
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
最初に紹介する生き物は、
キタテハ(秋型)
【2023/11/29:宮崎県某所:観察者:Shiho】
キク科の白いお花に集まり吸蜜していました。
キタテハには夏型と秋型があり、このタイプは秋型ということらしいです(月虫:しょーた談)
次にご紹介するのは、
ナミテントウ
【2023/11/29:宮崎県某所:観察者:Shiho】
皆さんもご存知ナミテントウです。
この個体、羽が少し出ているのが分かりますか?
散策中にどこからともなく飛んで来て私の帽子にとまったんです。
テントウムシは寒さにも強いんですかね?まだまだ元気に活動中でした。
最後にご紹介するのは、
クロオオアリ(女王)
【2023/11/29:宮崎県某所:観察者:Shiho】
種類はクロオオアリですが、月虫:しょーた曰く、「おそらくこの個体は女王だと思います」とのこと。
この個体は山中で石をどかした際、小さな穴があり、その中から一頭だけ姿を現しました。
しょーた曰く、「通常アリが一頭でいる場合、特に冬季の場合は女王が越冬していることが多いんです」とのことでした。
クロアリは普通に見かけますが、それが女王となると何だか特別感が湧いて来ますね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
使用したアイテム

本日より12月、師走ですね。
今回も生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
まず最初に紹介する生き物は、
アカスジキンカメムシの幼虫
【2023/11/26:群馬県某所:観察者:ちっぴー】
今回この昆虫を紹介してくれたのは、
月虫:ちっぴー!
今や月虫SNSなどで大活躍中!
月虫の紅一点アイドルです!^^
この虫を見つけたのは、群馬県某所。
11月下旬の気温15℃位の秋晴れの中、山中を散策していると、木の上にいるこの子を見つけたそうです(月虫:ちっぴー談)
上記画像の木上で発見!(画像提供:ちっぴー)
アカスジキンカメムシは冬は成虫個体は存在せず、幼虫で越冬するので、この時期に見られるのは幼虫のみらしいです(月虫:しょーた談)
成虫時の色合いは緑色でとてもキレイですが、幼虫の時の色は白黒でパンダ色、全然異なる体色ですが、これはこれで可愛いですよね^^
次は場所変わって、九州:宮崎県、
海沿いを中心に散策してみると、
アカメガシワの葉の裏に赤色の昆虫を発見。
こっちの葉裏にも付いています。
オオキンカメムシ
【2023/11/27:宮崎県某所:観察者:Shiho】
オオキンカメムシというカメムシ。
カメムシにしては大きく体長も25㎜ほどあります。
オレンジ色の色鮮やかな体色とその模様が何だか人の顔のようにも見えて面白いです^^
次に見つけたのは、
チャバネアオカメムシ
【2023/11/27:宮崎県某所:観察者:Shiho】
さっきのオレンジ色のカメムシとは違う緑色の体色がキレイなチャバネアオカメムシです。
こちらは体長10㎜ほど、その名の通り茶色い羽があるのが特徴です。
最後にご紹介するのは、
野原に咲いていたキク科の白い花。
この花をよーーく見てみると、
ウスモンミドリカスミカメ
【2023/11/27:宮崎県某所:観察者:Shiho】
いました!!
