少し前に日記上でも紹介した、野外採集の下...続きを読む

少し前に日記上でも紹介した、野外採集の下見中に見つけた枯れ葉や枝が堆積した場所でカブトムシの幼虫が出て来た話。 あれからずっと気になっていたので、先日の話になり...続きを読む

少し前に日記上でも紹介した、野外採集の下見中に見つけた枯れ葉や枝が堆積した場所でカブトムシの幼虫が出て来た話。

あれからずっと気になっていたので、先日の話になりますが、もう一度行ってみました。

 

AM 10:10 
気温:24℃ 
天気:腫れ

 

そうです。この場所です。

 

早速周辺の落ち葉をどけてみると、

枯れ葉の下の土?
というより腐葉土質のような所に丸々と太ったカブトムシ幼虫の姿を発見!!

 

「よし、いるぞ!」

 

勢いにのって探していきました!

 

堆積していた枯れ木の朽ちた部分にも食い入るように入っています!

 

わずか1時間程で、沢山採集出来ました!

 

それにしても凄い数です。
国産カブトムシの産卵数は凄いのは知っていますが、改めて見てみると感心させられます。

またいい出会いが出来ました!

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

 

 

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2017年4月24日

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先日採集したカブトムシ幼虫。 このカブト...続きを読む

先日採集したカブトムシ幼虫。 このカブトムシの幼虫達は5~6月には蛹になり、そして羽化を迎えることになります。 折角の機会ですので、カブトムシの蛹化~羽化までの...続きを読む

先日採集したカブトムシ幼虫。

このカブトムシの幼虫達は5~6月には蛹になり、そして羽化を迎えることになります。

折角の機会ですので、カブトムシの蛹化~羽化までの様子を観察出来ないかと考えた所、「見える観察ケースラクぼっくす」というカブトムシ観察用飼育ケースがあるではありませんか。

 

このケース、奥行きが極端に狭く作られています。

奥行きが極端に狭いです。

 

その特徴ゆえ、蛹室内の様子を見ることが出来るそうです。

このような感じで外からでも観察が出来るそうです。凄い、よく考えましたよね!

 

それならば、早速、セットしてみようということで、その時の様子をご紹介してみます。

 

まずはカブトムシ幼虫4頭を用意。

 

見える観察ケースラクぼっくす」を準備!

 

使用するマットは、きのこマット

 

まずは、きのこマットを大きな容器に出し、水分が足りないようならば加水調整します。

この時のお勧めの水分具合は、マットを手でギュッと握ると、土団子が簡単に出来て、なおかつ握った時に水が染み出ない程度が理想です。

水分が少ないと、幼虫は蛹室を作りにくくなりますので、適度な水分調整をしてあげるとスムーズに蛹室を作ってくれます。

 

加水調整が終わりましたら、ケース底面にマットを敷きます。

 

そしてカブトムシの幼虫を投入。

・・・今回4頭用意しましたが、4頭では少し狭いような気がします。

 

のびのびと蛹室を作ってもらうために、3頭でセットすることにしました。

 

後は、幼虫の上にマットをかぶせます。

今回、幼虫の上にマットをかぶせる形を取りましたが、最初にマットだけをケースいっぱいいっぱいにしてから、その後幼虫を潜らせていく形をとっても構いません。そのあたりはお好みで。

 

コバエ対策のために、新聞紙を挟んで完了!

 

奥行きが狭い作りの為、この時点でも幼虫の姿を外側から確認することが出来ます。

 

これで完了です。

後は、様子を見守っていくだけです。

その後の様子はまた逐一日記上でご報告していきたいと思います。とても楽しみですね!

 

※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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本格的な樹液採集に入る前の下見も3回目。...続きを読む

本格的な樹液採集に入る前の下見も3回目。 山では所々で、ヤマザクラが満開です!   AM7:30  気温:25℃  天気:曇り時々腫れ   ...続きを読む

本格的な樹液採集に入る前の下見も3回目。

山では所々で、ヤマザクラが満開です!

 

AM7:30 
気温:25℃ 
天気:曇り時々腫れ

 

春というより初夏を思わせるような暖かさ!

最近、雨が多く天気がパッとしませんが、先日その合間を狙って採集の下見にやって来ました。

 

しかし、桜がキレイなこと!!

素晴らしい眺めです。

 

山の中を散策して歩いていると、

 

山地性のサンショウウオを発見!

 

つぶらな瞳がとても可愛い!

 

サワガニにも遭遇!

 

オレンジ色の体色がとても色鮮やかです。

 

また地面に横たわった倒木には、

沢山のきのこが生えていました!

種類はおそらく椎茸。

完全に山の中なので、自生している椎茸です。

 

周りではぜんまいやクレソン等の山菜も色々と見つかりました。

 

また横たわった倒木の上で、

スズメバチを発見!

おそらく越冬していた女王蜂でしょう。

まだ少し寝ぼけているのか、動きも遅く飛ぶこともせず木の上を徘徊していました。

 

それでも迫力満点のお顔!

用心のために容器越しで撮影!

 

っと、クワガタの話ではなく、横道にそれた話ばかりして申し訳ございません。

 

肝心のクワガタはというと・・・。

今回も出逢う事は叶わずじまいでした。

 

しかし、樹液や木のウロの確認などの確認はしっかりと出来ました!

 

こんな感じで3~4時間程山を散策!

たっぷりとマイナスイオンを感じながら、春の山を満喫させて頂きました。

 

見事なレンゲ畑!

 

レンゲの花も満開です!

 

また次回、どんな生き物に逢えるのか?
今からとても楽しです!!

 

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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2017年4月17日

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本日は、先日レギウスオオツヤクワガタの産...続きを読む

本日は、先日レギウスオオツヤクワガタの産卵割り出しを行いましたので、その様子をご紹介したいと思います。 まずはレギウスの紹介。     【飼...続きを読む

本日は、先日レギウスオオツヤクワガタの産卵割り出しを行いましたので、その様子をご紹介したいと思います。

まずはレギウスの紹介。

 

 

【飼育種】
和名:レギウスオオツヤクワガタ
学名:Mestopsu tarandus f.regius

 

レギウスオオツヤクワガタ。
オオツヤクワガタとは呼ばれていても、ツヤクワガタ種の仲間ではありません。

身体がピカピカとツヤがあるのでそう呼ばれているのでしょう。近種にはタランドゥスオオツヤクワガタがいます。

 

通常レギウスやタランドゥスを産卵させる時は、材は一般的な材ではなく、特殊材であるレイシ材カワラ材を使用します。

しかし、レイシ材やカワラ材はなかなか入手も難しく、かくいう弊社でも販売をしておりません。

しかし、その材が無くても、カワラ系菌糸にならも産んでくれるというありがたい性質も持ち合わせています。

いわゆる菌床産卵(菌糸ビン産です!

