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ブリードもの的には少し時期ハズレに羽化してきたケンタウルスオオカブト達の羽化報告です。 【ケンタウルスオオカブト♂85mm&83mm】 【飼育種】 和名 ケンタ...続きを読む

ブリードもの的には少し時期ハズレに羽化してきたケンタウルスオオカブト達の羽化報告です。

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【ケンタウルスオオカブト♂85mm&83mm】

【飼育種】
和名:ケンタウルスオオカブト
学名  Augosoma centaurus

産地:アフリカ産
累代:F2

【羽化体長】♂85mm&83mm
【使用したエサ】完熟Mat
【使用した容器】 ♂♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約16ヶ月(合計18ヶ月程度)

まいどおなじみ、アフリカの雄、ケンタウルスオオカブトです。今回の個体は完熟Mat で羽化させました。前回紹介した個体はきのこMat で飼育した個体でした。その時の方が若干体長も大型でしたが、完熟Mat 飼育でも角の特徴などはしっかり出て、遜色ない成長だと思います。

アフリカは大型カブト種が少ないですが、このケンタウルス種は光沢、体格共に立派で、しかも非常に飼い易い種です。 是非機会がありましたら飼育してみるのも楽しいですよ。ちなみに産卵も非常に多産で良く産んでくれます。ちなみに参考までにですが、今の段階(F1~F2個体)では、野外もの天然個体達よりも累代ものの方が産卵数は高いようです。

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日記を御覧の皆様、飼育担当のshihoです。私事で恐縮なのですが、急用が発生しておりましてなかなか更新出来ずに申し訳御座いません。もう少しご迷惑をおかけするかと...続きを読む

日記を御覧の皆様、飼育担当のShihoです。私事で恐縮なのですが、
急用が発生しておりましてなかなか更新出来ずに申し訳御座いません。もう少しご迷惑をおかけするかと思いますが、出来る限り時間を見つけて更新していきたいと思っておりますので御理解&御了承頂けますと幸いです。本当にすみませんです。

さて、この間の日記の記事にコメントが付いていました。

【パプキンさん】
>shihoさん、こんにちは^^
オキシかなりでかいですね!^^
質問なんですが、アスタコイデスとオキピタリスは、材にも産むんでしょうか?

御質問ありがとうございます。(^^)
アスタコイデス、オキピタリス共に材にも産みます。マットでも産みますが、柔らかめの材を入れるとよく産んでくれます。
私も両方やった事がありますが、アスタコイデスはマット傾向が強く、オキピタリスは材を入れたほうが良く産んでくれました。
あくまで傾向ですが・・・。(^^)

【まーぼーさん】
>オキシを飼育されている方だいぶ減ってきていますが、
やはり大きなサイズの♂は迫力がありますね^^
うちは最近、幼虫飼育にも完熟マットを使用していましたが、きのこマットは大きな個体を狙うにはこっちの方がいいんですね!
次回からオオカブトにはきのこマットを使用してみたいと思います。


レスありがとうございます。そうですね、ヘラ系もヘラヘラを飼育されている方が大部を占めているような傾向が強いみたいですね。オキシ、エクアトなどほんと今はあんまりみかけませんよね。

マットの件ですが、確かに私の飼育上ではきのこMat
の方が大型が出る傾向が強いような感触がありますね。

【プルートさん】

>毎度質問ばかりで申し訳ないのですが…
今回は幼虫の羽化不全について質問がありまして、shihoさんにアドバイス頂きたいなと思っております。

我が家では羽化不全が多発しておりまして、
前蛹が蛹になる直前で死亡してしまうケースがおおく幼虫時の皮を脱げずに死亡してします。
過去にも同じ経験が数多くありますが今回はグラントシロカブトの♀2匹が残念ながら羽化不全となってしまいました…
原因は不明ですが前蛹は人工蛹室に移動させて管理をしてました。
また前蛹を頻繁にいじったりすることなく特に様子を見る程度でした。
室内管理ですが温度管理はせず、20℃は保っていたかと思いますが少し低かったりした時もあった気がいたします。
湿度は人工蛹室を軽く霧吹きで湿らせて使用しました。
このようなケースの羽化不全は人工蛹室の作成した形が悪い場合、また湿度や温度が低かったりした場合におこるものなのでしょうか?

