
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
3月に入りましたねー。
最近宮崎は雨も多く、雨の合間に出かけているような感じです。
スズランスイセン(別名:スノーフレーク)
我が家の庭では、今スズランスイセンがとてもキレイに咲いています。
春になり、色とりどりの花が咲き始めて来ましたね^^
さて、散策の話に戻します💦
散策をしていると、
地面で動く黒い影を見つけました。
マイマイカブリ
体長:約50㎜程度
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
おおっつ!!
マイマイカブリです!
格好良いですね^^
マイマイカブリは各地域で色彩変化があり、東北や対馬辺りのものはとてもキレイなカラーが出ます。
その反面、ここ宮崎に生息しているマイマイは黒一色で地味な感じですが、原名亜種で大型になりやすいので価値が高いと言われる方もいらっしゃるようです。
マイマイカブリは冬は集団で越冬することで知られていますが、宮崎は通年を通して比較的温暖なので越冬する期間も短いように思えます。
今回のこの個体も元気に素早く動き回っていましたしね^^
同じく落ち葉の上、とは言ってもこれは、地面に落ちて積もっている落ち葉ではなく、ヤナギの木の間に堆積していた落ち葉なのですが、
ヤナギルリハムシ
体長:約4㎜程度
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
メタリックブルー色のキレイなヤナギルリハムシを見つけました。
よく見かけるナナホシテントウやナミテントウよりは小さいですが、体色は負けてはいません。
とてもキレイな昆虫ですよね、私も大好きな種の一つです。
木をよちよちと歩き上がっていく虫を見つけました。
オオワラジカイガラムシ♀
体長:約10㎜程度
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
後で家に帰って調べて分かったのですが、オオワラジカイガラムシという種類の♀個体だそうです。
てっきりまだ幼虫かと思ったのですが、これで立派な成虫だそうです。
♀はこのような感じの姿ですが、♂は全く違って立派なハチのような羽のある姿らしいです。
残念ながらこの時は全く知識が無かったので、周りにハチの様な♂がいたかどうかも覚えておりません💦
次回この♀を見つけた時には周りを注意深く見てみようと思います。
ササグモ
体長:約3㎜程度(手足入れず)
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上にはササグモがいました。
結構どこにでも良く見かけるクモで、元気に動いていました。
柵上にはタテハモドキの姿を見つけました。
タテハモドキ夏型
体長:約25㎜程度(胴体のみ)
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
大きな目のような模様が特徴的なタテハモドキ
宮崎では結構数も多く、普通に見られます。
こちらもかなり勢いよく飛び回っていました、春の訪れが近いのを感じてるのでしょうかね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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今回は、クワガタ、カブトムシにおける成虫管理時の水分調整について考えてみようと思います。
生き物が生きていくために絶対必要なもの、それは水です。
水は生物の命の源!
当然のことですが、クワガタ、カブトムシ飼育についても水は必須です。
飲む(舐める)水も勿論ですが、空気が乾燥したり、管理ようのマット等がカラカラに乾燥していては生きていくには困難になります。
自然界では雨や霧、霜、雪などが降り、湿度に変化がありますが、私たちが室内で管理しているケース内では人間が定期的に水分を補充してやる必要があります。
では、どれ位の量を与えてやるのが適量なのか??
今回はこのことについて、私:Shiho個人の考え方でございますが、ご紹介してみたいと思います。
私の場合、成虫管理時は、幼虫飼育時のマットの加水とは違い、水分量は少なめにしております。
言葉で表すのは難しいですが、敢えて表現するのであれば、
「加水したマットをギュッと手で握った時に、土団子が出来、それを軽く揺らすと崩れてしまう位の水分量」
と言った感じでしょうか。
夏場は乾燥しやすいので、少々多めでも良いですが(あまりベチャベチャは良くないですけど・・)、冬場は夏場の頃より更にもう一段階水分量を減らした水分量でも良いかと思います。
理由は、冬場にマットの水分量があまりに多いと、その多めの水分量が霜になってしまいかなり冷たくなってしまう可能性があるからです。
なので、冬場の水分量は夏場よりは少し控えめに加水してやると良いかと思います。
これは特にマットに潜って越冬をする種においては有効かと考えています。
次に水分の調整方法のやり方についてですが、
①霧吹きなどで定期的に上から吹き付ける。
【長所】
・お手軽で済む
【短所】
・表面のみの加水なので、乾燥しやすい。
・定期的に吹き付けてやる必要がある。
②マットを一度全部たらいなどに出し、水を加えてまんべんなく水分を混ぜ込んでやる。
【長所】
・混ぜ込んでムラなく水分調整しているので乾燥しにくい。
・乾燥しくにい分、霧吹きする時よりも乾燥するまでに時間が持つ。
【短所】
・一度マットを全部出さないといけないし手間がかかる。
私的には、主にこの2通りの方法があると考えます。
それぞれに長所、短所がありますので、一概にどちらが良いとは言い切れません。
あとは飼育者様の考え方次第になるかと思います。
ちなみに私は主に②の方法を主にとっておりますが、①の方法を合わせて使うこともあります。
如何でしたでしょうか?
