
野外採集の方法シリーズ。
今日はスジクワガタ採集方法を紹介したいと思います。
【スジクワガタ♂34mm】
【飼育種】
和名:スジクワガタ
学名:Dorcus striatipennis
(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
4月下旬~10月下旬
【採集場所】
少し山の方に入った所に見られます。
基本的には木の穴(ウロ)に居る事が多いですが、 大きいウロにはヒラタなどの大型種が居てなかなか入れません。 小さなウロや木の樹皮の裏などに居る事が多いです。後、 木の根元辺りにポツンと付いていることもしばしば・・・。
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【スジクワガタのいそうな場所】
スジクワガタの場合、大体は夜活動しますが、数が多い為昼間でも活動は盛んです。
先にも書きましたが、木のウロや樹皮の裏側、木の幹元、など。
【採集方法】
樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。
樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
スジクワガタ場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)や木の樹皮裏から採取する採集方法です。
灯火採集では捕まえた事がありません。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)~夜間(日が沈んでから)。結構いつでも採れますが、夜間に多いようです。
【採集道具】
私はスジクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます。
懐中電灯:周りが薄暗い時や草むらに落ちた時などの必要
通称:掻き出し棒:これで樹のウロの中を探ります。
ピンセット:掻き出し棒との連携で使います。掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
採集ケース: 虫を入れるケース
【その他の採集のポイント】
スジクワガタの場合、前述でも書いたように樹のウロにいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。
静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。これが私個人のスジクワガタ採集のポイントです。
上記が私がスジクワガタを採集するときに注意して行う事項です。
コクワガタはあまり数的にはそう見かけないクワガタだと思います。ほとんどが木の小さなウロか樹皮裏、木の幹に居て、あまり木の高い場所では採った事がありません。なので脚立もそう必要ないでしょう。
さぁ、 皆さんも今年はスジクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

野外採集方法シリーズ、今回はみんなの憧れの的、オオクワガタの採集方法をご紹介します。
【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus hopei binoduosus
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、 紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
4月下旬~10月下旬
【採集場所】
平地に近い所に多い所に多く、一見開けていて風通しが良い所に居る事が多いです。
他のクワガタと違い、民家の中に生えている木や田んぼの真ん中にポツンと生えているような大木のウロの中に居ることが多いです。
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【オオクワガタのいそうな場所】
オオクワガタの場合、大体は夜活動しますので、日が当たる場所なのでは
樹の穴(ウロ)に潜んでいる事が多いです。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)
灯火採集(光に集まってきたのを採る)、オオクワ♂は飛翔性はあまり良くない。♀は灯火で採れることもあります。
樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。
樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
私の場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)から掻き出す採集方法です。
ポイント:ウロを見るとき、既に道具を準備して、ウロを覗いた瞬間にオオクワの逃げ道を遮断する事が大事です。ウロの中はかなり深くなっていることが多いので、逃げられたらしばらくは出てきません。迅速さが命です。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)、か夜間(日が沈んでから)が私的にはベスト。
【採集道具】
私はオオクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます。
網:伸縮出来そうな比較的長めの網がベスト
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
懐中電灯:周りが薄暗い時や草むらに落ちた時などの必要
ヘッドライト:木の上に登る時はこの手のライトが便利。
手が塞がる事が多いので。
通称:掻き出し棒:これで樹のウロの中を探ります。
ピンセット:掻き出し棒との連携で使います。掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
脚立:高い樹に登るには必需品。
採集ケース: 虫を入れるケース
【その他の採集のポイント】
オオクワガタの場合、前述でも書いたように樹のウロにいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。これが私個人のオオクワ採集のポイントです。
上記が私がオオクワガタを採集するときに注意して行う事項です。但し、オオクワガタは他のクワガタとは違いなかなか採集が難しいです。私も採集歴だけで考えたら20年近くしていますが、その間採集したオオクワはわずか10匹。本当に採れないんです。ちなみに昨年も1頭も採集出来ませんでした。でもそれだからこそやりがいもあると思います。
さぁ、皆さんも今年はオオクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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野外採集の方法シリーズ。今回は本土産ノコギリクワガタの採集方法をご紹介します。
