【虫シゲ さん】
基本常温管理なので常に加湿気味でした。??
常温組には普通のプラケース+新聞紙が一番みたいですね。
確かにクリーンケースは加湿気味にすると中で蒸れてしまう傾向があるみたいです。
新聞紙を挟んで余分な水分を取るなどの工夫は必要だと思います。普通のプラケース(上部のフタが網目のやつ)
は水のはけは確かに抜群に良いです。ただこちらは逆に乾燥しやすい為、これからの時期、特に冬場は空気が乾燥するので注意が必要です。
なかなか難しいですよね。
【ドルクスマニアさん】
インターメディアは右中足のフセツが欠けているのですがこの個体はペアリングには問題はないでしょうか?
御質問ありがとうございます。(^^)
ペアリングですが、いわゆる交尾の際には足は箇所によっては結構重要になってきます。交尾をする時は前足で♀をガッチリ捕まえますので
(ドルクス系やティタヌス系はちょっと違いますが)前足がないと結構キツイです。中足は補佐をしますので、
あるにこしたことは無いですが、無くても何とかなると私は考えます。
ですので、この場合、ラコダールはちょっと厳しいかもしれません。
ただ残っている右前足でバランスを取る事が出来れば出来なくは無いと思います。両前足が無かったら、かなり致命的でしょうけど・・・。
次にインターメディアの場合は中足ですので特に問題はないと思います。私ならばあまり気にしません。
>また、ツヤクワガタ類は2回目のペアリングは可能でしょうか?
ペアリングの回数は良く聞かれますが、私のやりかた(考え方)は基本的にどの種に関しても1回です。1回の交尾で産まなかった場合、
再交尾させる事もありますが、ほとんどしないです。でも2回目の交尾って♀が嫌がってなかなか上手くいかないんですよね~。
ご参考までに・・・。(^^)
【 KATANAさん 】
>ただ・・・・私の場合、幼虫飼育が鬼門になっていて、生存率がつねに1割弱というさんさんたる結果になっています。
(ほとんどが3令で落ちてしまっています・・・;;)
はっきりした原因は不明ですが、酸欠が一番疑わしいと考えています。
メタリはノコやフタマタと比べると、酸欠になりやすい気がするのですがshihoさんはどう思われます?
御質問ありがとうございます。(^^)
そうですね、昔からマット飼育する場合、ドルクス系は固く詰めると良いが、
メタリや他の色虫系はあまりマットを固く詰めると良くないと言われて来ました。これはその虫の潜航能力を示唆しているのかもしれません。
固く詰めすぎると確かに底に行けば行くほど酸素の回りは悪くなりますので、酸欠になりやすいです。
こういった意味合いから確かに酸欠の可能性もあるのかもしれませんね。マット飼育する場合は、少し軽めに詰めると良いと思います。
あまり軽くても良くはありませんが、ガチガチと力を入れて詰めるのではなく、最後にギュッギュッと押詰めるような感覚で・・・。
ちょっと表現が分かりにくくてすみません・・・。ご参考までに・・・。(^^)
使用したアイテム
いよいよ9月に突入。
冬もすぐそこまで来ていますね。秋は涼しく過ごしやすいのでブリードもはかどります。(^^)
【まーぼーさん】
>うちではShihoさんのアドバイスのおかげで、ネプチューンの産卵にも成功しました。
今回はメタリフェルの産卵セットについてなのですが、うちではうまく産卵してくれません。
材は入れず、クワMATを硬詰めして、温度は25℃前後でセット中なのです。
良いアドバイスがあればお願いします!