生物にとっては生きるために絶対に必要な水、水分調整は非常に重要です。
乾燥をさせないように調整しながら、クワカブ達に快適な空間を作ってあげましょう。
※ここで述べたやり方はあくまで私個人の考え方であり、それを押し付けるものでは御座いません。
あくまでもご参考程度にして頂ければ幸いですm(__)m
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
エノキの木にペタっと大きめの蛾がとまっていました。
トビモンオオエダシャク♂
体長:約30㎜程度
【2024/2/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
今くらいの時期に現れるシャクガの大型種。
お顔があまりにも可愛かったので、撮影にちょっと協力してもらいました。
触角が長く立派なこの子は♂個体のようです。
蛾の仲間にはこのようにお顔がとても可愛らしい種類が多いですよね、愛嬌があります(#^^#)
チュウガタシロカネクモ
体長:約10㎜程度
【2024/2/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上で見つけたのは、チュウガタシロカネクモ
とても動きが早く、撮影するのにかなり時間がかかってしまいました💦
ツマキヘリカメムシ
体長:約8㎜程度
【2024/2/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
自宅庭にあったレンガブロックをひっくり返してみると、ツマキヘリカメムシの集団がいました。
このカメムシは宮崎では既に活動している個体もいるのですが、こちらの集団はまだ越冬から覚めていないのでしょうかね?
キイロショウジョウバエ
体長:約4~5㎜程度
【2024/2/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】
カタバミの葉上にいたのは、キイロショウジョウバエ
キイロショウジョウバエと言えば、クワガタ飼育下ではキノコバエと並ぶお馴染みのやっかいものの一つです。
我が家の庭に金柑が沢山実っており、その落下した果実に集まって来てるようです。
キンカンの実
我が家では今年も沢山のキンカンが実りました。
この時期ならではの甘味ですね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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2024年2月27日
カテゴリー
- 2024年(年度別)
- Shiho
- Shiho的見解
- キイロショウジョウバエ
- キンカン
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- トビモンオオエダシャク
- ハエ
- 生き物散策記
- 観察者
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
カメノコテントウ
体長:約10~11㎜程度
【2024/2/22:宮崎県某所:観察者:Shiho】
エノキの木の隙間にカメノコテントウの姿を見つけました。
カメノコテントウはテントウムシの中でも大型になる種類の一つ。
越冬しているのだろうと、そのままにしておこうと思いきや、
飛んで動き回っている個体もいました。
葉上に止まったので撮影をさせてもらっている内に、赤い汁?を出し始めました。
カメノコテントウは敵などを感知すると赤い汁を出すので、まるで血をながしているようにも見えてしまいます💦
あちらこちらの葉上では、
ムラサキツバメ(集団越冬?)