これもカメムシです。
特筆すべきはその小ささ。
この個体は体長は5㎜あるかないか位の大きさでした。
デジカメのマクロ機能を使って接写撮影しているので大きく見えますが、本当はとても極小のカメムシです。
色々と虫達を探している最中に、
冬の寒い中、キレイな濃い赤色の薔薇の花が咲いていました。
カラーの少ないこの時期の薔薇はとても美しく見えてしまいますね^^
今回はカメムシ種を4連発でご紹介しました。
ニオイが臭く敬遠されがちなカメムシですが、極小~大まで、また体色も全く異なる種類のカメムシも存在するようです。そこがまた面白く魅力的だと私は思います^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
使用したアイテム

生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
11月下旬、宮崎県某所にて長距離を移動する渡り蝶:アサギマダラに出逢いました。
アサギマダラ
【2023/11/26:宮崎県某所:観察者:Shiho】
とても人懐っこい個体で、近づいて来たのを簡単に手でキャッチすることが出来、撮影のために少しの間協力させてもらいました。
この蝶は長距離を渡り飛ぶ蝶としても知られております。
薄い青の羽模様がとても綺麗です^^
ハラビロカマキリ
【2023/11/26:宮崎県某所:観察者:Shiho】
こちらは先日自宅の駐車場を歩いているのを見つけました。
ハラビロカマキリには外来種であるムネアカハラビロカマキリというのがいるらしいですが、この個体は通常のハラビロカマキリでした(月虫:しょーた談)
緑色の体色、そして何より格好良い!!^^
カマキリネタが出たところで、少し前、そうですね2週間ほど前になるのですが、この時なかなか珍しいカマキリを見つけていたので、これも併せてご紹介してみたいと思います。
ヒナカマキリ
【2023/11/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヒナカマキリという、とても小さく珍しいカマキリです。
この種は秋~活発に活動するらしく、この日(11/15)も落ち葉の上を歩いているのを見つけました。
本当にとても小さく、体長は15㎜ほどでした。
カマキリというと大きなイメージがありますので、これはなかなか見つけにくい種ですね💦
本日は3種の昆虫達のご紹介でした。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
使用したアイテム

いつも月夜野きのこ園:Shihoの飼育日記をご覧頂きありがとうございます。
当ブログでは、クワガタ、カブトムシの採集や飼育の紹介が主ですが、クワガタやカブトムシを探していると、その他にも様々な生き物達の姿を見つけることが出来ます。
そこで、新しい試みとして、今後はクワカブ以外の様々な生き物達の姿も紹介してみたいと思います。
名付けて【生き物散策記】
クワガタ、カブトと違って採集や観察が主になりますが、飼育出来るようなものは飼育を試みるなどして、生き物好きの皆様にご紹介したいと思います。
なお、種類の名前や特性、飼い方などの説明については新生月虫のメンバー:しょうたがサポートしてくれています^^
【生き物のオールラウンドプレーヤー】
月虫・しょうた
しょうたは、クワカブは勿論ですが、ハンミョウ、トンボ、カエル、ハムシ等々・・その他の昆虫にもとっても詳しい頼もしい味方です!
この企画を相談した所、気持ちよく
「任せて下さいっつ!!」
と、頼もしいお返事を頂きました!
頼もしい限りです!^^
※ またこの散策記シリーズでは、当ブログ担当の私:Shihoだけでなく、月虫のメンバーも参加してくれますので、生き物紹介の幅が更に広がると思って私自身楽しみにしているところです^^
皆様、この新企画シリーズもどうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m
【散策記:出逢った生き物たち】
宮崎県某所の低標高の野山を散策している時、
少し枯れ果てて来たセイタカアワダチソウの花に赤色の昆虫を見つけました。
ナナホシテントウです。
【2023/11/26:宮崎県某所:観察者:Shiho】
通常てんとう虫は肉食で、アブラムシなどを食しています。
てんとう虫が活発に活動しているのは5~8月頃なので、この時期に活動中のてんとう虫が見られるとは思いませんでした。
ただナナホシテントウは成虫のまま越冬するらしいので、冬でもその姿を見ることが出来るそうです。
暖かい宮崎の日中はまだギリギリまで活動しているのかもしれませんね。
それにしてもキレイな赤い輝きですよね^^
もう一つ紹介します。
ご紹介の時系列が逆転してしまいますが、先週のカブトムシ幼虫堀りに行った際の事、幼虫を掘る際、倒木をどかした時に出て来たのが、
体長5㎝くらいの小さなヒキガエルの子供でした。
月虫しょーたによると、ニホンヒキガエルという種らしいです。
【2023/11/23:宮崎県某所:観察者:Shiho】
まだ暖かい宮崎と言えど、どうやら冬眠体勢に入っていたのかもしれません。。ゴメンなさいm(__)m
凄く可愛かったので、思わず手で触れてしまいましたが、ヒキガエルには毒があり、目の後ろにある辺りから白い毒液を出すそうです。
口に入ったり、目に入ったりしたら危険ですので、なるだけ素手では触れないようにした方が無難だということです💦(月虫:しょうた談)
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
使用したアイテム

昨日、11月23日祝日の宮崎、この日はとても暑く気温が何と25℃もありました!