 

今回の産卵では、弊社でも販売しているしているカワラ菌糸ボトル「ナチュラ:N-1100」を使用して産卵セットを組んでみました。

 

今回はその時の様子をご紹介します。

 

<産卵セット方法>

 

【産卵に使用する菌糸】
ナチュラ:N-1100

【産卵に使用するオススメマット】
きのこマット、くわマット、完熟マット
※基本的に菌糸ボトルに産ませるので、特にはありませんが、万が一幼虫がボトルよりこぼれ落ちた時の為に発酵マットを用意しておくのが良いでしょう。

【産卵に使用するケース】
クリーンケースL

【産卵管理温度】
27℃前後

【セット方法】
ケース底面を深さ2割程度マットを敷き、そこに菌糸ボトルのフタを外した状態で横倒しにする。

 

 

画像で紹介すると、こんな感じになります。
(※画像の様子は割り出し直前の様子です)

 

カワラ菌糸ビン:ナチュラ(N-1100)をフタを外した状態でマットに横倒しにします。その際、菌糸ビンの穴がマットと接するようにして置くと、親♀がスムーズに入りやすくなりますのでお勧めです。

またレギウスを産卵させる場合、あくまで私のやり方ですが、管理温度は少し高め(27℃前後)に設定するようにしています。過去に何度がセットを試しましたが、この温度帯が一番安定して産卵してくれましたので、今はこの温度帯に合わせるようにしています。

 

このようなセット方法をして約1ヶ月半程放置。

ナチュラ菌糸ボトルの様子を見てみると、

ボトルには♀が入り込んだ形跡が見えます!

 

よーくボトルを見てみると、

 

マット状になっている箇所に、3頭の幼虫(赤○箇所)が見えます!

 

菌糸の箇所にも一頭!

 

こちらにも一頭!

 

こちらにも、もう一頭!!

沢山の幼虫を確認出来ました!!

どうやら産卵は成功したようです!!

 

一本のボトルでこれだけ幼虫を確認出来れば、親♀はもう産む場所が無いと判断するかもしれませんので、菌糸ボトルを交換することにします。

 

取り出した菌糸ボトル:ナチュラ

 

そしていよいよ、菌糸ボトルの中の幼虫の割り出しです!

 

菌糸ボトルの中の幼虫を取り出す方法ですが、勿論このまま慎重に菌糸ボトルをスプーンか何かで堀り下げていって回収しても良いとは思いますが、その際慎重にやらなければ幼虫をスプーンで潰してしまう可能性があります。

あくまで私のやり方ですが、私の場合、菌糸ボトルの肩口より下の部分にナイフで切り込みを入れ、ボトルごと切断します。

※ナイフで切断する際もその切断箇所に幼虫がいない事を確認しましょう※

 

こんな感じです。

こうすればボトルの肩口の狭い部分に邪魔されずに幼虫を回収しやすくなります。

 

少しずつ掘っていくと、幼虫が見えて来ました!

 

 

ここにも!!

 

元気なレギウスの幼虫です!

 

 

結果は、

幼虫 8頭!

 

結果、カワラボトル:ナチュラ1本から8頭の幼虫が出て来ました。

取り出した幼虫はナチュラブロックを崩して作ったプリンカップ(90cc)菌糸に入れてとりあえず管理。

 

如何でしたでしょうか?

約1ヶ月半の産卵セット。
カワラ菌糸ビン:ナチュラ1本で8頭の幼虫が取れました!

カワラ材やレイシ材ではなく、菌糸ビン産卵でも十分産んでくれることが分かりました!

これなら産卵セッティングもお手軽に出来ます。

まだ2本目のナチュラもセットしましたし、親♀もまだまだ元気ですので、更なる産卵を期待しましょう!

 

※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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野外で昆虫を採集するには、どんな木に昆虫...続きを読む

野外で昆虫を採集するには、どんな木に昆虫が集まるかを知っていなければ、昆虫採集、特に樹液採集においては難しいと考えます。 今回は私が独自に感じた「クワガタ、カブ...続きを読む

野外で昆虫を採集するには、どんな木に昆虫が集まるかを知っていなければ、昆虫採集、特に樹液採集においては難しいと考えます。

今回は私が独自に感じた「クワガタ、カブトムシが集まる木(採れる木)」をご紹介して見たいと思います。

※この記事は毎年公開していますが、毎年初心者の方も沢山いらっしゃいますので、恐縮ですが、改めてご紹介させて頂きたいと思います。また今回の記事はかなりの長文になります。記事が長い事をあらかじめご了承下さいますようお願い申し上げます。

 

【クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木】

 

では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。

 

 

★★クワガタ、カブトムシが集まる木★★

 

【クヌギ】

 

IMGP3792
クヌギの全体像

 

IMGP3793
クヌギの葉

 

IMGP3786
クヌギの葉:表側

 

IMGP3788
クヌギの葉:裏側

 

IMGP3790
クヌギの樹皮

 

<Shiho採集実績>

オオクワガタ
ヒラタクワガタ
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
カブトムシ
カナブン
クロカナブン
アオカナブン

 

クヌギ。
クワガタムシ、カブトムシが集まる木としては全国的に最も有名な木の一つではないでしょうか?

樹皮表面はゴツゴツとしていて、肉厚。樹液も濃厚で、発酵するとかなり強めの甘酸っぱい発酵した臭いがします。

この木が流す樹液は強烈で、遠くまでかなりの臭いがします。

 

IMGP5787
クヌギの樹液。発酵した甘酸っぱい強烈な臭い

 

IMGP6304
同じくクヌギの樹液:白っぽい所が樹液が煮詰まっている箇所

 

また台場クヌギと呼ばれるゴツゴツといびつな形をしたクヌギは、人の手で伐採~成長~伐採と繰り返した為、いびつな形になり、木の穴(ウロ)が出来ている事も多く、オオクワガタやヒラタクワガタの格好の住処ともなっているようです。

 

IMGP3804
台場クヌギではありませんが、クヌギのウロ(穴)

 

上記画像は人の手が加わって形成された台場クヌギではありませんが、クヌギのウロ(穴)。

中からはしっかりと樹液が出ています。

こいいう場所にウロ(穴)を好んで潜むオオクワガタやヒラタクワガタ、コクワガタが入っている場合が多いです。

 

クヌギの樹皮裏に集まるミヤマペア、他
クヌギの樹皮裏に集まる昆虫達

 

 

クヌギ16
クヌギの樹液に集まる、ノコギリクワガタ、カブトムシ

 

全国的にみても言わずと知れたクワガタ、カブトムシ採集の木のエース格、クヌギ。

まずはこの木を探してみると良いかもしれません。

 

 

【ハルニレ】

 

IMGP4031
ハルニレの全体像:1

 

