皆さん、採集シーズン、いかがお過ごしでしょうか?雨のじめじめした日が続きますね。その後なかなか採集に行く事が出来ません。さて、皆さん、クワガタ採集というとまず何の樹を思い浮かべますか?
クヌギ、ニレ、ヤナギ、タブ、などなど色々とあるでしょうが、一番の代表格と言えばクヌギだと思います。クヌギの樹・・・ある程度採集に慣れている方には承知の事だと思いますが、今回は採集初心者の皆さんに向けてクヌギの樹ってどんな樹なのかを紹介したいと思います。
まずクヌギの樹の全体像、このクヌギは少し細い樹です。まっすぐに伸びております。 若い樹で、樹のウロ(穴)はありません。オオクワガタなどがよく住み着いている台場クヌギとは違います。台場クヌギとは人の手によって樹をカットされ続けて、それがいびつな形になったものをいいます。
台場クヌギにはウロが沢山あり、オオクワガタやヒラタクワガタなど、ウロ(穴)を好んで住み着くクワガタが多く生息しています。こういった直線的なクヌギにはノコギリやミヤマ が樹の枝に掴まっている事が多いです。
樹の表面です、樹の皮が分厚くごつごつしています。
クヌギの葉っぱの表側です。細長く表は光沢があります。葉の周りは尖っています。
クヌギの葉っぱの裏側です。少し白っぽく光沢はありません。
こちらは大きいクヌギです。途中枝分かれしています。
クヌギの樹のウロです。閉じかけていますね。
これは明らかに樹液を出す為に誰かが切り傷を入れた跡ですね。
別の角度で・・・。
クヌギの立ち枯れです。こういった所に♀は産卵します。如何でしたでしょうか?クヌギの樹、お分かりになれましたでしょうか?なかなかこの画像だけではまだ分かりにいくとは思いますが、雰囲気だけでも汲み取っていただければ幸いです。さぁ皆さん、クヌギの樹を探して採集を楽しんでみましょう。(^^)
PS紫陽花がとってもキレイだったのでついパチリ。今の時期ならでの美しさですね。
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採集行ってきました。今年初採集です。まずは車に道具を積んで・・・・。今回は初日ということもあって必要最小限のものだけ持って行きます。
とりあえずこれだけ。今日は脚立は無し。
でいざ出発!
この頃の時間帯は11時頃。ちょっと出かけるのが遅かったですが、 まぁ初日なので下見感覚で楽しんできます。
少し標高がある(300m位)の雑木林に到着。
こ~んなかんじの木を見ていきます。さぁ~いるかな~。
う~ん・・・いない・・。
樹液は出ているのですが・・・・いない。ちなみに蹴っても何も落ちてきません・・・。まだ少し早いのかな・・・。
ちなみにこの木はニレの木です。これが葉っぱ。ざらざらしてます。
そばには小川もあり、場所的には最高です。例年シーズン真っ只中なら結構採れるポイントなんです。まだ少し早いのかもしれません。
美味しそうな木苺もなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・探し回って探し回って・・・結局2時間ほど探し回りましたが、採れたのは・・・↓
小さなコクワの1ペアのみ・・・。まだ早かったようです。もう少し経ってまたリベンジしたいと思います!(^^)
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今日はスジクワガタ採集方法を紹介したいと思います。
【飼育種】
和名:スジクワガタ
学名:Dorcus striatipennis
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
4月下旬~10月下旬
【採集場所】
少し山の方に入った所に見られます。基本的には木の穴(ウロ)に居る事が多いですが、大きいウロにはヒラタなどの大型種が居てなかなか入れません。 小さなウロや木の樹皮の裏などに居る事が多いです。後、木の根元辺りにポツンと付いていることもしばしば・・・。
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【スジクワガタのいそうな場所】
スジクワガタの場合、大体は夜活動しますが、数が多い為昼間でも活動は盛んです。先にも書きましたが、木のウロや樹皮の裏側、木の幹元、など。
【採集方法】
樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
スジクワガタ場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)や木の樹皮裏から採取する採集方法です。灯火採集では捕まえた事がありません。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)~夜間(日が沈んでから)。結構いつでも採れますが、夜間に多いようです。
【採集道具】
私はスジクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます。
掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
【その他の採集のポイント】
スジクワガタの場合、前述でも書いたように樹のウロにいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。これが私個人のスジクワガタ採集のポイントです。
上記が私がスジクワガタを採集するときに注意して行う事項です。コクワガタはあまり数的にはそう見かけないクワガタだと思います。ほとんどが木の小さなウロか樹皮裏、木の幹に居て、あまり木の高い場所では採った事がありません。なので脚立もそう必要ないでしょう。
さぁ、皆さんも今年はスジクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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今日は先日のオオクワの近親的存在、一番親しみがあるクワガタ:コクワガタの採集方法を紹介したいと思います。
【飼育種】
和名:国産コクワガタ
学名:Dorcus rectus
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
4月下旬~10月下旬
【採集場所】
平地に近い所に多い所に多く、雑木林から高地にいたるまで生息しています。基本的には木の穴(ウロ)に居る事がおおですが、大きいウロにはヒラタなどの大型種が居てなかなか入れません。小さなウロや木の樹皮の裏などに居る事が多いです。後、木の根元辺りにポツンと付いていることもしばしば・・・。
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【コクワガタのいそうな場所】
コクワガタの場合、大体は夜活動しますが、数が多い為昼間でも活動は盛んです。先にも書きましたが、木のウロや樹皮の裏側、木の幹元、など。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)灯火採集(光に集まってきたのを採る)、小型なので灯火採集もアリ。樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
