お盆休みも終了。皆さんもいかがお過ごしになられたでしょうか・・・。本日より月夜野きのこ園も業務再開! またどうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m
さて、つい昨日のお話、お盆休みの最終日に少し時間が出来たので、ちょこっと山の様子を見たくて、採集に行ってきました。ところが・・・・。
車が故障・・・。山へ向かっていると、ボンネットから白い煙がモクモクと・・・。あわてて車を止め、 ボンネットを開けると・・・写真のようなかんじになっておりました。
やっちゃいました・・・・。車屋さんに電話し、見てもらう事に・・・。見事オーバーヒートでした。 原因は今調査中。
結局、この日は採集は出来ず、帰宅・・・。
本当についていない日でした。また近々リベンジしたいと思います。また頑張ります!
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8月に入り、野外の昆虫達も盛んに活動をおこなっている時期ですね。クワガタはそろそろピークを過ぎてくる頃ですが、カブトムシは今からが本番になりそうです。
そこで今日は国産カブトムシについてちょっと紹介してみましょう。
【飼育種】
和名:カブトムシ
学名:Trypoxylus dichotomus
国産の雄、ご存知ムシキングの国産カブトムシです。飼育は成虫飼育、幼虫飼育、産卵、全てにおいてとても容易な種です。まさに初心者向けといえます。
【成虫飼育】
マットは何でもOK。とてもえさ食いが激しいので、エサを切らさないようにしましょう。
【幼虫飼育】
お勧めは「きのこマット」。単独飼育の方が多頭飼育よりもより大型になる傾向があります。また温度管理(通年25℃管理位)があると、野外天然ものよりも早めに羽化してきます。日本の虫ですので、常温飼育でも大丈夫です。
【産卵】
お勧めは「完熟マットもしくは黒土マット」です。国産のカブトムシはばら撒き産卵しますので、ヘラクレスのセット等のようにマットをそれほど固く敷き詰めなくても大丈夫です。 管理温度は25~28℃位がベストです。
国産カブト虫と国産クワガタムシ、どっちが好き?と子供さんに聞く事があります。大抵の方はクワガタの方が好きと答える子供さんが多いのですが、幼稚園児や保育園児等の年齢が低い子供は「カブト虫の方が好き」と答える事も少なくありません。挟まない、大きい、力が強いといった意味でも人気が高いです。それに数年前ブームになったムシキングの主役でもありますしね。
上記でも書きましたが、多頭飼育でも幼虫飼育は可能です。ただ可能とはいえ、あまり入れすぎると大きな個体には育ちにくくなりますので、密度には気をつけましょう。それと勿論常温飼育も可能です。じっくりゆっくり育てたい方、温度管理が出来ない方等はこちらの方もオススメです。羽化時期はまだまだ遅くなりますが、より自然に近い状態で観察する事が出来るでしょう。
皆さんも今年は国産の雄、カブトムシを是非飼育してみませんか?(^^)
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久々に採集に行きました。
マイナスイオンたっぷりの森林浴~うーん!気持ち良いです!
とっても小さい、クワガタ、体長20mmほどです。・・・何のクワガタかわかりますか?そうです、スジクワガタです。よーく見ると顎の内歯がインドアンテみたいに内歯上がりになっています。これが特徴です。コクワだとこのサイズクラスだとほとんどの個体は内歯は消失している可能性が高いです。顎の開きもコクワの方がもっと湾曲しています。
大歯のノコギリクワガタGET!、サイズは69mmありました。70mmには届かなかったもののかなりの大型です。
番外編、ヤマトタマムシGET!とってもキレイですよね。今回も自然の空気をおもいっきり楽しめました。また次回の採集も楽しみです。(^^)/
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採集に行ってきました。天気は曇り、とっても蒸し暑いです。前回は熱中症気味でダウンしましたので、今回は水分補給と体調管理をしっかりして行きました。
林道を進んでいきます。
樹液が出ている樹です。ツタの隙間にクワガタの影が見えます。他はカナブンなどがちらほら・・・。
こういう隙間にヒラタやコクワなどが潜んでいる・・・・ハズです・・・。
・・・・・・なかなかいません・・・。
・・・・・・・ここにもいない・・。
・・・・いました!!・・・
でも・・・クワガタではなく、オオススメバチです。でかいです。大型です。この時期のスズメバチは秋口ほど凶暴ではありませんので、近づいても怒らせなければ襲ってきたりはしません。でも危険に越した事はありません。スズメバチがいたら回避するのが一番です。そぉ~っとスルーします。
ミヤマが採れました。なかなかの良型です。体毛もまだ擦れておらず、美しいです。今回の採集もとっても楽しかったです。良型のミヤマも採れたし、また次回も楽しみになりました。(^^)/
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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先日、あるお客様より、国産のアオカナブンの飼育方法について質問が来ました。今日はカナブンの飼育について書いてみたいと思います。
昼間の樹液にたかるカナブン、今も昔も変わらず結構な数がいますよね。 クワガタやカブトムシばかりが主役になりがちですが、カナブンも良く見るととてもキレイな昆虫です。とはいえ、私も国産のカナブンはまともに飼育した事はありません。今回は外国産のカナブン[ポリフェムスオオツノカナブン]ですが、こちらを例にとってご紹介したいと思います。飼育方法はほぼ同じような感じで大丈夫だと思います。
<幼虫飼育>
【お勧めマット】完熟マット>くわマット>黒土マット
【水分量】少し少なめ
【設定温度】25℃前後
【使用容器】860ccプリンカップ
【エサ交換回数】3回位
【羽化までの期間】約7ヶ月
大型なカナブン種の一つ、ポリフェムスオオツノカナブンです。幼虫飼育はとても容易で、飼育する容器も860cc程度のプリンカップで十分です。
今回質問があった国産のアオカナブンならば300ccプリンカップ程度だと思います。水分量は少し少なめで、ほんのり湿り気がある程度で管理しました。羽化までの回転も早いです。
また産卵についても結構容易な方で以下の様なセット方法で十分産卵してくれました。産卵でもお勧めマットは、完熟マット>くわマット>黒土マットです。そのままでも良いですが、微粒子の方が更に結果が良かった記憶があります。
