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先日の日記で、線虫&ダニについての記事を書いたところ、以下のレスを頂きました。コバエ対策として興味深いご意見なので、本日の日記で取り上げさせて頂きました。

虫シゲ さん
shiho様
お世話になります。キノコバエについて一言あるのですが、、ガス抜き中に成虫が産卵していくケースが多いと感じています。蓋の無いコンテナですとほぼ間違いなくコバエに産卵されますので当方ではガス抜きをするケースはコバエが侵入しないよう対策をしています。洗濯ネットでくるむのも良いようです。
センチュウ、ダニについては対策がわかりませんがコバエに関しては、ガス抜き時の侵入注意と飼育中に無神経に蓋を空けない事で、かなり発生を抑えられると思います。コバエシャッターなど、隙間が最小限なら侵入も少ないです。
昔なが
らのコンテナや飼育ビンの蓋に穴を空けて通気穴をあける飼育方法では確実にコバエが侵入し家族からクレームをもらうのでフィルターを貼るなどすれば良いですよね。
状況によりガス抜き無しでいきなりマットを使う時もありますがその場
合、殆どコバエ発生は無いので外部からの侵入さえ抑え込めば大丈夫みたいですね。

虫シゲさん、レス入を頂き本当にありがとうございます。
体験を踏まえたやり方、とても参考になります。

虫 シゲさんがおっしゃっている通り、コバエはほとんど外から侵入してきます。ガス抜きの時、マット交換の時、または通気穴の隙間、どこからとも無く侵入して きます。私も今までにいろんな方法を試しましたが、発生を少なくする事は出来ても、完全にゼロにすることはいまだに出来ません。

 

昔なにかの記事で、洗濯ネットをひとつひとつかぶせてダニの侵入を防止していたのを見た事があります。虫シゲさんも紹介していますね、やはり効果があるんですね。飼育している虫の数が多いと大変ですが、少数派の方ならばこの方法でもいけそうですね。

これを御覧になっている皆様も何か独自の対策案などありましたら、是非是非ご紹介下さいませ。私も勉強させて頂きたいと思います。(^^)

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2013年11月19日

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最近、ダニや線虫についての御質問が多いの...続きを読む

最近、ダニや線虫についての御質問が多いので、改めてこの話題について触れてみたいと思います。 実はこの手の話題は過去に数度日記上で触れております。私Shihoの考...続きを読む

最近、ダニや線虫についての御質問が多いので、改めてこの話題について触れてみたいと思います。

実はこの手の話題は過去に数度日記上で触れております。私Shihoの考え方は今も昔も変わっておりませんので、
書いている事は内容が重複になりますが、初めてこの日記を御覧の皆様のお目にかかれればと思います。御了承下さいませ。

    ※この意見はあくまで私、
    Shihoの考えですので一般論ではない事を御了承下さいませ。

    まずは2007/11/07の日記に記載した時の文章をご紹介します。(一部改正している箇所もあります)

    キノコバエは、「キノコ」という名前がついている通りキノコ系マットを特に好みます。ですので、弊社で販売している「きのこマット」
    は菌糸系のマットですので、コバエが集まってくる率は高いです。

    コバエ、ダニ、線虫についてはクワガタ、カブトムシを飼育している方にとってはの永遠の課題ですね。私的考えとしては、対策は、
    いかに外部より侵入する事を防ぐかだと考えています。

    使用するケースの空気の抜け道の密封性を考えるとかなり目の細かいのが理想です。ですがそうなると今度は逆にケース内の蒸れや結露、 酸欠の心配が出てきます。水分多めを好む線虫などの発生の確率も上がってきます。

    キノコバエによるマットの劣化は確かに嫌ですが、線虫出現による酸欠はもっとやっかいだと考えています。

    じゃぁどうすれば良いのか・・・・。
    正直な考え、情けない話ですが、こが最良という良策はないのが現状です。
    どれも一長一短ですので、その辺をお客様がどこまで譲歩できるかを考えながら飼育していくしかないと考えております。

