国産オオクワガタやホペイというと材産みで...続きを読む

国産オオクワガタやホペイというと材産みですので、産卵セットには産卵木が使われますが、菌糸ブロックを使用した菌床産卵でも結構な結果が得られます。 【菌床産卵の利...続きを読む

国産オオクワガタやホペイというと材産みですので、産卵セットには産卵木が使われますが、菌糸ブロックを使用した菌床産卵でも結構な結果が得られます。

【菌床産卵の利点】
・セットが楽(産卵木の柔らかさや加水の手間が要らない)
・割り出しが楽(産卵木の割り出し時のように幼虫を潰すことも少なく、また手で楽に割り出せる)
・若令幼虫に最初から菌糸を摂取させられる。

今日はその菌床産卵のセットを組みました。ちょっと順を追ってみてみましょう。

①まずケースを用意します。このケースはクリーンケースLサイズです。
画像003 001
クリーンケース L

②次にケース底面にマットを入れます。底2~3cm程度敷き詰めます。今回使用したマットはきのこマットです。
画像003 002

③次に袋から出した菌糸ブロックを丸ごと入れます。ケースに入りきらない場合は菌糸ブロックを削って入れてもOKです。
  画像003 003
【使用したBasicクヌギ菌糸ブロック

④菌糸ブロックの周りをマットで埋めます。
画像003 005
今回の場合産卵種がオオクワですので完全に埋めきる必要はありません。半分か1/3程度でOKです。

⑤ゼリー、生体(今回はオオクワ♂♀)を入れます。
画像003 007

⑥フタをして完成です。
  画像003 009
【真上から見た画像】
画像003 011  
【横から見た画像】

上記が産卵の手順です。
今回使用したのをまとめると

【産卵セットしたクワガタ】国産オオクワガタ
【使用したケース】クリーンケースLサイズ
【使用した菌床】Basicクヌギブロックまるまる1個
【周りを埋め込んだマット】きのこマット
【水分量】菌床はそのまま、マットは少し水分少なめ
【設定温度】24~25℃程度

このような感じです。ちなにみ参考までにですが、先に既に菌床産卵によるオオクワのデータを取りましたが、なかなかの結果が出ております。

25セット組んで幼虫&卵共で600頭以上の幼虫を回収しました。ほとんどのセットで産んでおり、全く産まなかったセットは2個、一番多く産んでいたセットは50頭も取れました。

今回セットした産卵セットもまた結果をご報告致します。お楽しみに。(^^)

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2008年5月26日

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先日の日記に「パプキンさん」より以下の御...続きを読む

先日の日記に「パプキンさん」より以下の御質問がありました。 いつも楽しく勉強させてもらってます。…最近、アウラタを入手しました。♀3月羽化、♂4月羽化で、別々に...続きを読む

先日の日記に「パプキンさん」より以下の御質問がありました。

 

いつも楽しく勉強させてもらってます。…最近、アウラタを入手しました。♀3月羽化、♂4月羽化で、別々にプリンカップにて飼育中。… 『熟成に1年もかかる個体』があるとのことですが、『熟成』の見極めるポイントはなんなんでしょうか?あと、『ニジイロ1♂2♀』も最近、入手したんですが、『2♀』は共に後食開始、『♂』は今朝現在、未後食です。…『ニジイロ』の『熟成の見極め』も併せて御教授下さい。よろしくお願いします。m(._.)m

 

今日は「パプキンさん」からご質問いただいた成熟についてちょっと私なりの考えを書いてみたいと思います。ちょっとややこしい内容になるかもしれませんがご愛嬌下さいませ。(^^)

 

『成熟』(羽化してから正常に交尾・産卵ができるようになる事)
私はクワカブをブリードするうえで、この『成熟』こそが一番重要だと思っています。
成虫の成熟が浅い場合には交尾がうまく出来ませんし、また仮に卵も産んだとしても無精卵ばかりになり孵化率がかなり悪くなってしまいます。ですので繁殖をさせる第1関門として、いかに成熟したもの同士を交尾させるかとうのはかなり重要になってきます。

 

通常自然界では羽化した後、羽化した成虫は熟成期間を土や木の中で過ごしてから地上に出てきますので、その時点で成熟はある程度なされ繁殖も可能と考えられます。

 

