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クワカブタイムマシーン2回目です。 今回ご紹介するのは、前回のアブデルスツノカブトに続き、今回も植物防疫法で海外からの輸入規制がかかっているダークなカブトムシ、...続きを読む

クワカブタイムマシーン2回目です。

今回ご紹介するのは、前回のアブデルスツノカブトに続き、今回も植物防疫法で海外からの輸入規制がかかっているダークなカブトムシ、
ゴロファ・エアクスタテヅノカブトです。

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【ゴロファエアクス♂65mm 2005/10/13撮影】

【飼育種】
和名:ゴロファ・エアクスタテヅノカブト
学名:Golofa eacus

【羽化体長】♂65mm
【使用したエサ】きのこマット

【使用した容器】 1100ccPPボトル容器を使用
【えさ交換回数】途中交換なし
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して合計約8ヶ月程度

ゴロファ・エアクスです。この個体は2005/10月羽化の個体です。ゴロファ種の中でも最初の頃に輸入されていたエアクス、
この画像の個体もワイルド♀からの持ち腹個体(WF1)でした。

ゴロファは今でこそかなりの亜種が入ってきており、産卵や幼虫飼育も亜種によってはクセのあるものもありますが、
このエアクスは比較的容易な種だったと記憶しております。幼虫飼育はきのこMat
でグングン育ってくれました。マットの劣化にも比較的強く、長期飼育になっても途中のマット交換なしでキレイに羽化してくれて来ました。

また産卵に関しては、ばら撒き産卵タイプで、産卵セッティングの際マットを固く敷き詰めなくてもよく、
ふんわりしたケース上部の部分でも少し掘り起こせば卵を確認することが出来ました。

卵の数も比較的多く50~60は軽く取れていた記憶があります。ただ♀の当たり外れはありました。当たった時は沢山取れましたが、
取れない♀は全くダメでした。

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画像003 025
【♂64mm】

上記画像の個体はまた別の個体。こちらは64mm。これもキレイな個体です。最初紹介した65mmは赤みがある個体でしたが、
こちらの64mmはオレンジ(やまぶき色)っぽい感じの個体。どちらもキレイですが、私個人的には64mmの色合いの方が好きですね。
(^^)


ゴロファ・エアクス(Golofa eacus)
は植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になります

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おなじみヒマラヤ系 ブータンアンタエウス...続きを読む

おなじみヒマラヤ系 ブータンアンタエウスの羽化報告です。 【ブータンアンタエウス♂85mm】 【ブータンアンタエウス♀48mm】 【飼育種】 和名 アンタエウス...続きを読む

おなじみヒマラヤ系 ブータンアンタエウスの羽化報告です。

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【ブータンアンタエウス♂85mm】

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【ブータンアンタエウス♀48mm】

【飼育種】
和名:アンタエウスオオクワガタ
学名:Doucus antaeus

【羽化体長】
♂:85mm
♀:48mm
【使用したエサ】
♂:Basic900~Basic1500
♀:Basic900~Basic900
【設定温度】20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂:初令投入して~合計約12ヶ月
♀:初令投入して~合計約10ヶ月

今回の個体はヒマラヤ系のブータンアンタエウスです。今回はBasic900
~Basic1500
の2本で羽化でした。勿論無添加です。

低温管理したせいもあってかBasic900
を約5ヶ月、Basic1500
を残りの7ヶ月ひっぱっての羽化でした。サイズ的には85mmとまずまずの大きさですが、今回の♂個体は私個人的な意見ですが、
形がとても良く良型で気に入っています。光沢も申し分ないです。

画像003 020 

いいですね、やっぱり格好良いです。今度はこの個体の子供を取るのを頑張ります!

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2010年1月29日

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これまでの飼育日記といえばリアルタイムに...続きを読む

これまでの飼育日記といえばリアルタイムに今現在羽化した個体や産卵の様子をお伝えしてきました。今現在あまり市場では見かけられないものでも、お客様の中には未だに飼育...続きを読む

これまでの飼育日記といえばリアルタイムに今現在羽化した個体や産卵の様子をお伝えしてきました。
今現在あまり市場では見かけられないものでも、お客様の中には未だに飼育されてる方がおり時折飼育データありませんか?
と御質問を受ける場合があります。

私も長年かなりの頭数を飼育していると過去にご紹介出来なかった種や個体もまだ存在します。データとしては取っているものも多数あり、
お伝えしたい良い個体もいますので、これから少しずつリアルタイムの中におりまぜてご紹介していきたいと思います。

こういった過去のデータを「クワカブタイムマシーン」とタイトルに称してご紹介していきますので、懐かしながら御覧頂ければ幸いです。御了承下さいませ。

今回ご紹介する種はアブデルスツノカブトです。

画像003 020 
【♂36mm】

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【♀28mm】

【飼育種】
和名:アブデルスツノカブト
学名:Diloboderus abderus

【羽化体長】♂36mm ♀28mm
【使用したエサ】きのこマット

【使用した容器】500ccブロー容器を使用
【えさ交換回数】途中交換無し
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して合計約6ヶ月