ネプ産卵おめでとうございます(^^)
メタリフェルですか、そういえば久しくやっていないですね、この種。ひさびさのメタリの話題ですので、
ここでメタリの飼育についてちょっと書いてみたいと思います。
上記画像は昨年羽化したペレメタ♂78mmです。
ペレメタらしくグリーン色の色合いがいい味出しています。
さて、まーぼーさんの御質問にもあったメタリの産卵ですが、私的にはそこまで失敗はしていないんですよね。メタリフェルは過去にペレン産、
ハルマヘラ産、スラウェシ産とブリードしましたが、以外に成功しています。その時のセット方法ですが、
【メタリフェルホソアカ:ハルマヘラ産】
セット内容:くわMatのみ:
ケース底5センチ程固め
使用ケース:小ケース
設定温度:25℃前後
結果:マットには幼虫:28頭
考察:ホソアカ系はマットのみでも十分産卵してくれますね。
このような感じで行いました。これはだいぶ前になりますが2005/1/24の日記内で公開したデータです。この時はハルマヘラ産でしたが、
ペレン産、スラウェシ産も同様のセットで幼虫が取れました。設定温度も25℃程度。使用するマットは、オススメ順的にはくわMat>完熟Mat>完熟Mat=きのこMatというところでしょうか・
・・。
ですのでまーぼーさんのやり方は特にまずい所はないような気がするのですが・・・後は個体自体が悪いか
(中にはハズれ個体も確実に存在しますので)、交尾が上手く成立していないか・・・そんな所位しか思い当たりません・・・。
あまり参考にならない回答ですみません。
【むらたっちさん】
>Shihoさんこんばんは、産まなかったのではなく産んだ卵が線虫にやられてしまったのです。
パスコアリもそうですが痛いどころの話ではありません!
そうでしたか、本当に残念でしたね。線虫が多いという事は水分量過多になってしまっていたのではないでしょうか?
線虫が大量発生する一番のパターンはケース内の蒸れ、このケースが一番多いです。
保湿タイプのケースはマットが乾燥しにくくとても便利ですが、酸欠や蒸れ等が発生してしまいますので注意が必要です。
間に新聞紙を挟んで余分な水分を吸収させるとか、ケースに少し穴を開けてみるとかすると以外に線虫は抑えられる場合があります。
むらたっちさん、これにめげずにまた頑張って下さい、応援しています。
【 D,Sさん】
>今年は受験で、あまりクワカブの面倒を見る機会が少なくなっています・・・
本題ですが、家に4月に購入したきのこマットがあるのですが、
果たしてブリードに使えるのでしょうか。かなりヤバい気もしますが。
♂は110mm越えてるので頑張って累代していきたいです。
>大事なこと抜けてました・・・orz
フローレスギラファです。
菌糸ブロックを小ケースに入れて半年放置してたら凄いことになってました。
種親は103mmなので血統は悪くないようです。
連レス申し訳ありません。
こんにちは、レスありがとうございます。(^^)
4月購入というと・・・今で約5ヶ月ですね。この程度ならば問題はないと思います。以前1年以上寝かせたきのこMat
を使えるかどうか実験した事がありますが、開封しガス抜きしたら3日程度でキレイなマットにもどり使用出来ました。
それで幼虫が死ぬ事はありませんでした。でも栄養価の面では熟度が増す分分解が進みますので、
多少は低くなっているかもしれません。ご参考までに・・・。(^^)
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近頃の空気はすっかり秋の雰囲気。
朝夕もだんだん冷え込んできました。もうしばらくすると暖房を入れる季節ですね~。
さぁ今回も沢山のレス頂きました。
ありがとうございます。(^^)
【むらたっちさん】
>使用した虫はリッキー、パスコアリ、アンテ、トカラノコなど種に関係なくきのこマットでセットしました、
産卵木などは使ってません。マット到着時古い感じがしたのでガス抜きもしっかり行いました。
これは厳しいですね。きのこマットはどちらかというと産卵タイプというよりは幼虫飼育の方が向いている傾向がありますが、
全然産卵しないというわけではありません。数は少なくなるかもしれませんが、ヘラ系やアンテ、ノコ系ならば産卵は可能です。
マットは熟度的には少々甘いのでかえって古い(熟度が増して黒っぽくなっている)ものの方が産卵には向いていると思います。
ガス抜きして温度管理もしっかりとしていたのであれば、すみません、正直見当が付きません。
しかしセットした全ての種が産まないとなるとはっきりとは言い切れませんが、何か別の要因があるのかもしれませんね。
それが何かは分かりませんが・・・。しかしパスコアリは痛いですね・・・。これに懲りずに頑張って下さい。応援しております。
【コナーさん】
>フォルスターについて質問なんですがフォルスターの幼虫に一番合ってる餌ってなんでしょうか?
今オオヒラタケかカワラかマットのどれかで飼育しようと思うのですがどれが合っているのか…
実際菌床がいいのかマットがいいのかハッキリしない種ですよね。
正解は無いと思いますがshihoさん的にはどれが一番効果的だと思いますか?
