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月夜野きのこ園飼育担当のshihoです。 この日記を御覧の皆様ならびに当園をご利用頂いた皆様、今年も残すところわずかとなりました。 当園の飼育用品を使用したデー...続きを読む

月夜野きのこ園飼育担当のShihoです。
この日記を御覧の皆様ならびに当園をご利用頂いた皆様、今年も残すところわずかとなりました。

当園の飼育用品を使用したデータ等を色々と公開して参りましたが、まだまだ不十分で取りきれていない種等が多く存在します。
少数による飼育ですのでなかなか手広くは出来ませんが、皆様に安心して飼育用品を利用して頂けるように、
来年以降も今年度以上に頑張ってデータ取得に励みたいと思っております。

今年も大変お世話になりました。
また来年も頑張って飼育日誌書いていこうと思います。
よろしくお願い致します。では皆さんよいお年を・・・。(^^)

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2007年12月30日

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ペレンメタリフェルホソアカクワガタの羽化...続きを読む

ペレンメタリフェルホソアカクワガタの羽化報告です。 先日のパプキンに続き色虫報告です。(^^) この種は以下の方法で羽化させました。 【羽化までの内容】 体長:...続きを読む

ペレンメタリフェルホソアカクワガタの羽化報告です。
先日のパプキンに続き色虫報告です。(^^)


画像003 074

この種は以下の方法で羽化させました。

【羽化までの内容】
体長:♂72mm
使用したエサ:くわマット使用
容器の容量:プリンカップ300cc使用
設定温度:23℃前後。
エサ交換回数:交換途中1回
羽化までの期間:約5ヶ月:2令投入

おなじみのメタリフェル、今回はプリンカップ300ccでの羽化です。
この容器でも70mmはクリア出来ましたが、もうちょっと伸びて欲しかったです。

メタリフェルにも様々な亜種がいますが、このペレンメタリフェル(通称ペレメタ)は♂ブルー個体が出る亜種で有名です。
ワイルド(野外)ものではよくブルー♂が入っているようですが、累代飼育において色合いを固定化するのはなかなか難しいようです。

飼育自体はとても簡単です。
メタリフェルの場合、幼虫自体はそこまで大きくならないので、大きな容量は必要ないのですが、蛹化~羽化する時には容器の大きさに注意が必要です。
皆さんご存知のようにアンバランスともいえるほどアゴが長く、大型のものになると90mm以上のものが羽化する場合もあります。
最後の容器の大きさをどうするのかも悩んでしまいますね。

産卵自体もとても簡単で、くわマット、きのこマット、どちらでも容易に産んでくれます。
産卵数は私がやった中では1♀より65頭が最高でした。

皆さんも是非トライしてみて下さい。(^^)

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色虫の代表格の一種、パプアキンイロクワガ...続きを読む

色虫の代表格の一種、パプアキンイロクワガタの羽化報告です。 【♂37mm】 【♀23m m】 羽化までの詳細内容は以下のとおりです。 【羽化までの内容】 体長♂...続きを読む

色虫の代表格の一種、パプアキンイロクワガタの羽化報告です。

【♂37mm】
画像003 044

【♀23mm】
画像003 049  

羽化までの詳細内容は以下のとおりです。

【羽化までの内容】
体長♂37mm、♀23mm
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:120ccプリンカップ使用
羽化までの期間:初令幼虫~約5ヶ月

色虫の代名詞とも言えるパプアキンイロクワガタ(通称パプキン)です。
この種はサイズの大きさよりも色合いの美しさで貴重度が変わってくるようです。

今回こちらの飼育ルームで羽化したのは、♂モスグリーン、♀バイオレットという体色でした。
画像もキレイに撮影出来ました。とてもキレイです。

飼育は産卵&幼虫飼育共に簡単です。
産卵の方は、以下の方法でセットしました。

【産卵のセット方法】
使用したマット:きのこマットのみ
使用した容器:小プラケース
設定温度:23~25℃
水分量:適量
結果:マット幼虫42頭を回収

産卵もとても簡単で、多産タイプですが、カブト程は爆産はしません。
沢山産んで50~60程度です。

とてもキレイな種で簡単ですので、是非トライしてみて下さいませ。(^^)

