ラミレスゾウカブトが羽化しました。 この...続きを読む

ラミレスゾウカブトが羽化しました。 このアクティオンは以下の様な飼育で羽化させました。 飼育種 ラミレスゾウカブト  羽化サイズ 105㎜ 使用したエサ きのこ...続きを読む

ラミレスゾウカブトが羽化しました。

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このアクティオンは以下の様な飼育で羽化させました。

飼育種:ラミレスゾウカブト 
羽化サイズ:105mm
使用したエサ:きのこマット(無添加)
使用した容器:小プラケース(W230×D155×H170)
水分量:適量(手で握って団子が出来、かつ水が染み出ない程度)
設定温度:25℃前後
投入令数:2令
投入~羽化までの期間:2年7ヶ月
その間交換したエサ回数:9~10回ほど

やはり黒系ゾウカブトは長い日数がかかりました。2令投入時よりおよそ2年半です。

飼育自体は特別難しくなく、きのこマット(無添加)で問題なく羽化までいきました。最後の蛹化の時もこの種は角が曲がって蛹になりますので、小プラケースの大きさでも十分蛹化~羽化が可能でした。
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このサイズではまだまだ小型です。もっと大型が目指せる種ですので、頑張って大型出したいと思います。

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飼育用にと、事務所の脇に置いていた黒土マ...続きを読む

飼育用にと、事務所の脇に置いていた黒土マットを使用しようと思い、持ち上げてみると、底部の方に穴があいていました。 その穴は噛み砕かれたように外側からちぎれていた...続きを読む

飼育用にと、事務所の脇に置いていた黒土マットを使用しようと思い、持ち上げてみると、底部の方に穴があいていました。
その穴は噛み砕かれたように外側からちぎれていたので、もしかしてと思い、開封してみると・・・・


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出てきました。国産カブトムシの幼虫です。
しかもすでに3令になっています。

上記ケースの中には潜っていて見えないのがほとんどですが、合計41頭います。
これ黒土マット1袋の中に入っていたのです。

事務所には5袋置いていましたが、その内3つに同様に産み付けていました。
数的には同等程度です。


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丸々太っていますね~。
黒土マットは自然に近いマットですので、親虫も気に入ったのでしょうか・・。
ともかく来年の羽化が楽しみです。(^^)

 

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2007年10月11日

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8月の日記内でご紹介したカステルナウディ...続きを読む

8月の日記内でご紹介したカステルナウディーの産卵結果をご報告します。 この種は以下の様な方法でセットしました。 結果 幼虫12頭 卵2個 親情報 ワイルド個体♀...続きを読む

8月の日記内でご紹介したカステルナウディーの産卵結果をご報告します。
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この種は以下の様な方法でセットしました。

結果:幼虫12頭、卵2個
親情報:ワイルド個体♀よりの持ち腹産卵。
産卵に使用するマット:黒土マット
セット期間:今回は幼虫回収で望む為ちょっと長めに2ヶ月程度
産卵に使用するケース:プラケース中(W300×D195×H205)
産卵管理温度:23~25℃(幼虫飼育と同等温度)
水分量(湿度):多からず少なからず
セット方法:ケース底面を固くつめ(プラケースの1/2位、上部1/5はフンワリと敷き詰めます)

結果から申し上げると12頭の幼虫が出てきました。卵も2個ありました。セット開始から約2ヶ月程度での割り出しだったのですが、幼虫の方はまだ1令でしたので、比較的遅めの産卵だったのではないかと推測されます。親♀は既に死亡しておりました。

なかなか聞かないカステルなので12頭の結果にはひとまず安心ですが、今後はもっと産卵数を上げる工夫をしてみたいと思います。
次は幼虫飼育~羽化に挑戦です。(^^)

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ヘラクレス セプテントリオナリスが羽化し...続きを読む

ヘラクレス セプテントリオナリスが羽化しました。 この種は以下の方法で羽化させました。 飼育種 ヘラクレス セプテントリオナリス 羽化サイズ 108mm 使用し...続きを読む

ヘラクレス セプテントリオナリスが羽化しました。

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この種は以下の方法で羽化させました。

飼育種:ヘラクレス セプテントリオナリス
羽化サイズ:108mm
使用したマット:きのこマット
使用した容器:小プラケース(W230×D155×H170)
管理設定温度:25℃前後
水分量:適量/多からず少なからず
羽化までの期間:11ヶ月

