
東京渋谷での「ワイワイイベント」から帰って来て、2回 ほど野外採集に行ってきました。
今回はイベントに行く前の1回と帰って来てからの2回、計3回の採集の様子をまとめてご紹介してみたいと思います。
ここ最近の宮崎は毎日がこんな感じのお天気。
でもこの画像のように晴れ間が見える時間もあるので、その合間を狙ってちょこちょこ採集に行っております。
ハルニレとクヌギ、ヤナギの混生地。
このような感じの場所で採集を行っております。
では採集の様子をハイライトでご紹介してみたいと思います。
ハルニレの枝の隙間に見えたのは、
コクワガタ♂41mm
コクワも40mmを超えると迫力が出てきます!
同じハルニレの木を蹴って落ちて来たノコギリ。
ノコギリクワガタ♂65mm
とても美しいボディで超美個体!
渓流沿いにあったヤナギの木には
カナブンとカブトムシの姿が!
ヤナギの木は樹液もよく出ていました。
群馬ではコナラと共に主力の木でした。
以前は宮崎ではあまりヤナギには注目していませんでしたが、探せばあるもので、宮崎でもヤナギの木を探すようになってから採集幅がグンと増しました!
狙い目の木です!
ハルニレのウロ(洞)にいたヒラタクワガタ♂
見た瞬間すぐに奥に入られそうだったので、掻き出し棒で奥の退路を遮断。
取り出して見ると、
ヒラタクワガタ♂57mm
アゴ先は摩耗していないのですが、フセツも欠損している箇所もあったので越冬個体だったのかもしれません。
そのヒラタがいたハルニレの木を蹴ってみると、
バサッと
かなりの良い音!
音だけでデカいと分かりました。
デカいっ!!
見事な特大サイズです。
75mm以上は確実にあると直感!
帰宅後の計測で
ミヤマクワガタ♂76.3mm
を指しました。
ここに来てやっと来た今シーズン初の特大ミヤマ。
素直に嬉しいです!^^
場所変わって、
クヌギの木。
この膨らんだ樹皮裏から、
ペアではなく、ヒラタクワガタ♂2頭
サイズはそれぞれ
♂51mm
♂52mm
と同じようなサイズでした。
クヌギは樹皮が厚いので、この画像のようにふっくらと膨らむ事があり、そこがクワガタ達の格好の住処となる場合があります。
場所は変わって、
シラカシの木。
宮崎ではハルニレ、クヌギが主力木の為あまり登場しないですが、この木もクワガタが集まる有力木の一つ!
この樹皮裏から、
スジクワガタ♂32mm
サイズだけ見ると小さいですが、スジクワガタとしては立派。
斧状の大歯がとても格好良いです!
このシラカシを蹴ってみると、
ミヤマクワガタ♂62mm
ミヤマクワガタ♂42mm
ノコギリクワガタ♂52mm
中歯型のノコギリクワガタですが、体色が真っ赤でとても綺麗!
ノコギリクワガタ♂40台後半位(未計測)
上記4頭一気のクワガタシャワーを浴びました!
クワガタシャワーはいつ浴びても気持ちが良いものです^^
このような感じで採集を楽しみました。
ただ冒頭でも書いたようにとにかく雨が多くて採集するにはとても厳しい状況ですが、特大ミヤマに出逢えたのは嬉しかったです。
行っていなければ出逢えていないわけで、どの瞬間に出逢いがあるか分からないものだなぁと実感した採集でした。
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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前回、クワガタ、カブトムシの採集方法の一つとして「樹液採集」をご紹介しました
いわゆる木の樹液に集まっているクワガタ、カブトムシを直接木を見たり、蹴ったりして採集する方法です。
しかしクワガタ、カブトムシの採集は「樹液採集」だけとは限りません。
今回はその中でも初心者の方でも手軽に行い易い「灯火採集」のやり方、コツなどをご紹介してみたいと思います。
※何度かブログ上でも書いているので、既にご存知だとは思いますが、私が採集活動をしている地域は九州です。
日本全国の地域や場所によって採れる虫の種類や傾向、大きさなどは大きく違ってくることもありますのでご了承の上ご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げます※
まず「灯火採集」とは何か?
