
先日、過去記事に「たかぴーさん」より以下の様なレスがありました。
こんにちは。
ムナコブクワガタの幼虫を初令で購入。
孵化日は不明ですが購入から5ヶ月で♀が蛹に。
残りの雌雄は蛹化する気配なし。
温度はいま16~18度。
押し入れにて飼育。
温度管理も特になし。
人が暖房つければそれで暖かくなる部屋と言うだけです。
羽化ずれしてるので、先の♀が成熟しきる前に早く蛹化してほしいものです。
いい方法ありますか?
こんにちは、たかぴーさん。飼育日記担当のShihoです。よろしくお願い致します。
ご質問は羽化ズレの件ですね。
羽化ズレ・・・確かに同じ血統兄弟内で累代飼育を考えている場合、ほとんどと言っていいほど♀が早く羽化し、♂が間に合わなくなるといったことが起きる事が多いので、同兄弟内での累代飼育を考える場合は結構深刻な問題の一つだと言えます。
兄弟の内、♀が早く羽化するのは自然の流れ的には仕方がない事なので、後はどうやって♂を少しでも早く♀の羽化に近づけさせるかですが、私が考えるには管理温度を少し上げて(常時25℃位)幼虫の成熟を早める方法が一番良いのではないかと考えます。
たかぴーさんは常温管理をされているらしいので、この温度帯をキープさせるには少し難しいかもしれませんが、簡易温室などを作ってみる等をされて対応してみては如何でしょうか?
あまりたいしたアドバイスを差し上げられず、大変申し訳ございません。
飼育環境の問題などは、なかなか難しい問題だとは思いますが、何とか早く♂の羽化が早まる事をお祈り申しげます。
今回久々にムナコブクワガタのお話が出てきましたので、ここでムナコブクワガタの飼育方法についてご紹介して見たいと思います。
【飼育種】
和名:ムナコブクワガタ
学名:Rhyssonotus nebulosus
産地:オーストラリア
これクワガタなのか?と思わせるような模様が独特の特徴があるムナコブクワガタ。体が湿っているときは真っ黒ですが、乾いてくると上記の画像のように独特の素晴らしく美しい風貌に変貌します。 小型種ながらとても奇怪かつ可愛いクワガタです。
【幼虫飼育】
まずは幼虫飼育についてご紹介して見たいと思います。
以下が私がムナコブクワガタを飼育する際のお勧め方法です。
【お勧めのエサ】
くわマット、完熟マット
【使用している容器】
500cc程度のブロー容器、300cc程度のプリンカップ
【えさ交換回数】
交換1回程度(マット劣化時などは例外)
【設定管理温度】
20~23℃前後
【羽化までにかかる大体の時間】
合計7~10ヶ月程度
飼育はとても容易な種だと言えます。幼虫飼育はマット、菌糸どちらでもOKですが、お勧めするのはマット飼育の方です。
管理温度については以前25℃管理で飼育したとき、蛹化の段階で結構落ちる個体がありましたので、少し温度を低め(20℃前後)に設定して管理したところ、蛹不全も羽化不全も少なくなってくれましたので、私的には 少し低温気味での飼育がお勧めです。
【産卵方法】
次に産卵方法についてご紹介してみたいと思います。
この種は産卵もとても容易な種だと感じます。
以下が私がムナコブクワガタを産卵させる際のお勧めの産卵方法です。
【産卵に使用する親虫】
♂♀共に熟成している個体
【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、くわマット、黒土マット
【産卵に使用する材】
直径8~10cm程度の柔らかめのクヌギ、ナラ材
【産卵に使用するお勧めケース】
クリーンケースS~M
【産卵セット期間】
セット開始後、約2ヶ月
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
感覚としては手でギュッと握った時土団子が出き、それを手のひらで転がした際に形が崩れない程度の水分量
【産卵セットの組み方】
産卵セットの組み方については上記図でご紹介したように2種類の組み方をお勧めします。
材を使用するときは柔らかめの材が望ましいです。ちなみに私の場合はもっぱら①のマットのみで産卵させます。
産卵は結構多産で、多い時は昔ならば50頭以上幼虫が取れる時もありましたが、今はもう野外個体が入ってこないため血の入れ替えがなかなか難しくなってきているので、産卵数も段々と減少気味の傾向があると思います。
如何でしたでしょうか?風変わりなとても可愛いムナコブクワガタ。その美しい模様はとても素晴らしいです。皆さんも入手できる機会がございましたら是非挑戦してみて下さいませ。
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
使用したアイテム
くわMat(昆虫マット・発酵マット), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 産卵木, 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
2016年3月1日
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昨年の野外採集の記事に「採集初心者さん」より、新しく以下の様なコメントがついていました。
初めまして、今年よりクワガタ採集に挑戦してみたいと思っている初心者です。まだ夏まで時間があるので色々と調べているところで、このサイトにたどり着き ました。 77ミリとはとてつもなく大きなミヤマクワガタですねー。このようなミヤマクワガタを取るにはどのような場所に行けばいいのでしょうか?またどのような道 具を準備すれば良いのでしょうか?