現在我が家にはオキシデンタリスを含めレイディやヘラクレスの幼虫が前蛹となってぃるので今後どの様に管理していったらよいでしょうか?

プルートさん、レスありがとうございます。

>我が家では羽化不全が多発しておりまして、
前蛹が蛹になる直前で死亡してしまうケースがおおく幼虫時の皮を脱げずに死亡してします。


なるほど、これは羽化不全の前の蛹化不全ですね。
蛹化不全とは名前の通り、完全な蛹に成れずに奇形になったり、あるいは蛹の段階で死亡してしまう事を言います。

蛹化不全になる場合、私的には以下のパターンを考えます。

蛹室が不完全な為に起こる場合

まずこれは幼虫が蛹化前に自ら形成する蛹室が、何らかの原因で不完全な蛹室を作ってしまった為、
そこで蛹化しようとした際に不完全な蛹になってしまったというパターンです。

蛹化する前に幼虫の成長段階で何らかのダメージを既に受けてしまっている場合

これは幼虫を飼育する段階(1~3令終期まで)で何かしら幼虫がダメージを受けてしまっていて、
蛹化する際に完全な蛹になる力が残っていなかったり、どこかの部分が不完全なまま蛹を形成したりするというパターンです。

蛹化する管理温度が本来の蛹化温度と大幅にズレてしまっている場合

蛹化するには何らかのスイッチが必要な場合があります。例えば日本のクワカブなんかは春を感じると蛹化(例外な種もあります)しますし、
蛹化する前には管理温度を少し上げるという話はよく聞きます。

何も不具合がないのに蛹不全になる場合

これは文字通り、形成された蛹室、幼虫飼育期間中の状態など何も問題が無かったのになぜか不全になってしまうパターン。
これには何といった原因は分からず、突発的なものとしてもたまに見られます。(蛹化不全ではないけど、突然死というのはよく聞く話です)

上記に挙げたパターンが私が思う中での蛹化不全になるパターンです。今回のプルートさんのやり方的には何も間違った所は見られません。
管理温度も20℃ならば問題ありませんし、人工蛹室に移したのであれば、蛹室の不完全もないでしょうから・・・。
あと考えられるとすれば、私が上に上げたのパターンです。

ただこれはあくまでも私的な考えですので、人によってはまた違う見解もあるかもしれません。ご参考程度に聞いて頂けますと幸いです。

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2009年12月11日

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今年もいよいよ最終月、12月に入りました...続きを読む

今年もいよいよ最終月、12月に入りました。 今回の羽化報告は久しぶりのヘラクレス種の登場です。 【ヘラクレス・オキシデンタリス♂150mm】 【飼育種】 和名 ...続きを読む

今年もいよいよ最終月、12月に入りました。
今回の羽化報告は久しぶりのヘラクレス種の登場です。

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【ヘラクレス・オキシデンタリス♂150mm】

【飼育種】
和名:ヘラクレス オキシデンタリス
学名:Dynastes hercules occidentalis

【羽化体長】♂150mm
【使用したエサ】完熟Mat
のみ

【使用した容器】
クリーンケースS

【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約12ヶ月(合計14ヶ月程度)

今回のオキシデンタリスは完熟Mat
のみで羽化させました。 体長も何とか150mm(お尻含めですが)をクリアしてくれてほっとしています。きのこMat
と比べると若干栄養価の面では劣ると思われがちですが、じっくりと育てれば比較的大型は羽化してくれるようです。