簡単に説明すると、
クワガタやカブトムシを暗い時に灯りに集まってくる習性を利用して、捕まえる(見つける)方法
このような採集方法を
「灯火採集」
と呼びます。
また灯火採集には2種類の方法あると考えます。
①:外灯巡り採集
やり方:常時設置されている水銀灯や自動販売機などの灯り下や、その周辺を見て、集まって来ているクワガタやカブトムシを採る方法
水銀灯周辺
自動販売機周辺
②:ライトトラップ採集
やり方:水銀灯や発電機、白幕などを自ら用意し、クワガタやカブトムシが飛んで来そうな然るべき場所に設置して飛んでくるのをじっとにひたすら待つ方法です。
ライトトラップ:設置方法の例
山に向かって灯火機のライトを当てる
今回はだれでも手軽に行える①の灯火採集:「外灯巡り採集」のコツをご紹介したいと思います。
まず灯火採集をするに辺り、効率よくクワガタ、カブトムシ達に出逢えるには、いくつかの条件があると考えます。
【外灯巡り採集を行う場所】
まずは灯火採集をする場所、灯火を見て回る場所です。
灯りがあれば、どこでも良いというものではありません。
街中や住宅街などではいくら灯りがあってもクワガタ、カブトムシ達が飛んでくる可能性は低いと考えます。
見て回る場所としては、近くにクワガタやカブトムシがいそうな雑木林や山などに近い灯火を狙って探してみると良いと考えます。
周りが山などで真っ黒闇の中に、一つだけポツンと灯りがあるロケーション等は最高の灯火スポットと呼べるでしょう。
あえて例を挙げるとすると、
★山間部にあるコンビニの灯り
★山間にかかる橋の外灯
★山間部の途中にある自動販売機の灯り
★山間部にある「高速自動車道のパーキングエリア」や「道の駅」の外灯
こういう所を探してみると、クワガタ、カブトムシを見つける可能性は高まってくると思います。
※コンビニやパーキングエリア等は他の方も日夜を問わず利用しますので、迷惑行為にならないようにマナーを守り、気を付けて採集させて頂きましょう※
月夜野きのこ園の近隣の風景
弊社月夜野きのこ園も裏手が山に囲まれております。
時折ですが、会社の灯りにコクワガタ等が飛来することもあります。
ここに強烈な水銀灯でもあれば、有効なポイントの一つと言えるでしょう。
【灯火のライトの色合い】
次に灯火採集で大事なのは見る光の種類(色)を間違えないということです。
勿論例外もありますが、基本的に虫が多く集まってくる光は白っぽい色合いをしている場合が多いです。
いわゆる白色水銀灯や自動販売機などの白っぽい自然光に近い色合いです。
素晴らしく白く光り輝く水銀灯!
このように白く光る外灯がベスト!
最近の外灯はオレンジ色っぽい外灯をよく見かけます。この色合いの外灯では多くの虫が集まってくる期待は少なくなると考えます。
こちらはオレンジ色の外灯。
全く集まらないという事はないが、白い水銀灯と比べるとその差は歴然。
【灯火採集を行う時間帯】
次は灯火を見る時間帯。
これは人によって様々だと思いますが、私の感覚では、日没後~夜22時位までが一番飛んでくるような感じがします。
勿論、それ以降でも飛んでこないわけではありませんが、午前等になると飛んでくる数がかなり減少してしまうよう気がします。
なので、日没後~22時頃までの時間帯にチェックすると良いかと思います。
【その他の条件】
また風や雨の日、それに月明かりが強い日は虫はあまり飛ばないと言われます。
月明かりは出来るだけ無い方が良い
絶対ダメとは言い切れませんが、可能ならばそんな日は避けた方が無難かもしれません。
【灯火採集を行う際の気温】
最後は気温です。
気温が低いとクワガタ、カブトムシは活動が鈍くなります。
理想は25℃以上あると良い傾向です。
気温:29℃ これ位あれば最高!
更に言うと灯火採集を行う直前に雨などが降って、蒸すように湿度が高いとなお良い状況だと言えます。
最後にまとめてみると、
効率の良い灯火採集の条件とは、
① 近くに広葉樹系の山、可能ならばクワガタ、カブトムシ等が採れる場所が近くにある。
② 白っぽいライト(水銀灯等)を見る
③ 見回る時間帯は夕暮れ時~22時頃
④ 月明りはあまり無い方が良い
⑤ 雨や風は無い(弱い)日が良い
⑥気温は25℃以上あった方が良い
湿度も高い蒸した日などは最高!
