先日のアルキデスヒラタに続き、
またアルキデスヒラタが羽化しました。♂88mm。
使用した菌糸ビンはE-1100→Basic1500での2本羽化です。
設定温度は22〜25℃前後、羽化までの期間は約11ヶ月でした。
前回と同様の飼育方法での羽化です。
♂90mmには届きませんでしたが身体の太さはやはり凄いです。
まだ幼虫の個体がいますのでこれからに期待しています。(^^)
使用したアイテム
アルキデスヒラタが羽化しました。♂86mm。
使用したエサはE-1100→Basic1500の2本羽化です。
設定温度は22〜25℃前後、羽化までの期間は約11ヶ月でした。
長歯型の方が体長がかせげるアルキですヒラタですが、
は短歯型の形の方が好きです。
極太の胴体はとても迫力があります。(^^)
使用したアイテム
エレファス・オキシデンタリスゾウカブトのペアリングをしました。
皆さんもご存知のように、一般のエレファスゾウカブトを
一回り小さくしたゾウカブトです。
この種は他のゾウカブト種よりもかなりコンパクトに管理出来、
また羽化までの期間も早いです。
実際この♂は約12ヶ月で羽化してきました。
その際使用したエサはきのこマット。
設定温度は25℃前後。小ケースで管理しました。
これから幼虫を沢山とって色んな方法でデータ取得しようと思います。(^^)
使用したアイテム
何気にグラントシロカブトのえさ交換をしていたら
1頭だけ早々と蛹になっていました。
使用していたのは、きのこマット、1500ccのブロー容器で管理し
エサ交換はこれで2回目でした。設定温度は約25℃前後です。
蛹の体長を測定したら98mmでした。
普通サイズ位ですね。羽化が楽しみです。(^^)
使用したアイテム
<質問>
先日お客様から、幼虫を菌糸ビンに投入したが何頭かが潜らず
上に上がってくるのでどうしたら良いかとの質問を受けました。
<考えられる理由>
【酸欠】
対策としてはビンをしばらく真横にするか逆さにする。
【管理温度が高い】
外部の気温が低い場所に置いて安定させる。
【エサの拒食】
まれにですが、違う菌糸ビンから別の菌糸ビンに入れ替えた場合
にその幼虫が今度のエサを嫌って出て来る事があります。
その場合は元の菌糸ビンに入れるか、または思い切って
発酵マットに投入するのも方法の一つです。
<菌糸ビンへの幼虫投入方法:弊社:Shihoの場合>
私:Shihoの場合は菌糸ビンに幼虫を投入する場合は、
思い切りビン底部まで10円玉位の穴を縦長に空けます。
初令や2令の場合はその底部に幼虫を入れ、上部には掻き出した菌糸オガを
柔らかく軽く詰めます。特に初令の時にはフンワリという感じで詰めます。
3令で幼虫が大型の場合には、入り口を狭くして
底面が少し広いような穴を開けます。
幼虫が入っていく時は狭いですが、下につくと
比較的ゆっくり出来るような開け方です。
上部のオガは今度はしっかりと詰めます。
大体このような感じでやっていますが、結構落ち着いて食べてくれていてます。
宜しければ御参考までに聞いて頂けると幸いです。(^^)
使用したアイテム
ケブカヒメカブトが羽化しました。
使用したエサは完熟マット。1100ccブロー容器で管理し、
エサ交換は1回でした。設定温度は25℃前後。
マット湿度は多め、約10ヶ月での羽化でした。
ヒメカブトのボディーに全身金色の毛で覆われていて
新成虫はとても綺麗です。
このカブトは蛹室を縦〜斜めに作りますので、飼育容器は
縦長のボトルでよくスペース的には楽に飼育できます。(^^)
使用したアイテム
先日の日記のレスでミノルさんからご質問いただきましたので
本日は先日の発酵マットの保存に続いて【菌糸ブロックの保存】
について少し書かせて頂きます。
保存に適した温度は、やはり低温になります。弊社では2年前に詰替えた
菌糸ビンを冷蔵庫(5℃)で保管してありますが見た目、オガの状態は
比較的良い状態です。(画像)
別のテストで14℃の場所で1年間保存した菌糸ブロックの
詰替えテストを行った事が御座いますがそのときには
保管温度が14℃でしたのでオガの分解が進みオガの色は画像の物より
白く、スポンジ状になっており手で握ると水が染み出てきました。
そのブロックを緩めに詰替え23℃の場所で菌糸が白く再生する
様子を観察しましたところ、再生は非常に緩やかではありましたが
時間の経過と共に完全に白くなりました。
しかしながら、劣化が早かった為、使用できる期間が非常に短くエサとしては
あまりお勧めできる物ではありませんでした。
様々な環境が考えられますので一概にはいえませんが
菌糸ブロックを幼虫のエサとして使用する場合の保存の目安は
◆温度管理なしの場合・・・2ヶ月程度まで
◆冷蔵庫などで低温保存の場合・・・半年程度
とお考え頂けたらと思います。
(温度管理なしの場合、温度が高い場合には保管の目安期間はより短くなります。)
詰替えの際には保存した物はオガの状態が柔らかくなっており
目詰まりしやすくなって下りますので通常の物より緩めに詰替てください。
◆参考:菌床ブロック・菌糸ビンの保存
使用したアイテム
<問題>
よく皆様からマットはまとめて購入して使用出来るのにどれ位もつのか?
再醗酵したマットは再利用出来るのか?との質問を頂戴致します。
<実験>
この件につきまして、当園で実験をしてみました。
実験というのは約1年間常温管理したマットがどのようになり、
また使用出来るのか?とう実験です。
<実験管理場所>
管理した場所の温度差はやはり夏と冬ではかなりの温度差があります。
室内の為夏は40℃近くまで上がり、冬場はマイナスになります。
<マットの見た目状況>
その結果、開封していないマットのビニール表面には赤や黄色の菌??
みたいな色合いに変色し、またいざ開封してみるとマットは赤褐色に
変化しており凄い刺激臭がしました。いわゆる再醗酵した状況です。
<そのマットを出して様子を見た場合>
これを衣装ケースに出し、3日間位匂いを飛ばしてみると、
先日までのあの凄い匂いが嘘だったかのように元の醗酵マットの
良い匂いに変化し、またマットの色の方も赤っぽかった色合いから、
もとの茶色の色合いに戻っていました。
<そのマットの使用>
このマットをカブトやクワガタの幼虫に使用した所、
ほぼ問題なく使用出来ました。
投入後何日か様子を見ましたがマット自体に変化は無く、
幼虫も落ち着いて食べていましたのでほぼ問題はないと思います。
<結論>
今回1年かかりでこの実験をやってみましたが、結論から言うと
マットは1年位管理しその状況がかなり粗悪なものになっても使用は出来そうです。
ただマットにも幼虫にとって美味しい時期(いわゆる賞味期限みたいなもの)が
存在するのは確かなので、購入後は出来るだけ早期の使用をお勧め致します。
またマット購入後の管理(保存)の場所については出来るだけ
温度変化の少ない場所で管理されるのがベストです。
冬場の寒さはいくら寒くても良いですが夏の暑さには注意して下さいませ。
以上がマットの保管状況の実験でした。
上記の件で何か疑問に思うこと等ございましたら当園宛にお気軽にご質問下さいませ。(^^)
使用したアイテム
最近のコメント