初登場です。シャムゴホンヅノカブトです。
【飼育種】
和名:シャムゴホンヅノカブト
学名 Eupatorus siamensis
産地:タイ産
累代:CB
【羽化体長】♂64mm ♀48mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1800CCブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回4回程度、♀3回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約12ヶ月(合計13ヶ月程度)
最近では野外品入荷の少ないシャムゴホンヅノカブトです。この個体は幼虫で入手したものが羽化したものです。
体色はビルマゴホンヅノカブトと同等の色合いですが、胸角の形状が異なります。
幼虫飼育は比較的容易な方です。きのこマットで順調に育ってくれました。
使用した容器は1800cc程度のものを使いましたが、もう少し小さくても良いかもしれません。水分量は適量、
管理温度は25℃前後で管理ました。
幼虫飼育は比較的容易なのですが、産卵の方は産む事は産むのですが、産卵数は比較的少なめです。
私が過去に挑戦したときは10幼虫も取れなかったと記憶しております。
この形状私はかなり好きです。格好よかったので複数枚の画像を添付しました。ご拝見いただければ幸いです。(^^)
使用したアイテム

皆さんお盆はよい休日をお過ごしになられたでしょうか?飼育日記の方も今日より再開です。またよろしくお願い致します。(^^)
さて今日はちょっと珍種なクワガタ、スペンスノコギリクワガタの羽化報告です。
【飼育種】
和名:スペンスノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus spencei spencei
産地:ミャンマー カチン
累代 CB
【体長】♂47mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 460ccブロー容器(径85mm×高さ100mm)
【えさ交換回数】交換途中1回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約6ヶ月(合計8ヶ月程度)
前に紹介したスペンスは短歯型だったのですが、今回は立派な長歯型です。短歯型と長歯型を今一度比較してみましょう。
こうしてみると全く違う虫のような感じさえ受けます。でも同じ種なんですよね。
飼育はとても簡単です。幼虫飼育はマット、菌糸どちらでもOKです。管理温度は25℃前後。幼虫飼育は容易な方で、マット、
菌糸どちらでもOKです。今回はきのこマットで飼育しました。
交換1回で羽化しました。
また産卵もとても簡単です。ついでに産卵セッティングの方法もご紹介しましょう。
【産卵に使用する親虫】♂♀共に熟成している個体
【産卵に使用するマット】きのこMat、くわMat、完熟Matがオススメ。
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
(W305×D195×H232)程度で。
【セット期間】約2ヶ月
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】
1.マットのみセット
クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動
2.マット+材
クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動
上記2パターンで行います。材を使用するときは柔らかめの材が望ましいです。わたしの場合はもっぱら1.のマットのみで産卵させます。
産卵数は私がやった時は大体平均30位です。
あまり多産な方ではありませんでした。なかなか味のあるクワガタですので、気に入られた方は是非チャレンジしてみて下さいませ。(^^)
使用したアイテム
今日ご紹介するのは、この個体はかなり前に羽化した個体なのですが、まだ未公開ですのでUPさせて頂きました。御了承下さいませ。
この種は過去に一度ほど公開したことがあります。インスラリスキンイロクワガタです。
【飼育種】
和名:インスラリスキンイロクワガタ
学名:Lamprima insularis
【体長】♂31mm、♀20mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 プリンカップ120cc
【えさ交換回数】途中1
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂:2令投入で合計約5ヶ月程度
♀:2令投入で合計約4ヶ月程度
輝く緑の体色がなんとも美しいインスラリス♂、♀の方は色んな色が入り交ざってホログラム的な色合いをかもしだしています。
ランプリマファンには非常に興味のある体色ではないでしょうか・・・。
飼育はとても容易で、マット、菌糸、どちらでも育ってくれます。ただ私的にお勧めはマット飼育です。飼育容器も小型でもOKですので、
場所要らず手間いらずでありがたい種です。
皆さんも機会が御座いましたら是非一度挑戦してみて下さいませ。この色合い引き込まれますよ~。(^^)
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今日はヘラクレス・エクアトリアヌスの羽化報告です。
【飼育種】
和名:ヘラクレス エクアトリアヌス
学名:Dynastes hercules ecuatorianus
【体長】♂135mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 小プラケース(W230×D155×H170)
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して今現在で約12ヶ月
ヘラクレス・エクアトリアヌスです。
昔から見かける通称エクアトですが、最近ではあまり見かけなくなりましたね。飼育は他のヘラ系同様非常に容易です。
マットでグングン育ってくれます。・・・とは言ってもこの個体は135mmとあまり大きくはありませんでした。
管理温度を少し高めに設定したのがちょっとまずかったのかもしれません。早めに羽化してしまいました。
18~20℃程度の温度でじっくりと育てればまだ結果は違ったのかもしれません。
しかしこの個体の頭角は何とも言えない形状をしていますね。
ごつごつしたこの形状が何だか妙に格好よいと思うShihoでした。(^^)
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暑い日が続きますね~。早いもので8月に入りました、全国のクワカブ熱もまさに絶好調といったところでしょうか・・・。
さて今日はサタンオオカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2
【羽化体長】♂88mm、♀65mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ♂♀:1800CCブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回6回程度、♀5回程度
【設定管理温度】18~20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約20ヶ月(合計22ヶ月程度)
♀2令投入して約20ヶ月(合計22ヶ月程度)
おなじみサタンオオカブト。最近では価格も下がってきて入手しやすい種となりましたが、それでもまだまだ人気の種です。