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日本の小型種、ヤマトサビクワガタの羽化報...続きを読む

日本の小型種、ヤマトサビクワガタの羽化報告です。 【♂21mm】 【♀16mm】 羽化までの詳細内容は以下のとおりです。 【羽化までの内容】 体長♂21mm ♀...続きを読む

日本の小型種、ヤマトサビクワガタの羽化報告です。

【♂21mm】
画像003 041

【♀16mm】
画像003 044  

羽化までの詳細内容は以下のとおりです。

【羽化までの内容】
体長♂21mm、♀16mm
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中1回:200ccプリンカップ使用
羽化までの期間:約7ヶ月

日本在来の小型種、ヤマトサビクワガタです。
画像の個体は羽化後まもなく、蛹室より取り出したばかりでキレイに模様も見えますが、実際の野外もの、または活動を始めた個体は身体の体毛に泥などがかなり付着しており、凄く汚れて見えます。

小型種ゆえに実際見るとかなり小さいですが、こうやって写真で拡大してみるとなかなか格好よい形をしております。う~ん、味がありますね~。(^^)

飼育は産卵&幼虫飼育共に簡単です。
産卵の方は、以下の方法でセットしました。

【産卵のセット方法】
使用したマット:きのこマット+材1本(比較的柔らかめ)
使用した容器:小プラケース
設定温度:23~25℃
水分量:適量
結果:マット&材より幼虫21頭を回収

産卵数は少ないものの問題なく産んでくれます。
なかなか味があるクワガタですので、是非一度トライしてみては如何でしょうか?(^^)

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グラントシロカブトの羽化報告です。 グラ...続きを読む

グラントシロカブトの羽化報告です。 グラントシロカブトが羽化しました。♂80mmです。 羽化までの詳細内容は以下のとおりです。 <羽化までの内容> 使用したエサ...続きを読む

グラントシロカブトの羽化報告です。


画像003 001
 

グラントシロカブトが羽化しました。♂80mmです。
羽化までの詳細内容は以下のとおりです。

<羽化までの内容>
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換約3回:1800ccブロー容器使用
羽化までの期間:約11ヶ月

皆さんにはおなじみのグラントシロカブトです。
今回の♂は80mmUPとまずまずのサイズでした。正確には80.7mmです。
1800ccのブロー容器で人工蛹室に移すことなくキレイに羽化してくれました。
蛹室は容器底面からほとんど見えるほど接していたのですが、角曲がり&羽化不全も無かったです。

次なる目標は85mmUPです。(^^)

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今日は生体の羽化ずれについてちょっと考え...続きを読む

今日は生体の羽化ずれについてちょっと考えてみたいと思います。 繁殖を考えて飼育されている方なら誰しも経験した事があると思うのですが、飼育下においてのブリードもの...続きを読む

今日は生体の羽化ずれについてちょっと考えてみたいと思います。
繁殖を考えて飼育されている方なら誰しも経験した事があると思うのですが、飼育下においてのブリードもの個体の♂と♀の羽化のずれは結構深刻な問題になる場合があります。

今回はその羽化ズレをいかに防止させるか、その方法を対策をちょっと考えてみたいと思います。

ブリードもの(養殖もの)においては、同じ環境&エサで飼育下場合、どうしても♀が早く羽化してくるのは仕方ないような感じがします。
♂が大型に成長するようなものについてはかなりのズレが生じるようです。(ヘラクレス等)
この場合の対策・・と言ってよいのか分かりませんが、私は以下の方法をとることがあります。

①温度差のメリハリをつける事。

♂♀の判別が出来るようになったら♂と♀の飼育環境の温度設定に差をつけるということです。
管理温度によって幼虫の成長曲線は変わってくる事もありますので、私は♂を高めの方に♀を低めの方に持っていくようにしています。
ただ短い期間で早く羽化させるようにした場合、♂の体長はそこまで伸びません。あくまで繁殖専用の♂を作るという意味合いが強くなるような気がします。体長よりもまずは次世代へのバトンタッチを優先を考えている方には良いかもしれません。