体長:約15~20㎜程度
【2024/2/22:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ムラサキツバメの集団が羽を閉じてとまっていました。
複数でまとまってとまっていたので、集団で越冬していると思うのですが、中には、
単独で葉上で羽を広げていたり、飛んでいるものもいました。
宮崎はだいぶ暖かくなって来たので、越冬から覚めている個体もいるのでしょうね。
葉上に何かしら小さく動くものを見つけました。
トホシクビボソハムシ
体長:約5㎜程度
【2024/2/22:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ハムシの一種、トホシクビボソハムシでした。
名前からしてトホシ=10の斑点があるようにイメージしてしまいますが、今回見つけたこの個体のように無印の個体も存在するようです。
ミモザ
黄色いミモザの花がとてもキレイに咲いていました。
花で彩られる自然を見るとさらに春を実感させられますね。
近くを流れている川の浅瀬部分で、
コイ
体長:約40㎝程度
【2023/2/22:宮崎県某所:観察者:Shiho】
大型のコイの姿が見えました。
かなり大きかったです。
近づいてもあまり逃げようとせず、ゆったりと堂々とした佇まいでした。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう~
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今回は交尾についての話をしてみようかなと思います。
クワガタ、カブトムシを飼育、繁殖を行っている際、
「♂が一頭しかいないのに、♀は複数頭」
こういう状況がある場合があります。
交尾をさせる場合、♂と♀は必ずしも1:1の数が必要というわけではありません。
♂が元気で交尾欲が衰えないなら、複数♀との交尾も可能です。
この方法は素質を持った♂を複数の♀に受け継がせる方法としても有効だと思いますが、その反面、血統的には近親個体が多くなってしまうなどのマイナス面も持っていると思いますので、その点については注意が必要だと思います。
あくで私のやり方になりますが、私の場合、
【一度交尾させたら、連続では交尾させず必ず休憩の間隔を置く】
交尾にはかなりの体力が必要になります。
なので、その場での連続での交尾は控えるようにしています。
【休憩の間隔は最低でも約4~5日程度、場合によっては一週間程度】
交尾終了後は、♂の場合は次の交尾に備えて休ませます。
あくまで私のやり方ですが、約4~5日程度、長くて一週間程度は休憩期間を置くようにしています。
【♂の休憩中は、なるべく栄養価の高いエサを与える(バナナ等)】
これは交尾後の♂、♀、どちらにも言えることなのですが、交尾行動はかなりの体力を消耗すると思うんです。
♀はその後産卵へ、♂は次のお相手との交尾への備えとして、体力回復のため、エサをしっかり食べさせてやる必要があると思っています。
その際、エサには、高蛋白系のゼリーを使用したり、時にはバナナやヨーグルト、自作ゼリーなどを与える場合があります。
バナナは有効的なエサの一つ
もちろん個体によっては食いつきや嗜好が違ったりするので、食い付きなどの様子を見ながらなるべく蛋白質を補うようなエサを与えてあげると効果的だと考えています。
如何でしたでしょうか?
私は♂を複数回交尾で使用させる際、上記のような事に気を付けて行っております。
複数回種付けをしていると、やはり時間の経過とともに♂も段々弱ってくる(交尾意欲が無くなって来る)時がやって来ます。
その辺りは様子を見ながらタイミングを見計らって交尾活動を引退させてやることも必要かなと思います。
※この考え方&やり方は私:Shihoの個人的見解です。やり方、考え方は人それぞれ違いますので、あくまでもご参考程度にして頂ければ幸いですm(__)m
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
今回は冬の海、砂浜を散策して来ました。
人気もなく、閑散としています。
一見、生き物の姿は無いように見えますが、こういう石をずらして見てみると、
ヒメチャバネゴキブリ(幼体)
体長:約7㎜程度
【2024/2/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】
小さなゴキブリの幼体がいまいた。
月虫:しょーたいわく、ヒメチャバネゴキブリの幼体らしいです。
小さな流木の下には、
何か半透明なものがいました。
ん???
エビ??
フナムシ???
ハマトビムシの一種
体長:約8㎜程度
【2024/2/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】
エビでもなく、フナムシでもなく、ヨコエビ目のハマトビムシという種でした。
残念ながら細かい種名までは分かりませんでしたのでハマトビムシの一種として紹介させて頂きます。
トビムシというだけあって、小さいながらもピョンピョン跳ねます。
こんな虫もいるんですね、初めて見ました^^