    元々クワガタやカブトムシは天然野外で生息している昆虫。自然界ではダニやコバエ、線虫などの雑虫はごく当たり前のように共生しています。

    それを我々人間の都合で狭いケース内で鑑賞用として育ててる無理があります。ケース内を外部と同じ環境に近づければ近づけるほど、   やはり外部で共生している虫達も集まって来てしまいます。

    確かに家の中で他の雑虫が発生するのは嫌です。可能なものならばクワガタ、カブトムシだけキレイに飼育していたいものです。
    ですが現状はそうはいきません。
    ここのところをどう考えるか・・・。

    どんな答えを出してもこの問題に正解はないと私は考えています。そこは飼育者一人一人の考えやモラルによるものだと私は考えています。

    難しい話になってしまいましたが、これはあくまで私Shiho的考えですので個人的意見として読んで頂ければ幸いです。(^^)

いかがでしょうか?

明確な解答がないこの文面の内容を御覧になられて、御覧になった皆様からは様々な意見が出てくると思います。
それはやはりそれぞれの方が皆異なった考え方や飼育理念をもっているからだと考えます。

私も一飼育者としてクワガタ・カブトムシ以外の虫が発生するのは厄介な事だと思いますので良くわかります。
しかしながら現状ですとクワガタやカブトムシのみ飼育できるような発酵マットの開発は非常に難しい所です。

なぜなら クワガタ・カブトムシが好む環境は他の虫達も好む環境になってしまう事が多いからです・・・

私も長く色々とクワガタ・カブトムシを飼育して、ダニ・線虫・コバエ等のある程度の発生条件、傾向は分かってきましたが、
それでもなかなか防ぐ事ができません。

とはいいましても、飼育する上では他の虫達が出ないに越した事はありませんので、
何か良い方法を探して行きたいと思いますがなかなか手立てがないのも現状です。
皆様も様々なアイディアなどございましたら是非ご紹介下さいませ。私も一緒に勉強させて頂きたく思います。

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2013年11月15日

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先日、入手したパラワンオオヒラタクワガタ...続きを読む

先日、入手したパラワンオオヒラタクワガタをご紹介します。今回は幼虫飼育編です。 【参考画像:パラワン♂103mm】 【飼育種】和名:パラワンオオヒラタクワガタ学...続きを読む

先日、入手したパラワンオオヒラタクワガタをご紹介します。
今回は幼虫飼育編です。

file_20100528T114309000
【参考画像:パラワン♂103mm】
 
【飼育種】
和名:パラワンオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus palawanicus
産地:フィリピン産

産卵で取れた幼虫をいよいよ育てるときがやって来ました。
パ ラワンオオヒラタの幼虫飼育はとても容易で、マット飼育、菌糸飼育どちらでも大丈夫です。あくまで私の場合ですが、わたしの場合、菌糸飼育の方がより大型 に成功していますので、菌糸飼育をご紹介したいと思います。上記画像の♂103mmを羽化させた時の状況をご紹介します。

 

【羽化体長】♂103mm
【使用するエサ】♂Element1100Element1400Element1400の3本羽化
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して合計12ヶ月程度

飼育は非常に容易。菌糸でグングン育ってくれました。今回場合1本目のElement1100を9割方食べるギリギリで2本目は Element1400、約7~8割食べた所で、3本目のElement1400に入れました。3本目の菌糸はあまり食しておらず2~3割といったかんじ でした。最後は菌糸でなくマットに移し替えてもよいような感じでした。そして羽化・・・結果♂103mmでした。この個体の場合は23℃程度でじっくりと育 てましたが、もう少し低めの20℃程度でもよいかもしれせん。

ちなみにマット飼育でも勿論幼虫飼育は可能です。
お勧めのマットは、きのこマット、くわマット、完熟マットです。私の場合、きのこマットで最高♂97mmまで羽化させました。