御質問ありがとうございます。
私は菌糸(エレメント)でやっていますのでこれをオススメします。当社の餌(マット、菌糸含めて)
の中ではエレメントが一番体長が伸びましたので・・・。ご参考までに・・・。
【さきらさん】
>国産オオクワガタの産卵セットで今年1セットだけカワラタケ産卵木を使用しています。
そこで実験的にカワラタケ菌床を使用して飼育しようと思うのですが注意点みたいなものありますか?
basicとelementは使用しているのでそれとの比較でも構いません。既出でしたら申し訳有りません。
お忙しい中申し訳有りませんが宜しくお願い致します。
カワラタケ菌床の場合、劣化(柔らかくなる)スピードが速いので交換のタイミングが早くなると思います。
但し管理温度にもよると思いますので一概には言い切れません。
カワラ菌床を使用するならば少し管理温度を低めで飼育することをオススメ致します。ご参考までに。
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毎回沢山のレス&御質問ありがとうございます。(^^)
今日も日記内でご返答しようと思います。
【ヒッキー さん】
>さて、私、先月からあのネプチューンオオカブトの飼育に挑戦しています。低温飼育が絶対条件と聞いておりましたので、
自家製の棚でしっかり低温維持に努めました。しかし、交尾後♀のセット投入2週間後採卵してみると、卵は0個でした。成熟度は、
販売店長お墨付き、マットは完熟マット、温度管理はOK、なのに何故?
懸念事項は、1つあります。マットの水分量です。ぎゅっと握って、若干みずがしみでる程度です。これってアウトですか?
初めまして、いつも御覧頂きありがとうございます。(^^)
成熟度、温度管理、マットの種類これらは全然問題ないと思います。
それにお気になさっている水分量も若干染み出る程度ならば許容範囲だと私は思います。
私ながらに思う産卵の重要度(ネプチューンに関して)
成熟度=管理温度(低温20℃位)>マットの種類>マットの水分量>容器の大きさ
このような感じで考えています。
ですので全てをクリアしていて産卵しないとなると考えられるのは
・まだ産卵のスイッチが入っていない。
・♀自体の生殖機能に問題がある。もしくは♂に問題がある。
上記2点を考えてしまいます。
産卵のスイッチが入っていないのでしたら、再セットすることによってスイッチが入る場合もあります。
実際私も1回目割り出し0だったのに2回目割り出しからぼちぼち産み3回目割り出しの時が一番産んでいったというケースもありました。
(ヘラクレスの場合でしたが)
もう一つの個体自体の生殖機能に問題がある場合。・・・これはちょっとどうしようもないというのが正直な見解です。
とりあえずまだ諦めずに2回目セットを組みなおしてみては如何でしょうか?セッティング方法などは間違っておりませんので、頑張って下さい。
【むらたっちさん】
>6月に購入したきのこマットで全13セット組みました、
楽しみにお盆明け割り出したら全セット線虫にやられてゼロです水分には気を付けて20℃の温室で管理しました。
もうショックでやる気がうせました!
御質問ありがとうございます。
これは何を種を産卵セット組んだのでしょうか?パプキンの日記の投稿欄にあるからパプキンかな?是非教えて下さいませ。
【さきらさん】
>自分は産地だけこだわって累代はあまりこだわりが無いのですが、もし表記するとどうなるかよく分からない系統があり質問です。
A町字B地区成虫捕獲♀の持ち腹の子供♀(WDF1?)×A町字C地区の成虫捕獲♂(WD)この場合A町産CBF1?単なるA町産F1?
BとCは200mしか離れていません。
今まで町しかこだわりがなかったのですが知り合いから子供用に幼虫を分けて欲しいと言われ表記を考えたのですが表記が分からず挫折し家系図みたいにして渡しました。
また町村合併でA町は無くD市になっているのです。産地等はどう表記するのが親切でしょうか?