飼育は非常に容易ですが、ひとつだけ重要な注意点があります。それは管理温度です。この種は産卵においても幼虫飼育においても低温
(18~20℃程度)管理が必須な種だと思います。それさえクリア出きれば後は特に問題はないようです。
やはり羽化したての個体の頭角のフサフサ毛はキレイですね。熟成したらまた産卵で沢山産んで欲しいものです。(^^)
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何年ぶりでしょうか。本当に久々の登場です。中国の雄、ホペイです。
【飼育種】
和名:ホペイ
学名:Dorcus hopei
産地:中国 福建省
累代:CB
【羽化体長】
♂:76mm
♀:48mm
【使用したエサ】
♂76mm:Element1100~Element1400の2本使用
♀48mm:Element1100~Element1100の2本使用
【設定管理温度】20~23℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂:1令後期投入して約9ヶ月(合計10ヶ半月程度)
♀:1令後期投入して約7ヶ月(合計8ヶ月程度)
本当に久々の登場です。最後に登場したのは2004年位ですのでほぼ6年ぶり?ということになります。この個体達は昨年、知り合いのクワ友より幼虫で譲って頂いたものが羽化した個体達です。比較的低温で管理していたせいか羽化までの期間もゆっくりめとなりました。
飼育はとても容易で、菌糸、マットどちらでも育ってくれます。今回は菌糸Elementで育てました。かつては国産オオクワと同一種とされていただけあって、形はかなり酷似しますが、内歯の重なり度合いなど、個体によっては国産オオクワとはまた違った特徴も出て魅力があります。また国産オオクワよりも比較的大型になりやすいという話も聞いております。
産卵&幼虫飼育共に国産オオクワと同等のセッティングでOKです。機会がありましたら是非飼育してみて下さいね。(^^)
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先日のビルマゴホンヅノカブトに続き、本家のゴホンヅノカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:ゴホンヅノカブト
学名 Eupatorus gracilicornis
産地:タイ産
累代:CB
【羽化体長】♂72mm ♀55mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1800CCブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂♀共に3~4回程度
【設定管理温度】20~23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約15ヶ月(合計17ヶ月程度)
本家本元のゴホンヅノカブト。胸側と腹側で真っ二つに分かれた体色が見事な種です。
幼虫飼育は比較的容易な方ですが、結構時間がかかります。今回少し低温気味だったので1年半ほどかかってしまいました。
それでもじっくり育ってくれて胸角もまずまず発達しているので満足です。♀の方は♂が羽化すること約1~2ヶ月前から羽化しています。
やはり♂♀のズレはあるようです。
このゴホンヅノカブト、幼虫飼育は容易な方ですが、産卵はあまり産んでくれません。
これはビルマゴホンヅノやシャムゴホンヅノにも言える事なのですが、産まない事はないのですが、産卵数が多くないんです。
現地では竹林などに生息しているらしいので、繊維質のあるマットが向いているのかもしれませんね・・・。今後の挑戦(課題)
としたいと思います。(^^)
使用したアイテム
暑い日が続きますね~。
今日は久々の登場、ビルマゴホンヅノカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:ビルマゴホンヅノカブト
学名 Eupatorus birmanicus
産地:タイ産
累代:F2
【羽化体長】♂67mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1800CCブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回4回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約12ヶ月(合計13ヶ月程度)
ビルマゴホンヅノ・・・ウサギちゃんです。(^^)
幼虫飼育は容易な方です。マット飼育でグングン育ってくれます。ただ若干飼育期間は長めの傾向があります。
正面からみると胸角の形が本当にうさぎの耳みたいに見えますね。この個体は少し頭角が曲がっておりますが、可愛いのでご愛嬌を・・・。
(^^)
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シェンクリングオオクワガタの羽化報告です。
【飼育種】
和名:シェンクリングオオクワガタ
学名:Dorcus schenkingi
産地:台湾産
【羽化体長】
♂79mm
♀50mm
【使用したエサ】
♂:Element11002本使用
♀:Element11002本使用
【設定温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約8ヶ月(合計10ヶ月)
♀2令投入して約6ヶ月(合計8ヶ月)
台湾の雄、シェンクリングオオクワガタです。飼育はとても容易、菌糸、マットどれでも育ってくれます。
この個体はElement1100 を使用しました。
♂は1本目をまるまる喰いきり、菌糸の白い部分が約9割り程なくなった時点で2本目に移行。2本目も7~8割は白い部分がなくなりました。
♀の方は1本目を約7割ほど食いきった状態で交換。2本目に交換すると2~3割食べた状態で暴れが始まり、そのまま蛹室を形成。
その後蛹化~羽化となりました。
やはり♂よりもサイクルが早く、約2ヶ月ほど早く羽化して来ています。♂のサイズは80mmに少し足りませんでした。
細かく言うと79.8mm程度を示していました。これでも私的には十分満足です。
如何でしょうか?スーパーコクワガタの風貌のシェンクリングオオクワガタ。なかなか格好よいですよ。(^^)
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【飼育種】
和名:ティティウスシロカブト
【羽化体長】♂67mm♀47mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1500ccブロー容器(径137×高さ130)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して今現在で約8ヶ月(合計10ヶ月)
♀2令投入して今現在で約8ヶ月(合計10ヶ月)
アメリカのシロカブトの一種、ティティウスシロカブトです。
飼育はとても容易できのこマットでグングン育ってくれます。
今回の個体は♂67mmとまずまずのサイズです。
ティティウスシロカブトは羽化してからの休眠期間が長く、寝る個体は約半年ほど寝る個体もいるそうです。
まぁその分鑑賞期間が長いのは長く楽しめるといえば楽しめる種でもあります。
小型のカブトですが、頭部の部分をこうして拡大撮影してみると非常に格好よいです。
皆さんも是非機会がありましたら飼育してみることお勧めです。(^^)
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