ハルニレ0
ハルニレの全体像:2

 

IMGP4032
ハルニレの葉

 

IMGP4033
ハルニレの葉:表側

 

IMGP4034
ハルニレの葉:裏側

 

IMGP4035
ハルニレの樹皮

 

IMGP4060
樹液を流すハルニレの木

 

<Shiho採集実績>

オオクワガタ
ヒラタクワガタ
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ、
ネブトクワガタ
アカアシクワガタ
カブトムシ
カナブン
クロカナブン
アオカナブン

 

私の通うフィールドでは大活躍のハルニレの木。
クヌギの葉のようにツヤはなく、表面はザラザラとしている。

樹液も良く出てほどよく発酵し、様々なクワガタムシ、カブトムシを引きつけます。

自然に放置されたハルニレの木はとても大きく育ち、ボクトウガなどによって穿孔され続け、木の穴(ウロ)が出来ている事も少なくありません。

そこでは大型のヒラタクワガタや、時にはオオクワガタも入っていることもあります。

勿論木の穴(ウロ)だけではなく、枝先や樹皮裏、幹などにもクワガタムシやカブトムシが付きます。

 

IMGP5553
ハルニレの木の枝先に付くノコギリクワガタの♂♀

 

IMGP5636
若いハルニレの木の幹に付く昆虫たち

 

IMGP4229
ハルニレの樹皮裏に隠れるヒラタクワガタ♂

 

IMGP6649
細いハルニレの樹液を舐めるカブトムシ

 

ハルニレ17
ハルニレの樹液酒場でハーレム化するヒラタクワガタ達

 

地域によってはハルニレはあまり見られない所もあるらしいですが、私にとってはクヌギの木よりもこちらのハルニレの木の方がエース格と言っても過言ではありません。

 

 

 

【コナラ】

 

IMGP3866
コナラの全体像

 

コナラ樹皮1
コナラの樹皮

 

コナラ10
コナラの葉

 

コナラ12
コナラの葉:表側

 

コナラ13
コナラの葉:裏側

 

<Shiho採集実績>

ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
アカアシクワガタ
カブトムシ
カナブン
アオカナブン

 

私の中ではハルニレ、クヌギの強力ツートップに次点に当たる木、コナラです。

コナラはあくまで私の感覚ですが、先に紹介したクヌギ、ハルニレと比べると、樹液的には若干ですが薄くさらっとした印象があります。でも時には下記画像のように樹液が噴出している所もあり、甘酸っぱい発酵臭がします。

クワガタムシ、カブトムシを引き付ける力は強力!木の穴(ウロ)で採れるというよりも、木の枝や幹についているといったような感じでしょうか。よってルッキング採集や蹴り採集がメインの採り方となります。

 

IMGP5645
コナラの木の樹液に付く昆虫たち

 

IMGP6020
コナラの樹液に来たノコギリクワガタ♂

 

またコナラは平地~比較的標高の高い場所でも幅広く見かけます。

2016年の群馬県での採集では念願の大型ミヤマクワガタも採集することが出来ました。

IMG_1555

群馬県産ミヤマクワガタ♂72mm

 

IMG_1556

群馬県産ノコギリクワガタ♂69mm

 

このような木を見つけた場合は、とりあえずチェックしてみて下さいませ。

 

 

【ミズナラ】

 

ミズナラ1
ミズナラの全体像

 

ミズナラ6
ミズナラの樹皮

 

ミズナラ2
ミズナラの葉

 

ミズナラ3
ミズナラの葉

形はコナラに似るがコナラより葉は大きい。
色もコナラより心なしか少し明るめ。

ミズナラ4
ミズナラの葉:表側

 

ミズナラ5
ミズナラの葉:裏側

 

<Shiho採集実績>

ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
アカアシクワガタ
カブトムシ
カナブン
アオカナブン

 

ミズナラ。コナラより少し標高が高い所で多く見られる傾向があります。

私が通う採集フィールドでは、生えているもののそこまで数は多くなく、見かけるのはコナラの方が多いです。

しかしクワガタは集まります。採集実績はコナラとほぼ同じ種類ですが、ミズナラではミヤマクワガタが多く採れます。

樹液の出はコナラと似ていて若干ですが薄くさらっとした印象があります。でも時には荒い樹皮の割れ目などから樹液が噴出している所もあり、甘酸っぱい発酵臭がします。

コナラ同様、木の穴(ウロ)で採れるというよりも、木の枝や幹についているといったような感じでしょうか。よってルッキング採集や蹴り採集がメインの採り方となります。

 

 

【シラカシ】

 

シラカシ2-1
シラカシの全体像

 

コナラの樹 樹皮
シラカシの樹皮

 

コナラの葉・表
シラカシの葉:表側

 

コナラの葉・裏
シラカシの葉:裏側

 

<Shiho採集実績>

ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
ヒラタクワガタ
スジクワガタ
コクワガタ
カブトムシ
カナブン
クロカナブン

 

カシの木の種の中のシラカシです。
樹液の質はにじみ出るような感じで、サラッと薄い印象があります。

 

IMGP5789
樹液がにじみ出ているシラカシの木

 

シラカシ樹液1
木の根元部分から樹液が出ているシラカシの木

 

シラカシの木は公園や神社などによく植えられており、時間が経つと結構な大木に育ちます。

私が通うフィールドにあるシラカシでは蹴ると主にノコギリクワガタが落ちて来ることが多いです。実際先日夜に採集に行った際、樹液にノコギリの大歯♂が付いて樹液を舐めていました。その他ではコクワガタ、ミヤマクワガタも採れる事があります。

 

シラカシ10
シラカシの樹皮から染み出る樹液に付くノコギリ♂
(ノコのアゴ下の白っぽいのが樹液です)

 

また他の場所では、シラカシの周りには沢山のクヌギの木もありました。さすがにクヌギの木の樹液パワーには適わないようで、ほとんどのクワガタ、カブトムシはクヌギの樹液に付いていました。

でもその時もノコギリクワガタが2頭ほど付いていましたので、クワガタ、カブトを引き付ける樹液は間違いなく出すようです。とりあえずシラカシを見つけたら、まずはルッキングしてみると良いと思います。

 

 

【アラカシ】

アラカシ2-1
アラカシの全体像

 

アラカシ2-2
アラカシの樹皮

 

アラカシ2
アラカシの葉

 

アラカシ2-4
アラカシの葉:表側

 

アラカシ2-5
アラカシの葉:裏側

 

<Shiho採集実績>

ノコギリクワガタ
コクワガタ
カナブン

 

シラカシと同様、カシの木の種類、アラカシです。全体像、樹皮などほとんどシラカシと酷似しますが、葉っぱの形(鋸歯の位置)が若干異なるようです。

樹液はシラカシ同様ににじみ出るような感じで、サラッと薄い印象。木の個々の差もあるでしょうが、あくまで私が見てきた感じでは、アラカシよりもシラカシの方がまだ樹液力が強いような感じを受けました。でもそれも地域差や個体差があると考えます。

