先日の日記の感想レスでこばくわさんよりシェンクリングオオクワガタの
産卵についての質問が来ましたので、本日の日記上でお答えいたします。
こばくわさん
レスありがとうございます。
弊社の飼育ルームでは以下のようなやり方で産ませました。
<シェンクリングオオクワガタの産卵セット>
・♂♀の熟成期間・・羽化後約1年以上経過したものを使用
・ペアリング方法:♂♀同居(1週間程度)〜その後♀のみを産卵セットに投入
・産卵セット方法・・「くわマット」+「コナラ材(少し柔らかめで直径12〜14mm前後)1本
・産卵ケース・・プラケース中を使用
・水分量・・適量
・管理温度・・23〜25℃前後で管理
大体上記の方な方法でセットしまして、約1ヶ月半〜2ヶ月後に割り出ししました。
材にもマットにも産んでいましたが、どちらかというと材の方が大半でした。
もしかするとマットには材から孵化後に移行したのかもしれません。
あくまでも弊社飼育ルームでのやり方ですので別の方法や結果があるかもしれません。
ご参考程度に聞き流して頂けますと幸いかと思います。(^^)
使用したアイテム
シェンクリングオオクワガタが羽化しました。♂81mmです。
羽化までの詳細内容は以下のとおりです。
<羽化までの内容>
使用したエサ:E-1100×2本
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換1本
羽化までの期間:約11ヶ月
台湾の特産種シェンクリングオオクワガタです。
日本のコクワを大型にしたような形ですが、とても格好よいです。
また性質も激しいのでペアリングには注意が必要な種です。
産卵&幼虫飼育共に容易な種で、問題なく育ちます。(^^)
使用したアイテム
スリナムミツノカブトが羽化しました。♂37mmです。
羽化までの詳細内容は以下のとおりです。
<羽化までの内容>
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:500ccブロー容器使用
羽化までの期間:約5ヶ月
小型ながら角の発達が素晴らしいスリナムミツノカブト。
産卵、飼育共にとても簡単な種です。(^^)
使用したアイテム
今日は先日の日記での感想レスへの回答をここでしたいと思います。
D,Sさん
レスありがとうございます。
先日のヘラクレス・ヘラクレスのメスに関しましては、羽化直前の体重ではありませんが最後に
計測した時が75g位ありました。勿論蛹化するとき等は若干体重が落ちたと思います。
ミヤマMANさん
いつもレスありがとうございます。
パチェコヒメゾウカブトですが、期間というより後食で熟成を考えました。
かなり熟成は早く羽化して1ヶ月も経たずに後食&活発に動き始めました。
そこから約2週間程度エサをしっかり食べさてからペアリングに移行しました。
あくまでこちらのやり方ですのでご参考程度に聞いて下さいませ。(^^)
使用したアイテム
ヘラクレス・ヘラクレスが羽化しました。♀約68mm(羽化したてですので)です。
羽化までの詳細内容は以下のとおりです。
<羽化までの内容>
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換約3〜4回:1800ccブロー容器使用
羽化までの期間:11ヶ月
ヘラクレス・ヘラクレスの♀の羽化です。
いつも♂ばかりの紹介ですので今回は♀の羽化をご紹介してみました。
撮影しようと思った時に丁度羽化したての♀がいました。
まだ羽も白〜赤く色づいて来ている段階で、とてもキレイです。
今回の個体はブロー容器1800ccでそのまま羽化です。
♀だとこの容量でも全然問題なく羽化してきます。
羽化したてはとてもキレイです。(^^)
使用したアイテム
パチェコヒメゾウカブト(ワイルド)がやって来ました。
パチェコは既にブリードものでもご紹介しておりますが、
テルシと一緒にワイルドものもやって来ました。
最近新たな種をいくつか入手しました。
先日のテルシテス、レギウスに続いて第3弾、パチェコヒメゾウカブト(ワイルド)の紹介を致します。
パチェコヒメゾウカブトは産卵、飼育共に比較的容易な種です。
今回はきのこマットでチャレンジしてみようと思います。
ワイルドですが、念のため追いがけしました。これで安心です。
また先日の日記の感想レス、カワラ菌糸にご期待下さいましてありがとうございます。
少しでも早く販売出来るように、データ取得を頑張りますので、御待ち下さいませ。
今後とも月夜野きのこ園をよろしくお願い致します。(^^)
使用したアイテム
レギウスがやって来ました。
言わずと知れたアフリカの雄です。
最近新たな種をいくつか入手しました。
先日のテルシテスに続いて第2弾、レギウスの紹介を致します。
この個体はブリードものでまだ未後食ですので、セットにはもう少し時間がかかりそうです。
セットは今、弊社で開発中のカワラ菌糸産卵で試してみようと思います。
またこの日記上でご紹介しますので、お楽しみに。(^^)
追伸
カワラ菌糸につきましては、今弊社で開発中の段階にあります。
今後の販売に向けてデータ等を取得している最中ですので、今の時点では販売は致しておりません。
御了承下さいます様お願い申し上げます。
使用したアイテム
テルシテスヒメゾウカブトがやって来ました。
メガソマ系の小型カブトです。
最近新たな種をいくつか入手しました。
今日は第1弾、テルシテスの紹介を致します。
体毛がキレイなこのテルシテス、今回は完熟マットでセットしてみたいと思います。
♂♀当ててやったら直ぐに交尾を致しました。
ワイルド個体ですが、これで安心です。
またこの日記上でご紹介しますので、お楽しみに。(^^)
使用したアイテム
今日はオオクワガタの幼虫の雌雄の見分け方についての紹介です。
経験豊かな皆様には今更ながら・・・と思われがちですが、今年始めた初心者の方より質問など来ていますのでご紹介致します。
まず添付した画像の左が♂、右が♀個体です。
よく見てみると、右側の幼虫のお尻の部分にオレンジ色の斑点が見えます。
これは卵巣であり、ここで見分けるのが一番手早いです。
後はこの画像からはちょっと分かりにくいかもしれませんが、頭幅での比較です。
勿論♂個体の方が♀よりも頭幅は大きくなります。
ただ個体差がありますので、頭幅の大きさは一定ではありません。
この幼虫は3令の初期段階ですので、まだまだこれから大きくなります。(^^)
使用したアイテム
スマトラギデオンが蛹化しました。
蛹化までの詳細内容は以下のとおりです。
<蛹化までの内容>
使用したエサ:きのこマット:1100ccのPP空ボトル使用
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換1回
羽化までの期間:約6ヶ月:2令投入
スマトラギデオンの蛹と蛹室の画像を撮ってみました。
この容器は1100ccPPボトルの空ボトルを使用したものです。
縦長でキレイな蛹室を作っています。
この様にギデオン類は縦長に蛹室を作るので、横へのスペースは問題ありません。
むしろ縦長の容器の方が良いでしょうね。(^^)
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