御質問ありがとうございます。
産地表現って難しいですよね。
あくまで私の考えですが、同じ町内でもかなり離れている距離(何キロも)ならば地区名まで表記するのが良いかもしれません。
ですが200メートルほどの距離でしたら、虫自体飛行で行き来出来る距離ですので、どちらか1つにまとめてもよいのではないかとは思います。
ただ、さきらさんがどうしてもかなり細かい詳細産地までこだわりたいのであれば、
おっしゃるようにA町産異地区CBF1という表現がもっとも無難ではないでしょうか?そこは個人の考え方や好みによると思います。
また町村合併した場合は、旧A町産(現D市産)と一言入れておくとよいのではないでしょうか?これならばまだA町だった頃に採集したんだな・
・・と思うと思いますよ。ご参考までに。(^^)
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久々の羽化報告です。
今日は色彩変化が楽しいパプキン♀達の羽化報告です。
【飼育種】
和名:パプアキンイロクワガタ
学名:Lamprima adolphinae
産地:アルファック産
累代:CB
【羽化までの内容】
体長:♂未計測。♀25~28mm
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:120ccプリンカップ使用
羽化までの期間:初令幼虫~約5ヶ月
おなじみパプアキンイロクワガタ=通称パプキン。飼育はとても容易な種で、弊社のマットではきのこMat、くわMat、完熟Mat、黒土Mat 、この4種ならどのマットでも幼虫飼育&産卵が可能です。
もう少し細かく説明すると
・幼虫飼育には
きのこMat>くわMat>完熟Mat>黒土Mat
の順。
・産卵には
完熟Mat=くわMat>黒土Mat>きのこMat
の順かな。
産卵の場合、完熟MatとくわMatはほぼ同レベルに産卵してくれます。
管理温度も幼虫飼育は大きく言うならば15~28℃程度。この位幅があり、かなり強い種です。ただ産卵させるには20~25℃はあったほうが良いです(出来れば25℃程度がベスト)。
飼育する容器もプリンカップ90cc~120cc程度でほぼ交換なしで羽化まで持っていけます。以下の画像は前の日記からの抜粋ですが、このような感じで羽化してきます。
省スペースで済むのでとても管理が楽です。最近は♂も様々な色合いが作出されているようです。色彩変化を楽しむにはまさにうってつけのクワガタですよ。(^^)
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お盆も終わりまして久々の日記更新です。
皆さん、良いお盆休みをお過ごしでしたでしょうか?(^^)
【カシンさん】
>shihoさん回答ありがとうございます。
私も投入してみます。
朗報切に願っております。(^^)
【ドルクスマニア さん】
>shihoさん、高崎さん、アドバイスありがとうございます。
初心者なので助かりました。
いえいえ、こちらこそ。改めて勉強になりました。(^^)
【コナーさん】
御質問ありがとうございます。
私なりの(やり方&考え方)ですが、分かる範囲で回答させて頂きます。参考程度に聞いて下さいね。(^^)
>今オオクワの幼虫達が2令の状態なのですがもうすぐ餌替えの時期が近づいています。
2本目のビンでは1400cc以上を使う予定なのですが気になるのは交換予定日のどれくらい前にビン詰めをすると良いのか…です。
僕はブロックを崩して手詰めのビンで飼育をしているのですが前に詰めてから1週間程度のビンに3令を入れたら暴れてしまうことがありました。
原因はわかりませんが菌が活性化してる最中に入れたから幼虫がストレスを感じてしまったのかな?とおもいました。
逆に詰めてから1ヶ月以上経過してるビンに入れるとあまり暴れは見られません。
その代わり菌床の状態があまり良くなく幼虫に充分な栄養が与えられてないような気がします。
ですので交換予定日のどのくらい前に詰めるのが一番幼虫にとって良いのでしょうか?やはり間を取って2週間前が良いでしょうか?
意見を聞かせてもらいたいですm(_ _)m
そうですね、まず菌自体は4~5日程度で周ります。それから投入可能になるのは約1週間~10日程度の頃になると思います。
ただこれは菌が周りやすい温度(20~23℃程度)の場合によりますので、
今の時期の常温管理下の下では少しズレが生じてくるとは思います。
また幼虫が暴れる原因としては幼虫の成長過程の段階にもよると思います。3令後期の場合、
餌交換をすることによって蛹化のスイッチが入ってしまって蛹化するために菌をぐしゃぐしゃにしてしまうこともあります。
またコナーさんがおっしゃるように菌の活性化による酸欠とも考えられます。
結論として私が考えられる一番良い条件とは
・管理温度が20~25℃内であること
・菌詰め替え後、約2週間以上経過していること
・幼虫の成長過程を考えての投入。1400cc以上の菌糸ビンに詰め替えるならば一番良いのは3令初期での投入。
このような感じになると思います。
冒頭でも書きましたがこれはあくまで私個人の考え方なので他にも良い方法や考え方があるかもしれません。
ご参考程度に聞いて頂けると幸いです。(^^)
【マイケル ウチムラーさん】
>ブータンアンテ(モンガル)のセットを組んでいるのですが
マット産み傾向にしています。
月夜野さんのマットでしたらどれがいいですか?
