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クワカブタイムマシーン2回目です。 今回ご紹介するのは、前回のアブデルスツノカブトに続き、今回も植物防疫法で海外からの輸入規制がかかっているダークなカブトムシ、...続きを読む

クワカブタイムマシーン2回目です。

今回ご紹介するのは、前回のアブデルスツノカブトに続き、今回も植物防疫法で海外からの輸入規制がかかっているダークなカブトムシ、
ゴロファ・エアクスタテヅノカブトです。

画像003 043 

画像003 034 

画像003 037

画像003 030 
【ゴロファエアクス♂65mm 2005/10/13撮影】

【飼育種】
和名:ゴロファ・エアクスタテヅノカブト
学名:Golofa eacus

【羽化体長】♂65mm
【使用したエサ】きのこマット

【使用した容器】 1100ccPPボトル容器を使用
【えさ交換回数】途中交換なし
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して合計約8ヶ月程度

ゴロファ・エアクスです。この個体は2005/10月羽化の個体です。ゴロファ種の中でも最初の頃に輸入されていたエアクス、
この画像の個体もワイルド♀からの持ち腹個体(WF1)でした。

ゴロファは今でこそかなりの亜種が入ってきており、産卵や幼虫飼育も亜種によってはクセのあるものもありますが、
このエアクスは比較的容易な種だったと記憶しております。幼虫飼育はきのこMat
でグングン育ってくれました。マットの劣化にも比較的強く、長期飼育になっても途中のマット交換なしでキレイに羽化してくれて来ました。

また産卵に関しては、ばら撒き産卵タイプで、産卵セッティングの際マットを固く敷き詰めなくてもよく、
ふんわりしたケース上部の部分でも少し掘り起こせば卵を確認することが出来ました。

卵の数も比較的多く50~60は軽く取れていた記憶があります。ただ♀の当たり外れはありました。当たった時は沢山取れましたが、
取れない♀は全くダメでした。

画像003 024 

画像003 026

画像003 025
【♂64mm】

上記画像の個体はまた別の個体。こちらは64mm。これもキレイな個体です。最初紹介した65mmは赤みがある個体でしたが、
こちらの64mmはオレンジ(やまぶき色)っぽい感じの個体。どちらもキレイですが、私個人的には64mmの色合いの方が好きですね。
(^^)


ゴロファ・エアクス(Golofa eacus)
は植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になります

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先日の日記よりスタートさせて頂いた、★ク...続きを読む

先日の日記よりスタートさせて頂いた、★クワカブタイムマシーン★。 過去に飼育したクワガタ、カブトムシ(生き虫自体は現存しない)の未公開データを公開していくといっ...続きを読む

先日の日記よりスタートさせて頂いた、★クワカブタイムマシーン★。
過去に飼育したクワガタ、カブトムシ(生き虫自体は現存しない)の未公開データを公開していくといった内容で始めさせて頂きました。

第1回目としてアブデルスツノカブトを公開しましたが、この種は皆様既にご存知の通り、
外来生物法で輸入許可がおりない種のリストの中に入っていおります。

お客様の中から「植物防疫法で規制されているのに公開して大丈夫なのでしょうか?」と親切にご心配のお声を頂きました。

そこで本日、「環境省 自然環境局 野生生物課 外来生物対策室」に直接お電話し、HPへの規制種の飼育方法、
過去データについての公開は可能かどうかを問い合わせた所、データ公開自体は特に問題はないとのお返事を頂きました。

ただ「買いたい、飼いたいなど思う人がでてしまうので規制対象種であることを記載しておいてほしい」
というお願いは申し上げていたので、こちらも規制対象種のデータを公開する場合には、一言明記を義務付けていきたいと思います。

というわけで、御覧の皆様にも色々とご心配をおかけ致しましたが、これで問題なくクワカブタイムマシーンのデータを公開していけそうです。
皆様の御了承&ご理解をお願い申し上げます。

飼育担当 Shiho

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2010年2月1日

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おなじみヒマラヤ系 ブータンアンタエウス...続きを読む

おなじみヒマラヤ系 ブータンアンタエウスの羽化報告です。 【ブータンアンタエウス♂85mm】 【ブータンアンタエウス♀48mm】 【飼育種】 和名 アンタエウス...続きを読む

おなじみヒマラヤ系 ブータンアンタエウスの羽化報告です。

画像003 012 
【ブータンアンタエウス♂85mm】

画像003 015 
【ブータンアンタエウス♀48mm】

【飼育種】
和名:アンタエウスオオクワガタ
学名:Doucus antaeus

【羽化体長】
♂:85mm
♀:48mm
【使用したエサ】
♂:Basic900~Basic1500
♀:Basic900~Basic900
【設定温度】20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂:初令投入して~合計約12ヶ月
♀:初令投入して~合計約10ヶ月