とはいえ、こちらも採集実績はあります。
種類的にはノコギリがよく付いています。

 

 

【ヤナギ】

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ヤナギの枝や葉

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ヤナギの葉の表側

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ヤナギの葉の裏側

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ヤナギの木の樹皮

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ヤナギの群生

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ヤナギの樹液に集まるカナブン多数、それに蝶(サトキマダラヒカゲ)、そしてノコギリクワガタ大歯型♂60mm前半位の個体が集まっています。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ヤナギに集まるカブトムシ♂と♀のカップル

 

<Shiho採集実績>

ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
ヒラタクワガタ
アカアシクワガタ
カブトムシ
カナブン
アオカナブン

 

ヤナギの木。標高の低い場所~標高の高い場所まで幅広く見られます。河川敷や山間の川沿いに生えていることが多いですね。

ヤナギの木は日本には約30種類もあるそうです。良く知られていて有名なのはシダレヤナギですが、私がいつも採集するのはこのタチヤナギという種類です。

 

ヤナギの木、クワガタ、カブトムシはよく集まります。
標高の低い河川敷などではヒラタクワガタやカブトムシ、ノコギリクワガタなどをよく見かけます。

ある程度標高のある(標高約300m位)山間の川沿いでもよくタチヤナギを見かけます。その辺りではミヤマクワガタを中心にノコギリクワガタ、スジクワガタ等をよく見かけています。

更に標高の高い場所にあるヤナギの木ではヒメオオクワガタやアカアシクワガタなども捕獲出来るようです。全国的にもよく生えている木ですので、覚えておいて損は無いはずです。

 

 

 

【クリ】

 

IMGP4363
クリの全体像

 

 

クリ6
クリの樹皮

 

クリ2
クリの葉

 

IMGP4364
クリの木の葉:表側

 

IMGP4365
クリの木の葉:裏側

 

クリ8
クリの実

 

<Shiho採集実績>

ノコギリクワガタ
コクワガタ
カブトムシ
カナブン

 

 秋の味覚の一つでもある、クリ(栗)。この木も立派な広葉樹の木で、あまりメジャーではないかもしれませんが、クワガタ、カブトムシが集まる木の一つでもあります。

樹液が出ている所になかなかお目にかかりずらく、出ていたとしても樹液的には少し薄い(弱い)感じがます。それでも周りに強烈な樹液が出ている木がなければ集まってくることもあります。

ただしクリ(栗)の木はほとんどが人為的に植えられている事が多いので、そのような場所に無断で採集していると持ち主に怒られてしまうことがあるので、注意が必要です。

 

 

 

【アカメガシワ】

 

アカメガシワ20
アカメガシワの全体像

 

アカメガシワ1
アカメガシワの葉の群生

 

アカメガシワ22
アカメガシワの樹皮(大型木)

 

アカメガシワ2
アカメガシワの若木の樹皮

 

アカメガシワ9
アカメガシワの葉:表側

 

アカメガシワ10
アカメガシワの葉:裏側

 

アカメガシワ6
真っ黒いアカメガシワの実

 

<Shiho採集実績>

ノコギリクワガタ
ヒラタクワガタ
コクワガタ
カブトムシ
カナブン
クロカナブン

オキナワノコギリ
オキナワヒラタ(沖縄やんばるにて)

 

クヌギやニレなどに慣れている私にとっては少し変わった感じがする木です。木自体もそんなに大きくないものも多く、枝別れした辺りからよく樹液が出ているのを見かけます。

沖縄では樹液採集をする時はミカンの木とアカメガシワの木をよく見ます。実際私も沖縄に行った時、やんばるというところで、アカメガシワの木についているオキナワノコギリとオキナワヒラタを採集した事があります。沖縄では樹液採集をする場合、主力の木だとも言えます。

 

アカメガシワ14
アカメガシワの樹液を舐めるカブトムシ♂

 

樹液の質はさらりとしたような感じで、黒っぽくにじんでいる事が多いです。周りに強力な樹液を出す木が無い場所などでは結構クワガタムシ、カブトムシが集まって来ます。時には大きなヒラタクワガタが来ているのを見たことがありました。なかなか侮れない木だと思います。

 

 

【タブノキ】

 

タブ2
タブノキの全体像

 

タブ3
タブノキの樹皮

 

タブ4
タブノキの葉と実

 

タブ6
タブノキの葉の表側

 

タブ7
タブノキの葉:裏側

 

タブ8
タブノキ:実

 

<Shiho採集実績>

ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
カナブン

 

数年前に行ったポイントに大きなタブノキの木があり、そこにミヤマ、ノコ、コクワガタなどがついていました。枝先というよりは木の幹の樹皮よりにじみ出てくるような薄い樹液をかろうじてなめているといったような印象を受けました。

タブノキの木はかなり大きくなり、かなり上の方にクワガタが付いている場合もあります。蹴ったら落ちて来たことでクワガタがいるという事が分かる事もしばしば。しかしとても大きくて頑丈な木が多いので、蹴って木を振動させるには骨が要ります。樹液の臭いはあまりなく、あっさりとした印象があります。

 

 

【イタヤカエデ】

 

イタヤカエデ15
イタヤカエデの全体像

 

イタヤカエデ6
イタヤカエデの樹皮

 

イタヤカエデ8
イタヤカエデの葉

 

イタヤカエデ2
イタヤカエデの葉:表側

本州産のカエデ類の中で唯一鋸歯(葉のギザギザ)がないのが特徴

 

イタヤカエデ3
イタヤカエデの葉:裏側

裏側を見てみると、基部だけに毛の固まりがある

 

イタヤカエデ4
裏側の拡大画像、基部に毛の固まりがある

 

<Shiho採集実績>

ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ

カナブン
アオカナブン
クロカナブン

 

イタヤカエデ。もう10年以上前に友人に教えられ行っていた採集ポイントの一つに何本か生えていました。そこは近くにお寺があって、境内ではありませんでしたが、道沿いにイタヤカエデの木がありました。

葉っぱがもみじみたいな形をしているので、この様な木でクワガタが付いているのか半信半疑でしたが、よく見るとミヤマクワガタ、ノコギリクワガタが樹皮表面や枝ににじみ出ている樹液を舐めに沢山付いていたのを思い出します。

 

イタヤカエデの葉はもみじのような形をしています。本州産のカエデ類の中で唯一、鋸歯(葉のギザギザ)がなく、縁取りはつるっとして波打っているのが本種の特徴です。

また葉を裏返すと根元(基部)の部分に毛の固まりがあります。樹液は舐めると甘いです。カエデ(この場合サトウカエデという種らしい)の樹液は、ホットケーキ等にかけるメープルシロップの原料になるらしいので、その仲間の木ならば甘いのもうなずけます。

