今は1月、冬真っ只中ですね。とても寒い日...続きを読む

今は1月、冬真っ只中ですね。とても寒い日が続いています。 外国産ののクワカブにとっては寒さの厳しい時期です。では、クワカブを冬場にどう管理するか? 昨年も同様の...続きを読む

今は1月、冬真っ只中ですね。とても寒い日が続いています。
外国産のクワカブにとっては寒さの厳しい時期です。では、クワカブを冬場にどう管理するか?

昨年も同様の記事を書きましたが、最近よく質問される事が多いので、
今日は生体を飼育するに至って冬場の管理のやり方の一例を私Shiho流ではありますが、改めてご紹介したいと思います。(やり方&
ご紹介内容は昨年の日記の重複になりますが、御了承下さいませ)

日本の虫は、元々この日本の四季のある環境に順応しており、氷点下になる冬でも乗り越えられる能力を持っています。ですが、
外国産の虫についてはこの能力は持ち合わせておらず(一部例外もある)、日本の虫と同じように常温飼育をしてしまっては、
かなり動きが悪くなり、場合によっては死亡してしまいます。

それではどうすれば良いのか?
答えは温度管理をしてあげれば良いのです。
簡単に答えてしまいましたが、この温度管理、結構大変で苦労している方も多いと思います。

大量に虫を飼育されている方等は、一部屋ごと空調(エアコン)による温度管理をされている方が多いようですが、少量を飼育されている方、
電気代を考えて一部屋エアコンを常時つけられない方も多数いらっしゃると思います。

そんな時は簡易温室を作ってみるという手があります。
簡易温室には、ガラス温室を利用した立派なものもあれば、メタルラックにビニールをかぶせたもの、
ダンボールや発泡スチロールを工夫して作ったもの等、工夫次第で色々手作りする事が可能です。

今日はその中で少量飼育の方の場合を想定して、発泡スチロールでつくった簡単な温室をご紹介します。

【3つの発泡スチロールを使用した小型簡易温室】

まず同じ大きさの発泡スチロールを用意します。
画像003 001  

3つの発泡の内、2つを底面をカッターでくり抜き、キャンプ等で使用するバーベキュー用の金網をおきます。
画像003 010  

残り一つは一番底面になるのでそのままですが、温度源となるものを置きますので、コードの穴を開けます。
今回は電気あんかを温源に使用しました。
コードの穴の部分は切り取った部分を少し小さくして再度はめ直すとよいでしょう。
画像003 007 画像003 008

3つそろって下のような感じです。
画像003 006

後は重ねて、2つの段の上に飼育する虫を置くだけです。
画像003 002

この温室は小さいので多数の数は置けません。
また温源も電気あんかと比較的弱めの温源であるため、外気温が凄く寒い場合には、中が低くなる場合もあります。置く場所などを選んで、
適温になるように調整しましょう。
中に温度計を1本入れて確認すると良いと思います。

この様な感じで小型のものならば結構簡単に作れます。
後は飼育の数に合わせて土台を選び、それにあった温源を選択するとよいでしょう。
温度が高く上がりすぎるような温源(小型電気ヒーター)等は、コンセントとの間にサーモを接続して温度設定をしてあげれば、
一定の温度を保つ事も可能です。

あくまで簡易温室ですが、以外となかなか役に立ちますよ。
御参考までに・・・。(^^)

使用したアイテム

2009年1月19日

カテゴリー

使用したアイテム

関連タグ

コメント[0]

ブックマーク・共有

先日の日記にて、「たく」さんより、以下の...続きを読む

先日の日記にて、「たく」さんより、以下の様な質問がありました。 【グラントシロカブトって卵期間が長い種類なんですよねえ? 卵期間って何ヶ月ぐらいなんですか?】 ...続きを読む

先日の日記にて、「たく」さんより、以下の様な質問がありました。

【グラントシロカブトって卵期間が長い種類なんですよねえ?
卵期間って何ヶ月ぐらいなんですか?】

大分前(2006/8月)の日記にてご紹介しましたが、2年近く経過していますので、ここで改めてまた書いてみようと思います。
(一部は前の日記の重複になりますのでご了承くださいませ)

今回、たくさんより質問がありましたが、おっしゃるようにグラントシロカブトの卵の期間は長いです。早いものは2~3ヶ月程度、
長いものに関しては半年以上かかってしまうものもあります。ですが、中には例外もあって、1ヶ月程度で孵化してしまうものもあります。
なぜこのように孵化時期がズレてしまうのかはまだ分かりません。解明されているのかもしれませんが、私は存じていません・・・。
(だれかご存知の方ご教授下さい)