このように幼虫飼育も容易に出来ますので、是非皆さんも一度飼育してみては如何でしょうか?(^^)

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今日は先日入手したパラワンオオヒラタクワ...続きを読む

今日は先日入手したパラワンオオヒラタクワガタをご紹介したいと思います。今回は産卵編です。  【参考画像:パラワン♂103mm】 【飼育種】和名:パラワンオオヒラ...続きを読む

今日は先日入手したパラワンオオヒラタクワガタをご紹介したいと思います。
今回は産卵編です。

 file_20100528T114309000
【参考画像:パラワン♂103mm】
 
【飼育種】
和名:パラワンオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus palawanicus
産地:フィリピン産
 
 
パラワンオオヒラクワガタ、オオヒラタクワガタの中でも1、2を争う人気種であり、ティタヌス属の中で一番最大になる種です。
日本のヒラタもこのパラワンと同種にあたるのですが、100mmを越えるパラワンオオヒラタと比較してみると、まるで大人と子供、そのすさまじい迫力には圧倒されます。

熟成した♂は性格も凶暴、下手に触ろうものなら容赦なく攻撃してきます。

産卵セットですが、野外ものの場合は、私はまずはそのまま♀のみで産卵させています。
産卵の方法には、マットのみで産ませる「マット産卵」と、材を入れて材とマットの両方で産ませる「材産卵」があります。
パラワンの場合、どちらの方法でも産卵させられます。

その時の様子をご紹介すると・・・

<マット産みで産卵を行った場合>

【累代】WD♀
【使用したマット】くわマット、完熟マットがお勧め
【使用した容器】クリーンケースM
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面7割程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】25℃前後

まずは組んだ産卵セットからご紹介します。
「くわマット」にてセットを組んだケースです。

まずはクリーンケースを準備
img_20100824T050426953

くわマット を大きなケースに出します。
img_20100824T050428359

ケース底面を固めていきます。
img_20100824T050429765

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
img_20100824T050431140

転倒防止の木片とエサを入れます。
img_20100824T050432562

間に新聞紙を挟んでセット完了
 img_20100824T050437953

セット方法を図示するとこのような感じです。

zu-sanran-mat-200-6

<材も使用して産卵セットを組んだ場合>

【産卵に使用したマット】くわマット、完熟マット2本
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
【産卵管理温度】25℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

画像で紹介すると・・・

img_20080801T161306828

img_20080801T161308531
【真上から見たセット完成図】

このようなかんじです。

セット方法を図示すると以下の様な感じです。
(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)

zu-sanran-ki-umekomi-200-6

上記のようなかんじで約1ヶ月半~2ヶ月もすれば、ケース側面に幼虫が見えてくるはずです。もしその位経過しても卵も幼虫も見られない場合は、交配が成功していない可能性がありますので、♀を取り出し、♂と交尾させると良いと思います。

今からの時期は寒くなりますので、温度管理には注意してあげて下さい。後、可能ならば湿度も調整してげると更に良いと思います。加湿器などを上手く利用して色々と工夫してセットを組むのもクワガタ飼育の楽しさだと思いますよ。ご参考までに・・・。(^^)

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2013年11月8日

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先日、入手したパラワンオオヒラタクワガタをご紹介します。 【参考画像:パラワン♂103mm】 【飼育種】和名:パラワンオオヒラタクワガタ学名:Dorcus ti...続きを読む

先日、入手したパラワンオオヒラタクワガタをご紹介します。

file_20100528T114309000
【参考画像:パラワン♂103mm】
 
【飼育種】
和名:パラワンオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus palawanicus
産地:フィリピン産

パラワンオオヒラクワガタ、オオヒラタクワガタの中でも1、2を争う人気種であり、ティタヌス属の中で一番最大になる種です。
日本のヒラタもこのパラワンと同種にあたるのですが、100mmを越えるパラワンオオヒラタと比較してみると、まるで大人と子供、そのすさまじい迫力には圧倒されます。