 

イタヤカエデ10
イタヤカエデの樹液を舐めるクロカナブン

 

今の私の採集はハルニレ、クヌギ中心に見ていますが、イタヤカエデ、侮れない木の一つだと思います。見かけた時は要チェックです。

 

 

【ケンポナシ】

 

ケンポナシ6
ケンポナシの若木の全体像

 

ケンポナシ2
ケンポナシの樹皮

 

ケンポナシ3
ケンポナシの葉

 

ケンポナシ4
ケンポナシの葉:表側

 

ケンポナシ5
ケンポナシの葉:裏側

 

 

<Shiho採集実績>

ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
カブトムシ
カナブン
アオカナブン
クロカナブン

 

ケンポナシの木。

私の地元宮崎県ではあまり見かけない木で、宮崎では2ヶ所でしかみたことがありません。

しかも樹液が出ているポイントは1ヶ所だけ。

よって採集回数もその場所だけで、2~3回程しかこの木で採集したことしかありませんが、その時はカブトムシがかなり沢山採れました一回の採集で20頭近く。

そ の場所は3~4本まとまってケンポナシが生えていましたが、どのケンポナシの木も樹液の出も良くカブトムシがついていました。他にはノコギリ、ミヤマクワガタ、コクワガタ、などが数頭ですがついていました。カナブンは多数いました。樹液は結構濃く、樹皮裏から出ていた樹液はかなりの発酵臭がありました。

上記画像で紹介してるケンポナシの木は、その後別の場所で見かけたケンポナシです。残念ながら若木ゆえそこまで大きく育っておらず、樹液も出ていませんでした。

しかし樹液が出ていたケンポナシ木は印象があまりにも強烈でした。ケンポナシの木、今後見かけたら要注意ですね。

 

 

ここまでが、私自身、実際にその木に出逢って採集したことのある実績とデータです。
全国にはまだその他、クワガタムシ、カブトムシが集まる木が沢山あります。私自身はまだそれらの木にもお目にかかっていないか、あるいは見過ごしてしまっているかですが、クワガタムシ、カブトムシが集まり、採集できるという木を全てではありませんが、私なりに調べ上げた分だけでもご紹介しておきます。

 

 

【スダジイ】

 

スダジイ大1
とてつもなく大きなスダジイの全体像

 

スダジイ1
小さなスダジイの若木の全体像

 

スダジイ2
スダジイの葉:表側

 

スダジイ3
スダジイの葉:裏側

 葉の裏が黄金色っぽく見えます。

スダジイ4
スダジイの葉:表側

 

スダジイ5
スダジイの葉:裏側

 

スダジイ6
スダジイの樹皮

 

<Shiho採集実績>

なし

 

スダジイと聞くと、私は沖縄でのマルバネ採集を思い浮かべます。マルバネクワガタは夜間シイの木に付くそうで、その話は有名です。

スダジイはかなり大きくなり、巨木になることでも有名です。ただ私は残念ながら樹液が出ているのをあまり見たことがありません。本土での一般的なクワガタ、カブトムシ採集においてはあまり採れた話は聞かず、実際私も残念ながらスダジイの木で採集した経験はありません。

一般的なクワガタムシ、カブトムシならばあまりお勧めの木とは言えませんが、逆にマルバネクワガタに関して言えばかなりお勧めの木になるのではないかと思います。

 

 

【ヤシャブシ】

 

ヤシャブシ1
まだ若木のヤシャブシの全体像

 

ヤシャブシ2
ヤシャブシの若木の樹皮

ヤシャブシは老木になると縦横に不規則な割れ目が入るそうですが、このヤシャブシの木はまだ若い為、その兆候が見られないようです。

 

ヤシャブシ11
ヤシャブシの葉と実

 

ヤシャブシ6
ヤシャブシの葉:表側

 

ヤシャブシ7
ヤシャブシの葉:裏側

 

ヤシャブシ5
ヤシャブシの実

 

ヤシャブシ8
ヤシャブシの熟した実

 

<Shiho採集実績>

なし

 

ヤシャブシ、私が通うフィールドにも良く探してみたらありました。結構な数があったのですが、正直今までこのヤシャブシでクワガタを採集した事がありません。

私が採集するポイントではハルニレ、クヌギ、コナラ等と、強力な樹液を出す木が多数存在するので、クワガタ達はどうしてもそちらの方に集まってくるようです。

ヤシャブシは標高の高い場所でも生えているそうなので、ヤシャブシの木でクワガタを狙うのならば、少し標高を上げて、ハルニレやクヌギなどの木が無い場所にあるヤシャブシの木を探してみるとクワガタ達がついている可能性が高いのではないでしょうか?

 

 

【アベマキ】

 

アベマキ1
アベマキの全体像

 

アベマキ3
見た感じはクヌギに似ている

 

アベマキ4
アベマキの樹皮

 

アベマキ5
アベマキの葉と実

 

アベマキ7
アベマキの葉:表側

クヌギの葉と似ているが、クヌギと比べると若干丸みを帯びている

 

アベマキ8
アベマキの葉:裏側

裏側は微毛が生え、クヌギの葉と比べると白っぽい

 

アベマキ9
アベマキの実

 

<Shiho採集実績>

なし

 

アベマキの木。私が通う宮崎の採集フィールドでもお目にかかる事もありませんので、当然この木でクワガタ、カブトムシを採集した事はありません。

しかし調べてみると、地域によっては生えている所も多いらしく、樹液の出も質も良く、クワガタ、カブトムシもよく集まってくるようです。

実際、関東、群馬県ではわずかではありますが、見かけることが出来ました。

アベマキの木は良く見てみると確かにクヌギに良く似ていて、樹液が出ていればクワガタ達が集まって来そうな雰囲気をしています。樹皮はゴツゴツとして荒く、コルク層も厚そうです。手で押すと弾力があります。

もし皆さんの採集フィールドにあったならば、是非チェックして見て下さいませ。

 

 

【カシワ】

 

カシワ1
カシワの全体像

 

カシワ3
カシワの樹皮

 

カシワ5
カシワの葉

 

カシワ6
カシワの葉:表側

鋸歯は丸くギザギザにはならない

カシワ7
カシワの葉:裏側

裏は白っぽい。表も裏も微毛が生えている。

 

<Shiho採集実績>

なし

 

カシワの木。5月5日の端午の節句にお供えされる「かしわ餅」の葉で使用されます。今回色んな木を調べていき、途中人の話を色々と聞きました。その中でご年 配の方達が「カシワの木でよくカブトムシが採れるよなー」との話を何人かの方に聞き、今回紹介してみることにしました。