この個体は小プラケースの長い方に上手に蛹室を作ったのでそのまま羽化させました。無事キレイに羽化してくれましたが、小型での羽化でしたのが残念でした。
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セプテンの特徴が良く出ていますね。この種はヘラヘラ等と同様に、幼虫飼育も産卵も容易です。

次の個体は大型が出てくれる事を期待します。(^^)

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2007年10月4日

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今日はヒルスシロカブトの羽化報告です。 ...続きを読む

今日はヒルスシロカブトの羽化報告です。 この種は以下の方法で羽化させました。 飼育種 ヒルスシロカブト 羽化サイズ ♂90mm 使用したマット きのこマット 使...続きを読む

今日はヒルスシロカブトの羽化報告です。
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この種は以下の方法で羽化させました。

飼育種:ヒルスシロカブト
羽化サイズ:♂90mm
使用したマット:きのこマット
使用した容器:1800ccブロー容器
エサ交換回数:4回程度
管理設定温度:25℃前後
水分量:適量/多からず少なからず
羽化までの期間:14ヶ月

このヒルスは飼育期間がとても長くかかっただけあってサイズも90mmととても立派に羽化してくれました。1800ccブロー容器の狭い空間でもこれだけ大型が出てくれたのは収穫です。

ただ一つだけ不思議な点がありました。この今回羽化した♂の兄弟ですが、♂♀を含めて、羽化期間が極端に違うケースがありました。詳しく言うと、全体の約2/3は約7~8ヶ月ほどで羽化したのですが、この♂を含め残りの1/3幼虫はその後、約半年後に羽化という結果になりました。

確かに長く幼虫をやってきた♂幼虫はとても大型になったので、これは納得できるのですが、 ♀でも飼育期間の短いものと長いものに分かれたのは不思議でした。

まとめると
【7~8ヶ月羽化の個体】
♂70前半~70半ば
♀50半ば

【13~14ヶ月羽化の個体】
♂80後半~90前半
♀50半ば~50後半

上記のような結果でした。全て同腹の同じ兄弟です。飼育環境も同様です。♂サイズこそ違いますが、♀はサイズも極端に変わらず、それでいて何故期間がこれだけズレたのかが不思議でした。

虫の飼育はまだまだ分からない事ばかりで、奥が深そうです。(^^)

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暑い日がまだまだ続きますね。 地球温暖化...続きを読む

暑い日がまだまだ続きますね。 地球温暖化のせいなのか、昔とはずいぶん季節感のズレを感じます。 さて、今日は小型ヒラタクワガタのティティウスヒラタクワガタの羽化報...続きを読む

暑い日がまだまだ続きますね。地球温暖化のせいなのか、昔とはずいぶん季節感のズレを感じます。

さて、今日は小型ヒラタクワガタのティティウスヒラタクワガタの羽化報告です。

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上記画像の個体は以下のような方法で飼育しました。

飼育種:ティティウスヒラタクワガタ
体長:62mm
飼育したエサ:きのこマット、800ccPP空ボトルを使用
投入時期:初令
投入から羽化までかかった時間:8ヶ月
エサ交換回数:途中1回
設定温度:23~25℃前後

飼育は産卵&幼虫飼育共にとても簡単です。産卵の場合は、マット産卵のみで結構多数産んでくれますが、柔らかめの材にも結構産んでくれます。この個体もマット産卵より得られた幼虫が羽化したものです。その時のデータは以下の様なものでした。

親情報:ワイルド♀よりの持ち腹産卵
産卵数:幼虫31頭
産卵期間:約2ヶ月程度
産卵に使用したマット:くわマット
産卵に使用したケース:小プラケース
産卵時の設定温度:25℃前後
産卵セットの方法:ケース底面(2/3)をカチカチに固めて上部はフンワリと敷きました。
水分量:適量(手で握って土団子が出来、なおかつ水が染み出ない程度)

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とても簡単な種ですので、皆さんも機会が御座いましたら一度チャレンジしてみて下さいね。(^^)

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2007年9月28日

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今日はスペキオサスシカクワガタの産卵につ...続きを読む