熟成した♂は性格も凶暴、下手に触ろうものなら容赦なく攻撃してきます。

<飼育(管理)>
パワワンオオヒラタは名前のとおりフィリピンのパラワン島に生息しております。
日本本土に生息する本土ヒラタクワガタと同種ではあります。本土ヒラタはある程度までは耐寒性がありますが、こちらのパラワンオオヒラタは寒さに弱く、これ からの時期(冬場)の温度管理には注意が必要です。管理温度は10℃を下回るとあまり良くないと思います。ベストは20℃前後が理想です。日本のオオクワ ガタと似ているので寒さにも強いだろうと思われている方も結構いらっしゃるようで、そこは気をつけて下さいませ。

<ペアリング:交尾>
野外ものを入手しているのであれば、すでに熟成しております。そのまま♀を持ち腹で産ませるのも良しです。

養殖ものを入手しているのであれば、♂と♀がしっかりと熟成した上での交尾が理想です。あくまで私のやり方ですが、私の場合、養殖ものは♂♀共に後食開始してから、約3ヶ月位経過したものを使用します。
 
その際、同血統兄弟ではなく、なるだけ違う血統の♂♀を 使用すると血の入れ替えが出来、理想です。ただ顎太や個体の特徴を受け継がせたい場合は、同血統♂♀からでないと厳しい場合があります。その時は同血統兄 弟同士での交配となりますが、累代を続けていくうちに後々ですが血の濃さによる障害が出てくる可能性が大です。

<ペアリング:交尾方法>
あくまで私のやり方ですが、私は基本同居です。
個体の大きさに合わせてにはなりますが、比較的小さめのケース、たとえばクリーンケースSSS程度を用います。

ケースの中にマットを薄く敷き、転倒防止の材を入れ、ゼリーを入れます。あまりマットを厚く入れたり、転倒防止の材が多すぎると♀は♂から隠れ潜ってしまいますので、交尾が難しくなりますのでご注意を。

♂と♀のチェックは毎日欠かさずし、もし♂と♀が一緒にエサ(ゼリー)を食べているようならばほぼ交尾は成功したと思っています。
 
しかしパラワンオオヒラタはかなり凶暴なので、♀が殺されるということは頻繁に起きます。
 
もし同居をしたくないという場合には、
 
【♂の顎を縛る、固定する】
輪ゴムや、グルーガンなどで挟まないように固定する方法です。♂はしばらくは嫌がって暴れますが、数日すると落ち着きます。
【パンドペアリング】
実際に交尾を目の前でさせる方法です。しかしこれはなかなか難しいです。私の経験上、ドルクスやティタヌスはあまり目の前で交尾をなかなかしてくれません。根気が必要です。

如何でしたでしょうか、上記が私が実際にやっているパワワンオオヒラタの管理、交尾方法です。あくまで私がやっている方法なので、勿論他にも方法は沢山あると思います。ご参考にして頂けば幸いです。(^^)

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2013年11月5日

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先日、お客様よりヘラクレスの産卵について...続きを読む

先日、お客様よりヘラクレスの産卵についての質問がありました。今日はちょっと最近の私、Shiho飼育で起きているヘラクレス事情をご紹介したいと思います。 ヘラクレ...続きを読む

先日、お客様よりヘラクレスの産卵についての質問がありました。
今日はちょっと最近の私、Shiho飼育で起きているヘラクレス事情をご紹介したいと思います。

img_20120619T115230046
ヘラクレス ・ヘラクレス

ヘラクレスオオカブト、言わずと知れたカブト界の王様です。
この虫が日本に入ってきた時はとても嬉しく、感激したのを覚えています。ヘラクレスは上記画像のヘラクレス・へラクレスの他にも様々な亜種があり、生息地域もかなり異なっております。それによって少しずつ形状が異なり亜種分けされているわけです。