実際ネットでも調べてみると、やはりカシワの木での採集実績はあるらしいです。私も実際カシワの木は見たことがなかったのですが、幸運なことにある公園で見つけることが出来ました。

樹皮&葉はミズナラの木によく似ています。ミズナラの葉のギザギザ(鋸歯)がないバージョンといった感じでしょうか。

地域によってはかなりお勧めの木の一つになるかもしれません。私も今後採集に出かけた時は気を付けて見てみようと思います。

 


【オニグルミ】

 

オニグルミ1
オニグルミの全体像

 

オニグルミ3
オニグルミの樹皮

 

オニグルミ9
オニグルミの葉

 

オニグルミ10
オニグルミの葉:表側

 

オニグルミ11
オニグルミの葉:裏側

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
オニグルミの実

 

<Shiho採集実績>

なし

 

オニグルミの木。
山沿いの沢や渓流、河川敷などに多く見られる。樹液はさらりとしてにじみ出るような感じ、樹皮が黒っぽくなってる所は樹液が出ている可能性が高いです。

全国的にもクワガタ、カブトムシが集まる木としてもかなり有名らしいですが、お恥ずかしい話、私の採集実績はありません。私が通う採集フィールドでは全く見かけない木でもあります。というか見落としているだけかもしれませんが・・・・。

川に実(種)を落として、水流を利用して種を遠くまで運んで生息範囲を広げるらしいのです。凄いですね。自然と言うのは良く出来ているものだな~と感心させられます。

川の近くで採集する時にはこの木もチェックして見ると良いかもしれません。

 


【ユリノキ】

 

ユリノキ2
ユリノキの全体像

 

ユリノキ4
ユリノキの樹皮

 

ユリノキ3
ユリノキの葉

 

ユリノキ5
ユリノキの葉:表側

 

ユリノキ6
ユリノキの葉:裏側

 

<Shiho採集実績>

なし

 

ユリノキ。北米原産の外来種。公園樹や街路樹としてよく植えられているらしいです。樹液が出ている所にはクワガタ、カブトムシも集まる事もあるらしいです。

外来種ゆえ、日本の雑木林などに自生することはなく、私も採集フィールドではお目にかかったことはありません。今回、クワガタが集まる木の事を調べていて初めてお目にかかりました。

葉もとても大きく、木自体もかなり大きくなるそうです。実際この画像のユリノキも30mほどありました。

 

何本か見ていったところ、樹液が出ているユリノキを発見しました。

ユリノキ7
ユリノキの樹液

ふむふむ、こんな感じで樹液は出るんですね。

残念ながらこの樹液には何も集まっていませんでした。

葉が特徴のある形をしているので分かりやすいと思います。見かけたら一応チェックしてみると良いでしょう。

 

 

番外編:熟した実にあつまる木

【イヌビワ】

イヌビワ6
細いイヌビワの若木の全体像

 

イヌビワ1
ある程度の太さのイヌビワの木

 

イヌビワ2
イヌビワの樹皮

 

イヌビワ3
イヌビワの葉

 

イヌビワ8
イヌビワの葉:表側

 

イヌビワ9
イヌビワの葉:裏側

 

イヌビワ4
イヌビワの実

 

イヌビワ7
イヌビワの実

 

イヌビワ5
イヌビワの熟した実

 

イヌビワ実1
イヌビワの実の拡大画、こんな大きさ

 

イヌビワ実2
イヌビワの実の断面

イチジクに似ている。水分多めで、ほのかな甘みがある

 

<Shiho採集実績>

コクワガタ
カナブン
シロテンハナムグリ
カブトムシ

 

イヌビワの木。
この木の場合、樹液に集まるというよりも、熟した実に集まる事があります。私が通う採集フィールドでもよく見かける木で、熟すと黒い実がなります。熟した実は水分を多く含み、甘みがあり、イチジクに似たような感じがします。

熟した実には、クワガタ、カナブンやシロテンハナムグリ、時にはカブトムシさえ集まることがあります。実際私もカブトムシが顔を突っ込んで食べている所を何度も見ています。

 

IMGP7571
イヌビワの熟した実に付く小型のコクワガタ♂

 

人間も食べられるイヌビワの実。ごちそうとなるのは人間だけではないようです。鳥達も好物なようで、黒く熟した実は発見が遅れると次々と食べられてしまいます。

木(樹液)に集まるわけではないのですが、カブトムシ等は集まることがあるので今回番外編として、掲載しました。

クワガタムシの採集は難しいかもしれませんが、カナブン系、カブトムシが好きな方には要チェックかも。見かけたら一度チェックして見るのも良いかと思います。

 

【ウワミズザクラ】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ウワミズザクラの木の全体像

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

樹液ではなく、果実が目当てではないか?その辺りはまだ謎なのですが、カブトムシが沢山集まって来ていました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2016年、実際にこのウワミズザクラの木の周辺でライトトラップを行い、こんなに沢山のカブトムシが集まりました。

 

<Shiho採集実績>

カブトムシ

 

 

如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介をさせて頂きました。

勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山あるかと思います。

今回はあくまで一部のご紹介となりますことをご了承下さいませ。

どの木も立派にクワガタムシ、カブトムシを集めてくれる木です。ただここで一つ注意してほしい事があります。

日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。

今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。

 

また確実な正式名称は只今勉強中です。
上記でも書きましたが、今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。

ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)

 

※この方法はあくまで私自身のやり方です。
 人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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2017年4月11日

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先日の野外採集シーズンに向けての採集地下...続きを読む

先日の野外採集シーズンに向けての採集地下見の続きです。 私の地元ではクワガタ、カブトムシが採集出来る場所はかなりの広範囲に渡って沢山ありますので、下見といえど、...続きを読む

先日の野外採集シーズンに向けての採集地下見の続きです。

私の地元ではクワガタ、カブトムシが採集出来る場所はかなりの広範囲に渡って沢山ありますので、下見といえど、とても1~2回では回り切れません。

 

AM 8:20 
気温:13℃ 
天気:曇り時々腫れ

 

今回は少し曇りがちのスッキリしないお天気。
寒さも少し冬に戻ったような感じで、出発時にはまだ太陽の光も差していなかったので、少し肌寒く感じました。

 

いつもの採集ポイントに到着。

クヌギの群生が見えます。

 

チェックしてみますが、まだクワガタの姿は見つかりません。

でも樹液は出ているようですね。

 

 

この倒木の下の枯れ葉を少し探ってみると、

 

 

やはり出て来ました。

カブトムシの幼虫です!

 

 

カブトムシ幼虫のお顔!

クワガタのオレンジ色とは違い黒~こげ茶っぽくザラザラしています。また体毛も沢山生えており毛深いのも特徴です。

 

 

枯れ葉の下を探れば探る程、沢山出て来ました。

見て下さい!どれも真ん丸と肥った幼虫です。

大きなカブトムシ成虫になることでしょう!