このような感じでしょうか。
全ての条件がピッタリ当てはまる日というのはなかなかないかもしれませんが、上記の件に少しでも近づけて採集が出来れば念願のクワガタ、カブトムシ達に出逢える確率は高くなると思います。
外灯巡り採集で採れたクワガタ達(2016年:宮崎県採集)
さぁ皆さんも頑張って灯火採集にチャレンジしてみましょう。^^
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 灯火採集は夜間暗い時間に行うこととなります。その時間帯は一般の方たちは仕事から帰宅され、ごゆっくりされているか、お休みになっている場合も多いです。灯火採集を行う際は、必ず近隣の方達に迷惑をかけないように行う事が大事です。立ち入り禁止の場所や、ご自分の車のアイドリング音等にも気を付けて、マナーを守って採集を行いましょう※
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先週の土曜日;6/16日に月夜野きのこ園毎年恒例のイベント、「クワガタワイワイ」が行われました。
場所は昨年と同じ東京渋谷の「東京カルチャーカルチャー」
東京カルチャーカルチャーの宮尾さん
とても優しく気さくなお方。
今年もお世話になります!^^
さて、今年のテーマは、
「こんな研究あったのか!?最新科学で解き明かす クワガタカブト戦いの秘密!」
クワカブの闘争行為を研究された本郷儀人先生が熱く語ってくれました。
今回熱弁して下さった本郷先生
今回の日記ではクワガタワイワイvol.4の開催様子をご紹介してみたいと思います。
場所は東京渋谷の東京カルチャーカルチャー。
先程紹介した本郷先生(左)を始め、皆さんも既にご存知のクワカブ界の著名人であるむし社:飯島さん(中央)、ワイルドプライド:塩倉さん(右)にもゲストとしてお越し頂きました。
まずは月夜野きのこ園社長:金子よりご挨拶
そして、
クワガタワイワイ恒例のこの「ワイワイポーズ」を会場みんなで行いいよいよイベントスタートしました!
今年も司会進行は、
月夜野:月虫の若きエース平田くん!
今年も頼むぞっ!
そしてパネルトークが始まりました!
・クワガタ達はなぜ戦うのか?
・実際の戦いの様子(動画)
・統計的に基づくデータ公開
などなど、スクリーンで紹介しながら本郷先生が戦いの秘密について熱く語ってくれました。
途中ゲストの飯島さんや塩倉さんとのトークセッションも盛り上がりました!
前半、後半のパネルトーク終了後は、
参加者全員によるワイワイタイム!
皆さん自由に行動しゲストを含めて情報交換など行い会話を楽しみました!
ご家族連れと語り合う塩倉さん
お客様が持参したクワガタを測定する飯島さん
そうそう、会場にはこんな方達も来てくれていました!
オオクワガタ採集のスペシャリスト大西さん
材採集やオオクワガタについて身振り手振りで教えてくれます!
灯火採集のスペシャリスト:灯火総研さん
灯火採集について、色々なテクニック等を熱弁!
ヘラクレスの大御所:HirokAさん
ヘラクレス飼育の醍醐味を語ってくれました。
あの「千の風になって」の曲で有名な歌手:秋川雅史さん
皆さんと気さくに会話して下さいました。
会話が盛り上がる中、
子供達が夢中になったのが、
やはり実物のクワカブ生体!
一生懸命見入っていました!
こちらは埼玉から参加して下さったSさん親子。
お子さんの手に乗っているのは、
コカブトムシ
日本に生息するカブトムシの一種ですが、私はとても大好き!
「あ、いいなぁ~」と思ってしまいました^^
また私:Shihoにもお声をかけて頂きありがとうございました。
採集の方法や飼育方法など楽しく会話させて頂きました^^
こうしてワイワイタイムを楽しんだ後は、
お楽しみのじゃんけん大会!
参加希望者とゲストがとじゃんけんで勝負します。
見事勝ち残れば豪華賞品をGET出来ます!
参加者全員で白熱!
皆さん、それぞれの賞品をGET!
勝ち残った皆さんおめでとうございました。
また勝ち残れなかった皆さんもご参加ありがとうございました。
こうして時間はあっという間に過ぎ、
お時間となり、参加者全員で恒例の「ワイワイポーズ」でお開きとなりました。
如何でしたでしょうか?
今年も無事クワガタワイワイを開催することが出来ました。
ゲスト並びに参加者全員の皆様に厚く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした!
また来年お会いしましょう!^^
さて次の月夜野きのこ園イベントは、
7/21、22開催の
「世界のクワガタカブト大集合」
です。
会場:群馬県みなかみ町:ノルンスキー場
で開催されます。
ゲストは昆虫アイドル:カブトムシゆかりさん
昆虫について楽しく可愛らしくお話を聞かせてくれます。
と共に私:Shihoも微力ながら昆虫教室を開催させて頂きます。
入場無料ですので、是非お時間がある方はお越し下さいませ。
また皆様にお会いできるのを楽しみにしております^^
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皆さんの大好きなクワガタ、カブトムシ
外国産種のように派手さや巨大さといった極端な特徴には及ばないかもしれませんが、勿論日本にも生息しております。
夏になると、子供たちを含め、大人たちまでもが熱中してしまう昆虫採集。
ではどうやってクワガタ、カブトムシを捕まえること、採集することが出来るのか?
