
今回は本土産コクワガタの割り出しの結果第3弾をご紹介したいと思います。今回は1セット割り出しました。すべて本土産コクワガタです。
まずは本土産コクワガタ♂の参考画像と、その産卵させたセット方法についてご紹介します。
【飼育種】
和名:本土産コクワガタ
学名:Dorcus rectus
産地:本土産
<産卵セット時の方法>
【累代】天然ものWD♀を使用
【使用したマット】完熟マット+クヌギ材2本
【使用した容器】クリーンケースL
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、 なおかつ水が染み出ない程度
【設定温度】25~28℃前後
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。
セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。
(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
では産卵結果ですが、
<産卵結果>
幼虫23頭、卵11個
今回のセットからは上記のような結果でした。数的には上々だと思います。(^^)
<全体の感想>
今回は本土産コクワガタ1セットを割り出しました。数的にはバラつきがありましたが、結果的には良かった方だと感じています。親♀も一生懸命頑張ってくれました。毎回言いますが、本当に感謝、感謝です。
今回の産卵セットもマット+材を使用した産卵で行いました。材にもマットにも幼虫が確認出来ましたが、どちらかとうと材の方に多く入っていました。 卵は全て材より発見したので、材の表面近くで孵化した幼虫が食していく内にマットの方に移行したのではないかと推測しております。
それにしても今回は幼虫も卵も多かったです。前に割り出したセットも同じように卵がたくさんあったので、この時期なのにまだ産み続けているということなのでしょうね。
産卵設定温度は少し高めに設定しました。 25~28℃程度、ほとんど27℃帯でキープするように頑張りました。この時期は寒いので、エアコンは自動でつけっぱなしでした。
今回もまずまずの結果で満足しています。コクワガタに関してはまだ産卵0の空振りがないのが続いています。嬉しいことです。まだあと少し他にも産卵セットしている本土産コクワガタもあります。また他の ケースについても後日割り出した時に改めてご紹介したいと思います。(^^)
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2015年2月6日
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Basicプロテインゼリー(昆虫ゼリー), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 産卵木, 飼育ケース
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今回も前回に引き続き、本土産ミヤマクワガタの割り出しの結果パートⅡをご紹介したいと思います。今回も2セット割り出しました。
まずはおなじみ本土産ミヤマクワガタ♂の参考画像と、その産卵させたセット方法についてご紹介します。
【本土産ミヤマクワガタ参考画像♂72mm】
飼育種】
和名:本土産ミヤマクワガタ
学名:Luxanus maculifemoratus
<産卵セット時の方法>
【累代】天然ものWD♀を使用
【使用したマット】黒土マット
【使用した容器】クリーンケースL
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、 なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面10センチ程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】18~20℃前後
では2セットの産卵結果ですが、
<産卵結果>
1セット目:幼虫31頭
2セット目:幼虫0頭
今回の2セットからは上記のような結果でした。1セット目は31頭と今季最大数、満足できる結果です。ただ2セット目は0頭、こちらも今季初完敗という残念な結果でした。幼虫はどれも小さく1~2令程度、大部分が1令でした。
<全体の感想>
今回は本土産ミヤマクワガタ2セットを割り出しました。1セット目に比べて、2セット目は0頭と完敗。野外で交尾がうまくいっていなかったのでしょうか?それとも産卵セッティングが合っていなかったのか?・・・しかしブリードをしていると産卵数0というのは珍しくはありません。全ての親♀が産卵してくれるとは限らないですからね。。それでも親♀は一生懸命頑張ってくれました。毎回言いますが、本当に感謝、感謝です。
今回の産卵セットはもマットのみ(黒土マット)した産卵で行いました。産卵設定温度は本土産ミヤマに合わせて少し低めに設定しました。 18~20℃程度の温度帯でキープするように頑張りました。本土産ミヤマを産卵させるかどうかは、この低温管理がカギとお言っても過言ではありません。特 に重要です!