上記の図でマットを固く詰めるとありますが、ブンブンの場合、ばら撒き産卵が多いのでそこまで固く詰める必要は無かったと思います。
外国には色んな種のカナブン・ハナムグリがいます。数年前はブンブンブームが来て、色んな種のハナムグリやカナブンが沢山流通していました。懐かしいですね。
以下の画像はインカツノコガネです。
これもキレイな昆虫ですよね。今現在は外国産ブンブン系は輸入規制がありますので、なかなか入手出来ない状況です。私も今度国産のブンブン系をブリードしてみたいと思います。その時はまたご紹介しますね。(^^)
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採集に行ってきました。
最初出かける時は天気はあまりよくなく曇り・・・。でもかなり蒸し暑い・・・。
山に到着・・・ムンムンした熱気が漂っています。少し日差しも回復してきました。
またポツポツと採集・・・・。なかなか順調だと思っていたとき、次第に体調が悪くなり、吐き気が襲ってきました。本当はまだまだ採集するつもりだったのですが、あまりの体調の悪さに断念・・・。吐き気を我慢して引き返しました。軽い熱中症のようでした。水分もきちんと取ったのですが、蒸し暑と日差しで参ったようです。皆さんも採集する時はくれぐれも熱中症には気をつけましょう。また次回リベンジです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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雨が続きますね~。雨の合間をぬって採集に行ってきました。
今日はどんな虫との出会いがあるかなぁ~。
まずはいつものように道具を車に乗せて・・・と。
山路へ向かいます。
先日からの大雨で水かさが増しています。いつもはチョロチョロっと流れる川なのに・・・。
この真ん中の緑にまみれた木、この木毎年よく集まるんです。ちょっと蹴ってみます。
大歯のノコが落ちてきました!
いいですね~、良い型です。今年の初ノコギリです。
となりを見ると、ミヤマも落ちていました。今年の初ミヤマです。
樹の隙間にヒラタクワガタもいました。小型ですが・・・。
コクワガタです、♂♀一緒に樹液に集まっています。
今回は色々な種を見つける事が出来ました。ノコギリの大歯は嬉しかったですね!そろそろ虫たちも出始めたみたいですね、また次回が楽しみです!(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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外国産のカブトムシの王様といえばなんと言ってもヘラクレスオオカブト。一時のブーム時期には様々な種のヘラクレスが日本に入ってきたものです。ですが今では野外品の入荷はほとんどなく、飼育品に関してもあまり見かけなくなってきました。
そこで今日はそんなにヘラクレスを見た事がないという初心者の皆様に向けて、 当ブリードールームで過去飼育したヘラクレスの一部を紹介をしてみたいと思います。
上記、8亜種が当ブリードルームで飼育したヘラクレス達です。今せいぞろいしたら迫力でしょうね。世界ではこんな素晴らしいカブトムシが存在するんです。大切にしていきたいですね。
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雨ばかり続くので採集になかなか行けません。今日はネブトクワガタの採集方法を紹介したいと思います。
【参考画像:本土ネブトクワガタ♂28mm】
【種類】
和名:ネブトクワガタ
学名:Aegus laevicollis
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
4月下旬~9月下旬
【採集場所】
少し山の方に入った所に見られます。基本的には小さな浅い穴(ウロ)やに樹皮の裏などに居る事が多いです。後、木の根元辺りにポツンと付いていることもしばしば・・・ 。樹液がかなり出ている泥状の所に潜んでいます。(下記画像参考)
上記の樹液が集まって濁っているような所についている事がしばしば・・・。
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【ネブトクワガタのいそうな場所】
ネブトクワガタの場合、基本的には夜活動しますが、暗い場所では昼間でも活動は盛んです。 先にも書きましたが、木のウロや樹皮の裏側、木の幹元、など。
【採集方法】
樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。
樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
ネブトクワガタ場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)や木の樹皮裏から採取する採集方法です。
灯火採集では捕まえた事がありません。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)~夜間(日が沈んでから)。結構いつでも採れますが、夜間に多いようです。
【採集道具】
私はネブトクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます。
ピンセット:掻き出し棒との連携で使います。掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
採集ケース: 虫を入れるケース
【その他の採集のポイント】
ネブトクワガタの場合、前述でも書いたように樹のウロや樹皮裏にいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。穴にいる時は静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。でないと奥に逃げてしまいます。
これが私個人のネブトクワガタ採集のポイントです。
上記が私がネブトクワガタを採集するときに注意して行う事項です。ネブトクワガタはあまり数的にはそう見かけないクワガタだと思いますが、 いる所には集中しているような傾向があります。
さぁ、 皆さんも今年はネブトクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、 木を切ったり、 傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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