採集初心者さん、初めまして。
飼育日記担当のShihoと申します。
国産ミヤマクワガタの採集方法についてのご質問ですね。この方法などは実は過去の飼育日記の記事でもご紹介しております。今回はその記事と重複致しまして恐縮ですが、改めてご紹介してみたいと思います。
【参考画像:ミヤマクワガタ♂ 2015年度野外採集風景】
【種類】
和名:本土産ミヤマクワガタ
学名:Luxanus maculifemoratus
生息地:日本
本土産ミヤマクワガタ、昔から私が憧れる私的に国内ナンバーワンのクワガタムシです。山地性が強く、山手の少し標高が高い場所に生息しています。
私も子供の頃は採集場所は平野部に近い場所だったため、ほとんど見かけることがありませんでした。大人になり車で自ら行動出来るようになってから多く採集出来るようになりました。
では今からどのようにして採集出来るのか、 紹介してみたいと思います。
(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
5月下旬~10月上旬
ベストシーズンは6月上旬~7月中旬。昨年(2015年度)は10月23日の遅い時期にも関わらず樹液を舐める姿を確認出来ました。見かける個体数は7月が一番多いように感じられます。
【採集場所】
近くに川(水辺)が流れている。
少し高所(標高が)に近い山手。
上記の画像は標高300mm位の山間部。このような場所ではよくミヤマを見かけます。
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレ、コナラなど
(※地域によって変わると思います)
【参考画像:コナラの木】
【ミヤマのいそうな場所】
ミヤマの場合、木の枝に掴まっている事が多いです。
昼間は日差しを避ける為、葉の影などに潜んでいるようです。
木の太さは細くても太くても、どちらもいるようです。すっごく細い背丈位の木でもいることがあります。
昨年野外採集時に見つけたミヤマクワガタの♂個体。このように大きな木の幹に堂々といる時もある。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集
蹴り採集(木を蹴って落とす)
灯火採集(光に集まってきたのを採る)があります。
私の場合、ほとんどが蹴り採集です。
ポイント:一発目の蹴りは結構重要です。
最初の蹴りでミヤマがビックリして足を縮めて落ちてきます。
2回目以降の蹴りでは、今度は逆に落ちまいとしがみつくので
なかなか落ちにくくなります。大型の場合、一度しがみついたらなかなかおちないのでご注意を。
【採集する時間帯】
基本的には早朝~午前中が私的にはベスト。
蹴り採集時には落ちてくる場所が見えることが必須条件。暗くなると厳しくなる。
後は、夕方~夜間。こちらは灯火採集に向きます。ただ超大型の飛来はまれ。♀が多いです。
【採集道具】
私はミヤマを採る時は一応以下のものを使用してます。
網:伸縮出来そうな比較的長めの網がベスト
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集で直接捕獲する場合には必需品。
懐中電灯:周りが薄暗い時のルッキングや草むらに落ちた時などの必需品!
採集ケース:ルアーケース
小さなマスに一頭ずつ入れます。入れられる数は限られていますが、個別に仕切られている為にお互いに噛み合うなどの喧嘩の心配はありません。一頭一頭をきれいな状態で捕獲したい時には便利。
まとめて大量に入れることが出来ますが、ルアーケースのように仕切りがない為、中で噛み合いや喧嘩が起こる可能性があります。それでも大量に入れられるのは便利ですね
【その他の採集のポイント】
風が強い日は採集が難しいです。
強い風が吹くとミヤマは木にしっかりとしがみつくので木を蹴ってもなかなか落ちてきません。
後、雨が降っている時&降った直後も難しいです。理由は木を蹴っても葉や枝に残っている雨粒が無数に落ちてきて、どれがクワガタかどうか判断がしずらい時があります。
如何でしたでしょうか?「飼育初心者」さん。上記が私がミヤマクワガタを採集する際に目安にする事&採集する際に使用する道具です。ご参考になりましたでしょうか?