幼虫の状態はまだどれも小さく1令幼虫のものがほとんどでした。しかしどの幼虫も元気でこれからもどんどん大きくなっていってくれるで しょう。
まだこの他にもミヤマの産卵セットは後少しですがありますので、また他の ケースについても後日割り出した時に改めてご紹介したいと思います。(^^)
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今日は本土産ミヤマクワガタの割り出しの結果をご紹介したいと思います。今回は2セット割り出しました。まずは本土産ミヤマクワガタ♂の参考画像と、その産卵させたセット方法についてご紹介します。
【飼育種】
和名:本土産ミヤマクワガタ
学名:Luxanus maculifemoratus
<産卵セット時の方法>
【累代】
天然ものWD♀を使用
【使用したマット】
黒土マット
【使用した容器】
クリーンケースL
【水分量】
手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】
ケース底面10センチ程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】
18~20℃前後
セット方法を図示するとこのような感じです。
<割り出し時の産卵結果の様子>
まずは割り出し前のケースの全体の様子です。
ケースフタを外した様子です。
親♀が見えました。すでに死亡し、バラバラになっています。お疲れ様でした。
マットをひっくり返した様子です。
マットの固まりを細かく砕いてよく探してみますが・・・・
見つかりません。。。もしや産卵ゼロか??・・・・
と思っていた時に、1頭発見!!
ズームアップしてみます。
初ミヤマ幼虫です。手に取って見てみます。
まだ小さいです。1令幼虫ですね。
その後、しっかりと探してみるものの、上記の幼虫の他に発見出来たのは4頭、合計5頭とう結果でした。何とも無念です。。
さぁ、気を入れなおして2セット目の割り出しです。まずは割りだし前のケース全体の様子です。
ケースフタを外した上面からの様子。
んっ?幼虫が上面に出てきています。
転倒防止の材の隙間からも、もう一頭見えます。これは期待出来るかも!!
既に死亡した親♀です。頑張ってくれました。感謝です。
ケースをひっくり返します。
崩していきます。。。
幼虫がいました!
ここにも!
ここにも。
ここにも。。続々見つかります!
一時仮保管用のルアーケースが次々に埋まっていきます。
小さいですが、とても元気です!
2セット目はようやく数が取れました。幼虫28頭でした。
無事2セットを割り出し完了しました。では2セットの産卵結果ですが、
<産卵結果>
1セット目:幼虫5頭
2セット目:幼虫28頭
今回の2セットからは上記のような結果でした。1セット目はかなり少なく5頭という結果。2セット目は幼虫が1セットめよりは多く28頭。幼虫はどれも小さく1~2令程度、大部分が1令でした。
<全体の感想>
今回は本土産ミヤマクワガタ2セットを割り出しました。1セット目は惨敗、2セット目にして少しは結果が残せたかなと感じています。親♀も一生懸命頑張ってくれました。毎回言いますが、本当に感謝、感謝です。
今回の産卵セットはもマットのみ(黒土マット)した産卵で行いました。産卵設定温度は本土産ミヤマに合わせて少し低めに設定しました。 18~20℃程度の温度帯でキープするように頑張りました。本土産ミヤマを産卵させるかどうかは、この低温管理がカギとお言っても過言ではありません。特に重要です!
割り出しですが、1セット目を割り出した際には、不吉な予感がしましたが、2セット目はある程度の数もキープ出来たので一安心です。ミヤマは低温で管理している為か幼虫の発育がゆっくりで、まだ1令幼虫のものがほとんどでした。しかしどの幼虫も元気でこれからもどんどん大きくなっていってくれるでしょう。
まだこの他にもミヤマの産卵セットはありますので、また他の ケースについても後日割り出した時に改めてご紹介したいと思います。(^^)
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今日も前回に続き、本土産コクワガタの割り出しの結果をご紹介したいと思います。今回は3セット割り出しました。すべて本土産コクワガタです。
まずは本土産コクワガタ♂の参考画像と、その産卵させたセット方法についてご紹介します。
【飼育種】
和名:本土産コクワガタ
学名:Dorcus rectus
産地:本土産
<産卵セット時の方法>
【累代】天然ものWD♀を使用
【使用したマット】完熟マット+クヌギ材2本
【使用した容器】クリーンケースL
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、 なおかつ水が染み出ない程度
【設定温度】25~28℃前後
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。
セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。
(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