砂浜では、ハマダイコンの花がキレイに咲いていました。
花だけでなく、ダイコンも立派に育っていました。
結構大きく、こうしてみると、普通の大根と同じように見えてしまいます。
調べてみると、辛みは強いものの食べられないということではないらしいです。
今度機会があれば一度調理して挑戦してみたいと思います^^
さて、
このハマダイコンの葉をめくった時、
ウヅキコモリグモ
体長:約7~8㎜程度
【2024/2/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ウヅキコモリグモという種のクモがいました。
小さく、とても速い、寒くても元気に活動しているみたいでした。
冬の寒空の中でもカラス達はエサを探して砂浜に来ています。
このカラス達が立ち去った後の場所に行ってみると、
これはカニでしょうか。
カニの死骸?か何かを食べていたようです。
食べるものの少ないこの時期、生きるために皆必死ですね。
自然界は厳しくたくましいです^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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今回は、クワガタ、カブトムシの幼虫の冬場におけるエサ交換についてお話してみようと思います。
【国産オオクワガタ幼虫:菌糸ビン交換時の画像】
あくまで私:Shiho個人の考え方ですが、
「温度管理をしているか、していないか?」
この点について考えると分かりやすいかと思います。
【温度管理をしている場合】
冬場でも温度管理をしている場合は、与えてるマットや菌糸の劣化具合、エサの減り具合などによって、通常通りのエサ交換は行えば良いと思います。
【その理由】
通年温度管理をしている場合は、冬場でも変わらずエサを食べ、活動するので問題はありません。
次に温度管理をしていない場合については、
【温度管理をしていない場合(常温飼育)】
温度管理をしていない場合は、本当ならば冬が始まる前、いわゆる、寒くなって幼虫が動きを止める前に、マットや菌糸の交換を済ましておいて冬を迎えるのが望ましいです。
【その理由】
これは主に四季(冬が寒くなる)がある国に生息する虫に限ると思われますが、野外では冬場気温が下がってくると、幼虫は動きを止めるか、動いていたとしても極端に活動ペースを落とし、ほとんど活動しなくなってくる傾向があります。
その活動が鈍っている時にエサ交換を行うと、幼虫は体力がないため潜ったり、動いたりして自分の居場所を作ることが難しくなります。
その活動が弱っている時に新しい活性のある菌糸に巻かれる可能性も多くなってしまうと考えます。
マット飼育ならばまだ良いのですが、菌糸飼育の場合は交換したばかりだと菌に巻かれる可能性もあるかもしれないので、注意が必要だと私個人はそう考えています。
如何でしたでしょうか?
以上が私:Shihoが考える冬場におけるエサ交換の考え方です。
結論としてもう一度まとめますと、
・通年温度管理をしている場合は、通常と変わらず同じように管理すれば良い。
・温度管理をされていない場合(常温管理)には、寒くなる前にエサ交換をしてあげておいた方が無難だと考えております。
※例外として、雑菌や、雑虫、カビなどが大量に発生した場合にはその限りではありません。
これはあくまで私個人の考え方であり、それを押し付けるものでは御座いません。
あくまでもご参考程度にして頂ければ幸いですm(__)m
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
ここ数日は暖かかいですね。
ツクシ
【2024/2/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】
堤防沿いを歩いてると、ツクシが出ているのを見つけました。
ツクシを見ると、春が強いのを強く感じてしまいますね^^
イチモンジハムシ
体長:約8㎜程度
【2024/2/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】
この日最初に出逢ったのは、イチモンジハムシ
建物の隅のコンクリ壁にじっと静座していました。
こんなところでも越冬してるんですかね?
コカマキリ卵
【2024/2/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】
同じく建物に立てかけてあった木の板?にはりついていたコカマリの卵を見つけました。
触ってみましたが、とっても固くカチコチ。
冬を越してもう少ししたら幼虫達が沢山孵化してくるんでしょうね。
途中、このような実?みたいなものを良く見かけます。
触ると、ポロポロと簡単に取れてしまいます。
イワガネの実
【2024/2/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】
月虫:しょーたに聞いたところ、これはイワガネという植物の実らしいです。
触ると、弾力があり硬さもあります。ゴム?みたいな硬といったら良いのでしょうか?