しかしブリード下においては人間が羽化後人為的に取り出したりするので、その時期が分からなくなることが多々あります。そこでまず目安にするのは「エサ食い(後食開始)」です。

 

後食開始

後食が始まればある程度は成熟してきたといっても大丈夫だと思います。しかし中には後食を開始したからといってもう少し時間をかけなければ上手く繁殖しにくい種もあります。

 

そういう場合はどこで見分けるか・・・。
次は成虫(種)の寿命で見ています。成虫での期間が短いものは、自然界でも早く熟成して早く繁殖活動を行わないと次世代につなげられません。成虫期間の短いものほど早く熟成し繁殖活動を行うと考えられます。
この代表例が、パプキン、国産カブト、ゾウカブトなどです。

 

逆に成虫での期間が長いものは後食を開始したからといって交尾させるのは望ましくない場合があります。寿命が長い種はおおむね、完全に成熟するまでに少し時間がかかります。
よく寝かせるとよく産むという虫はこのタイプに当たると思います。
代表例でいうと、国産オオクワ、アンタエウス、ヘラクレスです。

 

しかし、同じような種であっても熟成期間が異なるものも存在します。
代表例としては、グラントシロカブト、ティティウスシロカブト。
パプキン、アウラタキンイロ、ミカルドキンイロなどです。

 

前者は同じシロカブト種ながら熟成期間の違いが見られます。後者の同じランプリマ種でありながらアウラタ、ミカルドはパプキンより熟成期間が長めです。ただしアウラタの中でもドリゴ産アウラタは熟成が早い事をよく言われます。一般的なアウラタ、タスマニアアウラタとはちょっと違うようです。
この違いはやはりそれぞれが生息していた環境によるところだと思います。

ですので種類別に区別するのもちょっと問題があり、やはり個別個別でその虫に関する特性を知っておく事が重要だと思っています。

 

話がややこしくなりましたが、^^;
パプキンさんの御質問に対する私なりの解答は
まずアウラタですが、一般的なアウラタならばおっしゃる通り成熟期間は少し長いです。ですが成熟した後は寿命は短いので後食を開始したら1週間程度でブリードに持ちこんでも良いと思います。

 

次にニジイロですが、こちらは成虫になってからの全体的な寿命も熟成してからの寿命も比較的長めです。わたしの場合は後食開始してから最低約3ヶ月程度は成熟期間を持ちます。昔半年以上寝かせたニジイロは驚くほどかなり沢山産んでくれました。

 

まとめると

【アウラタキンイロクワガタ】

アウラタキンイロクワガタ

♂♀がきちんと後食するのを待ってブリード。
♀が早く後食開始した場合は♀を低温、 ♂をすこし高温の所に置き成熟度のズレを修正するなどの対策を取るのが良いかと思います。

【ニジイロクワガタ】

ニジイロクワガタ

♂♀がきちんと後食し、なおかつ3ヶ月程度はじっくりとエサを食べさせてからブリードに入ります。羽化ズレ対策はアウラタと同様に
♂♀の管理温度に差をつけて成熟のズレを修正します。

 

本当にややこしく長々と書きましたが、交尾時期を見極めるのは本当に難しいです。
私も昆虫に聞いたわけではないので(^^ゞ このあたりは今までやってきた感覚、友人、先駆者達の意見をもとに行っています。
くれぐれもあくまで私個人の考え方ですので、ご参考程度という事でお読み頂ければ幸いです。(^^)

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2008年5月19日

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最近ゴロファネタが続くこの日記ですが今日...続きを読む

最近ゴロファネタが続くこの日記ですが今日は真っ黒なゴロファ、テルサンデールの紹介です。 【ゴロファ テルサンデール♂40㎜】 【飼育種】 和名 ゴロファ・テルサ...続きを読む

最近ゴロファネタが続くこの日記ですが今日は真っ黒なゴロファ、テルサンデールの紹介です。


画像003 021
 
【ゴロファ テルサンデール♂40mm】

【飼育種】
和名:ゴロファ・テルサンデールタテヅノカブト
学名:Golofa tersander

産地:メキシコ産
累代:F2

【羽化体長】♂40mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 800ccPPボトルの空容器使用
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約8ヶ月(合計約10月程度)