御質問ありがとうございます。(^^)
そうですね、アンテならば、くわマット、完熟マット、黒土マット、きのこマットの順でしょうか。
上記4マットならばどれでも産卵可能ですが、オススメ的にはこの順番です。ご参考までに。(^^)
皆さん、今回も御質問ありがとうございました。(^^)/
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変な天気、自然現象が起きていますね~。
最近の気候はホンとに変だと感じます。今年の夏は全然夏らしくありません。
【カシンさん】
>この状態のまま、幼虫を投入しても問題は無いのでしょうか?。
私ならば投入します。幼虫を投入したことによってオガが動き、酸素が行き渡り、菌が活性化する場合もありますしね。
ただ菌が周らない所がカビなどが発生するようでいたら止めるかもしれません。ご参考までに。(^^)
【ドルクスマニアさん】
>このページの内容とはあまり関係ない話なのですが、今現在オオクワガタ(山梨県敷島産F4)♂×(山梨県韮崎産累代不明)
♀のペアリングに成功し15頭の幼虫を取ることが出来ましたがこの幼虫はハイブリッドになるのでしょうか?
また累代の表示はF5でいいのでしょうか?連続で質問してしまい申し訳ありませんが回答して頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
初めまして。(^^)
累代表記ですね。これは皆様方それぞれによって様々な表記の仕方をする場合があるので、一概にこれだとは言い切れないのも事実です。
まずはそこのところを念頭において聞いて下さいね。(^^)
あくまで私の考え、私ならばこの場合は累代は「CBF1」と明記します。理由は元親が違う為です。。
もし♂と♀が完全同血統兄弟ならばF5(♂を基準に考えた場合)と表記すると思います。
また産地的には完全同産地(地域名まで)で考えればハイブリッドではなくその産地名で(山梨県~産)表記します。ただこの場合、
県は同じでも産地は違いますので私ならばただの「山梨県産」と表記するか、もしくは細かく表記したい場合には、「山梨県 異産地交配種
(敷島産×韮崎産)」と表記すると思います。
ただこの表記の仕方は人それぞれであって色んな考え方があるようです。ご参考までに聞いて頂ければ幸いです。m(_
_)m
【高崎さん】
>同じ産地で元親が別ならば、アウトブリード、CBF1からだと思うのですが(・・?) F5と表記される場合は元親が同じで、
F4XF4、F3XF4逆もあります、F5XF4、逆もあります、…なのだと思うのですが、
間違ってたらすいません(;^_^A
こんにちは、レスありがとうございます。この累代の考え方は私も全く同じですね。高崎さん、気か合いますね。(^^)
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先日の日記内にて「芹沢です」さんより国産オオクワガタのブリードについて質問がありました。
【芹沢ですさん】
>芹沢ですm(__)m国産おおくわがたの秋ブリードを使用と思います。春のブリードとの違いは有りますか?コツをお願いします。
日本を代表するクワガタ、オオクワガタについて今更ですが、今一度ブリード方法をご紹介したいと思います。
国産オオクワガタやホペイというと材産みですので、産卵セットには産卵木が使われますが、 菌糸ブロックを使用した菌床産卵でも結構な結果が得られます。(過去の菌床産卵の記事を参考に使用しております。御了承くださいませ)
【菌床産卵の利点】
・セットが楽(産卵木の柔らかさや加水の手間が要らない)
・割り出しが楽(産卵木の割り出し時のように幼虫を潰すことも少なく、また手で楽に割り出せる)
・若令幼虫に最初から菌糸を摂取させられる。
菌床産卵のセットを組んだ手順を追ってみてみましょう。
①まずケースを用意します。このケースはクリーンケースLサイズです。
【クリーンケースL】
②次にケース底面にマットを入れます。底2~3cm程度敷き詰めます。
今回使用したマットはきのこマットです。
③次に袋から出した菌糸ブロックを丸ごと入れます。