今回の個体はヒマラヤ系のブータンアンタエウスです。今回はBasic900
~Basic1500
の2本で羽化でした。勿論無添加です。

低温管理したせいもあってかBasic900
を約5ヶ月、Basic1500
を残りの7ヶ月ひっぱっての羽化でした。サイズ的には85mmとまずまずの大きさですが、今回の♂個体は私個人的な意見ですが、
形がとても良く良型で気に入っています。光沢も申し分ないです。

画像003 020 

いいですね、やっぱり格好良いです。今度はこの個体の子供を取るのを頑張ります!

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2010年1月29日

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これまでの飼育日記といえばリアルタイムに...続きを読む

これまでの飼育日記といえばリアルタイムに今現在羽化した個体や産卵の様子をお伝えしてきました。今現在あまり市場では見かけられないものでも、お客様の中には未だに飼育...続きを読む

これまでの飼育日記といえばリアルタイムに今現在羽化した個体や産卵の様子をお伝えしてきました。
今現在あまり市場では見かけられないものでも、お客様の中には未だに飼育されてる方がおり時折飼育データありませんか?
と御質問を受ける場合があります。

私も長年かなりの頭数を飼育していると過去にご紹介出来なかった種や個体もまだ存在します。データとしては取っているものも多数あり、
お伝えしたい良い個体もいますので、これから少しずつリアルタイムの中におりまぜてご紹介していきたいと思います。

こういった過去のデータを「クワカブタイムマシーン」とタイトルに称してご紹介していきますので、懐かしながら御覧頂ければ幸いです。御了承下さいませ。

今回ご紹介する種はアブデルスツノカブトです。

画像003 020 
【♂36mm】

画像003 003 
【♀28mm】

【飼育種】
和名:アブデルスツノカブト
学名:Diloboderus abderus

【羽化体長】♂36mm ♀28mm
【使用したエサ】きのこマット

【使用した容器】500ccブロー容器を使用
【えさ交換回数】途中交換無し
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して合計約6ヶ月

アブデルスツノカブト、懐かしいですねぇ~。この個体達は♂♀共に2004/5月羽化の個体達です。
2003年位にかなりの人気が出たカブトです。もう8年位前になるんですね~。今現在はほとんどみかけられず、
植物防疫の輸入指定にもひっかかってしまい今後も今の所は日本に入る事はなさそうです。

幼虫飼育はとても容易な種で、きのこMat
完熟Matで飼育可能です。
当時はまだ黒土Mat
はありませんでしたが、あの時の感触からいっても黒土Mat
でも大丈夫だとは思います。ただ大型を目指すならばきのこMat
かな・・・。

また産卵についても容易な方で、一番結果が出たのは完熟Mat
でした。
まとめると下のような感じです。

【産卵に使用したマット】完熟Mat
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
程度
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。



クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

画像003 021

画像003 001

上記画像は真上から見た図ですが、やはり♂は格好よいですね。頭角が出てくる間際にはヘラクレス等と同じようなふさふさした毛があるんです。
これが気持ちよくて触ろうとすると、小さいながらもかなり強い力で角を持ち上げ、胸角と頭角の間で指を挟まれた経験があります。
おおげさではなくかなり痛いものがありました。またいつか飼育してみたい種の一つですね。(^^)

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先日の日記(ダイスケギラファノコギリ羽化...続きを読む

先日の日記(ダイスケギラファノコギリ羽化)のご報告で、♀の画像を間違ってアップさせてしまいました。会長さんにご指摘されるまで気が付かず、すみませんでした。会長さ...続きを読む

先日の日記(ダイスケギラファノコギリ羽化)のご報告で、♀の画像を間違ってアップさせてしまいました。
会長さんにご指摘されるまで気が付かず、すみませんでした。会長さんありがとうございます。助かりました。

今回♀だけですが改めてアップしたいと思います。

画像003 128 
【♀53mm】

【飼育種】
和名:ギラファノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus giraffa daisukei
累代:CB

【羽化体長】♀53mm
【使用したエサ】菌糸ビン:♀:Element1100Element1100

【えさ交換回数】 途中1回の合計2本使用
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♀:2令投入して約7月(合計約9ヶ月)

先日の日記でアップした画像♀はマレーアンタエウスでした。
こちらも羽化して今回のダイスケと同時に画像を撮り隣り合わせに画像があったので間違えた次第です。すみませんでした。

