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さて早いもので今年ももうおしまいですね。 今年も私的には色々何かと忙しい時期でした。 特に11月~12月にかけては私個人的に何かと私用が出来てしまったり、風邪を...続きを読む

さて早いもので今年ももうおしまいですね。
今年も私的には色々何かと忙しい時期でした。

特に11月~12月にかけては私個人的に何かと私用が出来てしまったり、風邪をひいてしまったりと大変な月になってしまいました。
そのせいでなかなか日記やレスの返答が更新出来ずに大変申し訳御座いませんでした。また来年も今年以上に頑張っていきたいと思いますので、
皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。

月夜野きのこ園も12/29~1/3まではお正月お休みになります。また年明けてからお会いしましょう。
それではよいお年をお迎え下さいませ。今年も本当に色々とありがとうございました。

飼育担当:Shiho

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2009年12月28日

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久しぶりのメンガタメリーの羽化報告です。...続きを読む

久しぶりのメンガタメリーの羽化報告です。 【メンガタ メリー♂56mm】 【飼育種】 和名 メンガタ メリー 学名 Homoderusmellyi 【羽化体長】...続きを読む

久しぶりのメンガタメリーの羽化報告です。

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【メンガタ メリー♂56mm】

【飼育種】
和名:メンガタ メリー
学名:Homoderusmellyi

【羽化体長】♂56mm
【使用したエサ】Basic900
【えさ交換回数】交換なし
【設定温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約6ヶ月(合計約8ヶ月)

メンガタクワガタにはメリー、グラディアトール、ジョンストンとありますが、私はこのメリーが一番好きです。今回はBasic900で羽化させました。サイズは56mmと結構大型の方だと思います。

飼育方法は至って容易な方で、弊社のマットでは菌糸シリーズ全般、マットではきのこMat、くわMatで結果が出ております。

今回の個体はBasic900と菌糸で羽化させましたが、以前くわMatで57mmを羽化させたのと同じくらいのサイズで出てくれました。この種はマットでも菌糸でも合うようですね。

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それにしても風変わりな顔立ちが何ともユニークです。今、完熟Mat黒土Matで幼虫飼育をしておりますので、こちらも結果が出次第またご紹介したいと思います。(^^)

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久しぶりの日記更新です。 身内の手術&入...続きを読む

久しぶりの日記更新です。 身内の手術&入院と重ね、その上とうとう我が家にも今年最大の話題でもある新型インフルエンザが発生してしまいました。家族のものがかかっただ...続きを読む

久しぶりの日記更新です。

身内の手術&入院と重ね、その上とうとう我が家にも今年最大の話題でもある新型インフルエンザが発生してしまいました。
家族のものがかかっただけで、私自身はまだ大丈夫なのですが、それでもインフルエンザではなく普通の風邪を引いてしまい、声が出ません。
なかなかアップが出来ず、皆さんの御質問にもお答えできずにすみませんでした。この月はまさに厄月といった感じでお手上げです。

質問が来ていますのでお答えしたいと思います。
あの、大変恐縮ながらいつも申し上げているのですが、この日記上で回答する答えはあくまで私Shiho個人の考え方ややり方であって、
絶対的な回答ではありません。勿論私のやり方以上により素晴らしいやり方もあるでしょうし、
あくまでご参考程度に聞いて頂ければ幸いと思っております。
本来ならばまだまだ私もクワカブ飼育も若輩者ですので回答などと偉そうに言えるものではありませんので、そこのところは御理解&
御了承下さいます様お願い申し上げます。

では・・・。

【タロポンさん】

shihoさん
いつも飼育の参考にさせていただいております。今年からきのこマットでへラクレスの幼虫飼育を始めた者です。
露天掘りの目的ってどんなことなのでしょうか?教えてください。

タロポンさん、レスありがとうございます。(^^)
露天掘りとは幼虫が蛹になる前、もしくはなった後に蛹室の上部を開けて蛹が見えるような状態にすることです。

この行為をする目的としては、
まず蛹化前にする時は、蛹化時の角曲がりを極力防止するため。そして蛹化後に露天掘りにする場合は、蛹室が不衛生な状態、
たとえば水がたまってしまっている、コバエや線虫が発生してしまっているような場合に蛹室の状態を確認する意味で露天掘りをします。
露天掘りをした際に蛹室の状態が悪ければ人工蛹室などに移し変える等の処置を行う事が出来ますので・・・。