ケースに入りきらない場合は菌糸ブロックを削って入れてもOKです。
【使用したBasicクヌギ菌糸ブロック】
④菌糸ブロックの周りをマットで埋めます。
今回の場合産卵種がオオクワですので完全に埋めきる必要はありません。
半分か1/3程度でOKです。
上記が産卵の手順です。
今回使用したのをまとめると
【産卵セットしたクワガタ】国産オオクワガタ
【使用したケース】クリーンケースLサイズ
【使用した菌床】Basicクヌギブロックまるまる1個
【周りを埋め込んだマット】きのこマット
【水分量】菌床はそのまま、マットは少し水分少なめ
【設定温度】24~25℃程度
この方法が菌床産卵です。
材を使用する場合には菌糸ブロックと材を変更するだけです。
菌床産卵でも材産卵でもどちらもよく産んでくれます。
さて、「芹沢です」さんの質問からは脱線してしまいましたが、秋の飼育方法ですが私的には基本的に春も夏も秋も同様のセットで行います。 ただ秋も深くなると気温は下がってきますので、常温飼育でセットする場合は気温の変化には気をつけたほうが良いと思います。 最低25℃は保ちたいですね。
【カシンさん】
>質問があるのですが、菌糸ブロック(エレメント)を購入し自分で1400ボトルに詰めたのですが、上部だけ白く再生しません・・。 側面、底部は白く再生してます。25℃で管理してます。
何が原因なのでしょうか?。また幼虫を投入した場合、何か影響があるのでしょうか?。
前回も自分で詰めたのですが、その時はキレイに白くなりました・・。
お久しぶりです。お元気でしたか?(^^)
さて質問の件ですが、普通菌が上手く回らない場合は以下の事が考えられます。
・管理温度が高温
・きつく詰めすぎて酸欠による目詰まり
・雑菌の混入
最初にあげた管理温度が高温の場合、なかなか菌の周りが悪くなります。温度が非常に高い場合、 オガが再醗酵を起こしますので注意が必要です。ただ今回の場合、側面、底部は回っているようですのでこれは当てはまらないみたいですね。
次に「きつく詰めすぎて酸欠による目詰まり」ですが、これは菌糸をビンに詰める際、あまり固くガチガチに詰めすぎると、 下方向まで酸素が行き渡らなくなり、下の部分が菌が再生しない目詰まり状態を起こす事があります。この時、 キレイなツートン色になります。上は白、下はオガ色(茶色)。どうしてもガチ詰めしたい場合には、 詰めた後に真ん中にプラスドライバー等で底まで穴を開けましょう。そうすると底まで酸素が回るようになり、底部も菌が回ります。
しかし、カシンさんのパターンは逆になります(下が白、上が周らない)ので、これもちがうようですね。
では3番目の「雑菌の混入」。私的にはこのパターンが一番当てはまるのではないかと思います。菌を詰める時、もしくは詰めた後、 もしくはフタをしたそのフタに雑菌が付いていてそれが原因で上部の菌が周らないのではないでしょうか? あくまで私の推測ですがこの考えが一番当てはまるのではないかと思うのですが・・・。ご参考程度に聞いていただけますと幸いです。
ちなみに菌糸ビンが再生する時に一番良い温度帯は20℃前後ですので、 菌の活性化を促すならば少し温度低めの所で管理するとまた違ってくるかもしれません。こちらもご参考までに・・・。(^^)
【グレープさん】
>早速質問で恐縮ですが、最近幼虫に異変が起きました。
原因として考えたのですが、
・マットを急に変えた
・酸欠
等が考えられるのですが、何か策などあれば教えて下さい。
初めまして。(^^)
う~ん、ちょっとこの質問の内容だけでは返答が難しいです。
幼虫がどう異変が起きたのでしょうか?死亡されたのでしょか?拒食でしょうか?
幼虫の状態を今一度教えて下さいませ。
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早いものでもう8月に入りました。今年は天候が異常ですね。
【サタサタサタンさん】
>shihoさん、このごろサタンの♀の体重が軽くなった気がします。
やはり、♂と別居させた方がいいのでしょうか(>o お返事下さい!
毎度御質問ありがとうございます。
これは、産卵セット内で♂と同居させているという事でしょうか?