もうすぐ12月というのに、夏日を記録するとは・・・最近の気候は予測がつきません・・。
そんな中、例年の恒例行事でもある、親戚の叔父から畑のカブトムシ幼虫堀りのお誘いが来ましたので、行って来ました。
叔父の畑にある廃材捨て場、このような場所の下にカブトムシなどの幼虫がいます。
早速、木をどかしながらスコップで探していきます。。
地中に埋まってい木の裏側。
何かしら食した形跡がありますね、これは期待が持てます。
ムカデの姿も見つけました。
おそらく越冬中だったのでしょう。。ゴメンね💦
さて、お探し続行!
この辺りを探していくと、
出ました!
真ん丸と太ったカブトムシの幼虫です。
令数は既に3令、まだまだ白いので成長期ですね、体重は20~30g位といったところでしょうか。。
ここで、カブトムシの幼虫の特徴をおさらい。。
頭部:色は黒っぽい焦げ茶色です。
クワガタはオレンジ色なので、これだけでもカブトムシと判断することも可能ですね。
これはカブトムシ幼虫とクワガタ幼虫の頭部色を比較した参考画像。
左がカブトムシ:焦げ茶色
右がクワガタムシ:オレンジ色
まさに一目瞭然ですね^^
そして体毛。
もちろん、クワガタにも毛は生えていますが、カブトの方は毛深くびっしりと生えています
そして肛門の割れ方。
カブトムシは横向きに割れます
対してクワガタは縦向きに割れます
これも大きな判別材料の一つですね。
25℃を越すような冬場の夏日の中、30分ほど探しました。
なかなかの数が見つかったのではないでしょうか。
30~40頭くらいはいると思います。
この幼虫達は持ち帰って大事に育てて羽化させたいと思います^^
しかしこの日は本当に暑かったですが、楽しい休日を過ごすことが出来ました。
蝶達もだいぶ少なくなりましたが、まだ飛んでる種類もいます。
大きな葉っぱで見つけたのは、オオキンカメムシ
カメムシにしては大きく、艶がありとても綺麗な種です。
こちらの種も成虫で越冬するらしいので、おそらくその最中だったのでしょう。。
叔父さんありがとうございます、楽しい時を過ごせました。
また来年もよろしくお願いしますm(__)m
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
使用したアイテム

ここ先日までの日記記事で「クワカブの冬場の管理方法」について「発泡スチロールを使用した簡易温室」「メタルラックを使用した簡易温室」等をご紹介して来ました。
これらは冬場の温度管理対策として、どちらも温源(熱を発する機器)を使用した簡易温室でした。
今回の日記では、そういったものを利用せず、もっと容易に冬場の管理が出来ないかを考えてみたいと思います。
そのまま常温で管理出来れば楽なのですが・・・💦
※これはあくまで私、Shihoが考えうる方法をご紹介するもので、他にも様々な対策案があると思います。ご参考程度に見てもらえれば幸いです。またこの記事は過去にもご紹介したことがあります。一部重複しますことをご了承下さいませ※
冬場は当たり前ですが、気温が下がります。
気温が下がる中、温源を使用するエアコン管理や、簡易温室を利用せずに何とか乗りきる方法はないのでしょうか?
あくまで私が考えつく参考例(画像がなくてスミマセン)にはなりますが、いくつか具体例を挙げてみたいと思います。
【日中、日が当たる部屋の影になる場所に置く】
日中に日差しが入り、部屋全体が比較的暖かくなる場所に置くということ。
但し日光を直接当ててはダメです。
あくまで影の場所において下さい。
一度温度計を置いてその部屋がどれ位の温度になるか計ってみるのも良いでしょう。
【発泡スチロール箱やダンボール箱に入れて管理する】
管理する時、棚の上等でそのまま管理するのではなく、ダンボール箱や発泡スチロール箱に入れて管理するやり方です。
外からの見栄えは悪くなりますが、ダンボールや発泡スチロールは保温性があります。入れた周りの隙間などに新聞紙や綿などを入れても良いと思います。
【土やマットに埋めて管理してみる】
衣装ケースなどに菌糸ビンやケースに入った成虫などを入れ、その周りをビンの肩口付近位までマットや土、腐葉土などでフタの部分まで埋めるという方法です。
ここでのポイントは地面となるマットなどは固く敷き詰めないで、軽くフンワリと敷くのがポイントです。空気が含めばより保温性が高まると思いますので・・・。
【プチプチやアルミマットなどのクッション材等をケースや菌糸ビン等に巻く】
菌糸ビンや飼育ケース等に、プチプチやアルミマット(薄いやつ)などのクッション材等を巻いて管理する方法です。
寒さが直接当たらないように防護するといったやり方です。
衣装ケースなどに一緒にまとめて入れ、その周りを全体的に巻いても良いかとは思います。
【水を張った水槽や衣装ケースなどに入れる方法(温源利用する手もあり)】
夏場にはよく聞く方法です。
水を張った水槽や衣装ケースに上面が出るようにして水の中に入れます。
ただしこの方法は冬場はかなり水も冷たくなると思いますので、自然的な方法からは外れますが、熱帯魚の温度を保つ熱源を入れてやると良いかと思います。
これにより水が温められて適温になるかと・・。
サーモまでつなげれば、よりベストだと思います。
先日紹介した簡易温室が空気を暖めるバージョンならば、こちらは水を温めて利用するバージョンといった感じでしょうか・・・。
如何でしたでしょうか?