今まで黄土色の♂ゴロファは何頭も紹介しましたが、このテルサンデールはまさに漆黒のように真っ黒です。小型ゴロファながら頭角は発達しまっすぐに伸びます。♀の画像は今回紹介しませんでしたが、♂と同様に真っ黒でとても光沢があります。またとても長生きします。


画像003 019

飼育はとても簡単です。今回はきのこマットで管理し、問題なく羽化してくれました。
小型ゴロファなので比較的早く羽化してくれると思っていたのですが、思いのほか時間がかかりました。
容器も今回は800cc程度を使用しましたが、成虫の大きさとエサの喰い具合からいって500cc程度でも十分のようです。

産卵もとても簡単で、かなりの数を産んでくれます。
弊社のマットでは黒土マット完熟マットで産卵を確認しております。
100頭近く幼虫がとれることも珍しくありません。

漆黒のゴロファ、皆さん是非トライしてみて下さいませ。可愛いですよ。(^^)

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今日はゴロファ ポルテリの産卵セットを組...続きを読む

今日はゴロファ ポルテリの産卵セットを組みました。 その時の様子をご紹介いたします。 【主役の♀ポルテリ60mm】 【飼育種】 和名 ゴロファ ポルテリ 学名 ...続きを読む

今日はゴロファ・ポルテリの産卵セットを組みました。
その時の様子をご紹介いたします。

画像003 005  
【主役の♀ポルテリ60mm】

【飼育種】
和名:ゴロファ・ポルテリ
学名:Golofa porteri

産地:ベネズエラ
累代:CBF1

産卵セット方法は以下の通りです。

【産卵に使用したマット】黒土マット
【セット期間】開始~約1ヶ月~1ヶ月半
【産卵に使用するケース】クリーンケースLサイズ(W375×D220×H280)
【産卵管理温度】23~25℃(幼虫飼育と同等温度)
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの2/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

ゴロファ類はばら撒き産卵が多い為、マットを固く詰める部分も少なくてよいです。

画像003 004
【産卵セット完成図:横から】

画像003 002  
【産卵セット完成図:真上から】

産卵数はかなり多産です。私の場合は約2週間ごとに卵回収します。
上手く産んだ場合には100近く回収できる事もあります。

比較的容易な種だと思いますので、機会があれば是非トライしてみて下さい。(^^)

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GW明け初の日記です。 皆さん楽しい連休...続きを読む

GW明け初の日記です。 皆さん楽しい連休を過ごされましたでしょうか。 クワガタシーズンもいよいよ本番突入。頑張っていきましょう。(^^) さて今日はキクロマトス...続きを読む

GW明け初の日記です。
皆さん楽しい連休を過ごされましたでしょうか。
クワガタシーズンもいよいよ本番突入。頑張っていきましょう。(^^)

さて今日はキクロマトス、オオズ系のカウピホソアカの飼育情報です。


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【Cyカウピ♂47mm】

【飼育種】
和名:カウピホソアカクワガタ
学名:Cyclommatus kaupi

産地:ニーギニア産
累代:CB

【羽化までの内容】
体長♂47mm
使用したエサ:くわマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:300ccプリンカップ使用
羽化までの期間:初令幼虫~約6ヶ月

飼育は産卵&幼虫飼育共に簡単です。
幼虫飼育は場所いらず手間いらずでプリンカップでも十分に羽化が可能です。今回は300ccカップを使用しましたが、 120cc程度でも十分大歯型は出ます。蛹室は窮屈につくりますが、羽化には問題がないようです。

また産卵の方法ですが、私は以下の方法でセットしました。
わたしの場合は材は使用しません。

【産卵のセット方法】
使用したマット:くわマットのみ
使用した容器:小プラケース
設定温度:23~25℃
水分量:適量
結果:この方法で約30~40程度頭

産卵もとても簡単ですが、私の実力では多くて50頭程度しか採卵させておりません。
大アゴの迫力があるとてもキレイな種で簡単ですので、機会がありましたら是非トライしてみて下さいませ。(^^)