わたしの場合は交尾確認が難しい種以外はほとんど♀のみで産卵セットを組みます。
交尾に成功してれば♀は産卵に集中したいはずですが、逆に♂は何回でも交尾をしようとするので♀が産卵に集中出来ない場合もありますので、出来れば♀のみでの産卵をオススメ致します。
それと体重が軽くなってきたとの事ですが、これは卵を産んだのではないのでしょうか?通常体重が軽くなるのは
・卵を産んで軽くなる
・老化と共に軽くなる
のどちらかと思うのですが、産卵セットを組んでいるのならばまず前者を疑ってしまいます。卵を産んでいなければあまり良くない傾向ですが・・・。
【まーぼーさん】
すみません、回答遅くなりました。
>今年は国産ミヤマを知り合いからいただいたのですが、毎年ミヤマの産卵は失敗続きなので今年こそは成功させたいと思っています。セット内容や気をつける点を教えて下さい。
ミヤマの場合、気をつける点は設定温度です。
20℃前後が最適ですのでこの温度帯に気をつけてセットを組んで下さい。過去にミヤマの産卵の記事があります。こちらをご参考に御覧下さいませ。
>それからパプキンを始めとするキンイロのブリードで幼虫を取ることが出来ても、10頭前後しか取れません。産卵数を増やす方法があればアドバイスをお願いします。
パプキンの産卵は結構容易ですが、10頭前後となると少し少ないですね。もしかするとその個体は累代が濃くなっているのではないでしょうか?
パプキンの場合、色合いを追求する(固定化)する為、累代を重ねるパターンが多いです。中にはF5以上の個体も少なくありません。
累代が進んでいるのであれば他の血統を入れたりするなどの血の入れ替えをオススメ致します。
通常の産卵セット方法はこちらをご参考に御覧下さいませ。
使用したアイテム
先日の日記内にてコナーさんから以下のような質問がありました。
【~カワラ材やレイシ材で産卵させようとしていたのですが今回は菌床産卵をさせようとおもってます。 ですが菌床産卵の根本的なやり方がよくわかりません…。 前の日記でオオヒラタケブロックを使った産卵法を見ましたがレギウスだとクワガタの種類も菌種もことなります。 そもそもレギウスに菌床産卵が合うのか合わないのか…もしくは菌床ブロックより菌床ビンを使った方がいいのか… もしレギウスに菌床産卵が合うのであればやり方を教えていただけないでしょうか?】
ここでもう一度菌床産卵について記載してみる事にします。
【菌床産卵の利点】
・セットが楽(産卵木の柔らかさや加水の手間が要らない)
・割り出しが楽(産卵木の割り出し時のように幼虫を潰すことも少なく、また手で楽に割り出せる)
・若令幼虫に最初から菌糸を摂取させられる。
その菌床産卵のセットの手順を追ってみてみましょう。
①まずケースを用意します。このケースはクリーンケースLサイズです。
【クリーンケース L】
②次にケース底面にマットを入れます。底2~3cm程度敷き詰めます。今回使用したマットはきのこマットです。
③次に袋から出した菌糸ブロックを丸ごと入れます。ケースに入りきらない場合は菌糸ブロックを削って入れてもOKです。
④菌糸ブロックの周りをマットで埋めます。
完全に埋めきる必要はありません。
半分か1/3程度でOKです。
⑥フタをして完成です。
【真上から見た画像】
【横から見た画像】
上記が産卵の手順です。今回使用したのをまとめると
【使用したケース】クリーンケースLサイズ
【使用する菌床】菌床ブロックまるまる1個(クヌギもしくはカワラ)
【周りを埋め込んだマット】きのこマット
【水分量】菌床はそのまま、マットは少し水分少なめ
【設定温度】24~25℃程度
上記のような方法でセットを組みます。この時はオオクワのセットだったのですが、レギウスでもオウゴンオニでもタランドゥスでも基本的には一緒のやり方でOKです。ただレギウス、 タランドゥス、オウゴンオニには当然ながらカワラ菌床を使用します。
結論から言いますと、レギウスも菌床産卵で産卵は可能です。菌糸ビンではやった事がありませんが、 詰め替えた菌糸ビンでもいけるとは思います。
また⑤の手順の時、交尾をさせてなければ♂♀を同時に投入しますが、事前に交尾をさせていれば♀のみの投入もベターです。 その時は菌糸ブロックに穴を開けてメスを最初からねじ込む方法もアリです。 きちんと交尾が成功すれば♀はそのまま潜ってしばらくは出てこないでしょう。
コナーさん、頑張って是非成功させて下さいね。応援しております。(^^)
回答が遅くなってしまいすみませんでした。