【メロンパンさん】

Shihoさん、初めまして。
よろしくお願いします。
早速質問で申し訳ないのですが、オオカブトの幼虫も小さなケースで管理されてますよね。
小さなケースだとマットが浅くて幼虫がしばしばマット上に出てくるかと思うのですが、その場合も触らず放置されてるのでしょうか?

立派なサイズで羽化させておられるし、どのように管理されているのか気になりまして質問しました。
どうぞよろしくお願いします。

メロンパンさん、レスありがとうございます。(^^)
ええ、私はもっぱら小型ケース愛用者です。マットが浅いとありますが、私がよく使用するのはオオカブトの場合ですとクリーンケースS
です。マットは深さ9割ほどは埋めますので、そこまで浅くはないと思いますよ。確かにマットの上部に出てくることはしばしば見かけます。
でも大体は数時間もしくは1日もすれば潜っていますので、私はあまり気にしないで放って置きます。

あまりにも長い間上部にいる場合はもしかすると別の原因があるかもしれません。考えられるのは酸欠や水分不足です。
後蛹化前にマットの水分量が少ないとマット上部へ頻繁にいる場合がありますよ。ご参考までに・・・。(^^)

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2009年12月23日

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久々のヘラヘラの登場です。 【ヘラクレス...続きを読む

久々のヘラヘラの登場です。 【ヘラクレス・ヘラクレス♂142mm】 【飼育種】 和名 ヘラクレス ヘラクレス 学名 Dynastes hercules herc...続きを読む

久々のヘラヘラの登場です。
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【ヘラクレス・ヘラクレス♂142mm】

【飼育種】
和名:ヘラクレス・ヘラクレス
学名:Dynastes hercules hercules

【羽化体長】♂142mm
【使用したエサ】完熟Mat のみ
【使用した容器】 クリーンケースS
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約12ヶ月(合計14ヶ月程度)

今回のヘラヘラは完熟Mat のみにて羽化させました。昆虫界を代表する知名度のヘラヘラですので、今更ながら飼育の説明は無用かと思いますが、 ほんの少しだけおさらいを・・。

幼虫飼育はとても容易な種で、弊社のきのこMat完熟Mat黒土Mat 、くわMatと全てのマットで幼虫飼育が可能です。

産卵は黒土Mat完熟Matがオススメです。くわMatでも良く産んでくれますが、次点まで・・・。きのこMat でも産みますが、熟度が甘いせいか上位2種には敵いません。

今回のこのヘラは人工蛹室に移すことなく、クリーンケースS にてそのまま羽化させました。自然に作った蛹室の様子がクリーンケースS の長い部分で上手く作ってくれていましたので、上部を露天掘りするだけでよかったです。

142mmとまだまだ超大型とは呼べませんが、実際に手にとって見ると迫力はまさに王者の風格をしています。(^^)

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ブリードもの的には少し時期ハズレに羽化し...続きを読む

ブリードもの的には少し時期ハズレに羽化してきたケンタウルスオオカブト達の羽化報告です。 【ケンタウルスオオカブト♂85mm&83mm】 【飼育種】 和名 ケンタ...続きを読む

ブリードもの的には少し時期ハズレに羽化してきたケンタウルスオオカブト達の羽化報告です。

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【ケンタウルスオオカブト♂85mm&83mm】

【飼育種】
和名:ケンタウルスオオカブト
学名  Augosoma centaurus

産地:アフリカ産
累代:F2

【羽化体長】♂85mm&83mm
【使用したエサ】完熟Mat
【使用した容器】 ♂♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約16ヶ月(合計18ヶ月程度)

まいどおなじみ、アフリカの雄、ケンタウルスオオカブトです。今回の個体は完熟Mat で羽化させました。前回紹介した個体はきのこMat で飼育した個体でした。その時の方が若干体長も大型でしたが、完熟Mat 飼育でも角の特徴などはしっかり出て、遜色ない成長だと思います。