では3セットの産卵結果ですが、
<産卵結果>
1セット目:幼虫5頭、卵3個
2セット目:幼虫33頭、卵11個
3セット目:幼虫10頭、卵21個
今回の3セットからは上記のような結果でした。1セット目はかなり少なかったです。あまりに少なかったのは気がかりですね、もしかすると親♀が幼虫を食してしまったのかもしれません。
2セット目は幼虫が多く、大きいものは3令もいました。割と早々に産んでいたのだと思います。3セット目は卵の状態がかなり多かったです。親♀に産卵継続中のスイッチが入っているのかもしれません。
<全体の感想>
今回は本土産コクワガタ3セットを割り出しました。数的にはバラつきがありましたが、結果的には良かった方だと感じています。親♀も一生懸命頑張ってくれました。毎回言いますが、本当に感謝、感謝です。
今回の産卵セットもマット+材を使用した産卵で行いました。材にもマットにも幼虫が確認出来ましたが、どちらかとうと材の方に多く入っていました。 卵は全て材より発見したので、材の表面近くで孵化した幼虫が食していく内にマットの方に移行したのではないかと推測しております。
それにしても今回は卵が多かったです。温度管理はしているとはいえ、この時期ですらまだ産み続けているということなのでしょうか?越冬している様子もなく、まだまだ活動していましたので・・・。
産卵設定温度は少し高めに設定しました。 25~28℃程度、ほとんど27℃帯でキープするように頑張りました。この時期は寒いので、エアコンは自動でつけっぱなしでした。
今回もまずまずの結果で満足しています。コクワガタに関してはまだ産卵0の空振りがないのでとりあえず一安心です。まだ他にも産卵セットしている本土産コクワガタもあります。また他の ケースについても後日割り出した時に改めてご紹介したいと思います。(^^)
使用したアイテム

今日は本土産コクワガタの割り出しの結果をご紹介したいと思います。今回は2セット割り出しました。すべて本土産コクワガタです。
まずは本土産コクワガタ♂の参考画像と、その産卵させたセット方法についてご紹介します。
【飼育種】
和名:本土産コクワガタ
学名:Dorcus rectus
産地:本土産
<産卵セット時の方法>
【累代】天然ものWD♀を使用
【使用したマット】完熟マット+クヌギ材2本
【使用した容器】クリーンケースL
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、 なおかつ水が染み出ない程度
【設定温度】25~28℃前後
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。
セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。
(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)

では2セットの産卵結果ですが、
<産卵結果>
1セット目:幼虫35頭、卵7個
2セット目:幼虫29頭、卵10個
今回の2セットからは上記のような結果でした。コクワガタにしては結構頑張って産んでくれたと思います。親♀はすべてのセットでまだまだ元気で生存していました。卵も多かったので、まだ産卵継続中なのでしょう。もう一度産卵セットを組めばまだまだ産んでくれそうですね。
<全体の感想>
今回は本土産コクワガタ2セットを割り出しました。結果的には良かった方だと感じています。親♀も一生懸命頑張ってくれました。毎回言いますが、本当に感謝、感謝です。
今回の産卵セットはマット+材を使用した産卵で行いました。材にもマットにも幼虫が確認出来ましたが、どちらかとうと材の方に多く入っていました。卵は全て材より発見したので、材の表面近くで孵化した幼虫が食していく内にマットの方に移行したのではないかと推測しております。
産卵設定温度は少し高めに設定しました。 25~28℃程度、ほとんど27℃帯でキープするように頑張りました。この時期は寒いので、エアコンは自動でつけっぱなしでした。
まだ他にも産卵セットしている本土産コクワガタもあります。また他の ケースについても後日割り出した時に改めてご紹介したいと思います。(^^)
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先日よりご紹介している「飼育しやすい&お勧めの生体シリーズ」。二つ前の日記のレスに「クワガタバカさん」よりお勧めの生体のレスがついていました。クワガタバカさんのお勧めは「サキシマヒラタ」だそうです。
サキシマヒラタ、ご存じのとおり日本の南西諸島に生息する離島産ヒラタクワガタですね。離島産ヒラタクワガタは本土産ヒラタクワガタとは風貌が少し異なる部分があり、素晴らしい個体のものも多々あります。
ご紹介いただいたサキシマヒラタ以外にもタカラヒラタ、スジブトヒラタなどがあり、どれも個性的で魅力的なクワガタ達ですよね。クワガタバカさん、ご紹介ありがとうございました。(^^)
では今日はそのシリーズの中で外国産クワガタ編でもう少しご紹介したい種類がありますので、そちらを紹介してみたいと思います。