羽化の詳細などは先日の日記の通りです。お騒がせ致しました。(^^ゞ

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2010年1月23日

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今日はギラファノコギリ、ダイスケギラファ...続きを読む

今日はギラファノコギリ、ダイスケギラファノコギリの報告です。 【♂106mm】 【♀53mm】 【飼育種】 和名 ギラファノコギリクワガタ 学名 Prosopo...続きを読む

今日はギラファノコギリ、ダイスケギラファノコギリの報告です。

画像003 119 
【♂106mm】

画像003 140 
【♀53mm】

【飼育種】
和名:ギラファノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus giraffa daisukei
累代:CB

【羽化体長】♂106mm、♀53mm
【使用したエサ】
♂:Element1100Element1400
♀:Element1100Element1100
【えさ交換回数】 途中1回の合計2本使用
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂:2令投入して約9ヶ月(合計約11ヶ月)
♀:2令投入して約7月(合計約9ヶ月)

かつての珍品ダイスケギラファ。
飼育は他のギラファ同様に非常に容易な方で、マット、菌糸どちらでも順調に育ってくれます。今回の個体は菌糸(Elementシリーズ)
を使用しました。サイズ的には♀は50を越えてくれたのでひとまずホッとしましたが、♂は106mm、もう少し伸びて欲しかったのですが、
まぁ合格としましょう。

菌糸の食いの方ですが、♂の方は最初のElement1100を9割方食し~Element1400の方もほぼ6~7割方食して蛹化。
♀の方は最初のElement1100を8割方食し~次のElement1100の方は2割方食した時点で蛹化。
2本目はほとんど捨てビン状態でした。勿論♀の方が♂よりも約2ヶ月程度早く羽化して来ました。

顎先端のギザギザが少なく、身体が全体的に光沢が強いのがダイスケの特徴みたいです。個人的な話になりますが、
昔ダイスケがまだ高価で成虫がとてもではないけど買えなかった頃、ダイスケの幼虫と言われて買いましたが、
羽化してみると全てkeisukeiギラファだった苦い思い出があります。この個体は特徴もしっかり出ているようで安心しました。
次はブリード頑張ります。(^^)/

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週明け、今週もいってみましょう! 先日の...続きを読む

週明け、今週もいってみましょう! 先日の日記に続いてオオヒラタ連発、今日は少し珍しい?サマール島のオオヒラタです。 【サマール産オオヒラタ】 【飼育種】 和名 ...続きを読む

週明け、今週もいってみましょう!
先日の日記に続いてオオヒラタ連発、今日は少し珍しい?サマール島のオオヒラタです。

画像003 055 
【サマール産オオヒラタ】

【飼育種】
和名:サマールオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus

産地:フィリピン サマール島産
累代:CB

【羽化体長】♂95mm
【使用したエサ】♂Element1100Element1100
Element1400


【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して合計11ヶ月半程度

ご存知かとは思いますが、フィリピンには沢山の島があります。オオヒラタ(Dorcus titanus)は同じ種なのですが、
島ごとに顎の形状などが異なる場合があり、島ごとに名前がついて流通しているのが一般的なようです。
今回のこのサマールオオヒラタもなんとも色んな形が混じりあったような顎形状をしているような感じがします。

とはいえ、飼育の仕方はスマヒラやパラワンなどと同様の方法で全く問題ありません。
ただこのフィリピン系のオオヒラタはかなり大型になります。スマヒラでは90mm後半行けば立派なものですが、
この辺りのオオヒラタは普通に90mm後半行く場合があります。今回ご紹介した個体も最後のElement1400

はほとんど捨てビン状態でした。前のElement1100
をまるまる食し、Element1400
を1/4ほど食した段階で蛹化。先日のスマヒラ同様に最後の菌糸ビン交換の際に少し管理温度を低めの場所に置けば
良かったかなと後で少し後悔しました。

画像003 060

少し顎の太さが細い気もしますが、なかなか迫力がある良個体です。

ここでオオヒラタに関する冬場の注意点をひとつ。

オオヒラタは形から見てオオクワと似ているように思われがちですが、性質は全然違う部分があるようです。オオヒラタ、
特に外国産オオヒラタを日本の冬場に管理する場合は、寒さには注意が必要です。オオヒラタはオオクワほど寒さに強くありません。
日本のオオクワガタの場合、10℃を切っても全然平気で越冬しますが、オオヒラタの場合はかなり弱って来て、
その状態が続けば続くほどかなりのダメージを受けてしまいます。