上記でも書いたているようにミヤマクワガタは低い平野部ではあまり見かけないので、少し山間部などの標高の高い場所で探す必要があります。
少し標高の高い、クヌギやハルニレ、コナラなどの広葉樹があり、なおかつ川が流れているような場所をさがしてみるとよいと思います。
それと、ご質問にもありました昨年採集したミヤマ♂77mmですが、このクラスのサイズになると、私的にはなかなかお目にかかるものではありません。
【2015年採集のミヤマクワガタ♂77.5mm】
過去にも77mmUPは数頭採集したことはありますが、本当に数年ぶりのサイズでした。ひと昔前には70mmクラスならばワンシーズンに20~30個体位は見かけていましたが、最近では本当にかなりと言っていいほど少なくなってしまいました。
でも特大サイズではなくても60mm程度あれば頭の突起もしっかりと発達した個体になりますので本当に格好がよいクワガタですよ。今年は頑張って是非ミヤマクワガタをGETしてみて下さいませ。朗報をお待ちしております。
※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。 必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、 木を切ったり、 傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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先日の日記のレスにPuffinさんより以下の様な質問を受けました。
今回はタランドゥスの産卵に関する質問ですね。
貴園からの福袋に入っていたタランドゥスオオツヤクワガタ♀を先週末から産卵床に入れていたのですが、いつもガリガリ齧っていたので、産卵材を齧っているのかと思っていたら、驚愕の事実が。
なんと、新品の分厚い壁のコバエシャッター大ケースに大穴をあけていました。人力では歯でも爪でも傷一つ付けるのが困難なプラスチックの壁が完全に貫通されていましす。
さらに驚いたのは、穴から離れたところに移してみたら、1時間後にはまた穴のところに頭を突っ込んでいた事。そこで、転倒防止用の木材を1本当てて穴を塞 いで近寄れないようにしてからまた遠くに放したのですが、更に1時間後にはその木材も退けて再び穴のところに戻って来て頭を突っ込んでいました。
これって、地形を記憶している、という事?虫なので頭悪いかと思っていたのですが、その知能と忍耐強さには感服しました。穴の開いた産卵床には戻せないので、取り敢えずまた♂と同居させています。
産卵床投入から1週間しかたっていないのですが、もう産卵って終了したと考えて良いのでしょうか?産卵木(カワラ材)1本とカワラタケ菌床1個を入れてあるのですが、若干は齧ったらしき跡があります。
まだ時間不足、という事でしたら、穴を塞いでもう一度産卵床に投入するか、新たに別の産卵床を作成しようと思っています。ご教示頂ければ幸いです。
Puffin さん、いつもレスありがとうございます。飼育日記担当のShihoです。
タランドゥスの件ですが、そうですか、利口なんですねぇ~。よほどその穴にこだわる何かがあるのでしょうかね?
産卵投入よりまだ1週間しか経過していないとのことですので、おそらくですが、まだ産卵は終了してはいないでしょう。
私ならば、穴の開いたケースを新しく替えるか、穴を塞ぐかしてもう一度そのまま同じ産卵木などでセットを組んでみると思います。
しかし産卵木などが既に結構齧られてボロボロになっているようでしたら、その場合は産卵木を交換してセットを組み直しますが、まだそこまでなっていないようならば、そのままの産卵木でも良いのではないかと思います。
この鋭く尖った頑丈そうなアゴですが、ケースをも突き破るとは驚きですね。
もしかすると固いケースを材だと勘違いしてしまっている・・・ということもないとは言い切れません。
それで、前にもお話しした事があるかもしれませんが、産卵木にもう一度♀が入る位の穴を開けて、♀を頭から直接ねじ込んでしまう手もあると思います。「これが材だよ」って強引に誘導してやる方法です。
ちょっと強引な方法に聞こえますが、結構このやり方をする方も多いと聞きますし、実際私もやったことがあります。
クワガタ飼育をしていますと、時に人間の常識では分からない事も多々出てきます。まぁそこが虫飼育の醍醐味でもあるわけですので、色々と模索しながら飼育を楽しんで頂ければ幸いです。頑張って下さいませ。朗報を期待しております。
飼育日記担当:Shiho
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少し前になりますが、昨シーズン野外で採集した国産カナブンの産卵セットの割り出しを行ってみました。今回はその時の様子をご紹介してみたいと思います。
【参考画像:色彩変化が多彩な国産カナブン個体】
【国産カナブンの産卵方法】
※今回行ったセッティング方法です※