<Shiho的主観:飼育しやすい&お勧めの外国産クワガタ種>
★★メタリフェルホソアカクワガタ★★
<長所>
生体購入金額:比較的手頃(産地&色合いにより異なる)
熟成期間:後食して1ヶ月もすれば十分可能
産卵:マットのみでも産卵可能
産卵数:30~50程度
幼虫飼育:マットでも菌糸でも可能、容易に大きく育つ
幼虫期間:5~8ヶ月程度(※♂♀など個体差はある)
その他:♂は大型になる、フォルムが独特で格好良い
<短所>
生体寿命:比較的短い
管理温度:寒さには比較的弱い
幼虫飼育:♂の場合、大きく(長く)なる為、ある程度の大きい容器、もしくは工夫が必要
メタリフェルホソアカクワガタ、重量自体は軽量な部類に入ると思いますが、長い!ボディとアゴの長さのアンバランスさがとても格好良いと思わせるクワガタです。また産地、亜種によって色彩変化も多彩で、中でもぺレン島の個体は鮮やかなブルーやグリーンなどの個体も見られることもあり人気が高いです。
亜種によっては♂の大型サイズは90mmを超える個体も存在するほど大きく育ちます。幼虫飼育も比較的容易な種。弊社では、くわマット、きのこマット。菌糸でも大きくなります。
あくまで私の飼育方法ですが、マット飼育の場合、初令幼虫をまずマット入り広口600ccのビンに入れて約5ヶ月ほど管理。その後羽化の事も考えて私の場合は♂はマット入りPP1100cc程度に投入します。
ここで皆さん疑問に思われると思いますが、使用した容器、1100ccのスペースでは、大型が羽化する際、とても狭いように思われます。もちろんよ り大きな1400cc程度の容器で管理した方が一番良いのですが、場所とスペースの事を考えて、あえて1100ccの容器で管理しています。
ただ2本目のPP1100で管理した際は、大型の個体の場合は、最後の蛹化時にボトルを横に倒しています。その際、ボトルの上面(ふたぎりぎり)まで マットを追加投入し、隙間をなくします。こちらの推測どおり横長に蛹室を作ってくれてそのまま蛹化~羽化。長い体長でも問題なく羽化してくれています。
如何でしたでしょうか?今日はメタリフェルホソアカクワガタをご紹介しました。どちらもとても素晴らしく格好良い種ですので、皆様も機会がございましたら、是非飼育してみませんでしょうか?(^^)
使用したアイテム
Basicシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), Basicプロテインゼリー(昆虫ゼリー), Elementシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), きのこMat(昆虫マット・発酵マット), くわMat(昆虫マット・発酵マット), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
2015年1月21日
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Basicシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), Basicプロテインゼリー(昆虫ゼリー), Elementシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), きのこMat(昆虫マット・発酵マット), くわMat(昆虫マット・発酵マット), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
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前回の日記では初心者の皆様方の参考になればと、飼育しやすい&お勧めの外国産クワガタの紹介をしました。今日はその第2弾をご紹介したいと思います。
※ここで紹介するお勧め生体はあくまでも私個人がそう感じる生体です。感じ方は人それぞれだと思いますので、人によっては違うと思われる方も多々いらっしゃると思います。あくまで参考程度に見て頂ければ幸いです。
<Shiho的主観:飼育しやすい&お勧めの外国産クワガタ種>
★★パラワンオオヒラタ★★
<長所>
生体購入金額:比較的手頃
産卵:マットのみでも産卵可能
産卵数:20~50程度
幼虫飼育:マットでも菌糸でも可能、容易に大きく育つ
その他:超大型になるので迫力満点
<短所>
管理温度:寒さには比較的弱い
ペアリング時:交配時の♀殺しが多い
幼虫飼育:大きくなる為、大きい容器、エサが必要
パラワンオオヒラタ、オオヒラタ種は亜種的に他にも沢山いますが、このパラワンオオヒラタはその中でも最大になる亜種です。実はこの種、マイナス要素も少々あるのですが、それを差し引いてでもその迫力は凄いものがあり、一見の価値があると思います。
産卵も幼虫飼育も比較的容易な方で育てやすいでしょう。ただ上記にも書いたようにオオヒラタ種は比較的寒さには少し弱い面があるので、冬場の温度管理は必要になってきます。また性格も共謀なので、♂♀のペアリング時には注意が必要です。上記の点さえクリア出来ればお勧め中のお勧めです。