アフリカは大型カブト種が少ないですが、このケンタウルス種は光沢、体格共に立派で、しかも非常に飼い易い種です。 是非機会がありましたら飼育してみるのも楽しいですよ。ちなみに産卵も非常に多産で良く産んでくれます。ちなみに参考までにですが、今の段階(F1~F2個体)では、野外もの天然個体達よりも累代ものの方が産卵数は高いようです。

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日記を御覧の皆様、飼育担当のshihoで...続きを読む

日記を御覧の皆様、飼育担当のshihoです。私事で恐縮なのですが、急用が発生しておりましてなかなか更新出来ずに申し訳御座いません。もう少しご迷惑をおかけするかと...続きを読む

日記を御覧の皆様、飼育担当のShihoです。私事で恐縮なのですが、
急用が発生しておりましてなかなか更新出来ずに申し訳御座いません。もう少しご迷惑をおかけするかと思いますが、出来る限り時間を見つけて更新していきたいと思っておりますので御理解&御了承頂けますと幸いです。本当にすみませんです。

さて、この間の日記の記事にコメントが付いていました。

【パプキンさん】
>shihoさん、こんにちは^^
オキシかなりでかいですね!^^
質問なんですが、アスタコイデスとオキピタリスは、材にも産むんでしょうか?

御質問ありがとうございます。(^^)
アスタコイデス、オキピタリス共に材にも産みます。マットでも産みますが、柔らかめの材を入れるとよく産んでくれます。
私も両方やった事がありますが、アスタコイデスはマット傾向が強く、オキピタリスは材を入れたほうが良く産んでくれました。
あくまで傾向ですが・・・。(^^)

【まーぼーさん】
>オキシを飼育されている方だいぶ減ってきていますが、
やはり大きなサイズの♂は迫力がありますね^^
うちは最近、幼虫飼育にも完熟マットを使用していましたが、きのこマットは大きな個体を狙うにはこっちの方がいいんですね!
次回からオオカブトにはきのこマットを使用してみたいと思います。


レスありがとうございます。そうですね、ヘラ系もヘラヘラを飼育されている方が大部を占めているような傾向が強いみたいですね。オキシ、エクアトなどほんと今はあんまりみかけませんよね。

マットの件ですが、確かに私の飼育上ではきのこMat
の方が大型が出る傾向が強いような感触がありますね。

【プルートさん】

>毎度質問ばかりで申し訳ないのですが…
今回は幼虫の羽化不全について質問がありまして、shihoさんにアドバイス頂きたいなと思っております。

我が家では羽化不全が多発しておりまして、
前蛹が蛹になる直前で死亡してしまうケースがおおく幼虫時の皮を脱げずに死亡してします。
過去にも同じ経験が数多くありますが今回はグラントシロカブトの♀2匹が残念ながら羽化不全となってしまいました…
原因は不明ですが前蛹は人工蛹室に移動させて管理をしてました。
また前蛹を頻繁にいじったりすることなく特に様子を見る程度でした。
室内管理ですが温度管理はせず、20℃は保っていたかと思いますが少し低かったりした時もあった気がいたします。
湿度は人工蛹室を軽く霧吹きで湿らせて使用しました。
このようなケースの羽化不全は人工蛹室の作成した形が悪い場合、また湿度や温度が低かったりした場合におこるものなのでしょうか?

現在我が家にはオキシデンタリスを含めレイディやヘラクレスの幼虫が前蛹となってぃるので今後どの様に管理していったらよいでしょうか?