ヘラクレスの中でもとりわけ人気を爆したのが「ヘラクレス・ヘラクレス」、血統によっては角が太くなり極太という個体がクワカブ界を熱狂させました。このヘラクレス、数年前までは養殖(ブリード)もそれなりに順調に産卵数の減少もなく、1個体の産卵で100頭近くの幼虫を取る事が出来ましたが、ここ最近はかなり減少し、1個体で20卵程度、産まない個体になると一桁の場合も少なくありません。勿論全てがそうだというわけではなく、今でも50卵以上産んでくれる個体もいます。しかし、大半は産卵数が減少しているのが、私:Shihoが飼育しているヘラクレスの現状です。
 
なぜなのか・・・。それはあくまで私:Shiho個人の考えなのですが、新鮮な野外個体のヘラクレス(全ての亜種も含む)がほとんどと言っていいほど、日本に入荷がなく、今国内にある養殖されたものばかりで累代が行われているという現状が大きいと思っています。いわゆる血の濃さが原因だと私的には思っております。
 
生息地では野外のヘラクレスは羽化ズレによりほとんどと言っていいほど、近親交配が少ないと思います。それにより血の濃さの影響も少なく、問題なく生存が存続されているのだと思います。しかし、日本で飼育用に入手されたヘラクレスは大体は近親配合が行われている可能性が高く、血の濃さによる障害が残り、産卵数の減少や、幼虫の奇形、蛹化不全、羽化不全といった状況が見られているような気がします。

一代勢力を振るったヘラクレス・ヘラクレスは飼育されていた数が多いので、まだ今現在何とか存続しておりますが、元々から野外入荷が少なかった亜種、エクアトや、オキシ、セプテン、レイディなどはいまほとんどといってよいほど見かけなくなりました。野外個体が入らなくなった以上、国内にある個体達で存続するように保ちたいものですが、血の障害だけは何とも難しい問題だと私は考えます。

子供から大人まで絶大な人気を誇るヘラクレスオオカブト、是非未来の飼育される方たちにも残してあげたいものですね。
 
 
※この考え、意見はあくまで私個人:Shihoの考えであって、絶対的、肯定的なものではありません。考え方は人それぞれで、あくまで私が思ったことをつぶやいたままです。御了承の上、御覧頂ければ幸いです。
 

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2013年11月1日

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先日入手した沖縄マルバネクワガタの産卵セ...続きを読む

先日入手した沖縄マルバネクワガタの産卵セットを行いました。(※一部画像がアップ出来ません。御了承下さいませ) 【飼育種】和名:オキナワマルバネクワガタ学名:Ne...続きを読む

先日入手した沖縄マルバネクワガタの産卵セットを行いました。
(※一部画像がアップ出来ません。御了承下さいませ)

【飼育種】
和名:オキナワマルバネクワガタ
学名:Neolucanus okinawanus

産地:日本国沖縄 
累代:WD

【飼育種】オキナワマルバネクワガタ
【累代】WD♀よりの持ち腹
【使用したマット】黒土マット
【使用した容器】クリーンケースM
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、軽く揺らしたら崩れる程度(水分若干少なめ)
【マットの詰め方】ケース底面2割程度固く詰めて上部はフンワリと。
【設定温度】25~27℃前後

ケース底面を2~3cmほど固めていきます。
img_20100824T050429765

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。

img_20100824T050431140

転倒防止の木片とエサを入れます。

img_20100824T050432562

間に新聞紙を挟んでセット完了

img_20100824T050437953

セット方法を図示するとこのような感じです。

初挑戦のオキマルです。
本来、この虫は沖縄本島の北部:ヤンバルに生息しており、シイの樹のウロ溜まりにあるフレーク状のほぼ土化したようなマットで産卵&幼虫も育つそうです。
今回は弊社の中で一番それに近いと思われる黒土マットで挑戦してみました。なかなか産卵など難しい種と聞いていますので、どうなるか結果が楽しみです。
オキナワマルバネ以外にも他の亜種の国産マルバネも入手していますので、そちらもまた追ってご報告したいと思います。