 

こんな感じでで3時間程下見を行いました。

 

道脇にはつくしも沢山生えていました!
まさに春を感じさせる風景ですね!

 

今回は残念ながら成虫の姿は見かけられまでしたが、丸々と太ったカブトムシ幼虫に出逢えたことは嬉しかったです。

また次回も楽しみに行ってみたいと思います!

 

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

 

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2017年4月7日

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4月に入りました。 寒さも段々と和らいで...続きを読む

4月に入りました。 寒さも段々と和らいできて、もうすぐ野外採集(昆虫採集)のシーズンがやって来ます。 この時期になると、毎年何回も紹介しているのですが、そろそろ...続きを読む

4月に入りました。

寒さも段々と和らいできて、もうすぐ野外採集(昆虫採集)のシーズンがやって来ます。

この時期になると、毎年何回も紹介しているのですが、そろそろ本格的な野外採集シーズン開始ということもあって、今年初めて採集に行く方達の為に、改めて採集で必要な道具や身なりなどをご紹介します。

過去記事と同じ文面が重複しますので、既にそんなことはご承知だと思われるの方々が大多数だとは思いますが、ここはご勘弁して敢えてご紹介させて下さいませ。よろしくお願い致します。

 

昆虫を採集する時、皆さんはどうやって捕まえますか?

そのまま素手で捕まえるという方もいらっしゃるでしょう。それはそれで十分よいのですが、採集するにあたり、少しの道具を使うことでより捕まえやすく、かつ安全に採集することが出来ると考えます。

今回ご紹介するのはあくまで私個人:Shihoの使用している道具等です。勿論人によっては自分に合った様々な道具が存在すると思いますので、あくまでご参考程度に読んで頂ければ幸いです。

 

【服装・身なり】

まずは道具というより、身に着けるものからご紹介したいと思います。

 

長袖シャツ、長ズボン

これはもう常識ですよね。
自然の中には色々な虫がいます。

人間の体に害を及ぼす虫も沢山存在するわけです。最近特によく聞くのが「マダニ」です。勿論マダニ以外にも蚊やアブ、ヒル、ハチ、など沢山の虫が寄ってきます。

そして虫だけではありません。草むらや木に登ったりする際に、身体を傷つける野バラや葉っぱ、木切れなど沢山の危険なものがあります。

また画像の服は少し黒っぽい服ですが、可能ならば白色に近い服だとより良いと思います。黒っぽい服はハチに狙われやすいと聞きます。

こういったものから少しでも身体を守るために肌を表に出さないように装備して出かけましょう。

 

帽子

帽子、夏の山には必需品です。
夏はとても日差しが強くなります。最近は夏になるとよく熱中症で病院に運ばれる方が多数いらっしゃいますので、しっかりと帽子をかぶって対策をしましょう。

また帽子は日差し対策だけではなく、頭を防護してくるという役目ももっています。

 

手袋

手袋、これも必需品ですよね。
野外の草木は思ったより鋭くてすぐに手が切れてしまいます。

普通の軍手でも良いですが、この画像の手袋は手のひらの部分がゴムで覆われている頑丈なタイプです。これならば多少のものならば安心して掴むことが出来ます。

 

長靴

長靴。草むらには様々なものが潜んでいます。
その代表格がヘビの「マムシ」です。

近づいた覚えがなくても気づかずにそのテリトリーに入ってしまって攻撃を受けてしまう例は数えきれないほどあります。

そういった意味でも長靴は必需品です。
この画像の長靴はひざのすぐ下あたりまでくるタイプです。

でもいくら長靴をはいているとはいえ、注意は絶対必要です。襲われないことにこしたことはありませんからね。

 

タオル

タオル。
これは言われなくても皆さん身に着けていくと思います。

私は長めに折りたたんで首と服の回りに埋め込んで、首の隙間からの虫や草などの侵入を防ぎます。

勿論、汗も吸い取ってくれるので、これも必需品でしょう。

 

 

【採集道具】

次に私が日頃使っている採集道具をご紹介したいと思います。

 

補虫網(径大)

虫とり網です。よく100円ショップでも売られている大き目の網です。

こういう大きい網で捕獲する場合は、くっついている樹の下に網を受け皿のようにして置き、その上で網のへりで樹を揺すります。

そうすれば振動を感知した虫が落ちてきて下にある大きな網に入る・・・そういう採り方をすれば良いかと思います。

 

補虫網(径小)

上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。

小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。

なかり長く伸ばせることが出来ます。ルッキング採集の場合には必需品。

 

懐中電灯(大)

懐中電灯(大)です。
結構大き目の懐中電灯で、光の強さも強く、かなり遠くまで光が届きます。

暗い所で回りを照らしたり、灯火採集の際にとても重宝します。

 

懐中電灯(小):ペンライトタイプ

こ ちらも懐中電灯ですが、小さいペンライトタイプです。大きさは15cm程度。

このライトは主に樹のウロ(穴)の中を照らす時に使用します。

オオクワガタ、 ヒラタクワガタ、コクワガタ、スジクワガタ、ネブトクワガタなどのウロや樹皮裏などに潜むクワガタの発見に重宝します。

 

掻き出し棒

通称:掻き出し棒:これで樹のウロの中や樹皮裏を探ります。

ウロや樹皮裏などに潜むクワガタを発見する時には、これは絶対必需品!

 

ラジオペンチ

主にウロの中にいるクワガタを採集する際に使用します。

先が真っすぐな物と、鍵状になっている物と2種類あるとより便利です。ウロの中のクワガタの顎を掴み、これで引っ張りだす事ができます。

しかし結構力が入りすぎる場合がある為、引っ張る時はある程度の加減が必要。

必要以上に力を入れるとクワガタのアゴなどが折れてしまうのでご注意を。

 

スコップ

ハンドスコップ。
日中に樹の根本などに潜っているカブトムシなどを掘り起こして捕まえる時に使用します。

 

脚立

樹の高い所に登る時に使用します。

樹のウロが手の届かないような高い場所にあった時、そーっと脚立を立てて静かに上ってウロを見ます。

 

採集ケース(ルアーケース)

小さなマスに一頭ずつ入れます。

入れられる数は限られていますが、個別に仕切られている為にお互いに噛み合うなどの喧嘩の心配はありません。

一頭一頭をきれいな状態で捕獲したい時には便利。

 

採集ケース(虫カゴタイプ)

まとめて大量に入れることが出来ますが、ルアーケースのように仕切りがない為、中で噛み合いや喧嘩が起こる可能性があります。

それでも大量に入れられるのは便利ですね。

 

 

【予防薬】

いくら完全防備をしているからといっても、やはり虫などに刺される場合があります。そんな時の為に私は以下のようなものを常備持っていくようにしております。

 