正直、温源を使用した対策には及ばないとは思いますが、何もしないよりは少しは効果があると思います。
勿論他にも色々とやり方は沢山あると思います。
今回は実際の画像がなく、文面だけではわかりづらかったかもしれませんがご参考にして頂ければ幸いです。
皆さんも色々と工夫をしてこの冬を乗り越えましょう。(^^)
※管理のやり方には色々な方法があると思います。今回紹介したのははあくまでも私Shihoの考え方による管理方法についてのやり方&見解です。 あくまでご参考程度に見て頂けますと幸いです。
使用したアイテム

前の日記で、冬場の温度対策の一例として、「Shiho自作の発泡スチロールで作る簡易温室」の作成方法をご紹介しました。
今回は発泡スチロールの大きさじゃ容量が足りないという方達の為に、ちょっとワンランク上の「メタルラックを使用した簡易温室」の紹介をしてみたいと思います。
※あらかじめ御了承を得たいのですが、この記事は秋口になると毎年紹介しております。それゆえに何度もお目にかかられた方も多いと思います。
ですが、今年から始められたクワカブ初心者の皆様や当日記を初めて御覧になられている方達の為に少しでもお役に立ちたいと思い、しつこいながらも今年も紹介させて頂きたいと思います。
一部訂正箇所や追記事項もありますが、大体の内容は例年と同じ重複しております。御理解&御了承の程よろしくお願い致します。
ではご紹介していきましょう。
出来上がった全体図からご紹介すると、
このような感じで作成しました。
この温室を作成するのに、いくら予算が必要なのかを知りたい方も沢山いらっしゃると思いますので、作成時にかかった金額をご紹介してみたいと思います。
<材料>
・メタルラック:150cm(中古)
1個 ¥2000
・フォーム(上下面&背面)
1枚 ¥800
・養生プラダン(左右側面&背面)
2枚 ¥360(@¥180)
・ビニールカバー(前面)
1m×1.8m ¥380
・プレートヒーター(中古)
1個 ¥3000
・サーモスタット(中古)
1個 ¥1000
・ファン:小型扇風機(中古)
1個 ¥300
・室内外用温度計
1個 ¥1500
総合計金額 ¥9340
※金額は購入した際(2016年当時)の価格
※価格はあくまでこちらで購入時の目安です※
このような感じで温室を作成しました。
材料について一つずつ細かく紹介してみましょう。
※紹介してる材料は実物とは一部異なるものもあります。あくまでも参考画像です。ご了承下さいませ※
【メタルラック(150cmタイプ)】
メタルラック150cm程の同様のタイプです。
一番下に温度の元(ヒーター)を入れますので、それの熱がスムーズに上に上がるように棚板は隙間のあるものが良いです。その点で言えばメタルラックは適任ですね。
【フォーム】
フォーム
いわゆる住宅用の断熱材(発泡スチロール)の板です。
通常の発泡スチロールでも良いですが、住宅用のフォームはきめが細かく保温効果も強いですのでお勧めです。
この時は上面、下面、背面のみに使用しましたが、全ての面を覆ってもOKです。
【養生プラダン】
養生プラダン
薄く柔らかめの断熱素材です。
コスト削減の為に左右側面に使用。
上記のフォームと比べると同じ大きさで価格は約1/5で済むのが魅力です。
【ビニール製カバー】
柔らかめのビニール製カバー
切り込みを入れ、のれんのようにして前面のカバーとして使用しています。ほぼ透明なので中の様子がある程度見えるのも良いですね。
【プレートヒーター】
プレートヒーター
暖房管理の必需品です。
これは実際に使用しているものと同型機。
ワット数は250Wあります。
