matがオススメ。
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
(W305×D195×H232)程度で。
【セット期間】約2ヶ月
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】
1.マットのみセット
クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動
2.マット+材
クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動
上記2パターンで行います。材を使用するときは柔らかめの材が望ましいです。わたしの場合はもっぱら1.のマットのみで産卵させます。
産卵数は私がやった時は大体平均30位です。
あまり多産な方ではありませんでした。なかなか味のあるクワガタですので、気に入られた方は是非チャレンジしてみて下さいませ。(^^)
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今日ご紹介するのは、この個体はかなり前に羽化した個体なのですが、まだ未公開ですのでUPさせて頂きました。御了承下さいませ。
この種は過去に一度ほど公開したことがあります。インスラリスキンイロクワガタです。
【飼育種】
和名:インスラリスキンイロクワガタ
学名:Lamprima insularis
【体長】♂31mm、♀20mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 プリンカップ120cc
【えさ交換回数】途中1
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂:2令投入で合計約5ヶ月程度
♀:2令投入で合計約4ヶ月程度
輝く緑の体色がなんとも美しいインスラリス♂、♀の方は色んな色が入り交ざってホログラム的な色合いをかもしだしています。
ランプリマファンには非常に興味のある体色ではないでしょうか・・・。
飼育はとても容易で、マット、菌糸、どちらでも育ってくれます。ただ私的にお勧めはマット飼育です。飼育容器も小型でもOKですので、
場所要らず手間いらずでありがたい種です。
皆さんも機会が御座いましたら是非一度挑戦してみて下さいませ。この色合い引き込まれますよ~。(^^)
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今日はヘラクレス・エクアトリアヌスの羽化報告です。
【飼育種】
和名:ヘラクレス エクアトリアヌス
学名:Dynastes hercules ecuatorianus
【体長】♂135mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 小プラケース(W230×D155×H170)
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して今現在で約12ヶ月
ヘラクレス・エクアトリアヌスです。
昔から見かける通称エクアトですが、最近ではあまり見かけなくなりましたね。飼育は他のヘラ系同様非常に容易です。
マットでグングン育ってくれます。・・・とは言ってもこの個体は135mmとあまり大きくはありませんでした。
管理温度を少し高めに設定したのがちょっとまずかったのかもしれません。早めに羽化してしまいました。
18~20℃程度の温度でじっくりと育てればまだ結果は違ったのかもしれません。
しかしこの個体の頭角は何とも言えない形状をしていますね。
ごつごつしたこの形状が何だか妙に格好よいと思うShihoでした。(^^)
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暑い日が続きますね~。早いもので8月に入りました、全国のクワカブ熱もまさに絶好調といったところでしょうか・・・。
さて今日はサタンオオカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2
【羽化体長】♂88mm、♀65mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ♂♀:1800CCブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回6回程度、♀5回程度
【設定管理温度】18~20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約20ヶ月(合計22ヶ月程度)
♀2令投入して約20ヶ月(合計22ヶ月程度)
おなじみサタンオオカブト。最近では価格も下がってきて入手しやすい種となりましたが、それでもまだまだ人気の種です。
飼育は非常に容易ですが、ひとつだけ重要な注意点があります。それは管理温度です。この種は産卵においても幼虫飼育においても低温
(18~20℃程度)管理が必須な種だと思います。それさえクリア出きれば後は特に問題はないようです。
やはり羽化したての個体の頭角のフサフサ毛はキレイですね。熟成したらまた産卵で沢山産んで欲しいものです。(^^)
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