【飼育種】
和名:国産ノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus inclinatus
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
5月下旬~9月下旬、ベストシーズンは6月上旬~7月中旬。
【採集場所】
平地に近い所に多い、ただ高所でも生息、近くに川(水辺) が流れているような場所が好ましい
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【ノコギリのいそうな場所】
ノコギリの場合、ミヤマ同様に木の枝に掴まっている事が多いです。昼間は日差しを避ける為、葉の影などに潜んでいるようです。木の太さは細くても太くても、どちらもいるようです。すっごく細い背丈位の木でもいることがあります。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)
灯火採集(光に集まってきたのを採る)があります。
私の場合、ほとんどが蹴り採集です。一発目の蹴りは結構重要です。最初の蹴りでノコギリがビックリして足を縮めて落ちてきます。2回目以降の蹴りでは、今度は逆に落ちまいとしがみつくのでなかなか落ちにくくなります。大型の場合、一度しがみついたらなかなかおちないのでご注意を。
後、ノコギリは灯火採集でも良く取れます。
クワガタの中では一番飛翔性が高いように思われます。昔はかなりの数のノコギリを灯火で捕獲した事があります。
【採集する時間帯】
基本的には早朝~午前中が私的にはベスト。蹴り採集時には落ちてくる場所が見えることが必須条件。暗くなると厳しくなる。後は、夕方~夜間。こちらは灯火採集に向きます。ただ超大型の飛来はまれ。♀が多いです。
【採集道具】
私はノコギリを採る時は一応以下のものを使用してます。ノコギリとミヤマは同じ道具ですね。
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
【その他の採集のポイント】
風が強い日は採集が難しいです。強い風が吹くとノコギリは木にしっかりとしがみつくので木を蹴ってもなかなか落ちてきません。後、雨が降っている時&降った直後も難しいです。理由は木を蹴っても葉や枝に残っている雨粒が無数に落ちてきて、どれがクワガタかどうか判断がしずらい時があります。
上記が私がノコギリを採集するときに注意して行う事項です。ちなみに昨年の本土ノコギリ採集最大個体は♂74mmでした。このサイズはなかなか捕獲できないほどのサイズ。今年もこれに匹敵するサイズを捕獲してみたいものです。さぁ、皆さんも今年はノコギリを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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野外採集方法シリーズ、今回は最も親しみのあるクワガタといっても過言ではないと思います。本土産コクワガタの採集方法:Shiho流をご紹介したいと思います。
【飼育種】
和名:国産コクワガタ
学名:Dorcus rectus
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、 紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
4月下旬~10月下旬
【採集場所】
平地に近い所に多く、雑木林から高地にいたるまで生息しています。基本的には木の穴(ウロ)に居る事がおおですが、 大きいウロにはヒラタなどの大型種が居てなかなか入れません。小さなウロや木の樹皮の裏などに居る事が多いです。後、木の根元辺りにポツンと付いていることもしばしば・・・。
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【コクワガタのいそうな場所】
コクワガタの場合、大体は夜活動しますが、数が多い為昼間でも活動は盛んです。
先にも書きましたが、木のウロや樹皮の裏側、木の幹元、など。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)
灯火採集(光に集まってきたのを採る)、小型なので灯火採集もアリ。
樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。
樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
私の場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)から掻き出す採集方法です。
ポイント:ウロを見るとき、既に道具を準備して、ウロを覗いた瞬間にオオクワの逃げ道を遮断する事が大事です。ウロの中はかなり深くなっていることが多いので、逃げられたらしばらくは出てきません。迅速さが命です。後は蹴り採集。意外にコクワも結構落ちてきます。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)~夜間(日が沈んでから)。結構いつでも採れますが、夜間に多いようです。
【採集道具】
私はコクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます。
網:伸縮出来そうな比較的長めの網がベスト
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
懐中電灯:周りが薄暗い時や草むらに落ちた時などの必要
ヘッドライト:木の上に登る時はこの手のライトが便利。
手が塞がる事が多いので。
通称:掻き出し棒:これで樹のウロの中を探ります。
ピンセット:掻き出し棒との連携で使います。掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
脚立:高い樹に登るには必需品。
採集ケース: 虫を入れるケース
【その他の採集のポイント】
コクワガタの場合、前述でも書いたように樹のウロにいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。
静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。これが私個人のコクワガタ採集のポイントです。
上記が私がコクワガタを採集するときに注意して行う事項です。
コクワガタは比較的採取し易いクワガタだと思います。低地にも高地にも生息し、灯火にも集まります。一般的な虫ですけど、なかなか格好よいです。形はミニシェンクリングですね。
ちなみに昨年の本土産コクワガタの最大採集個体は♂49mmでした。このクラスになるとなかなかの迫力でしたよ。