この実、ネットでよくよく調べてみると、なんと食べられるそうなんです。
その記事を読んだ時、一瞬、ええっつ!Σ(゚Д゚)と思ってしまいました。
偏見かもしれませんが、見た目からしてちょっと口に入れるのは勇気が要りますね💦
オオハナアブ
体長:約15㎜程度
【2024/2/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上でオオハナアブの姿を見付けました。
この日は気温も比較的高かったせいか、活発に飛び回っており数匹確認出来ました。
縞模様のコントラスト、あと眼の上の方が独特な風貌をしていて面白い昆虫ですよね^^
木の隙間で見つけたのは陸産貝類(カタツムリの仲間)
アズキガイ
体長:約10㎜程度
【2024/2/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】
アズキガイ、初めて聞く種名ですが、カタツムリの仲間の一つです。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
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※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
桜の花
宮崎だけではないかもしれませんが、今の時期は種類によっては桜の花が沢山咲いています。
まだまだ寒い日もありますが、春が近いのを感じさせますね。
スズキミドリトビハムシ
体長:約3~4㎜程度
【2024/2/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヤナギの木で見つけたのは、スズキミドリトビハムシ
とっても小さいハムシ種ですが、撮影した画像をじっくりと拡大してみると、とてもキレイな体色をしています。
あまりに小さいので、接写撮影をしようとカメラを近づけると、ピョン!と飛んで逃げてしまいます。
なかなか撮影泣かせの昆虫でした。
ゴマフリドクガ幼虫
体長:約10~12㎜程度
【2024/2/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
同じ樹上ではゴマフリドクガ幼虫の姿も見かけることが出来ました。
相変わらず派手で毒々しい風貌をしていますね💦
次々に見て回っていると、
ヨコヅナサシガメ幼虫
体長:約12㎜程度
【2024/2/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヨコヅナサシガメ幼虫の姿を見つけました。
羽が生えていないので成虫ではなく、まだ幼虫の段階ですね。
こちらも先程のゴマフリドクガ幼虫に負けない位の派手な体色模様をしています。
上画像とは別のヨコヅナサシガメ幼虫
こちらは狩りをしていました。
捕食対象となっていたのは、今回一番初めに紹介したスズキミドリトビハムシ
吻の先で突き刺しているのが分かります。
寒い時期ですが、活発に捕食活動も行っているようです。
と、思いきや、
こちらではそのヨコヅナサシガメ幼虫が集団で固まっていました。
これは良く聞く集団越冬ですね。
しかしこれはゴチャゴチャになり過ぎて、よーく見ないと何なのかわかりませんね💦
越冬する個体もいれば、まだ元気に活動して捕食している個体もいるんですね、奥が深いものです。
オオハサミムシ(残念ながらご臨終)
体長:約30㎜程度
【2024/2/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
大型のハサミムシ、オオハサミムシの姿がありましたが、既にお亡くなりになり、菌に巻かれていました(合掌)
おそらくボーベリア菌、こいつは怖い菌ですよね💦
オオハサミムシは初見だったので、出来れば生きて活動している姿が見たかったですが、これも自然界。次回また会える日を楽しみにするとします。。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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クワガタ、カブトムシに限らず生き物を飼育していると色んな事が起こります。
飼育していて特に辛いのが、
「飼育していた生体が死亡してしまった」
これが一番辛いかと思われます。
参考画像:お亡くなりになってしまった本土産ヒラタクワガタ♀
では「何故死んでしまったのか?」
まず、死亡してしまったを推測するにあたって、生物学的な解剖などを行わないと、外見上からの明確な回答は難しいかと考えます。
しかし生物学者でもない我々には難しいことなので、それを考慮した上で、あくまで私個人の考え方になりますが、いくつか例を挙げさせて頂きますと、
【寿命】
文字通りその生命が尽きてしまったということ。
生き物ゆえ必ずあることゆえ、これは致し方ないことだと思われます。。
【身体的に何か欠損(病気も含まれる)があったゆえの死亡】
【参考例:羽化不全になってしまった個体】
外見上からは原因を探るのは難しいですが、これも生き物ゆえの定めだと考えます。これには突然死も含みます。
【外的要因による死亡】
【参考例:ダニにやられたコーカサス♂】
【参考例:ボーベリア菌に巻かれたコクワガタ♂】
【参考例:ブヨブヨ病にかかった幼虫】
ダニやウィルス性などの病原菌による、外部より発生した敵?により死亡させられてしまう。
【飼育環境が合わなかった】
例として、管理している温度が極度に暑すぎたり、寒すぎたり、また湿度が適しておらず乾燥していたり、通気口が狭く酸欠が起こってしまったり等が原因だったりと、原因は多様に考えられます。
【飼育使用していたエサ:マットや菌糸種、ゼリーが合わなかった】
与えているエサが種や個体によっては合わなかったということも考えられます。
例えば、管理マットは針葉樹系のマットならば、あまりにも発酵臭が強いと生体にも良くありません。
ゼリーも昨今では様々な種類があります。中にはその個体の趣向に合わず食しない場合もあるのかもしれません。。
以上が私が個人的に考えられる死亡してしまう原因を推測しましたが、これも明確なものではございません。
上記でも書きましたが、生き物ゆえ命には限りがありますので、死亡してしまうことも致し方ないと考えてしまいます。
命は限りあるものです。いつ何が原因で起こることも分からない場合が多いです。
しかしこれは生命である以上、仕方がないことなので、その時が来るまで精一杯大事に飼育してあげましょう。
あくまでも私:Shiho個人の考え方ですので、確実的な意見ではございません。あくまで一意見としてご参考程度にして頂ければ幸いです。
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