ではどうやって卵の管理をしているのか・・・。
まず卵の管理ですが、私の場合はグラシロもヘラヘラも皆同じよう画像のように管理いたします。

卵の管理 

ケースに穴をつくって卵を落とし込み、その上をマットで覆います。私は全て卵は一緒に管理し、ケース底に幼虫が見えた時点で一旦全て出し、
孵化した分の幼虫を回収、それ以外の孵化していない卵はまたもとのように管理してます。

採卵をせず、産卵セットしたままでの孵化を待つのも一つの方法ではあると思います。勿論、その方法も良い方法だと思います。元来、
自然界では卵はそのまま孵化するものですので、親♀が作った卵室にかなう管理状況はありません。

では何故採卵するかというと、皆様ご存知のように、マットにおける
ダニや線虫の発生から衛生上卵を守る為なんです。

自然界では勿論無数のダニ、線虫が土の中に同居しております。
ただ自然界の場合は広大なスペースがありますし、風通し等が良い為、
比較的じめじめしていません。

飼育の場合はケース内管理になってしまうので、どうしても
ケース内によるダニ、線虫の増殖、蒸れ等が起こってしまいます。

以上の事より私の場合は卵で取り出し管理しているというわけなんです。
勿論、やり方は人様々ですので、私のやり方がベストというわけでは
御座いませんので御了承下さいませ。

他の皆様も「こういうやり方がベストだよ、卵の孵化がズレる原因はこういう理由があるんだよ。」
という意見がありましたらドンドンご紹介下さいませ。私も一緒に勉強させて頂きたいと思っております。(^^)

使用したアイテム

2009年1月13日

カテゴリー

使用したアイテム

関連タグ

, , ,

コメント[0]

ブックマーク・共有

久しぶりにグラントシロカブトの羽化報告で...続きを読む

久しぶりにグラントシロカブトの羽化報告です。 【グラントシロカブト♂81mm】 【グラントシロカブト♀53mm】 【飼育種】 和名 ヘラクレス ヘラクレス 学名...続きを読む

久しぶりにグラントシロカブトの羽化報告です。

グラントシロカブトオスの画像 
【グラントシロカブト♂81mm】

グラントシロカブトメスの画像 
【グラントシロカブト♀53mm】

【飼育種】
和名:グラントシロカブト

【羽化体長】♂81mm♀53mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1500ccブロー容器(径137×高さ130)
【えさ交換回数】途中2~3回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して今現在で約9ヶ月(合計11ヶ月)
♀2令投入して今現在で約8ヶ月(合計10ヶ月)

今回のグラントは♂81mmと80mmを越えたので嬉しかったです。きのこMat で飼育しましたが、飼育期間中特に問題なくグングン育ってくれました。蛹化~羽化もそのまま人工蛹室などに移すことなく自然に羽化しました。

羽化までの期間は1年はかかりませんでしたが、少し長め。♀は同時羽化ではなく♂よりほぼ1ヶ月早い羽化でした。 撮影公開は同時にしたかったので少し待ってもらったと言うわけです。

次回は更なる大型を狙います。(^^)

使用したアイテム

先日の日記にていくつか質問がありましたの...続きを読む

先日の日記にていくつか質問がありましたのでちょっとここにて取り上げてみたいと思います。 【リンダーマンさんの御質問】 早速なんですが日本産のコクワとオオクワガタ...続きを読む

先日の日記にていくつか質問がありましたのでちょっとここにて取り上げてみたいと思います。

【リンダーマンさんの御質問】
早速なんですが日本産のコクワとオオクワガタは月夜野さんのクワガタマットを固詰めしてもダメなんでしょうか?

基本的にコクワとオオクワは材産みだと考えます。
過去にきのこMat
、くわMatをかなりの力で加圧してマット産卵を試みましたが見事に玉砕しました。固めの部分で大きな材という風に思わせたかったのですが失敗でした。
しかしまだ2度程しか試した事がありませんので、絶対ダメだとは言い切れないかもしれません。
色々と工夫してチャレンジして新しい方法を編み出すのも面白いかもしれません。御参考までに・・・。(^^)

【ゾロさんの御質問】
早速質問なんですが、
ワイルドのパプキン金♂×赤♀から青系がでることってありますか???やはり、地道にインブリードしかないんですかね?