温室用に使用するヒーターとしてはとても使いやすいタイプで、このW数ならば150cmメタルラックの容量程度ならば十分に温めてくれます。とても扱いやすいです。
【サーモスタット】
温度調整の必需品、サーモスタット
中のヒーターにより温度が上がり過ぎると、設定温度を超えた時点でスイッチが切れ、設定温度からある程度温度が下回るとスイッチが自動的に入るというのがサーモスタット。
人がつきっきりでなくても自動で管理してくれるのでとても重宝します。
ちなみに上の画像のサーモスタットは約15年位前に私が使用していたもの。これを見ると当時の懐かしい記憶が蘇りますね。
【ファン:小型扇風機】
ファン(小型扇風機)です。
温室内の空気の循環に使用します。
ヒーターにより温めた空気は上に上がりますので、温室内はどうしても上部の方が温度が高くなります。
その温まった空気を循環させ、均一にするのがファン(小型扇風機)です。これを使用する事により温室内全体がほぼ均一な温度をキープ出来るでしょう。
【室内室外温度計】
室内外用温度計
長いコードのあるセンサーで温室の内部の気温を計ると同時に、外気温も計る事が出来る便利もの。
温室内が今現在何度なのか、これがあれば一目瞭然です。
ちなみに上記画像の温度計は月夜野きのこ園で販売されているものと同じです。
以上がメタルラックを使用した温室の作成でした。
如何でしたでしょうか?
ここは宮崎県という事もありまして、宮崎県の冬の気温に適した温室作成をしております。
例えば、メタルラックの全ての面をフォームで囲めば、それ以上の保温効果は望めますが、南国宮崎県という土地柄、そこまでしなくても十分に保温効果が得られると判断した上での作成方法になっております。
温室も使う場所によって様々に状況(温度)が変わってきますので、その様子を見ながらご自分なりのオリジナル温室を作成すると良いでしょう。
道具を駆使して、お安く、丈夫でかつ便利な温室を作り、冬の寒さを乗り越えましょう!
※この温室作成方法はあくまで私個人の作成方法の一例です。 人それぞれによって考え方や方法等は異なると思います。あくまで参考例として見ていただければ幸いです。
使用したアイテム

いやぁ、ここ数日で一気に寒くなりましたねー。
先週まではまだ暑かったのに、今週の変わりようと言ったら・・夏から秋を飛び越して、いきなり冬が来たかのようです💦
そこで気になるのが温度管理ですよね。
クワカブを飼育している、特に外国産種を飼育している人にとっては温度管理は特に気になる項目の一つです。
今回は、毎年恒例記事の一つ、冬場の温度管理方法についてご紹介したいと思います。
その一つの方法である、Shiho自作の「簡易発泡スチロールによる簡易温室」の紹介です。
※あらかじめ御了承を得たいのですが、この記事は秋口になると毎年紹介しております。それゆえに何度もお目にかかられた方も多いと思います。
ですが今年から始められたクワカブ初心者の皆様や当日記を初めて御覧になられている方達の為に少しでもお役に立ちたいと思い、しつこいながらも今年も紹介させて頂きたいと思います。
一部、修正や追記事項等もありますが、大体の内容は例年と同じ重複しております。御理解&御了承の程よろしくお願い致します。
ブリード環境下において、中でも外国産のクワカブにとっては日本の冬は寒さの厳しい時期です。
日本の虫は、元々この日本の四季のある環境に順応しており、氷点下になる冬でも乗り越えられる能力を持っています。
ですが、外国産の虫についてはこの能力は持ち合わせておらず(一部例外もあります)、日本の虫と同じように常温飼育をしてしまっては、 かなり動きが悪くなり、場合によっては死亡してしまいます。
それではどうすれば良いのか?