★★アンタウスオオクワガタ★★
<長所>
生体寿命:結構長く2年ほど生きた例あり
性格:比較的大人しいので、ペアリングも容易
産卵:マットのみでも産卵可能
産卵数:30~50程度
幼虫飼育:マットでも菌糸でも可能、容易に大きく育つ
その他:産地に個体差があり、面白い。
<短所>
生体購入金額:血統、産地によっては少々高価
アンタエウスオオクワガタ。とても格好良い大型のドルクス種です。産地によって艶、顎形状などに個体差がありますが、重量感のある横幅広のボディ、フォルムはとても素晴らしいものがあります。
幼虫飼育、交尾、産卵など比較的容易な種です。寿命も比較的長く、かつて私の管理下で2年半生きた♂個体もありました。
マイナス面としては産地や血統などにより購入価格がまだ少し高い傾向があります。とは言っても、全盛期を誇っていた時はインドアンタエウスなどのヒマラヤ系のアンタエウスは1ペア何十万円、幼虫でも1頭数万円といった時期がありましたので、それに比べれればお安くなってきたと感じています。とはいえ、まだ少し高級志向のクワガタといったところでしょうか。
如何でしたでしょうか?今日は2種の黒虫系をご紹介しました。どちらもとても素晴らしく格好良い種ですので、皆様も機会がございましたら、是非飼育してみませんでしょうか?(^^)
使用したアイテム
Basicシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), Basicプロテインゼリー(昆虫ゼリー), Elementシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), きのこMat(昆虫マット・発酵マット), くわMat(昆虫マット・発酵マット), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
2015年1月16日
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Basicシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), Basicプロテインゼリー(昆虫ゼリー), Elementシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), きのこMat(昆虫マット・発酵マット), くわMat(昆虫マット・発酵マット), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
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昨年のことになりますが、お客様とお電話でお話している時、以下のような質問をされました。
私は飼育初心者なので、どの種類のクワガタ&カブトムシが飼育が容易なのか、難しいのかの判断が分かりません。お勧めを教えて頂ければ生体を購入するときの参考になるのですが????
なるほど、確かに・・・・ある程度飼育をされた方ならば「次にどんな種類の生体を飼育してみようか・・・」などの判断するのも比較的容易なのかもしれませんが、まだ慣れていない初心者の方達にとっては難しいかもしれません。新しい種類の生体に興味はとてもあるものの、どの種類が飼育が容易な種で、どの種類が難しいのかの判断はなかなか決めかねる事でしょう。
そこで、あくまで私:Shihoの独断的主観になりますが、私なりに感じている「飼育しやすい生体」、お勧めの生体を、これから少しずつご紹介してみたいと思います。
まず今回は外国産クワガタのお勧め種を数種ご紹介したいと思います。
※ここで紹介するお勧め生体はあくまでも私個人がそう感じる生体です。感じ方は人それぞれだと思いますので、人によっては違うと思われる方も多々いらっしゃると思います。あくまで参考程度に見て頂ければ幸いです。
<Shiho的主観:飼育しやすい&お勧めの外国産クワガタ種>
★★パプアキンイロクワガタ★★
<長所>
生体購入金額:比較的安め
生体頑丈度:暑さにも寒さにも結構強い
熟成期間:後食して1ヶ月もすれば十分可能
産卵:小型の容器でマットのみでも産卵可能
産卵数:20~50程度
幼虫期間:3~6ヶ月程度(※♂♀など個体差はある)
その他:色んなカラーが生まれる可能性があるので楽しめる
<短所>
生体寿命:比較的短い
パプアキンイロクワガタ、短いサイクルで飼育が可能。一年に2サイクル回すことも可能。生体もとても丈夫で、暑さ、寒さにも強い、そして何といっても色んなカラーが楽しめるのが良いと思います。まさに私の一押しの種類です。
★★ギラファノコギリクワガタ★★
<長所>
生体購入金額:亜種によってバラバラ、ジャワ産などは安価
生体頑丈度:比較的強い(※極度の寒暖には注意)
生体寿命:比較的長め
産卵:容易な種でマット産みでも十分可能
産卵数:20~50程度
その他:とても大型になる、迫力満点
<短所>
幼虫飼育時、大型化するので、ある程度の容器のサイズが必要
次に挙げたのは、ギラファノコギリクワガタ。