パプキンですが、私もかなりやりました。
参考になるかどうかは分かりませんが、私の体験談を一つ。
私がパプキンを初めて手に入れたのはもうかなり前、7~8年?もっと前だったかもしれません。
当時はまだノーマル系色のパプキンでも結構高価で、ブルー系というのはまだ見たことがありませんでした。

その内ブルー系色のパプキンが注目され始めました。当時は♂個体ではなく♀個体のブルーを皆さん求めていました。
ですがやはりブルー♀はかなり高価だったため、私も何とか今もっているパプキンからブルー♀が出ないものかと色々と試行錯誤しました。

当時私が所持していたのはノーマル系色。
当時の個体とは全く同じではないでしょうが、以下のような感じの色合いだったと記憶しています。


画像003 010
【♂はこのような感じ】

画像003 080
【♀もこのような色が混ざったような感じでした】

上記のような、今で言うノーマル系色的な色合いの個体をブリードして、その子供達に少しでもブルーが出ている部分を注目しました。
私が最も注目した部分は

・足にブルーが出てきている

特にこの部分でした。
まずは足のブルー化固定を目標として2世代ほど回しました。その内足だけではなく背中や腹側にもグリーン混じりのブルーが出るようになり、
それを更に煮詰めていってブルーが出始めました。

画像003 032
【そのうちこのような色合いの♀も出るようになりました】

この上記のような感じの♀が出るようにまでインラインでやって来ました。
ですがずっとインラインでやるには血の限界があるため、数を増やし、枝分かれした血統での戻し交配みたいな感じで色を煮詰めて行きました。
それこそ何千と飼育したのではないかと思います。

ちょっと経験話が長くなりましたが、
上記のような経験からゾロさんのいう金♂×赤♀からでも青が出る可能性は絶対無いとは言い切れないと思います。
♂は遺伝がなかなか伝わりずらいですが、♀は以外に親の色合いを反映しやすいと思いましたので、
まずは青♀を作出する事から挑戦してみると良いかと思います。

結論をまとめると

・金♂×赤♀より産まれた個体で少しでもブルーが出てきている個体を選抜してブリードする。

・産まれて来た個体たちを更に選抜しインラインで煮詰めていく。その時後々の血の濃さを防ぐ為に枝分かれの派を作っていくのも忘れずに・・・


このような流れで行っていけば青♀、やがては青♂へとつながって行くのではないでしょうか・・・。
実際わたしの場合ノーマル系同士の親からブルー系を出す事には成功しましたし・・・。やり方は色々とありますので、
あくまで参考までに聞いて頂けますと幸いです。(^^)/

使用したアイテム

2009年1月7日

カテゴリー

使用したアイテム

関連タグ

, , , ,

コメント[0]

ブックマーク・共有

★★A・HAPPY NEW YEAR!!...続きを読む

★★A・HAPPY NEW YEAR!!★★ 新年あけましておめでとうございます。 年末~お正月と長期休みも終わりました。 皆さんお元気でお過ごしでしたでしょう...続きを読む

★★A・HAPPY NEW YEAR!!★★

新年あけましておめでとうございます。

年末~お正月と長期休みも終わりました。
皆さんお元気でお過ごしでしたでしょうか?(^^)
今日からまた心機一転新しい気持ちで頑張りたいと思います。

今まではデータ公開が中心の日記になっていましたが
今年はもっと皆さんに親しみ深くなるように時には余談なども折り入れながら砕けた内容で楽しくやっていこうと思っております。

ここで公開されている飼育データはあくまで私の所で出たものだけです
私とは違った環境、もっとよりやり方などあって当然ですので、
みなさんも遠慮なしにどんどんレス入れて下さいね。
私も一緒に勉強させて頂きます。

それでは本年もどうぞよろしくお願い致します。

月夜野きのこ園 飼育担当 Shiho

★★★★★★★★★★★★★★★

使用したアイテム

2009年1月5日

カテゴリー

使用したアイテム

関連タグ

コメント[0]

ブックマーク・共有

早いものでもう今年も終了ですね。 今年も...続きを読む

早いものでもう今年も終了ですね。 今年も月夜野きのこ園をご愛顧頂き本当にありがとうございました。 またこの飼育日記を御覧頂き重ねて御礼申し上げます。 私なりに色...続きを読む