私の場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)から掻き出す採集方法です。ウロを見るとき、既に道具を準備して、ウロを覗いた瞬間にオオクワの逃げ道を遮断する事が大事です。ウロの中はかなり深くなっていることが多いので、逃げられたらしばらくは出てきません。迅速さが命です。
後は蹴り採集。意外にコクワも結構落ちてきます。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)~夜間(日が沈んでから)。結構いつでも採れますが、夜間に多いようです。
【採集道具】
私はオオクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます
網:伸縮出来そうな比較的長めの網がベスト
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
ヘッドライト:木の上に登る時はこの手のライトが便利。手が塞がる事が多いので。
掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
【その他の採集のポイント】
コクワガタの場合、前述でも書いたように樹のウロにいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。これが私個人のコクワガタ採集のポイントです。
上記が私がコクワガタを採集するときに注意して行う事項です。コクワガタは比較的採取し易いクワガタだと思います。低地にも高地にも生息し、灯火にも集まります。一般的な虫ですけど、なかなか格好よいです。形はミニシェンクリングですね。
さぁ、皆さんも今年はコクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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今日は王道中の王道、オオクワガタの採集方法について述べたいと思います。
【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus hopei binoduosus
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、 紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
4月下旬~10月下旬
【採集場所】
平地に近い所に多い所に多く、一見開けていて風通しが良い所に居る事が多いです。他のクワガタと違い、民家の中に生えている木や田んぼの真ん中にポツンと生えているような大木のウロの中に居ることが多いです。
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【オオクワガタのいそうな場所】
オオクワガタの場合、大体は夜活動しますので、日が当たる場所では樹の穴(ウロ)に潜んでいる事が多いです。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)灯火採集(光に集まってきたのを採る)、オオクワ♂は飛翔性はあまり良くない。♀は灯火で採れることもあります。
樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
私の場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)から掻き出す採集方法です。ポイント:ウロを見るとき、既に道具を準備して、ウロを覗いた瞬間にオオクワの逃げ道を遮断する事が大事です。
ウロの中はかなり深くなっていることが多いので、逃げられたらしばらくは出てきません。迅速さが命です。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)、か夜間(日が沈んでから)が私的にはベスト。
【採集道具】
私はオオクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます。
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
ヘッドライト:木の上に登る時はこの手のライトが便利。手が塞がる事が多いので。
掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
【その他の採集のポイント】
オオクワガタの場合、前述でも書いたように樹のウロにいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。これが私個人のオオクワ採集のポイントです。
上記が私がオオクワガタを採集するときに注意して行う事項です。但し、オオクワガタは他のクワガタとは違いなかなか採集が難しいです。私も採集歴だけで考えたら20年近くしていますが、その間採集したオオクワはわずか10匹。本当に採れないんです。でもそれだからこそやりがいもあると思います。
さぁ、 皆さんも今年はオオクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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【種】
和名:国産ヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
5月上旬~10月上旬
ベストシーズンは6月上旬~8月上旬。
【採集場所】
平地に近い所に多い、ただ高所でも生息、近くに川(水辺)が流れているような場所が好ましい
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【ヒラタクワガタのいそうな場所】
ヒラタクワガタの場合、大体は夜活動しますので、日が当たる場所では樹の穴(ウロ)に潜んでいる事が多いです。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)灯火採集(光に集まってきたのを採る)、ヒラタは飛翔性はあまり良くない。樹の穴(ウロ)から棒などを使って掻き出す採集方法。樹の皮に潜んでいるのを採る採集方法。
私の場合、ほとんどが樹の穴(ウロ)から掻き出す採集方法です。ウロを見るとき、既に道具を準備して、ウロを覗いた瞬間にヒラタの逃げ道を遮断する事が大事です。
ウロの中はかなり深くなっていることが多いので、逃げられたらしばらくは出てきません。迅速さが命です。
【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)、か夜間(日が沈んでから)が私的にはベスト。
【採集道具】
私はヒラタクワガタを採る時は一応以下のものを使用してます。
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
ヘッドライト:木の上に登る時はこの手のライトが便利。手が塞がる事が多いので。
掻き出し棒で顎にひっかけて引っ張り、ピンセットで掴む・・・。あまり強く掴むと顎が折れてしまう事があるので注意!