さぁ、皆さんも今年はコクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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続けている野外採集の方法シリーズ。本日はネブトクワガタの採集方法を紹介したいと思います。
【種類】
和名:ネブトクワガタ
学名:Aegus laevicollis
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、 紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
4月下旬~9月下旬
(※地域によって差があります)
【採集場所】
少し山の方に入った所に見られます。
基本的には小さな浅い穴(ウロ)やに樹皮の裏などに居る事が多いです。後、 木の根元辺りにポツンと付いていることもしばしば・・・ 。 樹液がかなり出ている泥状の所に潜んでいます。(下記画像参考)
上記の樹液が集まって濁っているような所についている事がしばしば・・・。
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【ネブトクワガタのいそうな場所】
ネブトクワガタの場合、基本的には夜活動しますが、暗い場所では昼間でも活動は盛んです。
先にも書きましたが、木のウロや樹皮の裏側、木の幹元、など。
【採集方法】
樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。
樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
ネブトクワガタ場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)や木の樹皮裏から採取する採集方法です。
灯火採集では捕まえた事がありません。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)~夜間(日が沈んでから)。結構いつでも採れますが、夜間に多いようです。
【採集道具】
私はネブトクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます。
懐中電灯: 周りが薄暗い時や草むらに落ちた時などの必要
通称:掻き出し棒:これで樹のウロの中を探ります。
ピンセット:掻き出し棒との連携で使います。掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
採集ケース: 虫を入れるケース
【その他の採集のポイント】
ネブトクワガタの場合、前述でも書いたように樹のウロや樹皮裏にいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。 穴にいる時は静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。でないと奥に逃げてしまいます。これが私個人のネブトクワガタ採集のポイントです。
上記が私がネブトクワガタを採集するときに注意して行う事項です。ネブトクワガタはあまり数的にはそう見かけないクワガタだと思いますが、いる所には集中しているような傾向があります。
ちなみに昨年の最大個体は♂30mmでした。このクラスになると、大顎の内歯もしっかりと特徴が出てとても格好よいです。さぁ、 皆さんも今年はネブトクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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前回のミヤマの採集方法に続き、今回は本土産ヒラタクワガタの採集方法をご紹介します。
【ヒラタクワガタ 参考画像】
【種】
和名:国産ヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus
この方法はあくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、 紹介してみたいと思います。
(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
5月上旬~10月上旬
ベストシーズンは6月上旬~8月上旬。
【採集場所】
平地に近い所に多い、ただ高所でも生息
近くに川(水辺)が流れているような場所が好ましい
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【ヒラタクワガタのいそうな場所】
ヒラタクワガタの場合、大体は夜活動しますので、日が当たる場所なのでは樹の穴(ウロ)に潜んでいる事が多いです。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)
灯火採集(光に集まってきたのを採る)、ヒラタは飛翔性はあまり良くない。
樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。
樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
私の場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)から掻き出す採集方法です。ポイント:ウロを見るとき、既に道具を準備して、ウロを覗いた瞬間にヒラタの逃げ道を遮断する事が大事です。ウロの中はかなり深くなっていることが多いので、逃げられたらしばらくは出てきません。迅速さが命です。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)、か夜間(日が沈んでから)が私的にはベスト。
【採集道具】
私はヒラタクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます。
網:伸縮出来そうな比較的長めの網がベスト
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
懐中電灯: 周りが薄暗い時や草むらに落ちた時などの必要
ヘッドライト:木の上に登る時はこの手のライトが便利。
手が塞がる事が多いので。
通称:掻き出し棒:これで樹のウロの中を探ります。
ピンセット:掻き出し棒との連携で使います。掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
脚立:高い樹に登るには必需品。
採集ケース:虫を入れるケース
【その他の採集のポイント】
ヒラタの場合、前述でも書いたように樹のウロにいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。