前の日記でも書きましたが、産卵には黒土Mat
完熟Mat
。幼虫飼育にはきのこMat
とうのが今の所ではベストの選択だと思っておりましたが、超大型を目指す必要が無ければ幼虫飼育でも完熟Mat使用で150mmクラスは出るようです。
でもやはり超特大を狙うならばきのこMatの方が向く傾向があるという感触があります。
後は設定温度はやはり少し低め設定にした方が伸びやすくなるみたいです。

またこの個体は
クリーンケースS
で飼育しましたが、蛹室はケースの短めの方向に作ってしまった為、人工蛹室で羽化させております。(^^)

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先日までセット完了し、採卵していましたヒ...続きを読む

先日までセット完了し、採卵していましたヒルスシロカブトの卵の孵化報告をしようと思います。 【ヒルスシロカブトの参考画像】 【産卵に使用した種】 和名 ヒルスシロ...続きを読む

先日までセット完了し、採卵していましたヒルスシロカブトの卵の孵化報告をしようと思います。

ヒルスシロカブト

【ヒルスシロカブトの参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ヒルスシロカブト
学名:Dynastes hyllus

産地:メキシコ
累代:CB

この産卵でのセット方法&結果は以下の通りでした。

【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始10/18~11/4(17日間)
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。


産卵

クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

【産卵の数&孵化数等の結果まとめ】

【産卵結果:1回目】卵 41卵+幼虫1頭 内孵化31頭 
【産卵結果:2回目】卵 33卵、内孵化30頭
【産卵結果:3回目】卵 10卵、内孵化4頭

今回のヒルスシロカブトの産卵をまとめると、合計3回の割り出し(採卵)で、

採卵 84卵 内孵化65頭 
孵化率:77%


という結果でした。
孵化率は何とか7割を超えましたので、まずまずの受精率ではなかったかと思います。1回目&3回目の卵よりも2回目の卵の方が孵化率も高く、
安定した結果が出ました。産み始めと産み終わりの卵は受精率が低くなるのでしょうかね・・・。

以上長期に渡ってご報告してきたヒルスシロカブトの産卵セット報告はここにてひとまず終了です。
後はまた幼虫飼育でのご報告していきたいと思います。(^^)

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だいぶ前の日記(2008/1/21)にな...続きを読む

だいぶ前の日記(2008/1/21)になるのですが、かいとパパさんより以下の質問レスをもらい受けました。今日は久しぶりにヘラクレス等の角曲がりについて述べてみた...続きを読む

だいぶ前の日記(2008/1/21)になるのですが、かいとパパさんより以下の質問レスをもらい受けました。今日は久しぶりにヘラクレス等の角曲がりについて述べてみたいと思います。

 

Shihoサン、皆さん、毎回初心者にも分かりやすい日記、 参考にさせて頂いてます。ひとつ教えて頂きたいのですがヘラヘラに関して、蛹に成って角等が曲がって居る場合『露天堀り』あるいは『人工蛹室』に移しても真直ぐには戻らないのでしょうか?戻らないとしたら初心者の私は大きいケースを用意するのが得策でしょうか?

 

かいとパパさん、レスありがとうございます。(^^) まずはかいとパパさんの質問からお答えしようと思います。

 

>ヘラヘラに関して、蛹に成って角等が曲がって居る場合『露天堀り』あるいは『人工蛹室』に移しても真直ぐには戻らないのでしょうか?

 

残念ながら蛹になってしまってから後では角曲がりは戻りません。昔私も無理に戻そうとして軽く角を押し戻した所、簡単にペキッと折れてしまい中から透明の体液が出てしまい死亡させてしまった苦い経験があります。角曲がりを防ぐには蛹化前にきっちりとした対策を立てるしかないみたいです。

 

>戻らないとしたら初心者の私は大きいケースを用意するのが得策でしょうか?