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2013年10月21日

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8月に産卵セットとした国産オオクワガタの...続きを読む

8月に産卵セットとした国産オオクワガタの割り出しを行いました。今日はその結果をご報告したいと思います。 ※只今デジカメ故障により画像がアップできません。一部過去...続きを読む

8月に産卵セットとした国産オオクワガタの割り出しを行いました。
今日はその結果をご報告したいと思います。

※只今デジカメ故障により画像がアップできません。一部過去の画像&データでご紹介します事を御了承下さいませ。

file_20130207T154802234

【国産オオクワガタ♂参考画像】

img_20130207T154753296
【国産オオクワガタ♀参考画像】

【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus hopei binoduosus

産地:日本国
累代:CB

今回は菌床産卵で産ませました。

=菌床産卵でのセット方法=

【使用したケース】 クリーンケースLサイズ
【使用した菌床】Basicクヌギブロックまるまる1個
【周りを埋め込んだマット】きのこマット
【水分量】菌床はそのまま、マットは少し水分少なめ
【設定温度】24~25℃程度

産卵セットは以下のような感じで組みます。(参考例です)

①まずケースを用意します。このケースはクリーンケースLサイズです。

img_20130207T154757578
【クリーンケース L】

②次にケース底面にマットを入れます。底2~3cm程度敷き詰めます。
 今回使用したマットはきのこマットです。

img_20130207T154758187

③次に袋から出した菌糸ブロックを丸ごと入れます。
 ケースに入りきらない場合は菌糸ブロックを削って入れてもOKです。

img_20130207T154759125

【使用したBasicクヌギ菌糸ブロック】
img_20130207T154759796

今回の場合産卵種がオオクワですので完全に埋めきる必要はありません。
半分か1/3程度でOKです。

⑤ゼリー、生体♂♀を入れます。

img_20130207T154800406

⑥フタをして完成です。

img_20130207T154801000

【真上から見た画像】
img_20130207T154801609

【横から見た画像】

上記が産卵の手順です。

気になる結果ですが、セット開始~2ヶ月程の割り出しで・・・

・菌床内から幼虫19頭、卵2個
 マット内から幼虫9頭

【結果】幼虫28頭、卵2個 

という結果でした。国産オオクワガタにしてはまずまずの結果だと思います。
今回は菌床産卵での産卵セットでしたが、材でやっても勿論OKです。それぞれの特性を考えて皆さんのお好みでどうぞ。(^^)

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2013年10月16日

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先日アカアシクワガタWDを入手しましたの...続きを読む

先日アカアシクワガタWDを入手しましたので産卵セットを組みました。今日はアカアシクワガタの産卵セットをご紹介します。 アカアシクワガタワイルド個体♂&♀(参考画...続きを読む

先日アカアシクワガタWDを入手しましたので産卵セットを組みました。今日はアカアシクワガタの産卵セットをご紹介します。

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img_20121011T133849312アカアシクワガタワイルド個体♂&♀(参考画像)

わたしの場合、アカアシには以下のようなセッティングを組みます。今回は完熟マットを使用しました。

【産卵に使用したマット】完熟マット+柔らかめのコナラ材2本
【産卵に使用するケース】クリーンケースM (W305×D195×H232)
【産卵管理温度】20~23℃(若干低温気味)
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)

img_20121011T133849953

img_20121011T133850546

img_20121011T133851140【真上から見たセット完成図】

このような感じでセットを組んで約2ヶ月程度放置します。(勿論その間えさ交換はします)私はクワガタの場合なるだけ採卵はしない派ですので、幼虫が孵化してくれるまで待ちます。もし早くに材がボロボロに齧られてしまっていた場合には新しい材を追加交換します。