オオヒラタというと日本のヒラタクワガタも同種なのですが、日本のヒラタクワガタの場合(南西諸島産を除く)、
元々日本に居たせいもありある程度の耐寒性があるみたいです。でもそれでもある程度であり、この事は北日本(関東以北)
などにあまりヒラタクワガタが見かけないことでもその事を物語っているような気がします。

オオクワガタは越冬という言葉は当てはまりそうですが、
オオヒラタには越冬という言葉は当てはまらないと考えた方が無難ではないかと思います。
確かに翌年の春初めに野外で越冬をした国産ヒラタを見かけることがありますが、その個体はどれもツヤは消え、
ボロボロに近いものが多くを占めるような気がします。元気に越冬をしたというよりも、
何とか冬を生き延びたといったような感じさえ見受けられます。

オオヒラタを管理する時はやはりある程度の温度管理をしてあげると虫も快適に過ごせるのではないでしょうか。
まぁこれは外国産のクワカブ全般に言えることなんでしょうけどね・・。(^^)

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2010年1月18日

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久しぶりの登場、スマトラオオヒラタです。...続きを読む

久しぶりの登場、スマトラオオヒラタです。 【スマトラオオヒラタ♂92㎜】 【飼育種】 和名 スマトラオオヒラタクワガタ 学名 Dorcus titanus 産地...続きを読む

久しぶりの登場、スマトラオオヒラタです。

画像003 054 
【スマトラオオヒラタ♂92mm】

【飼育種】
和名:スマトラオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus

産地:スマトラ島 アチェ産
累代:WF1

【羽化体長】♂92mm
【使用したエサ】♂Element1100
Element1400


【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して合計8ヶ月半程度

オオヒラタの中、スマトラ産のオオヒラタの中でも人気の高いアチェ産♂の羽化です。今回使用したのはElement1100
Element1400
の2本。1本目のElement1100
をギリギリ(白い菌糸がほぼなくなるまで)まで食べさせてElement1400
に移行しました。2本目Element1400
自体は2/3ほど食した時点で暴れが始まりその後蛹化。管理温度が25℃と比較的高温立ったため、成長のスピードが速かったです。
2本めに移した時点で少し温度の低い所におけばもう少し引っ張れたかもしれません。

画像003 017 

内歯下がりの肉厚個体、オオヒラタは産地によって形状が若干異なりますが、私個人的に総合的にはスマヒラが一番格好よいと思っています。
挟まれたら痛そうですね~。(^^)

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2010年1月14日

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皆さん、レス盛り上がっていますね。(^^...続きを読む

皆さん、レス盛り上がっていますね。(^^) 【ホケチさん】 >皆さんは、国産オオクワガタのペアリングを、どのようにされているのでしょうか?それと、ペアリング時の...続きを読む

皆さん、レス盛り上がっていますね。(^^)

【ホケチさん】

>皆さんは、国産オオクワガタのペアリングを、
どのようにされているのでしょうか?それと、ペアリング時の注意などを教えてください。

レスありがとうございます。(^^)
あくまで私のやり方ですが、オオクワガタのペアリングは小型、そうですね、
クリーンケースSSサイズ程度の小型ケースに♂♀を約1週間程度同居させます。いきなり産卵セットに♂♀入れても良いとは思いますが、
私の場合は確実に交尾をさせえる為にあえて産卵セットに入れる前にペアリングをさせています。

この時の注意点は、まずは相性、同居させた後、1~2日程度はちょくちょく様子を見ています。相性が悪かったり、
♂の熟成がまだ甘い場合、♂が攻撃的になる場合があるので、♀を攻撃していないかどうかを見る為です。

♂と♀が仲良くそばに居て、一緒にゼリーを食べているようであれば、相性も良く、
交尾もほぼ終了しているのではないかと考えて安心して産卵セットに移行するようにしております。

【レインさん】

>ヘラクレスの飼育温度についてお聞きしたいのですが、
室温16度(最低でも14度くらい)の部屋でヘラクレスの幼虫を飼育することは可能ですか?
グアドループ諸島の気温を調べたところ最低気温12.2度だそうです。

今は温室をもう一つ作るか迷っており、
もし常温でいけるなら来月知人からもらうヘラヘラの幼虫を衣装ケースで十匹程を多頭飼育しようかと考えております。
ご意見、ご回答宜しくお願い致します♪


レスありがとうございます。(^^)
 その下のレスでhera26さんがおっしゃっているようにその温度帯であれば死にはしないと私も思います。
ただこれもhera26さんがおっしゃっていましたが、成長はかなり鈍くなる、もしくは止まってしまうと思います。