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2008年5月7日

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いよいよ今日から5月。ますます昆虫シーズ...続きを読む

いよいよ今日から5月。ますます昆虫シーズンに突入ですね。 日本でも南の暖かい県ではもうクワガタなど動き出している所でしょうか。今日は日本の虫、皆さんだれもが知っ...続きを読む

いよいよ今日から5月。ますます昆虫シーズンに突入ですね。
日本でも南の暖かい県ではもうクワガタなど動き出している所でしょうか。今日は日本の虫、皆さんだれもが知っているノコギリクワガタの羽化情報です。


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【ノコギリクワガタ 熊本県産♂68mm】

【飼育種】
和名:国産ノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus inclinatus

産地:日本国熊本県産
累代:WF1(野外♀からの持ち腹個体)

【羽化体長】♂68mm
【使用したエサ】菌糸ビンE-1100を2本使用
【えさ交換回数】途中1回(計2本)
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して約9ヶ月(合計10ヶ月程度)

国産ノコギリクワガタ。飼育はとても簡単でマット、菌糸ビンどちらでも大きくなります。今回のこの個体は菌糸ビンE-1100で育てました。合計2本で68mm。70mmには少し足りなかったですが、まずまずの結果です。
菌糸ビン飼育だと羽化までの期間が早くなり、1年かかりませんでした。

この親虫は知人から譲って頂いた南国九州産。熊本県の天然採集ものを使用しました。
この親♀が採集されたのは時期早々の6月だったので野外での♂と交尾済みかどうか疑問だったのですが、産卵セットに入れると無事沢山の幼虫が回収出来ました。その時の産卵セットをご紹介します。

【親情報】野外天然もの♀の単独産卵
【産卵に使用したマット】くわマット
【産卵に使用したケース】中ケース(W300×D195×H205)
【設定温度】25℃前後
【水分量】適量(多すぎず少なすぎず)
【産卵セッティング方法】マットのみでセット。ケースの高さ3/5を固く詰め、このりの1/5をフンワリと。
【産卵結果】約50~60頭は取れました。

これからシーズンになると日本全国でノコギリクワガタの姿も見られます。
是非トライしてみて下さいね。(^^)

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飼育日記が長らくご無沙汰になっておりまし...続きを読む

飼育日記が長らくご無沙汰になっておりました。 この日記上の編集サーバーにトラブルが起きた為、日記を更新出来ませんでした。 その間御覧になって頂いた皆様にお詫び申...続きを読む

飼育日記が長らくご無沙汰になっておりました。
この日記上の編集サーバーにトラブルが起きた為、日記を更新出来ませんでした。
その間御覧になって頂いた皆様にお詫び申し上げます。本当に申し訳御座いませんでした。

さて、復帰後の最初の紹介は少し前に羽化したゴロファ・ピサロです。


画像003 002
 

画像003 003

【ゴロファ・ピサロ♂38mm】


画像003 005

【ゴロファ・ピサロ♀32mm】

【飼育種】
和名:ゴロファ・ピサロタテヅノカブト
学名:Golofa pizarro

産地:エクアドル
累代:F2

【羽化体長】♂38mm ♀32mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 800ccPPボトルの空容器使用
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約9ヶ月(合計11月程度)

キレイな黄土色の♂とは対照的に真っ黒な♀。小型のゴロファながら♂の頭角は真上に伸び頂上で大きくなる。とっても可愛いゴロファです。
飼育はとても簡単です。今回はきのこマットで管理し、問題なく羽化してくれました。

♂♀共に自力脱出個体だったので、その時点で熟成はしていると思いますが、2週間程エサをたっぷり食べさせて早速交尾をさせました。


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沢山産んでくれるとよいです。
産卵は黒土マットで行う予定です。また結果が出ましたらご報告致します。

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国産オオクワガタの羽化報告です。 【国産...続きを読む

国産オオクワガタの羽化報告です。 【国産オオクワガタ:福岡産♂65~72mm】 【飼育種】 和名 国産オオクワガタ 学名 Dorcus curvidens bi...続きを読む