プルートさん、レスありがとうございます。

>我が家では羽化不全が多発しておりまして、
前蛹が蛹になる直前で死亡してしまうケースがおおく幼虫時の皮を脱げずに死亡してします。


なるほど、これは羽化不全の前の蛹化不全ですね。
蛹化不全とは名前の通り、完全な蛹に成れずに奇形になったり、あるいは蛹の段階で死亡してしまう事を言います。

蛹化不全になる場合、私的には以下のパターンを考えます。

蛹室が不完全な為に起こる場合

まずこれは幼虫が蛹化前に自ら形成する蛹室が、何らかの原因で不完全な蛹室を作ってしまった為、
そこで蛹化しようとした際に不完全な蛹になってしまったというパターンです。

蛹化する前に幼虫の成長段階で何らかのダメージを既に受けてしまっている場合

これは幼虫を飼育する段階(1~3令終期まで)で何かしら幼虫がダメージを受けてしまっていて、
蛹化する際に完全な蛹になる力が残っていなかったり、どこかの部分が不完全なまま蛹を形成したりするというパターンです。

蛹化する管理温度が本来の蛹化温度と大幅にズレてしまっている場合

蛹化するには何らかのスイッチが必要な場合があります。例えば日本のクワカブなんかは春を感じると蛹化(例外な種もあります)しますし、
蛹化する前には管理温度を少し上げるという話はよく聞きます。

何も不具合がないのに蛹不全になる場合

これは文字通り、形成された蛹室、幼虫飼育期間中の状態など何も問題が無かったのになぜか不全になってしまうパターン。
これには何といった原因は分からず、突発的なものとしてもたまに見られます。(蛹化不全ではないけど、突然死というのはよく聞く話です)

上記に挙げたパターンが私が思う中での蛹化不全になるパターンです。今回のプルートさんのやり方的には何も間違った所は見られません。
管理温度も20℃ならば問題ありませんし、人工蛹室に移したのであれば、蛹室の不完全もないでしょうから・・・。
あと考えられるとすれば、私が上に上げたのパターンです。

ただこれはあくまでも私的な考えですので、人によってはまた違う見解もあるかもしれません。ご参考程度に聞いて頂けますと幸いです。

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2009年12月11日

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今年もいよいよ最終月、12月に入りました...続きを読む

今年もいよいよ最終月、12月に入りました。 今回の羽化報告は久しぶりのヘラクレス種の登場です。 【ヘラクレス・オキシデンタリス♂150mm】 【飼育種】 和名 ...続きを読む

今年もいよいよ最終月、12月に入りました。
今回の羽化報告は久しぶりのヘラクレス種の登場です。

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【ヘラクレス・オキシデンタリス♂150mm】

【飼育種】
和名:ヘラクレス オキシデンタリス
学名:Dynastes hercules occidentalis

【羽化体長】♂150mm
【使用したエサ】完熟Mat
のみ

【使用した容器】
クリーンケースS

【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約12ヶ月(合計14ヶ月程度)

今回のオキシデンタリスは完熟Mat
のみで羽化させました。 体長も何とか150mm(お尻含めですが)をクリアしてくれてほっとしています。きのこMat
と比べると若干栄養価の面では劣ると思われがちですが、じっくりと育てれば比較的大型は羽化してくれるようです。

前の日記でも書きましたが、産卵には黒土Mat
完熟Mat
。幼虫飼育にはきのこMat
とうのが今の所ではベストの選択だと思っておりましたが、超大型を目指す必要が無ければ幼虫飼育でも完熟Mat使用で150mmクラスは出るようです。
でもやはり超特大を狙うならばきのこMatの方が向く傾向があるという感触があります。
後は設定温度はやはり少し低め設定にした方が伸びやすくなるみたいです。

またこの個体は
クリーンケースS
で飼育しましたが、蛹室はケースの短めの方向に作ってしまった為、人工蛹室で羽化させております。(^^)

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先日までセット完了し、採卵していましたヒ...続きを読む

先日までセット完了し、採卵していましたヒルスシロカブトの卵の孵化報告をしようと思います。 【ヒルスシロカブトの参考画像】 【産卵に使用した種】 和名 ヒルスシロ...続きを読む

先日までセット完了し、採卵していましたヒルスシロカブトの卵の孵化報告をしようと思います。

ヒルスシロカブト

【ヒルスシロカブトの参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ヒルスシロカブト
学名:Dynastes hyllus

産地:メキシコ
累代:CB

この産卵でのセット方法&結果は以下の通りでした。

【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始10/18~11/4(17日間)
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。