超大型個体を作出する為には低温飼育が必要と最近はよく言われますが、低温がよいからといってもやはり限度があると私は思っています。
あまりの低温は虫にもよくはありません。

実際、今年の冬、ヘラクレスではないですが、マルスゾウカブト、ヒルスシロカブト、
ケンタウルスオオカブトの3種を常温の棚に置いて成長を見守っています。0度近くなる日がありましたが、今現在マルスとヒルスは無事、
ケンタウルスは♀が死亡しました。各幼虫の成長具合は良くは無く、寒くなってきた12月~今現在の段階では体重はほとんど増加しておらず、
あまり食いも見られません。何とか寒さに耐えているといったような感じです。ご参考までに・・・。

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2010年1月10日

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先日の日記のレスにてまーぼーさんより以下...続きを読む

先日の日記のレスにてまーぼーさんより以下の質問がありました。 Shihoさん、あけましておめでとうございます^^ 今年も宜しくお願いします! 新年早々から質問な...続きを読む

先日の日記のレスにてまーぼーさんより以下の質問がありました。

 


Shihoさん、あけましておめでとうございます^^今年も宜しくお願いします!新年早々から質問なのですがアドバイスをお願いします。
カブトの採卵時期についてなのですが、ShihoさんLのところでは産卵が確認できてからどのくらいで採卵をしていますか?
うちは産卵して大体1~2週間くらいで卵を回収していますが、孵化率をあげるにはどうなのでしょうか?
あと採卵後の卵の管理の方法についてShihoさんが気をつけている点などを教えていただけたらと思います。
長々と質問ばかりになってしまいましたが宜しくお願いします。

 

まーぼーさん、明けましておめでとうございます。昨年は沢山レスありがとうございました。今年もどうぞ宜しくお願い致しますね。(^^)

 

今日はまーぼーさんからの質問レス、「採卵」についてちょっと触れてみたいと思います。さて、御質問の内容を細かく見ていきましょう。

 

>カブトの採卵時期についてなのですが、ShihoさんLのところでは産卵が確認できてからどのくらいで採卵をしていますか?うちは産卵して大体1~2週間くらいで卵を回収していますが、孵化率をあげるにはどうなのでしょうか?

 

そうですね、あくまで私のやり方ですが、大型カブト(ヘラクレスやネプチューン、サタン、大型ゾウカブト種の場合)は大体3週間程度で採卵するようにしています。採卵の周期については産卵させるケースの大きさにもよると思います。
産卵させるケースが小さいと♀が産卵するスペースが少ないので、早めの回収(それこそ1~2週間)が良いでしょう。
ただ私の場合は比較的大きなケースを使用しているので3週間という期間で採卵しております。それと「孵化率を上げるには」のご質問ですが、私の考えはしっかり熟成した♂♀による交配が一番だと思っています。熟成した♂♀からの卵は有精卵なる確率も非常に高いです。
しっかりとした有精卵ならば多少環境が悪くても結構頑丈で立派に孵化してくれる場合が多いです。そういうことで、まずはしっかりと熟成した親を使用するというのが私の考えの中では一番です。

 

また過去の産卵結果から見ると、孵化率は最初はまずまずで、中間が高く、後半は少ない・・・といった感じがあります。この事は私が過去の日記で産卵結果を出している際の孵化率を見て下さればお分かりになって頂けると思います。あくまで私の感触ですがこのように感じています。

 

>あと採卵後の卵の管理の方法についてShihoさんが気をつけている点などを教えていただけたらと思います。長々と質問ばかりになってしまいましたが宜しくお願いします。

 

採卵後の卵の管理については私は以下のような方法で管理しております。

 

卵の管理 

 

ケースに穴をつくって卵を落とし込み、その上をマットで覆います。私は全て卵は一緒に管理し、ケース底に幼虫が見えた時点で一旦全て出し、孵化した分の幼虫を回収、それ以外の孵化していない卵はまたもとのように管理してます。勿論このままではなく、上にマットをふんわりと2~3cmほどかぶせ、水分が飛び過ぎないように保湿シートや新聞紙などで調整してフタをします。管理に使用するマットは基本的に産卵セットに使用したマットを使用するとなお良いでしょう。後は卵が孵化する間にマットが乾燥しすぎないように気をつけていけばOKです。また逆に水分があまり多いと蒸れてしまい線虫などの発生の原因にもなる場合がありますので注意して下さいね。

 

大体このような感じで私は採卵しております。勿論この他にもやり方は色々あると思いますので、あくまで参考程度に聞いて下さいね。(^^)

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2010年1月7日

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