静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。これが私個人のヒラタ採集のポイントです。
上記が私がヒラタクワガタを採集するときに注意して行う事項です。
皆さんも今年はヒラタクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)
ちなみに昨年の採集最大サイズはなんと71mm!!このサイズはなかなか採れず、私も過去最大のサイズでした。今年もこのサイズに匹敵するような個体にめぐり合えば良いなと願っています。(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。 必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、 傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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次第に暑さも増し、いよいよ日本に生息する野外昆虫達も出動の機会をうかがう時期になって来ましたね。そうです!野外採集の時期が近づいてきました。
野外採集の方法については、昨年もご紹介しましたが、今年もこのHPを初めて御覧になられる方の為に、再度ご紹介したいと思います。熟練の皆様達には、今更ながらと思われるでしょうが、どうか御理解&御了承下さいませ。
(※画像&一部文章に過去の記事と同様のものを重複している部分があります。)
一番手は昨年と同様のミヤマクワガタです。
国産ミヤマ参考画像&♂70mm】
【飼育種】
和名:ミヤマクワガタ
学名:Lucanusmaculifemoratus
誰もが格好良いという、ミヤマクワガタ。昨年の採集最大サイズは75mmでした。
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、紹介してみたいと思います。
(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
5月下旬~10月上旬
ベストシーズンは6月上旬~7月中旬。
過去にですが、10月の肌寒い時期に交尾しているペアを捕まえた事もあります。
【採集場所】
近くに川(水辺)が流れている、少し高所(標高が)に近い山手
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【ミヤマのいそうな場所】
ミヤマの場合、木の枝に掴まっている事が多いです。
昼間は日差しを避ける為、葉の影などに潜んでいるようです。
木の太さは細くても太くても、どちらもいるようです。すっごく細い背丈位の木でもいることがあります。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)
灯火採集(光に集まってきたのを採る)があります。
私の場合、ほとんどが蹴り採集です。
ポイント:一発目の蹴りは結構重要です。
最初の蹴りでミヤマがビックリして足を縮めて落ちてきます。
2回目以降の蹴りでは、今度は逆に落ちまいとしがみつくので
なかなか落ちにくくなります。大型の場合、一度しがみついたらなかなかおちないのでご注意を。
【採集する時間帯】
基本的には早朝~午前中が私的にはベスト。
蹴り採集時には落ちてくる場所が見えることが必須条件。暗くなると厳しくなる。
後は、夕方~夜間。こちらは灯火採集に向きます。ただ超大型の飛来はまれ。♀が多いです。
【採集道具】
私はミヤマを採る時は一応以下のものを使用してます。
網:伸縮出来そうな比較的長めの網がベスト
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
懐中電灯:周りが薄暗い時や草むらに落ちた時などの必要
採集ケース:虫を入れるケース
【その他の採集のポイント】
風が強い日は採集が難しいです。
強い風が吹くとミヤマは木にしっかりとしがみつくので木を蹴ってもなかなか落ちてきません。
後、雨が降っている時&降った直後も難しいです。理由は木を蹴っても葉や枝に残っている雨粒が無数に落ちてきて、どれがクワガタかどうか判断がしずらい時があります。
上記が私がミヤマを採集するときに注意して行う事項です。
昨年もミヤマは結構採集出来ましたが、MAX75mmでした。今年はもっと大物に出会えると嬉しいです。(^^)/
※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
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飼育日記を御覧の皆様、大変ご無沙汰しておりました。飼育担当:Shihoです。
私、風邪(インフル)と持病のダブル合併症で、数日入院しておりました。病院側に退院後通院を条件に無理を言って退院させてもらいましたが・・・いやぁ~参りました。病院では点滴三昧の日々・・・。白い天井は正直うんざりです。。。
新HPになってから更新出来ず、気になっていました。
とりあえず何とか退院出来ましたので、これからまた頑張っていきたいと思います。
シーズンも間近ですので、今年も野外採集、昨年以上に頑張りたいと思います。
上記画像は昨年の野外採集時の画像です。また今年もこのような虫達に出会えるとワクワクしてきます。まずは体力を回復して、備えていこうと思います。
今日はとりあえずご挨拶まで・・・。それではまた今後とも宜しくお願いします。m(_ _)m
では失礼致します。
飼育担当:Shiho
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既に御覧の通り、我が月夜野きのこ園のHPがリニューアルしました。(^^)
飼育日記の項目も新しくなり、心機一転頑張るぞ~!・・・と思いきや、持病と風邪のダブルパンチでちょいと寝込んでしまいました・・。めんぼくありません。。。
また頑張ってクワガタ&カブトムシの記事は勿論、その他採集記事など様々な事をご紹介出来ればと思っております。。。。。今日はとりあえず挨拶だけですが、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m
飼育担当:Shiho
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先日の日記のレスでシゲルさんより以下の質問を受けました。
*グランディスオオクワの最終瓶としてエレメント1400に投入、約一月で蛹化し たのですが、、蛹化と同時に蛹室内にキノコが生えて見事に顎、脚がひしゃげて しまいました、、。温度差が起こりやすい環境なので完全に発生は抑えられない と思っていますが、、、。エレメントを使う上でキノコ発生を抑えるコツみたい なものはありませんか?