 

そうですね・・・小さいケースよりは大きいケースの方が無難だと思いますが、その大きいケースでも蛹室を四隅の角に作ってしまい蛹室の「窓」がケース側面より見えた場合にはやはり人工蛹室等への移動が必要となってしまいます。勿論小さいケースを使用するより確率的には良いとは思いますが、絶対とは言い切れないということです。

 

ではどうすればよいのか・・・。
確実な絶対策はありませんが、私なりの案をいくつか挙げて見たいと思います。

 

出来るだけ大型のケースで飼育する

 

【長所】

・蛹室を作る際、隅につくる確率&不完全な蛹室を作る可能性が低い。

・頻繁にチェックしなくても比較的安心して見守れる

 

【短所】

・ゆとりを持つ大きさを保とうとするとかなり大きなケースになってしまう。その為、スペース、マット量等の問題発生する。

 

小型のケースでもよいので蛹化前には頻繁にチェックし、蛹室の位置が悪い場合には人工蛹室へ移動させる

 

【長所】

・小ケース(Sケース)等で管理する場合には省スペース&少量のマットで管理できる。

 

【短所】

・不完全な蛹室を作る可能性が高くなる。

・不完全な蛹室を形成した場合、前蛹時期に個体を取り出さないといけない為、その見極めが難しい。

 

一方向だけにしか蛹化させないような縦長の極端なケースに入れて蛹化させる

 

【長所】

・小ケース(Sケース)等で管理する場合には省スペース&少量のマットで管理できる。

・頻繁にチェックしなくても比較的安心して見守れる

 

【短所】

・その様なタイプのケースがかなり入手しずらい。

 

いかがでしょうか。上に述べたのが私(shiho)的に考える角曲がりを無くす為の長短所です。どれも一長一短での難しさがあると思います。

 

また何でもかんでも人工蛹室に移した方がいいというわけではありません。やはり自然の蛹室に勝てる蛹室はないと思います。自然に作った蛹室が完璧ならば言うことはありません。でもそんな完璧に見える蛹室でも羽化不全などの問題が起こるケースは多々あります。その事に関しましては2008/1/21の日記にて詳しく述べていますのでこちらを御覧下さいませ。

 

角曲がり、蛹化不全・・・それを防ぐには色々な考え方や方法があると思います。それでも絶対に大丈夫だと言える方法がないのも事実だと思っています。この問題もなかなか難しいですよね。

クワカブ飼育はまさに奥深しですね。(^^)

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2009年11月23日

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先月10/30の日記にてクワカブ飼育の永...続きを読む

先月10/30の日記にてクワカブ飼育の永遠のテーマとも言える「コバエ・ダニ・線虫についての考え」について書きました所、皆様より以下のレスがありましたのでご紹介致...続きを読む

先月10/30の日記にてクワカブ飼育の永遠のテーマとも言える「コバエ・ダニ・線虫についての考え」について書きました所、皆様より以下のレスがありましたのでご紹介致します。

 

【お金はかかるけど さんのレス】

 

どのマットからもハエが発生するということですが まったく発生しないマットもあります。コバエシャッターなどのほぼ外部からハエが侵入できない状態のケースからハエが発生するのは、やはり製造過程でハエが産卵しているということだと思います。で、対策ですが、冷凍が一番だと思っています。レンジでチンか、冷凍の二つが最強部類の対策だと思いますが私はレンジでチンはくさすぎて耐えられなかったので、冷凍することにしています。冷凍ごときでハエは死滅しないという人もいるのですが、一度凍らして、解凍。もう一度凍らす・・・と2回繰り返して見たところこの一年、ケース内にハエが発生したことはありません。一度だけ凍らした場合は少量ですがハエが発生したので2度凍らすと完璧という結論になりました。ただ、家族の食材がある冷蔵庫だとマットを入れるのは少し難しいかなぁと思うのでフリーザーを購入することをお勧めします。まぁ、虫のためにそこまでできる人はごく少数だと思いますがw

 