産卵

クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

【産卵の数&孵化数等の結果まとめ】

【産卵結果:1回目】卵 41卵+幼虫1頭 内孵化31頭 
【産卵結果:2回目】卵 33卵、内孵化30頭
【産卵結果:3回目】卵 10卵、内孵化4頭

今回のヒルスシロカブトの産卵をまとめると、合計3回の割り出し(採卵)で、

採卵 84卵 内孵化65頭 
孵化率:77%


という結果でした。
孵化率は何とか7割を超えましたので、まずまずの受精率ではなかったかと思います。1回目&3回目の卵よりも2回目の卵の方が孵化率も高く、
安定した結果が出ました。産み始めと産み終わりの卵は受精率が低くなるのでしょうかね・・・。

以上長期に渡ってご報告してきたヒルスシロカブトの産卵セット報告はここにてひとまず終了です。
後はまた幼虫飼育でのご報告していきたいと思います。(^^)

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だいぶ前の日記(2008/1/21)にな...続きを読む

だいぶ前の日記(2008/1/21)になるのですが、かいとパパさんより以下の質問レスをもらい受けました。今日は久しぶりにヘラクレス等の角曲がりについて述べてみた...続きを読む

だいぶ前の日記(2008/1/21)になるのですが、かいとパパさんより以下の質問レスをもらい受けました。今日は久しぶりにヘラクレス等の角曲がりについて述べてみたいと思います。

 

Shihoサン、皆さん、毎回初心者にも分かりやすい日記、 参考にさせて頂いてます。ひとつ教えて頂きたいのですがヘラヘラに関して、蛹に成って角等が曲がって居る場合『露天堀り』あるいは『人工蛹室』に移しても真直ぐには戻らないのでしょうか?戻らないとしたら初心者の私は大きいケースを用意するのが得策でしょうか?

 

かいとパパさん、レスありがとうございます。(^^) まずはかいとパパさんの質問からお答えしようと思います。

 

>ヘラヘラに関して、蛹に成って角等が曲がって居る場合『露天堀り』あるいは『人工蛹室』に移しても真直ぐには戻らないのでしょうか?

 

残念ながら蛹になってしまってから後では角曲がりは戻りません。昔私も無理に戻そうとして軽く角を押し戻した所、簡単にペキッと折れてしまい中から透明の体液が出てしまい死亡させてしまった苦い経験があります。角曲がりを防ぐには蛹化前にきっちりとした対策を立てるしかないみたいです。

 

>戻らないとしたら初心者の私は大きいケースを用意するのが得策でしょうか?

 

そうですね・・・小さいケースよりは大きいケースの方が無難だと思いますが、その大きいケースでも蛹室を四隅の角に作ってしまい蛹室の「窓」がケース側面より見えた場合にはやはり人工蛹室等への移動が必要となってしまいます。勿論小さいケースを使用するより確率的には良いとは思いますが、絶対とは言い切れないということです。

 

ではどうすればよいのか・・・。
確実な絶対策はありませんが、私なりの案をいくつか挙げて見たいと思います。

 

出来るだけ大型のケースで飼育する

 

【長所】

・蛹室を作る際、隅につくる確率&不完全な蛹室を作る可能性が低い。

・頻繁にチェックしなくても比較的安心して見守れる

 

【短所】

・ゆとりを持つ大きさを保とうとするとかなり大きなケースになってしまう。その為、スペース、マット量等の問題発生する。

 

小型のケースでもよいので蛹化前には頻繁にチェックし、蛹室の位置が悪い場合には人工蛹室へ移動させる

 

【長所】

・小ケース(Sケース)等で管理する場合には省スペース&少量のマットで管理できる。

 

【短所】

・不完全な蛹室を作る可能性が高くなる。

・不完全な蛹室を形成した場合、前蛹時期に個体を取り出さないといけない為、その見極めが難しい。

 

一方向だけにしか蛹化させないような縦長の極端なケースに入れて蛹化させる

 

【長所】

・小ケース(Sケース)等で管理する場合には省スペース&少量のマットで管理できる。

・頻繁にチェックしなくても比較的安心して見守れる

 