答えは温度管理をしてあげれば良いのです。
簡単に答えてしまいましたが、この温度管理、結構大変で苦労している方も多いと思います。
温度管理方法で一番先に思いつくのは、
【エアコンでの管理方法】
大量に虫を飼育されている方等は、一部屋ごと空調(エアコン)による温度管理をされている方が多いようです。
しかしコストが割高になる、家族の理解など、なかなか問題があり、そうそう容易に実行出来るものではありません。
少量を飼育されている方、 電気代を考えて一部屋エアコンを常時つけられない方も多数いらっしゃると思います。
そんな時は「簡易温室」を作ってみるという手があります。
簡易温室には、ガラス温室を利用した立派なものもあれば、メタルラックにビニールをかぶせたもの、 ダンボールや発泡スチロールを工夫して作ったもの等、工夫次第で色々手作りする事が可能です。
今回はその中でも、少量飼育の方の場合を想定して、発泡スチロールでつくった簡単な温室をご紹介してみたいと思います。
【発泡スチロールで作る小型簡易温室】
同じ大きさの発泡スチロールを3個用意します。
3個の発泡の内、2個を底面をカッターでくり抜き、キャンプ等で使用するバーベキュー用の金網をおきます。
残り一つは一番底面になるのでそのままですが、温度源となるものを置きますので、コードの穴を開けます。 今回は電気あんかを温源に使用しました。
電気あんかの下には少しでも熱を上に上げる為に、アルミ箔シートを下に敷き詰めました。
コードの穴の隙間部分は切り取った発泡スチロール部分を少し小さくして再度はめ直すとよいでしょう。
3つそろって下のような感じです。
後は重ねて、2つの段の上に飼育する虫を置くだけです。
この温室は小さいので多数は置けません。また温源も電気あんかと比較的弱めの温源であるため、外気温が凄く寒い場合には、中が低くなる場合もあります。置く場所などを選んで、 適温になるように調整しましょう。
<理想の温度帯>
温室が完成しましたら、必ず温度テストをするようにしましょう。
どこにお住まいか、またどんな場所に置くかでも温度はかなり違ってくると思われます。
ご自分の育てる場所で、どれくらいの温度をキープ出来るかを認識しておくことは重要です。
冬場でもクワガタ、カブトムシ(主に外国産)を活発に活動させるには、
15~28℃
大きく言うと、この温度帯をキープが必要かと思います。
※飼育する虫の種類によっては活発な活動温度帯は異なります。それぞれの飼育種に合わせて更に細かく調整するなどの工夫も必要かと思います※
テスト実験してキープ温度がもう少し低いならば
・もう少し暖かい部屋に移動させる
・外側にアルミシートなどをかぶせる
・加温器を少しグレードアップさせる
・発泡スチロールの容量を少し狭くする
等の対処をして、ご自分のお住まいに合った調整法を考える必要があると思います。
<温度確認方法>
中に温度計を1つ入れて確認すると良いと思います。
弊社でも販売している「室内室外温度計」ならば、先端のセンサーの部分だけを小さな穴を開けて差し入れておけば外側からでもすぐに内部の温度が分かるので便利です。
また昔小学校の頃位に実験などでよく使っていた30cm位の長い温度計などでも発泡スチロールの上面から突き刺しておけば、外側からでも確認出来るので便利だと思います。
<通気確保>
また空気確保の為、発泡スチロール上面に小さな穴を2つ位開けておくと良いと思います。元々そこまで保温能力は高くないので、大きめの穴は避けた方が良いでしょう。
この様な感じで小型のものならば結構簡単に作れます。
飼育の数に合わせて土台を選び、それにあった温源を選択するとよいでしょう。
温度が高く上がりすぎるような温源(小型電気ヒーター)等は、 コンセントとの間にサーモを接続して温度設定をしてあげれば、 一定の温度を保つ事も可能かと思います。
また、より広く、ちょっと本格的なものを作りたいならば、例を挙げるならば下記の画像のような園芸用の温室等を使用すればより簡単に簡易温室が作れます。
一番下の棚に温源となるものを入れて後は密閉するだけ・・・。
温源とサーモを接続してコンセントに差し込めれば、容易に温度管理が可能です。
また内部に小型ファンを入れれば空気も循環して全体的にムラなく温度管理が出来るでしょう。
ご紹介したのはあくまで簡易温室ですが、以外となかなか役に立つものです。
しかし上記でも書きましたが、皆様の住んでいる地域地域によっては能力に差が出てくることもあります。
例えば北海道で使用するのと九州、沖縄で使用するのとでは全然違ってきます。
それぞれの管理する場所にあった温室作りが大事だと考えます。
しっかりと温度対策をして厳しい冬を頑張って乗り切りつつ、クワカブライフを楽しみましょう。
※この方法はあくまで私自身のやり方です。 人それぞれによって考え方や方法等は異なると思います。あくまで参考例として見ていただければ幸いです。
使用したアイテム

現在月夜野きのこ園では、毎年恒例の、ジオラマ杯が開催されております!