アブデルスツノカブト、懐かしいですねぇ~。この個体達は♂♀共に2004/5月羽化の個体達です。
2003年位にかなりの人気が出たカブトです。もう8年位前になるんですね~。今現在はほとんどみかけられず、
植物防疫の輸入指定にもひっかかってしまい今後も今の所は日本に入る事はなさそうです。

幼虫飼育はとても容易な種で、きのこMat
完熟Matで飼育可能です。
当時はまだ黒土Mat
はありませんでしたが、あの時の感触からいっても黒土Mat
でも大丈夫だとは思います。ただ大型を目指すならばきのこMat
かな・・・。

また産卵についても容易な方で、一番結果が出たのは完熟Mat
でした。
まとめると下のような感じです。

【産卵に使用したマット】完熟Mat
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
程度
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。



クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

画像003 021

画像003 001

上記画像は真上から見た図ですが、やはり♂は格好よいですね。頭角が出てくる間際にはヘラクレス等と同じようなふさふさした毛があるんです。
これが気持ちよくて触ろうとすると、小さいながらもかなり強い力で角を持ち上げ、胸角と頭角の間で指を挟まれた経験があります。
おおげさではなくかなり痛いものがありました。またいつか飼育してみたい種の一つですね。(^^)

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先日の日記(ダイスケギラファノコギリ羽化...続きを読む

先日の日記(ダイスケギラファノコギリ羽化)のご報告で、♀の画像を間違ってアップさせてしまいました。会長さんにご指摘されるまで気が付かず、すみませんでした。会長さ...続きを読む

先日の日記(ダイスケギラファノコギリ羽化)のご報告で、♀の画像を間違ってアップさせてしまいました。
会長さんにご指摘されるまで気が付かず、すみませんでした。会長さんありがとうございます。助かりました。

今回♀だけですが改めてアップしたいと思います。

画像003 128 
【♀53mm】

【飼育種】
和名:ギラファノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus giraffa daisukei
累代:CB

【羽化体長】♀53mm
【使用したエサ】菌糸ビン:♀:Element1100Element1100

【えさ交換回数】 途中1回の合計2本使用
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♀:2令投入して約7月(合計約9ヶ月)

先日の日記でアップした画像♀はマレーアンタエウスでした。
こちらも羽化して今回のダイスケと同時に画像を撮り隣り合わせに画像があったので間違えた次第です。すみませんでした。

羽化の詳細などは先日の日記の通りです。お騒がせ致しました。(^^ゞ

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2010年1月23日

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今日はギラファノコギリ、ダイスケギラファ...続きを読む

今日はギラファノコギリ、ダイスケギラファノコギリの報告です。 【♂106mm】 【♀53mm】 【飼育種】 和名 ギラファノコギリクワガタ 学名 Prosopo...続きを読む

今日はギラファノコギリ、ダイスケギラファノコギリの報告です。

画像003 119 
【♂106mm】

画像003 140 
【♀53mm】

【飼育種】
和名:ギラファノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus giraffa daisukei
累代:CB

【羽化体長】♂106mm、♀53mm
【使用したエサ】
♂:Element1100Element1400
♀:Element1100Element1100
【えさ交換回数】 途中1回の合計2本使用
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂:2令投入して約9ヶ月(合計約11ヶ月)
♀:2令投入して約7月(合計約9ヶ月)

かつての珍品ダイスケギラファ。
飼育は他のギラファ同様に非常に容易な方で、マット、菌糸どちらでも順調に育ってくれます。今回の個体は菌糸(Elementシリーズ)
を使用しました。サイズ的には♀は50を越えてくれたのでひとまずホッとしましたが、♂は106mm、もう少し伸びて欲しかったのですが、
まぁ合格としましょう。

菌糸の食いの方ですが、♂の方は最初のElement1100を9割方食し~Element1400の方もほぼ6~7割方食して蛹化。
♀の方は最初のElement1100を8割方食し~次のElement1100の方は2割方食した時点で蛹化。
2本目はほとんど捨てビン状態でした。勿論♀の方が♂よりも約2ヶ月程度早く羽化して来ました。

顎先端のギザギザが少なく、身体が全体的に光沢が強いのがダイスケの特徴みたいです。個人的な話になりますが、
昔ダイスケがまだ高価で成虫がとてもではないけど買えなかった頃、ダイスケの幼虫と言われて買いましたが、
羽化してみると全てkeisukeiギラファだった苦い思い出があります。この個体は特徴もしっかり出ているようで安心しました。
次はブリード頑張ります。(^^)/