早いものでもう今年も終了ですね。
今年も月夜野きのこ園をご愛顧頂き本当にありがとうございました。
またこの飼育日記を御覧頂き重ねて御礼申し上げます。

私なりに色々とデータを取って来ましたが、まだまだデータの無い種など沢山あります。
来年度はまた違った種類や変わった飼育のやり方などをご紹介出来ればと思っております。

皆さんもよいお年をお迎えくださいませ。
ではまた来年会いましょう。(^^)/

使用したアイテム

2008年12月29日

カテゴリー

使用したアイテム

関連タグ

コメント[0]

ブックマーク・共有

さぁ年の瀬、今年ももう終盤を迎えました。...続きを読む

さぁ年の瀬、今年ももう終盤を迎えました。 皆さんよいクリスマスは過ごせましたでしょうか? 今日はサタンオオカブトの産卵結果:1回目の採卵の報告です。 【サタンオ...続きを読む

さぁ年の瀬、今年ももう終盤を迎えました。
皆さんよいクリスマスは過ごせましたでしょうか?

今日はサタンオオカブトの産卵結果:1回目の採卵の報告です。

サタンオオカブト画像 
【サタンオオカブト♂個体参考画像】

【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名  Dynastes satanus

産地:ボリビア産
累代:F2(親♂♀共に同血統兄弟)

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果:1回目】卵58個回収 
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約22日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】通常の設定よりほんの少し水分量多め。(手で強く握って少し水が染み出る位)
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

発酵マットの産卵セット例
クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

サタンオオカブトの卵 

今回はサタンオオカブトの産卵。
完熟Mat
で産卵セットを組みました。今回が第1回目の採卵でしたが、大変良い採卵結果が出ました。産卵セット期間は少し長めの22日でしたが、
実に58個もの採卵結果でした。平均すると一日あたり2個以上産み落としてくれた計算になります。

先日のネプチューンオオカブト(野外ものワイルド♀個体)も沢山産んでくれましたが、このサタンも期待出来そうです。
やはりポイントは温度ですね。今の時期は暖房をかけているので湿度自体はそこまで高くはありません。
正直最初は湿度も高めの方がよいではと思っていましたが、マット内の水分調整を若干高めにする事で産卵には影響はなさそうです。

まだ♀は元気ですので第2回目の採卵もご報告いたします。(^^)

使用したアイテム

2008年12月27日

カテゴリー

使用したアイテム

関連タグ

, , ,

コメント[0]

ブックマーク・共有

今回も久しぶりの登場、ダイオウヒラタです...続きを読む

今回も久しぶりの登場、ダイオウヒラタです。 このダイオウにはちょっとした思いいれがありまして、私が初めて購入した外国産種がこのダイオウヒラタでした。当時はまだ入...続きを読む

今回も久しぶりの登場、ダイオウヒラタです。

このダイオウにはちょっとした思いいれがありまして、私が初めて購入した外国産種がこのダイオウヒラタでした。
当時はまだ入荷も少なく価格も結構高めでしたが、今ではインドネシア便の定番種としてよく入荷しているようです。


ダイオウヒラタ
 
【ダイオウヒラタクワガタ♂83mm】

【飼育種】
和名:ダイオウヒラタクワガタ
学名:Dorcus bucephalus

産地:西ジャワ産
累代:WF1

【羽化体長】♂83mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約10ヶ月(合計12ヶ月程度)

幼虫飼育は菌糸ビン、マットどちらでも大きく育ってくれます。
今回はきのこMat
で育てました。菌糸ビン飼育に比べると若干時間はかかりますが♂83mmUPとまずまずのサイズで羽化してくれました。
ちなみに菌糸ビンならば約7~8ヶ月もあれば羽化してくれます。

今回飼育したのは西ジャワ産。東ジャワと比べると顎を閉じた時に若干閉じた形の形状が異なる事で区別されているようです。
少し詳しく述べると・・・・

東ジャワ産:両顎を閉じた時、合わせた所が平行になる。
西ジャワ産:両顎を閉じた時、合わせた所が少し山型になる。

今回の個体は西ジャワ産に当たります。ただこれは絶対ではなくあくまでも傾向にあるそうです。

またダイオウヒラタはジャワの特産種で、スマトラヒラタやパラワンヒラタなどのtitanus属とは別種らしいです。この顎の鋭い湾曲!
初めて見たときこの形状に惹かれました。まだ飼育したことのない方は是非挑戦してみて下さい。格好良いですよ~。(^^)