月虫のちっぴーがSNSの方でも紹介しております。
それでは、ちっぴーに語ってもらいましょう!
では、ちっぴー、どうぞ!!
さらに詳しい詳細内容は、こちらよりご覧頂けます。
↑
(※上記「こちら」の部分をクリックして下さい)
毎年、素晴らしい作品が数多く応募されております。
今年はどのような作品がお目見されるのでしょうか?
私Shihoも楽しみです!^^
皆さんのご応募お待ちしております!m(__)m
使用したアイテム

11月に入りましたが、先週の週末から異様に暖かい日が続いております。
宮崎では最高気温27℃と夏日を記録したようで、これは9月中旬なみの暖かさだそうです。
ここ数年の気温や環境の変化は目覚ましいものがあり、まさに予測がつきません💦
この気温上昇に便乗して、ここぞとばかりに11月の野外採集に行って来ました。
ポイントのクヌギの木の様子。。
この日は気温が高いとはいえ、さすがに木に活気がありません。。
葉はボロボロで黄色く枯れて来ています。
画像はクヌギのドングリではありませんが、世代交代を示すようにドングリたちも沢山落ちていました。。
この時期ならではの採集方法、樹皮裏やウロをチェックしていきますが、
うーん・・全くいません。。。
この数日の気温ならまだワンチャンあるかと思ったんですけどね~、なかなか厳しいようです。。
そんな中、ムベの残骸が落ちていました。
ムベはいつも紹介するアケビとは違い(同じ仲間ではあるそうですが)、熟しても皮が開かず、種の周りの甘い部分もアケビのように白っぽくなく、透明色に近い色合いをしています。
でもアケビと同様に甘さは抜群でとても美味しい秋の山の味覚の一つです。
このムベは鳥か猿にたべられたんでしょう。。
近くを探し見てみましたが、他には実っておらず、残念でした。。
秋の山の味覚の一つ、きのこも盛んに生えております。
ただし、この画像のきのこも何きのこなのかは分かりません、きのこには毒きのこも多いので注意が必要です。
このきのこは果たして食べても大丈夫なきのこなのでしょうか??
こうやって秋の様子を楽しみながら、クワガタを探している内に数時間が経過。。
なかなか見つけきれなかったのですが、
最後にようやく、
樹皮裏に潜むクワガタの姿を発見しました!
本来ならスルーするのですが、
ちょっとお顔を拝見させて頂いて、
ヒラタクワガタ♂でした。
6本の手足の内、4本が欠損と、なんとも痛々しい姿です。
でもそれでもこの夏を生き抜いてきたんでしょう。立派なものですね。
近くの草むらにフユイチゴを見つけました。
普通野いちごは春4~5月位に見かけますが、このフユイチゴはその名の通り秋~冬初頭位に見かける事ができます。
甘みがあまりありませんでしたが、みずみずしくちょっと酸っぱい味わいでした。
全く見られなくなったクワガタ達と違い、この日一番多く見かけたのが、
こちら、ナミハンミョウでした。
美しい色合いとは裏腹に、何とも強面の姿も相持つナミハンミョウ。
この時期になっても湿った地面や河原付近でかなりの数がピョンピョンと飛び交っていました。
こちらはまだまだ元気に活動しているようです。
このような感じで11月の採集を楽しみました。
本日見かけたのは、ヒラタクワガタ♂一頭のみ。。
今シーズンの本格的な採集はこれで終了のようです。。
最後に持参していたお神酒を捧げて山の神様に今シーズンの感謝を申し上げました。
本当にありがとうございましたm(__)m
2023年度のクワカブ野外採集も今回で採集納めということになりました。
今年も色んな素敵な出会いがありました。
山の神様、自然の神様、本当にありがとうございました、深く感謝申し上げます。。
フィールドにはまた今後も時折足を運んでみようと思っております。
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
使用したアイテム
最近のコメント