虫よけスプレー、虫さされ薬

虫よけスプレー(右2つ)、虫さされ薬(左)です。

ここ数年「マダニ」などで騒がれているように虫よけ対策は必要だと考えます。

右2つの虫よけスプレーはマダニ対策にも適応したものらしいです。強力タイプ。

そしてそれでも刺された場合には、左の虫刺され薬を・・・。持っていれば安心ですので、なるべく常備するように心がけましょう。

 

目薬

目薬。これ結構必需品です。
採集に行くと、なぜか必ず小さいコバエみたいなものが顔の回りにまとわりついてきて、スキあらば目の中に入ろうとするんです。

ナゼなのか理由は分かりませんが、これがかなりやっかい。
何度目の中に入られて嫌な思いをしたことか・・・。

そういう時には目薬は必需品です。
目に入った虫を排除した後に消毒するようなかんじで目薬をつけるようにしています。

 

ポイズンリムーバー

ポイズンリムーバー。
蜂や虫に刺された場合、毒を吸い出す機器です。

しかしこれがあれば、もう刺されても大丈夫というわけでは御座いません。

あくまで応急処置なので、刺された場合は病院に行った方が賢明でしょう。

特に「アナフィラキシーショック」にはご注意下さいませ。

 

 

 

 水分&塩分補給】

野外採集に行くときには、必ず水分補給や塩分補給が必要になります。

日本の夏は30℃をも軽く超える炎天下になります。野外採集はとても楽しく、夢中になり気がつかないうちに水分や塩分がどんどん失われていきます。

それらが不足してくると熱中症などを引き起こす原因にもなりますので、注意が必要です。

こまめな水分補給、塩分補給を心がけるようにしましょう。

水分&塩分補給用

私がよく持っていく補給用品です。
こまめな水分&塩分補給は絶対必要です。

 

 

如何でしたでしょうか?上記が私が採集に持っていく際の主な道具類です。

勿論、脚立などは持っていくことも大変なので、そこは個人のお好みで・・・。しっかりと安全対策をして、野外採集を楽しみましょう。

 

※上記採集用具はあくまでShiho個人のお勧めです。ご参考程度に読んで頂ければ幸いです。

※採集はマナーが大切です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

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2017年4月4日

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本日、ブリードルームをチェックすると、別...続きを読む

本日、ブリードルームをチェックすると、別のスマトラオオヒラタの♀が羽化していました。   ・・・・・しかし、   よーく見てみると、 何と羽...続きを読む

本日、ブリードルームをチェックすると、別のスマトラオオヒラタの♀が羽化していました。

 

・・・・・しかし、

 

よーく見てみると、

何と羽が閉まりきっておらず、しかもディンブル&内羽もはみ出してしまっています。

完全なる羽化不全ですね。

 

こうなってしまってはもう打つ手がありません。

後は体が黒く固まり、そして無事に経過してくれることを祈りましょう。

 

しかし、蛹室は常にクリーンにしていたし、原因は見当たりません。

もしかすると、羽化不全の前に蛹化不全だったのかもしれませんね。

残念ですが、これも飼育をしていれば起こる事です。前向きに考えたいと思います。

 

※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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2017年3月31日

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ブリードルームをチェックすると、スマトラ...続きを読む

ブリードルームをチェックすると、スマトラオオヒラタの♀が羽化していました。   蛹室内で羽化したスマトラオオヒラタ♀成虫   優しくそっと取...続きを読む

ブリードルームをチェックすると、スマトラオオヒラタの♀が羽化していました。

 

蛹室内で羽化したスマトラオオヒラタ♀成虫

 

優しくそっと取り出してみました。

 

おお、さすがにずっしりと来ますね!

大きいです!!

 

ひっくり返してみると、お腹側はまだ赤いです。

 

 

体長は♀50.7mmでした。

50mmを越えて来たのでまずまずの大きさではないでしょうか。

 

この♀成虫の詳細情報です。

 

【飼育種】
和名:スマトラオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus
産地:スマトラ島 アチェ

 

【累代】
CB

【羽化体長】
50.7mm

【飼育したエサ】

EP-1100菌糸(1本羽化)

【幼虫初回投入日】
H28/11/7(1~2令投入)

【羽化日】
H29/3/24

【羽化までの期間】
4ヶ月と1週間程度

【管理温度】
25~27℃前後(最初の2ヶ月程度)
21~23℃前後(H29年1月位~羽化まで)

 

スマトラオオヒラタ♀、最初の1頭が羽化して来ました。

菌糸ビンE-1100での1本羽化。

羽化までの期間もわずか4ヶ月と1週間程度というスピード羽化でした。

スピード羽化だった割には、体長は50mmを越えてくれましたので、まずまずの結果を残せたのではないかと思います。

まだまだ他にも蛹個体や終令幼虫がいますので、今後の羽化も楽しみになりました!

 

※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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2017年3月29日

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先日の野外採集の下見でネブトクワガタを見...続きを読む

先日の野外採集の下見でネブトクワガタを見かけた私。(実際にはその場では気付かず、帰宅して画像チェックしてから気づいた大ボケものでは御座いますが) それから今年度...続きを読む

先日の野外採集の下見でネブトクワガタを見かけた私。(実際にはその場では気付かず、帰宅して画像チェックしてから気づいた大ボケものでは御座いますが)

それから今年度の採集の準備を着々と開始。

準備してく中で、注文していた、ある物が到着!

 

それは、

ジャーン!!

ついに私の所にもやって来ました!

「ポイズンリムーバー」です!

ポイズンリムーバー、毒を吸い出す機器です。

 

昨年、長年の採集歴の中で初めてスズメバチに刺されてしまいました!

樹液に群がるオオスズメバチ

 

その時は痛みと腫れだけで済みましたが、2回目以降は「アナフィラキシーショック」を引き起こした場合が大変怖いと言われています。

 

 

その為に、仮の処置的なものにはなりますが、用心を期して「ポイズンリムーバー」を今季より導入しました。

ちなみにお値段は約¥4.000程度。

 

開けてみると、吸入器と様々な形状のトップ(吸出し口)があります。

カミソリが入っているのは、おそらく体毛などを剃って吸い出せということなのでしょう。

 

しかしこれがあれば、もう刺されても大丈夫というわけでは御座いません。

あくまで応急処置なので、刺された場合は病院に行った方が賢明でしょう。

 

ちなみにアナフィラキシーショックが起こる際には兆候があるみたいです。

刺された後に、

 

・次第に気分が悪くなる(吐き気や頭痛等)

・心臓の鼓動が早くなる

・息が苦しくなる

 など

 

これらの症状等が現れ始めた時は要注意です!!

即座に病院に直行しましょう!

 

用意は万全にするに越したことはありませんので、皆様もしっかりとした対策をお勧めします。

 

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2017年3月25日

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