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週明け、今週もいってみましょう! 先日の...続きを読む

週明け、今週もいってみましょう! 先日の日記に続いてオオヒラタ連発、今日は少し珍しい?サマール島のオオヒラタです。 【サマール産オオヒラタ】 【飼育種】 和名 ...続きを読む

週明け、今週もいってみましょう!
先日の日記に続いてオオヒラタ連発、今日は少し珍しい?サマール島のオオヒラタです。

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【サマール産オオヒラタ】

【飼育種】
和名:サマールオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus

産地:フィリピン サマール島産
累代:CB

【羽化体長】♂95mm
【使用したエサ】♂Element1100Element1100
Element1400


【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して合計11ヶ月半程度

ご存知かとは思いますが、フィリピンには沢山の島があります。オオヒラタ(Dorcus titanus)は同じ種なのですが、
島ごとに顎の形状などが異なる場合があり、島ごとに名前がついて流通しているのが一般的なようです。
今回のこのサマールオオヒラタもなんとも色んな形が混じりあったような顎形状をしているような感じがします。

とはいえ、飼育の仕方はスマヒラやパラワンなどと同様の方法で全く問題ありません。
ただこのフィリピン系のオオヒラタはかなり大型になります。スマヒラでは90mm後半行けば立派なものですが、
この辺りのオオヒラタは普通に90mm後半行く場合があります。今回ご紹介した個体も最後のElement1400

はほとんど捨てビン状態でした。前のElement1100
をまるまる食し、Element1400
を1/4ほど食した段階で蛹化。先日のスマヒラ同様に最後の菌糸ビン交換の際に少し管理温度を低めの場所に置けば
良かったかなと後で少し後悔しました。

画像003 060

少し顎の太さが細い気もしますが、なかなか迫力がある良個体です。

ここでオオヒラタに関する冬場の注意点をひとつ。

オオヒラタは形から見てオオクワと似ているように思われがちですが、性質は全然違う部分があるようです。オオヒラタ、
特に外国産オオヒラタを日本の冬場に管理する場合は、寒さには注意が必要です。オオヒラタはオオクワほど寒さに強くありません。
日本のオオクワガタの場合、10℃を切っても全然平気で越冬しますが、オオヒラタの場合はかなり弱って来て、
その状態が続けば続くほどかなりのダメージを受けてしまいます。

オオヒラタというと日本のヒラタクワガタも同種なのですが、日本のヒラタクワガタの場合(南西諸島産を除く)、
元々日本に居たせいもありある程度の耐寒性があるみたいです。でもそれでもある程度であり、この事は北日本(関東以北)
などにあまりヒラタクワガタが見かけないことでもその事を物語っているような気がします。

オオクワガタは越冬という言葉は当てはまりそうですが、
オオヒラタには越冬という言葉は当てはまらないと考えた方が無難ではないかと思います。
確かに翌年の春初めに野外で越冬をした国産ヒラタを見かけることがありますが、その個体はどれもツヤは消え、
ボロボロに近いものが多くを占めるような気がします。元気に越冬をしたというよりも、
何とか冬を生き延びたといったような感じさえ見受けられます。

オオヒラタを管理する時はやはりある程度の温度管理をしてあげると虫も快適に過ごせるのではないでしょうか。
まぁこれは外国産のクワカブ全般に言えることなんでしょうけどね・・。(^^)

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2010年1月18日

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久しぶりの登場、スマトラオオヒラタです。...続きを読む

久しぶりの登場、スマトラオオヒラタです。 【スマトラオオヒラタ♂92㎜】 【飼育種】 和名 スマトラオオヒラタクワガタ 学名 Dorcus titanus 産地...続きを読む

久しぶりの登場、スマトラオオヒラタです。

画像003 054 
【スマトラオオヒラタ♂92mm】

【飼育種】
和名:スマトラオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus

産地:スマトラ島 アチェ産
累代:WF1

【羽化体長】♂92mm
【使用したエサ】♂Element1100
Element1400


【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して合計8ヶ月半程度

オオヒラタの中、スマトラ産のオオヒラタの中でも人気の高いアチェ産♂の羽化です。今回使用したのはElement1100
Element1400
の2本。1本目のElement1100
をギリギリ(白い菌糸がほぼなくなるまで)まで食べさせてElement1400
に移行しました。2本目Element1400
自体は2/3ほど食した時点で暴れが始まりその後蛹化。管理温度が25℃と比較的高温立ったため、成長のスピードが速かったです。
2本めに移した時点で少し温度の低い所におけばもう少し引っ張れたかもしれません。

画像003 017 

内歯下がりの肉厚個体、オオヒラタは産地によって形状が若干異なりますが、私個人的に総合的にはスマヒラが一番格好よいと思っています。
挟まれたら痛そうですね~。(^^)