使用したアイテム

2008年12月22日

カテゴリー

使用したアイテム

関連タグ

, , ,

コメント[0]

ブックマーク・共有

久しぶりのヘラクレス・ヘラクレスの羽化報...続きを読む

久しぶりのヘラクレス・ヘラクレスの羽化報告です。 但し今回飼育に使用したマットは黒土Matです。 産卵時に関しても黒土Matを使用して採取した幼虫ですので初令~...続きを読む

久しぶりのヘラクレス・ヘラクレスの羽化報告です。
但し今回飼育に使用したマットは黒土Matです。

産卵時に関しても黒土Matを使用して採取した幼虫ですので初令~羽化まで全て100%

黒土Mat
のみで羽化させたことになります。


ヘラクレスヘラクレス
 
【ヘラクレス・ヘラクレス♂135mm&141mm】

【飼育種】
和名:ヘラクレス・ヘラクレス
学名:Dynastes hercules hercules

【羽化体長】♂135mm&141mm
【使用したエサ】黒土Matのみ
【使用した容器】
クリーンケースS

【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約12ヶ月(合計14ヶ月程度)

今回のヘラヘラは黒土Matのみで羽化させました。


黒土Mat
というとどちらかというと産卵用マットのイメージが強いのですが、黒土Matでも十分に幼虫飼育は可能です。

羽化までの飼育期間は当園飼育ルーム管理下においてはほんの少しですがきのこMat
で飼育した時に比べると長めだったようです。きのこMat
飼育ならばこの辺りのサイズならば12ヶ月程度で羽化してくれています。その2ヶ月程度の差は栄養価の問題かな・・・と思っております。

温度を少し低め(20℃前後)にしてもう少し幼虫期間をじっくりとひっぱれば150mmサイズも見えてくるのかな・・・。


ヘラクレス画像
 
【やっぱりヘラヘラは格好よい!】

まだまだ色々と微調整して試す価値はありそうです。
日々精進したいと思います。(^^)

使用したアイテム

2008年12月17日

カテゴリー

使用したアイテム

関連タグ

, , ,

コメント[0]

ブックマーク・共有

12月も早くも半ば・・・今年ももうあと少...続きを読む

12月も早くも半ば・・・今年ももうあと少しとなりました。 最近はめっきり寒くなって来まして、飼育者の方達は温度管理が大変な時期になってきましたね。 さて、今回は...続きを読む

12月も早くも半ば・・・今年ももうあと少しとなりました。
最近はめっきり寒くなって来まして、飼育者の方達は温度管理が大変な時期になってきましたね。

さて、今回は約半年ぶりにギラファ属:最大体長になる亜種keisukeiの羽化報告です。


ギラファ画像
 
【ギラファ♂112mm】

【飼育種】
和名:ギラファノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus giraffa keisukei

【羽化体長】♂112mm
【使用したエサ】菌糸ビン:Element1100Element1400
【えさ交換回数】 途中1回の合計2本使用
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約9ヶ月(合計約11ヶ月)

ご紹介するまでも無くおなじみkeisukeiギラファです。
今回久々の羽化ですが、1頭目で110mmの大台を超えてくれたので満足しております。
最大は120mm近くなりますので、そのクラスと比較するとまだまだ小さめです。
ですが、このkeisukeiはとても飼育もし易く、比較的体長も伸びてくれるので初心者の方にはオススメの種です。

実際この個体♂112mmもElement1100Element1400
の菌糸ビン2本で羽化してくれました。
1本目のElement1100
を8割方食べきって交換したときの幼虫体重は51gでした。
2本目のElement1400を7割方食べきった所で蛹化し始めました。
蛹室はいつものように斜めに作り羽化した時の体長より若干大きい位で窮屈そうでした。
傍目から見ると狭いように見えるのですがそれでも無事羽化してくるからたいしたもの。。。


ギラファ画像
 

う~む、まじまじと見ていると見慣れているギラファですがやはり格好よいです。次は♂120mmを目指してまた頑張ります。(^^)

使用したアイテム

2008年12月13日

カテゴリー

使用したアイテム

関連タグ

, , ,

コメント[0]

ブックマーク・共有

月夜野きのこ園
〒379-1305 群馬県利根郡みなかみ町後閑1170/0278-20-2060
TSUKIYONO KINOKOEN All Rights Reserved.