レスありがとうございます。レンジでチンの熱処理は聞いていましたが、冷凍という方法もあるのですね。これは勉強になりました。後はおっしゃる通りそれ専用の冷蔵庫があればいう事無しですね。

 

【ソメ さんのレス】

 

私も、常にクワカブ飼育では、コバエ、ダニ、センチュウに悩まされ日々苦闘しております。ケースにハエトリグモを入れたり、コムカデを入れたりしてそれなりにコバエに対しては効果を得ています。しかし、センチュウについてはまったくその対策が見つかりませんでした。最近になってウィキペディアより次のような記述を見つけました。

「ヒラタケ科に属するヒラタケ属(Pleurotus)とヒメムキタケ属(Hohenbuehelia)の多くの種は線虫捕食菌であり、センチュウを捕らえて栄養分を得ている。捕食は粘着性の瘤を持つ菌糸によるもので、これを付近のセンチュウに付着させ、毒素を分泌する。」

とあります。これからは、マットに菌糸を混ぜて実験してみようと思います。

 

レスありがとうございます。ハエとりグモ、コムカデですか!凄いですね。ハエトリグモはその名の通りハエを取ると思うので想像がつきますが、コムカデとはムカデのことですよね?これもハエを食するんですね・・・。また線虫のご意見、なんとも初めて聞きました。大変勉強になりました。

 

皆さん、レスありがとうございました。ダニ・線虫、コバエに関しましては人によってはまだ色々と意見&見解&対策があるかと思います。何かありましたらまだまだ沢山のご意見や対策アイディアをお聞かせ下さいませ。(^^)

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2009年11月17日

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今日はネブトクワガタの飼育に関する私なり...続きを読む

今日はネブトクワガタの飼育に関する私なりの飼育(shiho流)紹介したいと思います。 私的にはネブト種については以下の様な方法でセットしております。 ※今回は国...続きを読む

今日はネブトクワガタの飼育に関する私なりの飼育(shiho流)紹介したいと思います。
私的にはネブト種については以下の様な方法でセットしております。

※今回は国産ネブトクワガタに基づいた飼育方法です※

★産卵方法★

【産卵に使用したマット】黒土Mat
完熟Mat
【産卵に使用するケース】クリーンケースSS
【産卵管理温度】25℃前後(飼育種に応じて変える)
【水分量(湿度)】多からず少なからずですが、若干多めに
【セット方法】ケース底面を深さ7割位で固く詰める。残りの1割程度はフンワリと。

図示すると以下のような感じになります。


クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動

ネブトクワガタはとても熟成したマットに産卵する傾向があります。上記でも述べましたが、弊社のマットでは黒土Mat
完熟Matがオススメです。
また産卵させるケースの大きさは私的にはクリーンケースS
程度で十分だと思いますが、大型になる外国産のプラティオドンやグランディスネブト等によってはクリーンケースM
の大きさでも良いかもしれません。マットの水分量は少々多湿の方が良いように思います。また産卵の管理温度につきましては、
飼育されるネブトの種によって生息地の環境を考えて設定するのが一番無難だと考えています。

★幼虫飼育方法★

次に幼虫飼育ですが、私は以下の様な感じで育てています。

【使用するエサ】完熟Mat
黒土Mat


【使用する容器】500cc程度の容器
【設定温度】25℃前後(飼育種に応じて変える)

幼虫飼育については私的には完熟Mat
がオススメです。ついで黒土Mat
。こちらもある程度熟成したマットが無難です。ただ栄養価を高めるために黒土MatきのこMat
完熟Mat
きのこMatというやり方もアリです。
その場合、基本となるマットは前者の方ですので、対比的には3:1程度が無難といったところでしょうか・・・。

また容器については500cc程度の容量の容器であれば問題ないと思いますが、大型化する外国産は1000cc程度あっても良いと思います。
水分量(マット湿度)は少々多め、設定温度に関しては産卵セット時に述べたのと同じように、飼育する種類によって変える必要があります。