国産オオクワガタの羽化報告です。

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【国産オオクワガタ:福岡産♂65~72mm】

【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus curvidens binodulosusu

産地:日本国福岡県産
累代:F3

【羽化体長】♂65~72mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1100cc菌糸ボトルの空ボトル使用
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約11ヶ月(合計13ヶ月程度)

おなじみの国産オオクワガタです。
通常ならば菌糸ビンの方が簡単で早い期間で大型になりますが、あえてきのこマットで羽化させてみました。

サイズ的には♂65mm~72mmとマット飼育にしてはまずまずのサイズですが、割合的には60後半のサイズが多かったようです。マット交換の場合は菌糸交換と違って交換時期の目安が分からない場合が多いので、今回はきっちりと投入後~4ヶ月を目安に交換しました。

まだ他にも羽化していない個体がいるので大型が出るか楽しみです。
目標は75mmUPですね。(^^)

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2008年4月17日

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ゴロファ・アエギオンとゴロファ・ペラゴン...続きを読む

ゴロファ・アエギオンとゴロファ・ペラゴンの交尾風景です。 【左がアエギオン。右がペラゴン】 【飼育種】 和名 ゴロファ アエギオン 学名 Golofa aege...続きを読む

ゴロファ・アエギオンとゴロファ・ペラゴンの交尾風景です。

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【左がアエギオン。右がペラゴン】

【飼育種】
和名:ゴロファ・アエギオン
学名:Golofa aegeon

産地:エクアドル産
累代:F1

【飼育種】
和名:ゴロファ・ペラゴン
学名:Golofa pelagon

産地:アルゼンチン産
累代:F2

アエギオン、ペラゴン共に同等のセットで組む予定です。
本日交尾させたばかりなので、しばらく(2~3日)栄養補給を十分させてから産卵セットを組みます。
産卵セットは以下の方法で組む予定です。

【産卵セット予定内容】
使用するマット:黒土マット
使用するケース:クリーンケースM(W305×D195×H232)
設定温度:23〜25℃前後。
産卵セットの内容:ケース5センチほどは固く詰め、中段10センチは軽く叩くほどにマットを詰める
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)

ゴロファは固い所だけに産むのではなくばら撒き産卵タイプですので柔らかい部分の方がどちらかというと沢山産んでくれますので、中段の軽く押詰める層を多めに産卵セットを組みます。

アエギオンは初挑戦ですので、分かりませんが、ペラゴンは前回も同じようなセット方法でかなり取れました。
また産卵結果が出ましたらご報告をしたいと思います。(^^)

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パプアキンイロクワガタの飼育(羽化)情報...続きを読む

パプアキンイロクワガタの飼育(羽化)情報です。 【♂36mm 腹側も紫が出てとてもきれいです】 【♀25mm グリーン、パープル、ブルー混じりのコントラストがキ...続きを読む

パプアキンイロクワガタの飼育(羽化)情報です。

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【♂36mm 腹側も紫が出てとてもきれいです】

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【♀25mm グリーン、パープル、ブルー混じりのコントラストがキレイ】

【飼育種】
和名:パプアキンイロクワガタ
学名:Lamprima adolphinae

産地:アルファック産
累代:CB

【羽化までの内容】
体長♂36mm♀25mm
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:120ccプリンカップ使用
羽化までの期間:初令幼虫~約5ヶ月

皆さんおなじみのパプキンです。
♂♀にちょっといい色合いが出たのでご紹介してみました。

♂は少しブルー混じりの深いモスグリーンタイプです。お腹側はきれいな紫が出ました。♀はブルー、グリーン、パープルの混じあわさったミックスタイプです。まるで水に浮かべた油のように何とも言えない色合いさが絶妙です。

飼育は産卵&幼虫飼育共に簡単です。幼虫飼育は場所いらず手間いらずで120ccプリンカップ内のマットで十分羽化してくれます。

産卵の方は、以下の方法でセットしました。わたしの場合は材は使用しません。

【産卵のセット方法】
使用したマット:きのこマットのみ
使用した容器:小プラケース
設定温度:23~25℃
水分量:適量
結果:この方法で約30~40頭は回収可能

産卵もとても簡単で、多産タイプですが、カブト程は爆産はしません。沢山産んで50~60程度です。

とてもキレイな種で簡単ですので、是非トライしてみて下さいませ。(^^)

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