【累代】
天然ものWD♀を使用
【使用したマット】
黒土マット
【使用した容器】
クリーンケースM
【水分量】
水分量は通常のセットよりは少な目、
マット開封後、3~4日程度水分を飛ばす、加水なし
【マットの詰め方】
ケース底面より2割程度、少し強く詰める。
上部5割程度はフンワリと軽く詰める。
【設定温度】
20℃前後
まだ割り出し前です。※ゼリーのカップは取り除きました※
しかし数的には多くはなく、合計で9頭でした。
産卵結果は上記に書いた通り9頭という結果となりました。
まだ小さいですね、令数は2令といったところでしょうか。
頭はクワガタやカブトムシに比べると小さいですね。
色合いは薄い茶色といった感じでしょうか。
私も初めて見た時には、凄く驚いた記憶があります。
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「ダニ」、こう聞くと誰しも嫌なイメージしかわきません。
ダニの参考画像
クワカブ飼育をする者にとってダニ以外にも、コバエ、線虫等は逃れられない宿命みたいなものだと考えます。
クワカブを飼育する際、飼育者はクワカブが過ごしやすい環境にセッティングするように心がけると思います。しかし、その環境はクワカブが過ごしやすいと同時にダニやコバエ、線虫などの雑虫にとってもとても居心地が良い場所なのです。
自然界ではそれらが共生しているのはごく当たり前のことです。それゆえ、クワカブを飼育する際に同時にダニなどが発生するのは宿命といっても過言ではないと考えます。
それを敢えて受け入れて飼育をするか、ダニ対策に没頭するかは飼育者の考え方ひとつだと思います。
少量のダニの発生ならばそこまでクワカブには影響は少ないと考えますが、あまりにも大量に発生した場合には何か対策を考えた方が無難でしょう。
今までもダニや線虫、コバエと色々な雑虫について紹介してきましたが、今日はそのダニについて、また改めて書いてみようと思います。
<ダニ 種類>
・クワガタナカセ(白っぽいダニ)と呼ばれるもの
・コナダニ(成虫&幼虫にこべりつくようにつく)
・ワイルド個体につく茶~オレンジ色のダニもいる。
・他多数
※ダニの正確な正式名称は分かりません
クワガタ腹部に付くダニ
上記画像の拡大画像:半透明色のダニ
上記画像にあるような白っぽいダニより下記画像にあるオレンジ~茶色のダニの方がより良くないと聞きます。
またサタンオオカブトやネプチューンオオカブトで、親が天然もので産卵した時には、卵をすいとってしまう真っ白なまん丸のダニが良く付いていま す。
このダニの名前は分かりませんが、割り出した時卵の直ぐ横にいる場合が多いです。
結構大きいダニですので肉眼でもハッキリと見つけられます。このダニがいたら要注意です。
このダニは卵を吸い尽くすと言われており注意が必要です。
<ダニ対策&駆除方法>
・マットなどにダニがある程度発生した時点で交換をする。
・ダニが嫌う針葉樹系のマットに変える(成虫管理の場合)
・ケース内のマットに木酢液をかける
・市販されているダニ退散スプレーなどをかける
・飼育するケースなどの下にダニ除けシートを敷いてから置くようにする。
・飼育するケースなどの近くにダニ取りシートなどを置くようにする。
<ダニのクワカブへの影響>
少量のダニならば、さほど影響はないと考えますが、
あまりにも大量に発生してしまった場合はクワカブ生体にもよくはないと考えます。
特に注意が必要なのが体にびっしりとこべりつくコナダニ系です。
大量に発生した場合は体に隙間ないくらいくっつきます。
これによって呼吸穴である「気門」が塞がれてしまうことがある場合がありますので、注意が必要です。
<ダニを直接取り除く方法>
あまりに生体にダニが目立ってきたら、柔らか目のブラシ(歯ブラシ)などで取り除くと効果的です。
しかし目で見て全部取り除いたといっても羽の裏や関節の隙間などに隠れている場合が少なくはありません。
少し様子を見ながら定期的にブラッシングして、ダニの増加を防ぎましょう。
人によっては水をちょろちょろと流水しながらブラッシングするかたも多いようです。
<ダニの人間への影響>
私は個人的に20年近く飼育をしていますが、ダニが原因で皮膚などに病気を持ったことは過去一度もありません。
これだけ長く、しかも多くの虫と一緒に活動しているわけですから、人間に害があれば、とっくに何か影響が出ているはずだと思います。
それゆえ、ダニの人間への影響ですが、クワカブにつくダニは人間へはほとんど影響はないのではないか?
というのが私個人の考えです。
一概にダニといっても何万という種類がいて、クワカブにつくダニは、あくまでクワガタにつき、それなりに理由があってくっついているのでしょ う。、
とはいってもダニがくっついてしまうのは、見ていて気持ちの良いものではありません。
クワカブを飼育した後は必ず手を洗い、可能ならばシャワーでも浴びて全身をキレイにしてさっぱりした方が良いと思います。
如何でしたでしょうか?