【短所】

・その様なタイプのケースがかなり入手しずらい。

 

いかがでしょうか。上に述べたのが私(shiho)的に考える角曲がりを無くす為の長短所です。どれも一長一短での難しさがあると思います。

 

また何でもかんでも人工蛹室に移した方がいいというわけではありません。やはり自然の蛹室に勝てる蛹室はないと思います。自然に作った蛹室が完璧ならば言うことはありません。でもそんな完璧に見える蛹室でも羽化不全などの問題が起こるケースは多々あります。その事に関しましては2008/1/21の日記にて詳しく述べていますのでこちらを御覧下さいませ。

 

角曲がり、蛹化不全・・・それを防ぐには色々な考え方や方法があると思います。それでも絶対に大丈夫だと言える方法がないのも事実だと思っています。この問題もなかなか難しいですよね。

クワカブ飼育はまさに奥深しですね。(^^)

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2009年11月23日

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先月10/30の日記にてクワカブ飼育の永...続きを読む

先月10/30の日記にてクワカブ飼育の永遠のテーマとも言える「コバエ・ダニ・線虫についての考え」について書きました所、皆様より以下のレスがありましたのでご紹介致...続きを読む

先月10/30の日記にてクワカブ飼育の永遠のテーマとも言える「コバエ・ダニ・線虫についての考え」について書きました所、皆様より以下のレスがありましたのでご紹介致します。

 

【お金はかかるけど さんのレス】

 

どのマットからもハエが発生するということですが まったく発生しないマットもあります。コバエシャッターなどのほぼ外部からハエが侵入できない状態のケースからハエが発生するのは、やはり製造過程でハエが産卵しているということだと思います。で、対策ですが、冷凍が一番だと思っています。レンジでチンか、冷凍の二つが最強部類の対策だと思いますが私はレンジでチンはくさすぎて耐えられなかったので、冷凍することにしています。冷凍ごときでハエは死滅しないという人もいるのですが、一度凍らして、解凍。もう一度凍らす・・・と2回繰り返して見たところこの一年、ケース内にハエが発生したことはありません。一度だけ凍らした場合は少量ですがハエが発生したので2度凍らすと完璧という結論になりました。ただ、家族の食材がある冷蔵庫だとマットを入れるのは少し難しいかなぁと思うのでフリーザーを購入することをお勧めします。まぁ、虫のためにそこまでできる人はごく少数だと思いますがw

 

レスありがとうございます。レンジでチンの熱処理は聞いていましたが、冷凍という方法もあるのですね。これは勉強になりました。後はおっしゃる通りそれ専用の冷蔵庫があればいう事無しですね。

 

【ソメ さんのレス】

 

私も、常にクワカブ飼育では、コバエ、ダニ、センチュウに悩まされ日々苦闘しております。ケースにハエトリグモを入れたり、コムカデを入れたりしてそれなりにコバエに対しては効果を得ています。しかし、センチュウについてはまったくその対策が見つかりませんでした。最近になってウィキペディアより次のような記述を見つけました。

「ヒラタケ科に属するヒラタケ属(Pleurotus)とヒメムキタケ属(Hohenbuehelia)の多くの種は線虫捕食菌であり、センチュウを捕らえて栄養分を得ている。捕食は粘着性の瘤を持つ菌糸によるもので、これを付近のセンチュウに付着させ、毒素を分泌する。」

とあります。これからは、マットに菌糸を混ぜて実験してみようと思います。

 

レスありがとうございます。ハエとりグモ、コムカデですか!凄いですね。ハエトリグモはその名の通りハエを取ると思うので想像がつきますが、コムカデとはムカデのことですよね?これもハエを食するんですね・・・。また線虫のご意見、なんとも初めて聞きました。大変勉強になりました。

 

皆さん、レスありがとうございました。ダニ・線虫、コバエに関しましては人によってはまだ色々と意見&見解&対策があるかと思います。何かありましたらまだまだ沢山のご意見や対策アイディアをお聞かせ下さいませ。(^^)

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2009年11月17日

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