言わずとしれた世界最大にクワガタの一つ。飼育は産卵、幼虫飼育ともに容易な種。産卵はマットのみでも十分可能。個体差はあるが、熟成と交尾がしっかりと成功していれば、平均30程度は幼虫も回収出来る。幼虫飼育も容易で、マット、菌糸便ビン、どちらでも飼育可能。菌糸ビンで飼育した場合、かなり早いサイクルで羽化までいける。♀ならば4~5ヶ月程度でも可能。♂は大きさにこだわらなければ6ヶ月程度でも羽化が可能。最大級のサイズが楽しめる外国産クワガタの入門編としてもお勧めです。
★★ニジイロクワガタ★★
<長所>
生体購入金額:比較的安め
生体頑丈度:暑さにも寒さにも結構強い
生体寿命:比較的長い
産卵:マットのみでも産卵可能
産卵数:10~40程度
幼虫期間:4~6ヶ月程度(※♂♀など個体差はある)
その他:成虫の素晴らしい体色、とてもキレイ!
<短所>
今後、規制によりワイルド(野外品)での入荷が見込めないため、累代飼育による血の濃さが心配
今日最後にご紹介するのは、ニジイロクワガタ。
その名の通り、虹色に輝くボディは素晴らしいです。成虫も幼虫も飼育は容易な種で、寒さ、暑さにもとても強いと感じます。幼虫飼育も容易な種で、マット、菌糸ビンどちらでも飼育可能。菌糸ビンで飼育した場合、早いサイクルでの羽化が可能です。(※管理温度にもよる)
産卵はしっかりと熟成をさせれば、かなりの数を産んでくれることもあります。熟成がポイントです。いいところだらけのニジイロクワガタですが、今後は累代飼育による血の濃さが心配です。上記でも書いていますが、ワイルド(野外品)の入荷の見込みがないため、今後国内にいる累代品のみで飼育していくこととなります。今はまだそこまで影響は出てないようにみられますが、数年後、十数年後には国内養殖ものは存在していないかもしれません。
如何でしたでしょうか?今日はとりあえず上記3種をご紹介しました。これらの種は比較的容易に飼育が可能なので、皆様も是非機会がございましたら、挑戦してみて下さいませ。また今後も飼育しやすい種をご紹介していきたいと思います。(^^)
使用したアイテム
Basicシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), Naturaシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), きのこMat(昆虫マット・発酵マット), くわMat(昆虫マット・発酵マット), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
2015年1月14日
カテゴリー
使用したアイテム
Basicシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), Naturaシリーズ(菌糸ビン・菌床ブロック), きのこMat(昆虫マット・発酵マット), くわMat(昆虫マット・発酵マット), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
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新年あけましておめでとうございます
昨年度は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。1月5日より業務の方は始まっておりましたが、私だけ無理を言って少し長くお休みを頂いておりました。新年のご挨拶が遅れまして大変申し訳ございませんでした。今年も例年以上に頑張って、飼育日記や皆様からのご質問に少しでも多くおこたえ出来ればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
今年最初の作業は国産ものの割り出しから始めると思います。いよいよミヤマ、スジクワガタ、ネブトなどを割り出す予定です。頃合いをみて割り出し、またこの日記上でご紹介していきたいと思っております。それでは、本日は取り急ぎご挨拶までで失礼させていただきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。(^^)
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この日記をご覧の皆様。日記&飼育担当のShihoです。不覚にも私が風邪をひいている間にあっという間に本年度の仕事収めの日になってしまいました。年末に更新が滞ってしまいまして本当にすみませんでした。
今年もお客様より沢山の質問やお話を聞くことが出来、こちらも改めて大変勉強になりました。お声を頂戴することは私どもにとってもとてもありがたく、大変貴重なものです。また来年度もより一層精進して頑張って参りたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
それでは短い文面で恐縮ではありますが、皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。また来年お会いしましょう。(^^)
日記&飼育担当:Shiho
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