先にも書きましたが、ダニの好む環境はクワガタ&カブトムシも好む環境にあります。クワカブを快適に育てようとすると、そこにダニが集まって来てしまうのも仕方がないことなのではないかと私は考えます。
勿論過剰に発生してしまったダニに対しては、何かしらの対処が必要だとは思いますが、カブトムシ愛、クワガタ愛を持って飼育するという事は、時にダニやコバエをも一緒に享受する余裕をも持つ。そんな気持ちも時には大切かなぁと思ってしまいます。
※今回ご紹介する考えや対策、方法はあくまでも私:Shihoが個人的に行っている&考えていることであり、絶対に確実な方法や事実とは断言は出来ません。あくまで一例としてご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。ご了承下さいますようお願い申し上げます。
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以前、この飼育日記上の過去記事で、「日本のクワガタムシ♂、♀の見分け方」の記事をご紹介させて頂きました。
その時は、
【国産オオクワガタ】
【本土ヒラタクワガタ】
【スジクワガタ】
【本土コクワガタ】
【本土ノコギリクワガタ】
【本土ネブトクワガタ】
【アカアシクワガタ】
【ミヤマクワガタ】
【ヒメオオクワガタ】
上記9種類のクワガタについてご紹介させて頂きました。
今回、新しく
【マダラクワガタ】の個体を入手し、画像が出来ましたので、改めてご紹介と共にアップさせて頂きたいと思います。
【マダラクワガタ】
♂
【体長】
4~6mm
【体の特徴】
全体的に卵型で、体高がある。
♂は小さいながらも大アゴがある。
体色は黄土色~黒褐色系。
背中には金色の毛が生えている。
【採れる場所】
500~1500mクラスの標高の高いブナ帯に見られる。
成虫&幼虫共に赤枯れした朽木の中、もしくは周辺で生活している。
コナラ、ミズナラ、ブナ、アセビ、カツラなどの赤枯れした朽木より斧などによる材採集により採集出来る。
朽木の上を成虫が徘徊することもあるらしいが、とても小さく、保護色などにより見えにくいのでルッキングで成虫採集することは難しい。
【有効な採集方法】
コナラ、ミズナラ、ブナ、アセビ、カツラなどの赤枯れした朽木からの材採集がメインとなる。
【活動期間】
幼虫で1~2年を過ごし羽化した後、そのまま蛹室内で越冬する。春から活動を開始する。朽木の外にはあまり出ず、朽木内で繁殖~羽化を繰り返すことも多い。
【採れる時間帯】
基本的に材採集なので、時間帯は問わないが、昼間が普通。
【マダラクワガタ】
♀
【体長】
4~6mm
【体の特徴】
全体的に卵型で、体高がある。
♀は♂のようにアゴが目立たない。
体色は黄土色~黒褐色系。
背中には金色の毛が生えている。
【採れる場所】
500~1500mクラスの標高の高いブナ帯に見られる。
成虫&幼虫共に赤枯れした朽木の中、もしくは周辺で生活している。
コナラ、ミズナラ、ブナ、アセビ、カツラなどの赤枯れした朽木より斧などによる材採集により採集出来る。
朽木の上を成虫が徘徊することもあるらしいが、とても小さく、保護色などにより見えにくいのでルッキングで成虫採集することは難しい。
【有効な採集方法】
コナラ、ミズナラ、ブナ、アセビ、カツラなどの赤枯れした朽木からの材採集がメインとなる。
【活動期間】
幼虫で1~2年を過ごし羽化した後、そのまま蛹室内で越冬する。
4月位から活動を開始する。朽木の外にはあまり出ず、朽木内で繁殖~羽化を繰り返すことも多い。
【採れる時間帯】
基本的に材採集なので、時間帯は問わないが、昼間が普通。
マダラクワガタ、とても小さくクワガタとは到底呼べないような感じのするクワガタムシ。
上記でもご紹介したように500~1000m以上のブナ帯に生息。成虫も幼虫も赤枯れした朽木内で生活しており、通常ではまずお目にかかることはほとんどない。
よって採集方法もルッキング採集ではなく、材割り採集での採集がメインとなるなど、なかなか初心者の方にはハードルが高い部分があります。
私も野外採集(昆虫採集)でマダラクワガタは採集した事があります。その時は標高800m位のブナ帯で、赤枯れした材より成虫、幼虫共に多数見つけました。肉眼でも見にくいクワガタですが、発見した時の喜びは今でも覚えています。
※今回ご紹介したマダラクワガタ♂、♀の特徴は、前の日記の「日本のクワガタムシ♂の見分け方」「日本のクワガタムシ♀の見分け方」の記事にも追加でアップしております。また再度合わせてご覧頂ければ幸いです。m(_ _)m ※
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飼育日記のレスに「Puffinさん」より以下の様な質問がありました。
今回は相談です。先日オオクワガタ2令幼虫が12頭中9頭★になってしまった「青かび」です。オオクワガタのボトルは除去したのですが、今度はその隣のニジイロクワガタ(ホワイトアイ)2令幼虫のボトルにも感染が増大しました。1月11日に交換したばかりのボトルでしたが、1ヶ月もたたないのに青カビがあっという間に充満。結局、4頭中3頭が★に、残りも虫の息で駄目かも知れません。
感染が起きているのは、2台ある冷やし虫家の内の1台の中です。カビが生えるのは菌糸ボトルだけで、一緒にマット飼育しているヤマトサビやパプキンには、影響がありません。
何か対策はないでしょうか?感染したボトルは、煮沸消毒するか廃棄するかしています。最終手段としては、冷やし虫家内をアルコールなどで消毒するしかない?