今日はスペキオサスシカクワガタの産卵についてちょっとふれてみましょう。 過去のスペキオサスの日記で破壊王さんから産卵について質問がありました。 スペキオサスシカ...続きを読む

今日はスペキオサスシカクワガタの産卵についてちょっとふれてみましょう。
過去のスペキオサスの日記で破壊王さんから産卵について質問がありました。

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スペキオサスシカは当園では以下の様な方法で産卵させます。

親の選択:ワイルド♀の持ち腹、累代個体ならば後食開始後約3~4ヶ月程度熟成している個体
産卵に使用するマット:くわマットのみ、もしくは くわマット+柔らかめの材1本
セット期間:約1ヶ月半~2ヶ月
産卵に使用するケース:プラケース中(W300×D195×H205)
産卵管理温度:23~25℃
水分量(湿度):多からず少なからず
セット方法:ケース底面を固くつめ(プラケースの3/5位、上部1/5はフンワリと敷き詰めます)

上記のような方法です。この虫は過去に何度かやりましたが、大体はマットのみでも産んでくれるみたいです。産みが悪い場合は、柔らかめの材を1本入れてあげますが、どちらかというと材よりマットに産んでいる様子です。

セットして約2週間程度でケース側面や底面に卵が見えてきます。
卵が見えない場合は、交尾が上手く成立していない場合が多いので、♂がいれば再交尾させます。

シカの場合、ワイルドものは比較的簡単に産んでくれるのですが、累代ものにおいては産みにくい事が多いです。その理由の一つとして、親虫の熟成度が挙げられます。

皆さんよくご存知のオオクワガタは羽化から一冬越させた個体の方がよく産んでくれます。シカクワも同様にゆっくりと熟成させた個体の方が産んでくれているみたいです。(ワイルド(野外)個体ならば即セットでも問題はないので時間はかかりません)

上記の事はシカクワに限らず、全ての累代個体の虫に通じると言っても良いと思います。スムーズに、沢山産ませるには、その虫にあった熟成度が必要ではないのでしょうか。(^^)

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2007年9月25日

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今日は生体を飼育するに至って冬場の管理の...続きを読む

今日は生体を飼育するに至って冬場の管理のやり方の一例を私shiho流ではありますが、ご紹介したいと思います。お手柔らかに読んで下さいね。(^^) 先日5/9の日...続きを読む

今日は生体を飼育するに至って冬場の管理のやり方の一例を私Shiho流ではありますが、ご紹介したいと思います。お手柔らかに読んで下さいね。(^^)

先日5/9の日記内のレスで、カイさんより冬場の管理のやり方について御質問がありました。
その時の回答レスでもお応えしたのですが、国産種や日本に似た環境にある地域の虫を除いて、冬場の管理には温度管理が必要になってきます。

日本の虫は、元々この日本の四季のある環境に順応しており、氷点下になる冬でも乗り越えられる能力を持っています。ですが、外国産の虫についてはこの能力は持ち合わせておらず(一部例外もある)、日本の虫と同じように常温飼育をしてしまっては、かなり動きが悪くなり、場合によっては死亡してしまいます。

それではどうすれば良いのか?
答えは温度管理をしてあげれば良いのです。
簡単に答えてしまいましたが、この温度管理、結構大変で苦労している方も多いと思います。

大量に虫を飼育されている方等は、一部屋ごと空調(エアコン)による温度管理をされている方が多いようですが、少量を飼育されている方、電気代を考えて一部屋エアコンを常時つけられない方も多数いらっしゃると思います。

そんな時は簡易温室を作ってみるという手があります。
簡易温室には、ガラス温室を利用した立派なものもあれば、メタルラックにビニールをかぶせたもの、ダンボールや発泡スチロールを工夫して作ったもの等、工夫次第で色々手作りする事が可能です。

今日はその中で少量飼育の方の場合を想定して、発泡スチロールでつくった簡単な温室をご紹介します。

【3つの発泡スチロールを使用した小型簡易温室】

まず同じ大きさの発泡スチロールを用意します。
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3つの発泡の内、2つを底面をカッターでくり抜き、キャンプ等で使用するバーベキュー用の金網をおきます。
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残り一つは一番底面になるのでそのままですが、温度源となるものを置きますので、コードの穴を開けます。今回は電気あんかを温源に使用しました。
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3つそろって下のような感じです。
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後は重ねて、2つの段の上に飼育する虫を置くだけです。
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この温室は小さいので多数の数は置けません。
また温源も電気あんかと比較的弱めの温源であるため、外気温が凄く寒い場合には、中が低くなる場合もあります。置く場所などを選んで、適温になるように調整しましょう。
中に温度計を1本入れて確認すると良いと思います。