上記のような方法でセットしております。ただいつも記載しておりますが、この方法はあくまでも私(shiho)のやり方ですので、
もっとより良い方法等ありましたら皆様も是非ご紹介下さいませ。(^^)

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先日の日記のレスにてkiさんより以下のよ...続きを読む

先日の日記のレスにてkiさんより以下のような質問がありました。 今年の七月からノコギリクワガタを飼い始めました。 shihoさん、初めてノコギリの産卵セットを二...続きを読む

先日の日記のレスにてkiさんより以下のような質問がありました。

今年の七月からノコギリクワガタを飼い始めました。
shihoさん、初めてノコギリの産卵セットを二回組んで結果が二回共「卵二つ、幼虫二匹」しかなく卵は二つ共お星様になってしまいました。多分マットにあまり潜らなかったのでマットかなぁと思ってきのこ園さんのマットを購入しようと思ってますが、どのマットがオススメか教えていただけますか???また、そのマットでそのまま幼虫飼育もしたいです。宜しくお願いします。

kiさん、レスありがとうございます。

ノコギリクワガタ産卵で、私がオススメする当園のマットは、くわマット=完熟マット>黒土マット>きのこマットという感じです。でも国産ノコギリならば、くわマット、完熟マット、黒土マットはほとんど大差なく産んでくれると思います。きのこマットでも勿論産みますが他のマットに比べて熟度が少し浅い為、オススメ度合いはこの順番になります。

過去の日記記事で紹介した国産ノコギリクワガタの産卵を少し再紹介しますので参考までにどうぞ。

【親情報】野外天然もの♀の単独産卵
【産卵に使用したマット】くわマット
【産卵に使用したケース】中ケース(W300×D195×H205)
【設定温度】25℃前後
【水分量】適量(多すぎず少なすぎず)
【産卵セッティング方法】マットのみでセット。ケースの高さ3/5を固く詰め、のこりの1/5をフンワリと。
【産卵結果】約50~60頭は取れました。

産卵セット方法を図示すると

 


クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動

上記のようなセット方法になります。

もし仮に国産ノコギリでなく外国産ノコギリでも一部の種を除いては上記のようにマットのみでセットしてます。材を入れないと安心しないというならば、材を入れてセットを組んでも構いません。その場合は、




クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動

 
こんな感じでセットを組めば良いかと思います。

それから幼虫飼育の場合、私のオススメは菌糸飼育ですが、マット飼育する場合のオススメは

きのこマット>くわマット>完熟マット>黒土マット

です。これは栄養価の高い順のオススメ度合いです。ただしこの方法はあくまでもShihoのやり方や感じ方ですので、ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。(^^)

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2009年11月9日

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皆さん、沢山のレスありがとうございます。...続きを読む

皆さん、沢山のレスありがとうございます。(^^) 【パプキンさん】 >shihoさん、初めまして^^ヒルス爆産ですね!おめでとうございます^^ヒルスは近々購入す...続きを読む

皆さん、沢山のレスありがとうございます。(^^)

【パプキンさん】
>shihoさん、初めまして^^ヒルス爆産ですね!
おめでとうございます^^ヒルスは近々購入する予定なんで、参考にさせて頂きますね^^

初めまして。レスありがとうございます。ヒルス頑張って下さいね。また朗報御待ちしております。(^^)

【大吉 さん】
>ちょっとお尋ねしたいのですが、採卵した卵はどのように管理されてますか?
私は完熟MATに4~5cm程穴をあけ、そこに卵を落とし、軽く土を被せるのですが、どうも孵化率が悪いようです。
温度は21~24度で管理しています。何か考えられる原因を教えて下さい。
特に今年は、国産のカブトムシがひどく、151卵採卵し、21匹しか孵化しませんでした。完熟MATも新しいものを使用したのですが・・
・。