【その他の採集のポイント】
ヒラタの場合、前述でも書いたように樹のウロにいる事が多いので雨の日でも潜んでいます。静かに近づき、サッとライトを当て、サッと逃げ道を塞ぐ・・・。これが私個人のヒラタ採集のポイントです。
上記が私がヒラタクワガタを採集するときに注意して行う事項です。
さぁ、皆さんも今年はヒラタクワガタを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。 必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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先日のミヤマクワガタに続き、今回はノコギリクワガタの採集方法です。
【飼育種】
和名:国産ノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus inclinatus
あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、紹介してみたいと思います。(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
5月下旬~9月下旬、ベストシーズンは6月上旬~7月中旬。
【採集場所】
平地に近い所に多い、ただ高所でも生息、近くに川(水辺)が流れているような場所が好ましい
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【ノコギリのいそうな場所】
ノコギリの場合、ミヤマ同様に木の枝に掴まっている事が多いです。昼間は日差しを避ける為、葉の影などに潜んでいるようです。木の太さは細くても太くても、どちらもいるようです。すっごく細い背丈位の木でもいることがあります。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)、灯火採集(光に集まってきたのを採る)があります。私の場合、ほとんどが蹴り採集です。
一発目の蹴りは結構重要です。最初の蹴りでノコギリがビックリして足を縮めて落ちてきます。2回目以降の蹴りでは、今度は逆に落ちまいとしがみつくのでなかなか落ちにくくなります。大型の場合、一度しがみついたらなかなかおちないのでご注意を。
後、ノコギリは灯火採集でも良く取れます。クワガタの中では一番飛翔性が高いように思われます。昔はかなりの数のノコギリを灯火で捕獲した事があります。
【採集する時間帯】
基本的には早朝~午前中が私的にはベスト。蹴り採集時には落ちてくる場所が見えることが必須条件。暗くなると厳しくなる。後は、夕方~夜間。こちらは灯火採集に向きます。ただ超大型の飛来はまれ。♀が多いです。
【採集道具】
私はノコギリを採る時は一応以下のものを使用してます。ノコギリとミヤマは同じ道具ですね。
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
【その他の採集のポイント】
風が強い日は採集が難しいです。強い風が吹くとノコギリは木にしっかりとしがみつくので木を蹴ってもなかなか落ちてきません。後、雨が降っている時&降った直後も難しいです。理由は木を蹴っても葉や枝に残っている雨粒が無数に落ちてきて、どれがクワガタかどうか判断がしずらい時があります。上記が私がノコギリを採集するときに注意して行う事項です。
さぁ、皆さんも今年はノコギリを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
それと先日の日記のレスでhera26さんもコメントされていましたが、採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。
あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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先日の日記でも書きましたが、いよいよ国産クワカブのシーズン突入ですね。そこでそれに先駆けて、国産のクワ、カブの採集方法について紹介していこうとおもいます。
熟練の皆様達には、今更ながらと思われるでしょうが、昨年から、もしくは今年からデビューする初心者の皆様の為に御了承下さいませ。
(※画像は過去の個体のものを重複して使用しております)
まず一番手はミヤマクワガタ。私は国産の中では一番ミヤマが大好きです。
【飼育種】
和名:ミヤマクワガタ
学名:Lucanusmaculifemoratus