貴園でこうした問題は発生していないでしょうか?もし何か対策を講じているのなら、ご教示頂けると幸いです。
Puffinさん、いつもレスありがとうございます。
「青カビ」の問題ですね、この問題も飼育者の皆様よりよくご質問を受けることが多いです。
「青カビ」、時折どこからともなくやって来て菌糸ビンやマット、ゼリーにまで発生することのある厄介な菌です。しかも「トリコデルマ」などという毒素を出すこともあるらしいので、更に厄介ですよね。
【参考画像:菌糸ボトルに蔓延した青カビ】
【参考画像:青カビが発生した菌糸ボトル断面】
今回は「青カビ」が発生した際、どのような対処を取れば良いのかをご紹介してみたいと思います。
※ここからご紹介する考えや対策、方法はあくまでも私:Shihoが個人的に行っている&考えていることであり、絶対に確実な方法とは断言は出来ません。あくまでご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。ご了承下さいませ。
<菌糸ボトルに青カビが発生した場合の対処方法>
①青カビが発生した菌糸ボトルを見て、ほぼ全体的に「青カビ」が広がっていれば、菌糸ビン自体を全交換。中身の菌糸は全て廃棄、ボトル自体も完璧な殺菌消毒または廃棄処分する。
②側面や上面に1~2か所だけ「青カビ」が発生し、取り除ける範囲であれば、スプーンなどでキレイに取り除く。それでも取り除いた容器の内側に「青カビ」が付着し、残っているならば、アルコール無しの普通のティッシュなどでキレイに拭き取る。
③菌糸ボトルの外側も消毒用アルコール(エタノール等)でキレイに拭き取る。付着菌を取り除く為。
※この時、あまり多量のアルコールで拭き取らないこと。菌糸自体もアルコールには弱い性質があるため多量を服用するのは避けた方が無難だと考えます。
④密閉した空間(冷やし虫家や簡易温室など)内で管理していた場合ならば、一旦全てボトル等を外に出した上で、中をキレイにアルコール消毒(軽くスプレーして噴霧したり、拭き取る等)し、中が完全に乾燥したのを確認してから再度入れ直す。
⑤広い空間内で飼育管理している場合は、消毒用アルコール(エタノール等)を噴霧することで多少なりにも空気中に浮遊する浮遊菌からの対策となると考えます。しかし菌糸自体もアルコールには弱い為、あまり多用はしない方が良いと考えます。
如何でしたでしょうか?
上記が私が考える「青カビ」が発生した時の対処方法です。
菌糸ボトル内等だけで発生が留まっていれば、それを廃棄すれば解決するので対処も容易なのですが、既に浮遊菌として空気中に青カビの菌が漂っている場合は厄介だと考えます。
上記でも書いたように消毒用アルコール(エタノール等)を噴霧することで、多少なりにも効果はあるとは思いますが、空気中の浮遊菌を完全に全滅させるとは考えにくいです。
その場合、消毒はしたが、またしばらくしたら「青カビ」が発生したという事も十分考えられることだと思います。
なかなか根絶は難しく、その都度根気よく対処していくしか方法は無いように思われます。
あくまで私的考えであり、対処法でありますので、あまり参考にならない事もあるかもしれませんが、御理解&ご了承頂ければ幸いです。
それともう一つ質問がありました。
先日アドバイス頂いた、産卵木(霊芝材)を分割するのは、薪を割るように縦割りにする、という事でしょうか?その場合、割った断面を外に露出させた方が良いのかそれとも外側の円形部分が露出するように配置した方が良いのか、迷っています。ご教示頂けると幸いです。
材をスライス状にすると話したことですね。
そうです、薪を割るように縦割りします。詳しく言うと、
①1本の材を縦割りします。
②どちらを上にするかはどちらでも構わないと思いますが、私の知り合いは円形部分の方を上面にしています。
こんな手順です。
ご参考にして頂ければ幸いです。
Puffinさん、今回もご質問ありがとうございました。どうぞ「青カビ」に負けずに頑張って下さいませ。また今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
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先日、お電話で質問を受けた際に、昨年より飼育を始めたお客様より以下のような質問を受けました。
「昨年の夏に息子と山へ行き、クワガタ、カブトムシを捕まえました。みんなまとめて一緒の昆虫ケースで飼っていました。冬が来て、山で捕まえて来た虫達も全てご臨終になり、ケースを片付けようとしたところ、昆虫マットの中に幼虫がいました。7頭ほどいましたが、一緒に飼っていたため、カブトムシかクワガタなのかよく分かりません。分かる方法はありますか?」
この手の質問は毎年夏が終わると、よく聞かれます。
実は以前の飼育日記内でも同じような質問に対して回答しております。内容的には同じ文面になりますが、改めてご紹介してみたいと思います。ご了承下さいませ。
クワガタの幼虫とカブトムシの幼虫では、見かけだけでも国産&外国産共にかなりの相違点があります。
以下の文章&画像でご紹介しますので、御覧下さいませ。
ちなみに参考例として挙げるのは
①カブトムシ(ヘラクレスオオカブト)
②クワガタムシ(アンタエウスオオクワガタ)
の幼虫になります。
【全体図比較】
構図的に②のクワガタの方が大きく見えますが、実際は①のカブトムシの方が2倍以上大きいです。
カブトムシの方が気門(身体に見える点々です)は大きくはっきりしています。