設定温度はアカアシクワガタの場合、高山系の為、少し低め(20~23℃前後)で組んでいます。昨年は31頭の幼虫が取れました。今年も沢山産んでくれる事を期待します。

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2013年10月10日

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今日は過去の記事でも紹介したことがあるの...続きを読む

今日は過去の記事でも紹介したことがあるのですが、越冬するタイプのクワガタの冬場の管理についてご紹介したいと思います。 代表的な越冬クワガタと言えば、おなじみ国産...続きを読む

今日は過去の記事でも紹介したことがあるのですが、越冬するタイプのクワガタの冬場の管理についてご紹介したいと思います。

代表的な越冬クワガタと言えば、おなじみ国産オオクワガタですね。私:Shihoなりのやり方にはなりますが、国産オオクワガタを例にとって越冬のやり方をご紹介したいと思います。
※この記事は過去にも紹介したことがありますゆえ、画像&文章など重複しております事を御了承下さいませ。

・国産オオクワガタ成虫の場合

国産オオクワガタの越冬の方法について画像で説明したいと思います。
今回越冬をさせるのは国産オオクワガタ♂1頭です。

・まず用意したのはクリーンケースSS です。オオクワガタ1頭程度ならこの大きさでも十分だとは思いますが、
もっと大きくても全然構いません・・・というよりスペースは広い方がより良いです。

091024-01     

・越冬させるマット、前回はほだマットを使用しましたが、どんなマットでも構いません。可能ならば粒子が粗く、空気が含みやすいものが私は好きです。少し加水し、水分調整をします。この際、マットが固まる位の水分量では多すぎます。水分は少なめにします。弊社の商品ですと きのこMatをオススメいたします。

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・今回の越冬の主役:国産オオクワガタくん

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    ・さぁセット開始です。まずはケースにマットを軽く敷き詰めます。マットは押詰めません、軽くです。

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・主役の国産オオクワガタくんを入れます。

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・わたしの場合ですが、生体が隠れれるように木片を1~2本入れます。
091024-06

・その上からまたマットを軽くかぶせます。この時も押詰めずに軽く空気を含ませるような感じでかぶせます。
マットはケース高さの約8割程度までかぶせます。

091024-07

・上部には転倒防止の木片とゼリー。完全に潜って上部に出てこなくなったらゼリーは撤去しても良いですが、
セット初めの時は越冬のスイッチがまだ入り初めかどうかの時期ですので、一応ゼリーは入れておきます。

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・フタをして完了。

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091024-10

・上の段階のままでもOKですが、コバエ等から守る為に新聞紙とディフェンスシートを用意する手もアリです。

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・ディフェンスシートを容器の大きさに切って乗せます。

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・次に新聞紙を乗せます。私はいつも2~3重に折り曲げます。

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・最後にフタをして完成です。

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如何でしたでしょうか。
私は越冬するクワガタは上記のような方法でセットします。

また国産オオクワガタだけでなく、外国産のクワガタでも台湾オオクワガタ、ホペイなどは越冬させます。
それと形は似ていますが、国産ヒラタは厳しい寒さにはあまり強くはありません。
私なりには越冬は極力控えた方が良いと判断しています。ご参考までに・・・。

・国産クワガタ幼虫の場合

今度は幼虫の場合ですが、冬場に温度管理をすれば、冬の間もエサを食しますので成長を続けます。
常温管理の下におけばある程度の寒さに達した時点で越冬し始めます。この間はエサを食さないので成長は止まります。
やり方は飼育される方のお好みで選んで頂ければと思います。
より自然に近い方法がお好みならば常温飼育、冬場も成長させたいのであれば温度管理飼育・・・とうい具合です。温度管理の方法については先日の日記でご紹介しておりますのでそちらを御覧頂けますと幸いです。

これから寒い冬が来ますが、皆さん一緒に頑張っていきましょう。(^^)/
 
 

 

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2013年10月4日

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