②孵化日の違う♂♀で繁殖を考える

早くに孵化した♂幼虫と、遅くに孵化した♀幼虫で羽化までの時間の差を合わせるというやり方です。
簡単に例を挙げて言うと、

♂幼虫:1月に孵化~10月に羽化
♀幼虫:4月に孵化~10月に孵化

このような感じです。
これは同種であれば別血統(違う親♀)でもよいですが、その場合アウトラインブリード」になってしまいます。
同じ親♀(インラインブリード)でやるとすれば、産卵のセット時期をずらし、1回目の産卵セットと2回目の産卵セットの時期をずらすことです。
ただ同じ親♀だと寿命もありますので寿命の短いものだと時間をずらした再セット方法は結構厳しい場合があります。種類の例を挙げると、パプキン等がそれに当てはまると言えるでしょう。

③♂♀幼虫を同じ容器内で羽化させる。(多頭飼育)

これは昔から言われている方法のひとつですが、幼虫は複数での多頭飼育の場合、近くの幼虫が蛹化の準備を始めると、それに反応して自分も蛹化の準備を始めるという説です。
幼虫同士が同じ容器内で会話とは違う違う信号を出し羽化を合わせているとい説があります。羽化を合わせるのは勿論交尾の為だと考えられていいます。

私もこの方法をやってみた事がありますが、案外と上手くいかない場合が多かったです。
残念だったのは羽化してみると結構小型ばかりが羽化してしまい、ボリュームのある♂を求めるにはちょっと厳しい結果になりました。

と、まぁ以上3つのやり方を書きましたが、どれも絶対とは言えないのが現状です。
あくまで私の考え方ですが、私なりには②のアウトブリードの方法が一番しっくり感じています。
ただ凄い良血統を手にした時は、その遺伝子を受け継がせる為に出来るだけインラインの方が向いていますので、その場合はこの方法は向かないと思います。

あまりたいしたアドバイスが出来ませんが、参考にしていただけると幸いです。
他の皆様も是非、各自の対策等がございましたらご紹介下さいませ。(^^)

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2007年12月9日

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皆さん、大変ご無沙汰しておりました。 そ...続きを読む

皆さん、大変ご無沙汰しておりました。 そして、長らくお待たせ致しました。 ここ2週間ほど、インフルエンザにかかりまして長らくお休みを頂いておりました。 今回はか...続きを読む

皆さん、大変ご無沙汰しておりました。
そして、長らくお待たせ致しました。
ここ2週間ほど、インフルエンザにかかりまして長らくお休みを頂いておりました。
今回はかなりこじらせてしまい、入院というハメになってしまい飼育日誌を書けませんでした。

まだ体調が不安定で、今後もう少しはご迷惑をおかけする事もあるかと思いますが、
とりあえず退院も出来ましたのでご報告した次第です。
また今後ともどうぞよろしくお願い致します。ご報告まで・・・。

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2007年12月4日

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今日は幼虫の「暴れ」についてちょっと私な...続きを読む

今日は幼虫の「暴れ」についてちょっと私なりのお話をしたいと思います。 ※この考えはあくまで私shihoの考えですので、参考程度に聞いて下さいませ。 一派に幼虫の...続きを読む

今日は幼虫の「暴れ」についてちょっと私なりのお話をしたいと思います。

※この考えはあくまで私Shihoの考えですので、参考程度に聞いて下さいませ。

一派に幼虫の「暴れ」というのは、

「幼虫がその環境に落ち着かず容器内を縦横無尽に動いてしまうこと」

と私は認識しております。
では何故このような暴れが起きるのでしょうか?いくつかパターンがあります。

★『菌糸ビンに投入した後の暴れ』★
このパターンの場合、最初は暴れますがしばらくすると幼虫は落ち着き居食いを始めます。
この場合は正常な動作です。そのままで問題ありません。
ただ3令後期で蛹化間近の幼虫においては落ち着かず暴れが激しくなるものもあります。
(特にニジイロクワガタなどによく見られる現象です)

【対策】
菌糸ビンまるまる1本をオガ化してしまうようならば、思い切ってマットに変えてしまうのも手です。
または設定温度を少し低めにしてやると以外に落ち着く事もあります。

他には稀にですが、今まで使用していた菌糸ビンとエサの種類が違った場合、拒食の反応から暴れることもあります。しかし最近の菌糸ビンはどのメーカーもきちんとしていますので、他メーカーからの移し変えでもめったに拒食は起こらないと思います。(絶対とは言い切れませんが)