また②のクワガタの方が多少黄色っぽいのは3令の後期にあるためです。
幼虫は初令~2令~3令中期までは①のように白い色合いをしています。
これが蛹化が近づく3令後期になると②のように体色が黄色がかってきます。
【体毛比較】
【頭部比較】
次に頭の色合いの違いです。
簡単に言うと、クワガタはオレンジ(だいだい)色、カブトは黒っぽい色(こげ茶)色をしています。
【お尻(肛門)での比較】
最後にお尻(肛門)の形です。
ここは決定的ですね。カブトムシは横に割れ、クワガタは縦に割れます。
以上この様な点から、クワガタかカブト、どちらの幼虫か判断出来ると思います。
また参考までにですが、カナブンの幼虫の画像(※クロカナブンの幼虫になります)も何点かありますので、クワガタ、カブトムシの幼虫と比較するために、ご紹介してみたいと思います。
【カナブン幼虫の全体図】
【カナブン幼虫の体毛】
かなり毛深いです。毛も長くフサフサしているような感じがあります。
【カナブン幼虫の頭部】
カブトムシ:こげ茶色
カナブン:薄茶色
あくまで私の主観では御座いますので、個人的には多少なりにも相違点があるように感じるかもしれません。もし宜しければ、ご参考にして頂けますと幸いです。
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先日の日記のレスにお二人の方から以下の様な質問レスを受けました。それぞれご紹介してみたいと思います。
【リッキーさんからのご質問】
アッチョスネブト(南スラウェシ)の産卵セットを教えてください。お願い致します。
リッキーさん、ご質問ありがとうございます。
アッチョスネブトですか~、懐かしいですね、数年前に飼育した事があります。
ただ残念ながら当時の個体や割り出しの画像は残っていません。文面のみになりますが、産卵セットの方法をご紹介してみたいと思います。
<アッチョスネブト産卵セット時の方法>
【お勧めのマット】
黒土マット、次点に完熟マット
【お勧めの容器】
クリーンケースS~M程度
【水分量】
手で握って土団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】
ケース底面7割程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】
25℃前後
手順を示した参考画像がありますので、それと共に合わせてご紹介して見たいと思います。
マットを大きなケースに出します。
お勧めは黒土マット。次点に完熟マットでしょうか。
クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了
過去にアッチョスネブトを産卵させた際は上記の様なやり方でセットを組みました。その時は確か30頭程幼虫が取れた記憶があります。
アッチョスネブトは過去の日記でご紹介しているとばかり思っていましたが、確認してみるとこの種の紹介はまだだったみたいです。もしよろしければご参考までに見て頂ければ幸いです。ご質問ありがとうございました。
次にもう一つの質問、
【dorcus rectusさんからのご質問】
ネブトクワガタに関する質問なのですが月夜野きのこ園様の黒土マットと完熟マットを国産の本土と離島のネブトクワガタの産卵に使いたいとおもっているのですが、産卵の時どちらのマットを使えばよいか困っています アドバイスをいただけると幸いです。
【参考画像:本土ネブトクワガタ小型♂と♀個体】
dorcus rectusさん、レスありがとうございます。
あくまで私のやり方&好みになってしまいますが、私の場合、本土ネブト、及び離島ネブトクワガタをセットする時は、主に現時点では黒土マットを利用しています。
黒土マットが登場するまでは完熟マット主体で産卵させて来ましたが、黒土マットで産卵セットを組んだ方が感触的に良かったので今はそのようにしております。
最近では日本のネブトクワガタだけではなく、外国産のネブトクワガタもほとんど黒土マットでセットしています。ただ人によってはお好みもあると思いますので、ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
如何でしたでしょうか?今回はネブトクワガタに関するご質問の返答をさせて頂きました。リッキーさん、dorcus rectusさん、ありがとうございました。
この飼育日記をご覧の皆様、いつもレスありがとうございます。飼育や採集に関する疑問や結果報告等々、皆様からのご指摘を受けて改めて私もご一緒に勉強させて頂いております。
また飼育初心者の方から飼育に関する探究心や情熱をお聞きすると、私も初めて飼育をやり始めた頃の気持ちに還るような気持ちになり、また新鮮にクワカブに向き合えるような気がします。私も一飼育者からの考えや経験で話しておりますので、何かと至らない点がありますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
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先日の日記のレスにPuffinさんからコメントがありました。
※Puffinさんからのレスは赤文字で記載しております※
霊芝材とカワラ材の両方を用意しているのですが、
石のように硬い霊芝材に穴をあけようと思っています。
レスいつもありがとうございます。
飼育日記担当のShihoです。
このことなのですが、「石のように固い」とは、霊芝材の断面の固い部分の事ですよね?