この様な感じで小型のものならば結構簡単に作れます。
後は飼育の数に合わせて土台を選び、それにあった温源を選択するとよいでしょう。
温度が高く上がりすぎるような温源(小型電気ヒーター)等は、コンセントとの間にサーモを接続して温度設定をしてあげれば、一定の温度を保つ事も可能です。

このような感じで冬を乗り切ってみましょう。(^^)

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2007年9月22日

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今日は国産ながら離島ものの、アマミノコギ...続きを読む

今日は国産ながら離島ものの、アマミノコギリの羽化報告です。 この種は以下のような方法で羽化させました。 飼育種 アマミノコギリクワガタ(奄美大島産) 体長 74...続きを読む

今日は国産ながら離島ものの、アマミノコギリの羽化報告です。

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この種は以下のような方法で羽化させました。

飼育種:アマミノコギリクワガタ(奄美大島産)
体長:74mm
飼育したエサ:菌糸ボトルE1100cc2本
投入時期:初令
投入から羽化までかかった時間:10ヶ月
設定温度:23~25℃前後

日本で一番大型になるノコギリクワガタ、アマミノコギリクワガタです。今回は菌糸ボトルE-1100を2本使用して羽化させました。本土産のノコギリもそうですが、日本のノコギリはマット、菌糸どちらでも育ちます。菌糸の方がマットよりは比較的大型を育てられやすそうな気もします。羽化期間も短いです。

産卵に関しては、マットのみで十分沢山産んでくれます。

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内歯の形が本土産とは違い弓のように格好よいです。飼育が簡単で、とても大型になる種ですので、是非チャレンジしてみて下さいませ。(^^)

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今日はちょっと趣向を変えて、今年からクワ...続きを読む

今日はちょっと趣向を変えて、今年からクワカブの飼育を始めたばかりの方のために、クワガタとカブトムシの幼虫の違いをご紹介します。 熟年の飼育者の方には「なぜ今更」...続きを読む

今日はちょっと趣向を変えて、今年からクワカブの飼育を始めたばかりの方のために、クワガタとカブトムシの幼虫の違いをご紹介します。
熟年の飼育者の方には「なぜ今更」とお思いかもしれませんが、どうぞ御勘弁下さいませ。

何故、この様な事をご紹介するかというと、お客様の御質問で、

「今年虫かごで飼っていた昆虫の飼育マットの中に幼虫が居ました。クワガタなのかカブトムシなのか分からないので、どう見分ければよいか教えて下さい」

との質問がありました。

クワガタの幼虫とカブトムシの幼虫では、見かけだけでも国産&外国産共にかなりの相違点があります。
以下の文章&画像でご紹介しますので、御覧下さいませ。

ちなみに
①カブトムシ(ヘラクレスオオカブト)
②クワガタムシ(アンタエウスオオクワガタ)
になります。

 
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まずこちらの画像からですが、これは全体図です。
構図的に②のクワガタの方が大きく見えますが、実際は①のカブトムシの方が2倍以上大きいです。
カブトムシの方が気門(身体に見える点々です)がはっきりしています。

また②のクワガタの方が多少黄色っぽいのは3令の後期にあるためです。
幼虫は初令~2令~3令中期までは①のように白い色合いをしています。
これが蛹化が近づく3令後期になると②のように体色が黄色がかってきます。


月夜野c
 
次に体毛の比較です。
カブトの方が毛深くあります。


月夜野b
 
次に頭の色合いの違いです。
簡単に言うと、クワガタはオレンジ(だいだい)色、カブトは黒っぽい色合いをしています。


ええ

最後にお尻(肛門)の形です。
ここは決定的ですね。カブトムシは横に割れ、クワガタは縦に割れます。

以上この様な点から、クワガタかカブト、どちらの幼虫か判断出来ると思います。
ご参考にして頂けますと幸いです。(^^)

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