★『酸欠や再発酵による暴れ』★
その名の通り、菌糸ビン内、もしくはマット内が酸欠や再発酵状態になった時の暴れです。
この場合の原因としては、

【酸欠の場合】
・菌糸ビン、もしくはマット内を固く詰めた事によって下まで酸素が行き渡らず幼虫が上に上がってくる。
・ケース内に沸いた線虫などによってケースの通気が遮断されケース内が酸欠になった場合。

【対策】
ケース内を斜めや逆さにしてやったり、ケース上面を取り除き酸素の供給を促す

【再発酵の場合】
・管理している温度が25℃以上の場合再発酵が起きやすくなる。
・十分なガス抜きをせずに使用した場合

【対策】
直ちにマットから出し、ガス抜き十分なマットに入れ適温で管理する。


今回上記に示した暴れをご紹介しましたが、他にも暴れが起きる原因はあると思います。
どの場合においてもあまり暴れが起きるのは良い事ではありません。(入れた直後の正常な暴れ、蛹化間近の正常な暴れを除いて)
いかに暴れを起こさずに管理するか・・・これも飼育の難しさと言えるでしょう。(^^)

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2007年11月18日

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スマトラ産のアトラスオオカブトが羽化して...続きを読む

スマトラ産のアトラスオオカブトが羽化してきました。 この種は以下のようなやり方で羽化しました。 飼育種 アトラスオオカブト(スマトラ産) 羽化サイズ ♂85mm...続きを読む

スマトラ産のアトラスオオカブトが羽化してきました。

画像003 008  

この種は以下のようなやり方で羽化しました。

飼育種:アトラスオオカブト(スマトラ産)
羽化サイズ:♂85mm
使用したマット:きのこマット
使用した容器:1500ccブロー容器
エサ交換回数:3回程度
管理設定温度:25℃前後
水分量:適量/多からず少なからず
羽化までの期間:11ヶ月

羽化までが比較的早いアトラスオオカブト、角の湾曲もコーカサスよりはずっと出やすく飼育のしやすい種です。産卵の方もとても簡単で、どのマットでも産んでくれます。

産卵セット方法は以下の方法で沢山取れています。

使用したマット:完熟マット
使用した容器:市販の大プラケース(W370×D220×H240)
水分量:手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
マットの詰め方:ケース底面12~13センチ程度固く詰めて上部3~5センチはフンワリと。
設定温度:25℃位
セット期間:1~2ヶ月間

画像003 009  

カルコソマ系のカブトは蛹化する時に容器底面に黒土を入れると角の長角が出やすいといいますが、このアトラスに至っては最後まできのこマットを使用しましたが、長角タイプは結構現われました。

まぁミンダナオアトラスではないので湾曲はありませんが、まっすぐ伸びきったいかにもスマトラアトラスらしい体つきなので満足しています。(^^)

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ザウテルシカの羽化報告です。 この種は以...続きを読む

ザウテルシカの羽化報告です。 この種は以下の様な方法で羽化させました。 飼育種 ザウテルシカクワガタ(台湾産) 体長 38mm 飼育したエサ 菌糸カップ200c...続きを読む

ザウテルシカの羽化報告です。

画像003 003   

この種は以下の様な方法で羽化させました。

飼育種:ザウテルシカクワガタ(台湾産)
体長:38mm
飼育したエサ:菌糸カップ200cc2個での羽化
投入時期:初令
投入から羽化までかかった時間:6ヶ月
設定温度:23~25℃前後

台湾のシカ、ザウテルシカクワガタです。今回はちょっと失敗しました。1回目に一時保管として200cc菌糸カップに入れたまでは良かったのですが、2つ目の菌糸(大きなボトル)に入れるタイミングがかなり遅くなってしまい終令後期まで菌糸カップ1個で引っ張ってしまいました。

これ以上は伸びないだろうと判断し、菌糸の節約から200菌糸カップに以降、予想通り1/3も食さないうちに蛹化し羽化しました。サイズも小柄で、可愛いといった感じです。

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もっと大きくなる種ですので次回は頑張ろうと思います。(^^)

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2007年11月10日

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