勿論そのまま固い断面に穴(♀がも入っていける位)を開けるのも良いと思いますが、私の場合は固い断面は全てノコギリでカットするようにしています。
そしてその上で現れた柔らかい断面に穴を開けるようにしています。
ただ霊芝材って、外側からでは分からないことが多く、ものによっては凄く柔らかくなっている場合があるんです。
もの凄く柔らかかったりする場合は、断面を切断するとバラバラになる可能性もあるので、少し切って材の柔らかさを見てから判断するようにすると良いかもしれません。ちなみに私は断面だけではなく、側面の材の皮も剥がします。
しかしネットなどで調べるとそのまま切断せずに穴だけ開けてセットを組んでいる方も多いようです。あくまで私のやり方ですので、ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
メタリフェルは霊芝材2本の予定
それとメタリフェルは霊芝材を使用するのですね。
私はもっぱらマットのみで産卵させますが、勿論材を使用しても大丈夫です。
しかし霊芝2本とは贅沢な産卵セットになりそうですね~。
メタリフェルの♀自体はとても小さいので、1本を半分に割ってセットしても良いかも知れません。材は柔らかい方が良いと思います。
以前ホソアカクワガタを中心にやっている方から聞いた話では、材を入れてセットする時は、半分、もしくは3等分してスライス状にして入れるという話を聞いたことがありました。
しかしそれは勿論、あくまでもお好みですので、Puffinさんが思う様にトライして下さいませ。
またレス内文章では、
昨日も、最初の産卵成功した久留米産オオクワガタ幼虫の菌糸ビン交換を行ったのですが、1週間前にはだいぶ食痕があったけど時間がなくて延び延びになって しまい、昨夜冷やし虫家から取り出してみたらたった1週間の間にかなりのビンに青カビが発生しており、10頭の幼虫の内7頭を★にしてしまいました (涙)。大きい個体は20g超えだったのに、残念でなりません。カビが生えたから死亡したのか、死亡したからカビが生えたのか、因果関係は不明ですが、もう少し早く手を打ってあげていれば…と後悔しています。
オオクワガタ幼虫は残念でしたね。
アオカビは「トリコデルマ」という毒素が出る菌の一種の場合がありますので、注意は必要ですが、しかし1週間の間に★になるとは急激な展開ですね。幼虫20gならば、縮まずに羽化すれば70mmってところでしょうか。残念なお気持ちよく分かります。
こうした失敗を繰り返して少しずつ成長していくのでしょうか。★になった仔たちの犠牲を無駄にしないよう、色々な経験や調べた情報を毎日綿密にノートに記録をつけており、もうすぐ50P一冊書き終えるところです。
素晴らしい!!残念失礼な言い方かもしれませんが、まさにその通りだと思います。その尽きる事のない探求心は立派だと思います。
いやぁ、しかしPuffinさんも次々と種類が増えて来ていますね~。
私も最初に飼育を始めた時は、どんな種類にも興味が沸き、次々に飼育数が増えていき、止まらなくなっていました。
子供の頃に図鑑でしか見る事の出来なかった外国産クワガタやカブトムシ達が目の前で飼育出来るのですからね~。毎日が感動の連続でした。
勿論今でもクワカブ飼育の楽しさは変わりませんが、今思えばこの頃が一番楽しく、ワクワク、ドキドキしてほんの些細な事にも一喜一憂していたのを思い出します。
それではそれぞれ良い結果が出るのを楽しみにしております。
頑張って下さいね。朗報期待しております!(^^)
飼育日記担当:Shiho
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