大吉さん、初めまして。(^^)
採卵した卵ですが、私は以下の様な感じでやっています。

卵の管理 
【採卵した卵の管理方法】

ケースに穴をつくって卵を落とし込み、その上をマットで軽く覆います。この方法は大吉さんと全く同じです。
管理温度にしても21~24℃ならば特別悪くないと思います。国産のカブトムシならば私は25℃前後で管理します。

やり方としては大吉さんのやり方で全く問題はないと思います。私も同様の方法です。他に考えられる原因があるとするならば、
あくまで推測ですが、

・マットの水分量が管理している間に飛んでしまった
・ダニにやられてしまった
・卵自体が有精卵が少なかった

上記のような感じでしょうか・・・。
でもこのコメントを見る限りでは、1セット、2セットでの結果だけではないようですね・・・。
実際その場を見ていないので何とも的確な返答は出来ませんが・・・。お役に立てずスミマセン・・・。

【たけシェフ  さん】
>何時も楽しく拝見してます。早速お伺いしたいのですが、
外国産含めてカブトムシ幼虫のマットに牛糞堆肥を混ぜると、幼虫が大きくなると聞いたことが有るのですが、
よく調べて見るとその逆を言う人もいます・・shihoさんは、どう思われますか?

レスありがとうございます。(^^)
牛糞ですか、確かに聞いた事があります。私自身は試した事がないので、具体的に結果は分からないのですが、推測ですが、
産卵には良さそうですよね。勿論発酵が進んで土化前のものなら更に良さそうな気がするのですが・・・。

幼虫飼育に関してはどうなんでしょうね?国産のカブトムシの幼虫等は野外で堆肥場を掘るとよく出てくると聞きますが・・・・。
どなたか試した事がある方、いらっしゃいましたら私も是非ご意見を聞いてみたいです。

【まーぼーさん】
>ヒルスいい感じで産んでくれていますね!
うちは現在グラントをセットしていますが、早速完熟マットで1週間で12個の卵を産んでくれました^^
さすがにShihoさんのように84個は採れないと思いますが、月野夜さんのマットは結構使用していい結果が出ています♪
グラントの卵管理は始めてなので、過去のグラントの記事を参考にしてみたいと思います。

いつもレスありがとうございます。(^^)
グラント採卵おめでとう御座います。グラントは採卵した後の卵の管理が一番問題なので、気をつけて管理してみて下さいね。
沢山幼虫が取れることを期待しております。(^^)

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2009年11月6日

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過去に2回割り出しの報告をしているヒルス...続きを読む

過去に2回割り出しの報告をしているヒルスシロカブトの第3回目の採卵報告です。 ヒルスシロカブトの産卵の割り出しを行いました。 【ヒルスシロカブトの参考画像】 【...続きを読む

過去に2回割り出しの報告をしているヒルスシロカブトの第3回目の採卵報告です。
ヒルスシロカブトの産卵の割り出しを行いました。


【ヒルスシロカブトの参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ヒルスシロカブト
学名:Dynastes hyllus

産地:メキシコ
累代:CB

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果:1回目】卵 41卵+幼虫1頭 
【産卵結果:2回目(今回)】卵 33卵+幼虫0頭 
【産卵結果:2回目(今回)】卵 10卵+幼虫0頭 
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始10/18~11/4(17日間)
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。


クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

今回3回目の割り出しも間3週間で行う予定でしたが、途中で♀の死亡が確認出来ました(10/30確認)ので、今回は早めに割り出しを行いました。今回はさすがに少なく10卵という結果でした。まだ日も浅いのか細長い卵が多かったです。

【結果まとめ】

今回のヒルスシロカブトの産卵をまとめると、合計3回の割り出し(採卵)で、

採卵 84卵

という結果でした。
親♀もよく頑張ってくれました。

既に最初に採卵した卵の内いつくかは孵化が始まっております。後は孵化率が良い事を願うばかりです。 また1ヶ月後位に全ての孵化数をご報告したいと思います。(^^)

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2009年11月4日

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