*シゲルさん レスありがとうございます。
今日は日記上で、キノコの発生について少し考えて みたいと思います。
菌糸ビンのキノコ・・・キノコを発生させ、キノコを収穫するだけならば
沢山発 生させるに越した事はないのですが、ことクワガタ飼育に関しては
キノコが生え るとやっかいですよね。シゲルさんが体験されたように、
蛹室内での蛹体の邪 魔、キノコが生えることによっての菌糸ビンが痩せ細り栄養が少なくなる・・・ などなど。
では、まず逆に菌糸ビン下できのこが生えやすくなる環境を挙げてみましょう。
①:管理温度20℃以下(15~20℃程度)、温度差があると更に生えやすくなります。
②:湿度が100%に近づくほど生えやすくなる
③:刺激を与える(ビンを移動したり、叩いたりの物理的刺激)
まだ他にも様々な要因は考えられますが、上記がきのこが生えやすくなる主だっ た要因だと考えられます。
それでは一つ一つ一緒に考えてみましょう。
①:「管理温度15~20℃」・・・これはキノコが発生しやすい温度と共にクワガタ 飼育にとっても適温と考えられます。20℃以下において特にキノコは発生しやす くなりますので、20~25℃程度で温度変化のない環境(寒暖差)で飼育すると良 いかもしれません。ただしこの温度帯で絶対キノコが発生しないというわけでは ないのでご理解を・・・。
②:「湿度が100%に近づくほど生えやすい」・・・湿度はクワガタの方にもとて も必要ですね、また湿度が低いと菌糸も乾燥しやすくなりますし、中にいるクワ ガタ幼虫にも良くはありません。これを調整するのは難しいですね・・・。
③:「刺激を与える」・・・クワガタ飼育においては菌糸ビンにあまり刺激を与 えない事の方が良いとされているので、これはキノコ発生の必要性とは逆になり ます。なるだけ菌糸ビンに刺激を与えないようにしましょう。
上記のことからまとめると・・・・
・管理温度20~25℃(ただし急激な温度変化は避ける) ・菌糸ビンに刺激を与えない
上記の事がキノコを生えにくくさせる要因なのではないでしょうか?
もともとキノコ菌がオガを分解して、その分解物をクワガタの幼虫が食す る・・・。
いわばキノコとクワガタは共生しているといっても過言ではありませ ん。
なので、クワガタ幼虫の好む環境はキノコ菌の好む環境でもあると私は思い ます。
だからクワガタ幼虫飼育をするにあたりキノコ発生をなくすのはかなり難 しいと思います。
どうしても気になる場合は、後はわずかな相違点を見つけて対 処していくかないかと考えます。
如何でしたでしょうか?なかなか難しい問題ですよね・・・。
色んな問題があ り、クワカブ飼育はいかに奥が深いかを考えさせられます。
勉強になりました。 (^^)
*※おことわり* キノコの発生は上記に挙げた要因だけとは限りません。 他にも多種多様な要因が考えられると思います。 上記考えはあくまで私、飼育担当:Shihoの考えるところでありますので、ご参 考程度に読んで頂ければ幸いです。
飼育担当:Shiho
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