誰もがあこがれるミヤマクワガタ。そういえば私がクワガタを飼育し始めたのもこのミヤマがきっかけでした。もうだいぶ前のことになりますが・・・。さて、このミヤマクワガタ、あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、紹介してみたいと思います。
(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)
【採集時期】
5月下旬~10月上旬、ベストシーズンは6月上旬~7月中旬。過去にですが、10月の肌寒い時期に交尾しているペアを捕まえた事もあります。
【採集場所】
近くに川(水辺)が流れている、少し高所(標高が)に近い山手
【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)
【ミヤマのいそうな場所】
ミヤマの場合、木の枝に掴まっている事が多いです。昼間は日差しを避ける為、葉の影などに潜んでいるようです。木の太さは細くても太くても、どちらもいるようです。すっごく細い背丈位の木でもいることがあります。
【採集方法】
ルッキング(目で見て採る)採集、蹴り採集(木を蹴って落とす)、灯火採集(光に集まってきたのを採る)があります。私の場合、ほとんどが蹴り採集です。
一発目の蹴りは結構重要です。最初の蹴りでミヤマがビックリして足を縮めて落ちてきます。2回目以降の蹴りでは、今度は逆に落ちまいとしがみつくのでなかなか落ちにくくなります。大型の場合、一度しがみついたらなかなかおちないのでご注意を。
【採集する時間帯】
基本的には早朝~午前中が私的にはベスト。蹴り採集時には落ちてくる場所が見えることが必須条件。暗くなると厳しくなる。後は、夕方~夜間。こちらは灯火採集に向きます。ただ超大型の飛来はまれ。♀が多いです。
【採集道具】
私はミヤマを採る時は一応以下のものを使用してます。
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。
風が強い日は採集が難しいです。強い風が吹くとミヤマは木にしっかりとしがみつくので木を蹴ってもなかなか落ちてきません。後、雨が降っている時&降った直後も難しいです。理由は木を蹴っても葉や枝に残っている雨粒が無数に落ちてきて、どれがクワガタかどうか判断がしずらい時があります。上記が私がミヤマを採集するときに注意して行う事項です。
さぁ、皆さんも今年はミヤマを捕まえてみましょう!!(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)
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先日、お客様からネプチューンオオカブトの飼育方法についての問い合わせがありましたので、今日は過去に羽化した個体ですが、まだ紹介していなかった個体を公開したいと思います。
【飼育種】
和名:ネプチューンオオカブト
学名:Dynastes neptunne
産地:エクアドル
累代:F2
【羽化体長】
♂139mm
【使用したエサ】
きのこマット
【使用した容器】
♂クリーンケースS使用
【えさ交換回数】
途中♂回7回程度
【設定管理温度】
18~20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約21ヶ月(合計23ヶ月程度)
過去に羽化させたネプチューンオオカブトです。使用したエサはきのこマット。この時はきのこマットを使用しておりますが、完熟マット、黒土マット、くわマットでも飼育は大丈夫です。ただ栄養価の面からすると、お勧めは、きのこマット>完熟マット=くわマット>黒土マット、といった感じでしょうか(※ あくまで私の使用感ですが・・・)。
この時は飼育容器はクリーンケースSを使用しておりましたが、終令、 つまり蛹化する直前までならば1500cc程度のブロー容器でも十分大きく育ちます。但し容量が少ない分、エサ交換の頻度は多くなりますが、 ネプの場合、低温管理の為と成長期間が比較的ゆっくりなので、ヘラクレスほどの旺盛食欲ではないような気がします。
ネプを飼育するとき、やはり一番の課題になるのが低温管理です。低温管理をしないのとするのとでは蛹化~羽化の時に大きな差が出てくる場合があります。低温管理をしていない幼虫は蛹化不全が目立ったり、羽化不全になったりする確率が高い場合があります。ネプ、サタンは低温管理が出来るならば、それでやるのに越した事はないですが、一年を通じて低温管理するのはなかなか難しいですよね。特に今からの時期、暑い夏が来ますので・・・。
ともかくネプはとても格好の良いカブトです。体の線はヘラ系より細いですが、すらりと伸びる胸角には独特の格好よさがあります。皆さんも機会がありましたら一度飼育してみて下さいませ。
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