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2010年1月14日

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久々のヘラヘラの登場です。 【ヘラクレス...続きを読む

久々のヘラヘラの登場です。 【ヘラクレス・ヘラクレス♂142mm】 【飼育種】 和名 ヘラクレス ヘラクレス 学名 Dynastes hercules herc...続きを読む

久々のヘラヘラの登場です。
画像003 020 
【ヘラクレス・ヘラクレス♂142mm】

【飼育種】
和名:ヘラクレス・ヘラクレス
学名:Dynastes hercules hercules

【羽化体長】♂142mm
【使用したエサ】完熟Mat のみ
【使用した容器】 クリーンケースS
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約12ヶ月(合計14ヶ月程度)

今回のヘラヘラは完熟Mat のみにて羽化させました。昆虫界を代表する知名度のヘラヘラですので、今更ながら飼育の説明は無用かと思いますが、 ほんの少しだけおさらいを・・。

幼虫飼育はとても容易な種で、弊社のきのこMat完熟Mat黒土Mat 、くわMatと全てのマットで幼虫飼育が可能です。

産卵は黒土Mat完熟Matがオススメです。くわMatでも良く産んでくれますが、次点まで・・・。きのこMat でも産みますが、熟度が甘いせいか上位2種には敵いません。

今回のこのヘラは人工蛹室に移すことなく、クリーンケースS にてそのまま羽化させました。自然に作った蛹室の様子がクリーンケースS の長い部分で上手く作ってくれていましたので、上部を露天掘りするだけでよかったです。

142mmとまだまだ超大型とは呼べませんが、実際に手にとって見ると迫力はまさに王者の風格をしています。(^^)

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ブリードもの的には少し時期ハズレに羽化し...続きを読む

ブリードもの的には少し時期ハズレに羽化してきたケンタウルスオオカブト達の羽化報告です。 【ケンタウルスオオカブト♂85mm&83mm】 【飼育種】 和名 ケンタ...続きを読む

ブリードもの的には少し時期ハズレに羽化してきたケンタウルスオオカブト達の羽化報告です。

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【ケンタウルスオオカブト♂85mm&83mm】

【飼育種】
和名:ケンタウルスオオカブト
学名  Augosoma centaurus

産地:アフリカ産
累代:F2

【羽化体長】♂85mm&83mm
【使用したエサ】完熟Mat
【使用した容器】 ♂♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約16ヶ月(合計18ヶ月程度)

まいどおなじみ、アフリカの雄、ケンタウルスオオカブトです。今回の個体は完熟Mat で羽化させました。前回紹介した個体はきのこMat で飼育した個体でした。その時の方が若干体長も大型でしたが、完熟Mat 飼育でも角の特徴などはしっかり出て、遜色ない成長だと思います。

アフリカは大型カブト種が少ないですが、このケンタウルス種は光沢、体格共に立派で、しかも非常に飼い易い種です。 是非機会がありましたら飼育してみるのも楽しいですよ。ちなみに産卵も非常に多産で良く産んでくれます。ちなみに参考までにですが、今の段階(F1~F2個体)では、野外もの天然個体達よりも累代ものの方が産卵数は高いようです。

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今年もいよいよ最終月、12月に入りました...続きを読む

今年もいよいよ最終月、12月に入りました。 今回の羽化報告は久しぶりのヘラクレス種の登場です。 【ヘラクレス・オキシデンタリス♂150mm】 【飼育種】 和名 ...続きを読む

今年もいよいよ最終月、12月に入りました。
今回の羽化報告は久しぶりのヘラクレス種の登場です。

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【ヘラクレス・オキシデンタリス♂150mm】

【飼育種】
和名:ヘラクレス オキシデンタリス
学名:Dynastes hercules occidentalis

【羽化体長】♂150mm
【使用したエサ】完熟Mat
のみ

【使用した容器】
クリーンケースS

【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約12ヶ月(合計14ヶ月程度)

今回のオキシデンタリスは完熟Mat
のみで羽化させました。 体長も何とか150mm(お尻含めですが)をクリアしてくれてほっとしています。きのこMat
と比べると若干栄養価の面では劣ると思われがちですが、じっくりと育てれば比較的大型は羽化してくれるようです。

前の日記でも書きましたが、産卵には黒土Mat
完熟Mat
。幼虫飼育にはきのこMat
とうのが今の所ではベストの選択だと思っておりましたが、超大型を目指す必要が無ければ幼虫飼育でも完熟Mat使用で150mmクラスは出るようです。
でもやはり超特大を狙うならばきのこMatの方が向く傾向があるという感触があります。
後は設定温度はやはり少し低め設定にした方が伸びやすくなるみたいです。

またこの個体は
クリーンケースS
で飼育しましたが、蛹室はケースの短めの方向に作ってしまった為、人工蛹室で羽化させております。(^^)

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月夜野きのこ園
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