あくまで私:Shiho流ではございますが、今年よりクワガタ、カブトムシ採集デビューをしてみたい方達のご参考になればと考え、この日記上でご紹介してみたいと思います。
では、クワガタ、カブトムシを採集するにはどのような方法があるのか?
あくまで私が考える採集方法ですが、全ての方法ではございませんが、主に以下の様な方法があります。
・樹液採集
・灯火採集(外灯巡り採集)
・灯火採集:(ライトトラップ採集)
・トラップ採集:フルーツトラップ採集
※名称についてはあくまでShihoがそう呼んでいるだけで、正式にそう呼ばれている訳では御座いません。ご了承下さいますようお願い申し上げます※
今回は「樹液採集」についてご紹介してみたいと思います。
「樹液採集」
ヤナギの木に集まる昆虫達
樹皮裏に潜むヒラタクワガタの♂♀ペア
クヌギの樹液を舐めるカブトムシ♂
クヌギ、ハルニレ、コナラ、ヤナギの木等々。
夏になると、こういった木からは傷付いた箇所から、甘酸っぱい臭いのする樹液が流れ出すものがあり、その樹液を目当てにクワガタ、カブトムシが集まってきます。
その木が出す樹液に集まってくる虫達を見つけ、直接捕まえる方法を「樹液採集」と呼んでいます。
その樹液採集のやり方は様々です。
手で届く範囲にいれば、直接手で採っても良し、
手が届かなければ網を使用して採っても良し、
網でも届かなければ、木を蹴って落としても良し。
こういう風に木のウロ(穴)の中に入っていて手では採れない時は、
こういう道具(通称:掻き出し棒)を使用して、取り出しても良し。
掻き出し棒を利用して採集されるヒラタクワガタ
上手く採集することが出来れば、
こんなに沢山のクワガタ、カブトムシ達も採れちゃいます。
樹液採集を成功させる上で、私:Shihoが大事と考えるのは、
★天気★
理由:雨の日等は虫の数も少なく、また雨の中で木を蹴っても虫が落ちて来たのか、雨なのか分かりにくいです。曇り~晴れの日を選ぶと良いでしょう。
★気温★
理由:気温が低いと虫の活動が活発化しません。勿論低い気温で活動する高山系の虫(ヒメオオやアカアシ等)も存在しますが、平地性の強いノコギリやヒラタ、コクワ、カブトムシを狙いたい時は最低でも20℃以上は欲しいところ。25℃以上あればかなり良いでしょう。
★風★
理由:採集時にあまりにも風が強いと、木が大きく揺れてしまい、それに付いているクワガタ達はしっかりと木にしがみついてしまいます。そうなると、人が蹴った位では全く落ちて来なくなりますので、強風の時の採集は難しくなる可能性が高いです。
★木の種類★
理由:クワガタ、カブトムシはどんな木の樹液にでも集まるわけでありません。代表的なのは、クヌギ、ハルニレ、コナラ、ヤナギ等の広葉樹系の木。木の種類をしっかりと認識することはとても大事と考えます。
★狙う虫の特性を知る★
理由:例えばミヤマクワガタが欲しい時、あまり標高が低い平地ではミヤマクワガタを見つけることは難しいです。ミヤマクワガタの場合、山間部の少し標高が高い場所を狙うなど、その虫が生息している場所の特徴をしっかりと把握しておくことで、狙い通りの虫をつかまえれる可能性が高くなるでしょう。
如何でしたでしょうか?
上記が私、Shihoが樹液採集時に気を付けているポイントです。
皆さんも是非樹液採集にチャレンジして、念願のクワカブを沢山GETしてみませんか?
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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ここまで今季の採集で、クワガタはほぼ一通りの種類を見て来ましたが、まだ昆虫界のムシキングこと「カブトムシ」を見かけていません。
昨年の採集では5月末の時点で見かけることが出来たので、もう発生しても良いはず。
実際、地元のクワ友も「カブト採ったよ~」と話を聞いていたので、今回はカブトムシ狙いで行ってみる事にしました。
やって来たのは、標高の低いヤナギの木の群生地。
早速探してみます。
早速2メートル上の部分にお食事中のカブトムシ♂を発見!
今シーズン初カブトGETです!
サイズは未計測ですが、なかなかの大型個体です。
これで発生していることを認識!
あとは探すだけです。
先程見つけた♂のすぐ反対側には多数のカナブンと共にカブトムシ♀を発見!
カブトムシ♀
とっても元気な個体です。
近くの同じヤナギの木に、
こちらもカブトムシ♂中型個体がいました。
先程の大型の♂より赤みが強い個体です。
とても綺麗ですね。
辺りを1時間ほど散策しましたが、ここで見かけたのは上記3頭のみ。
最盛期にはここだけで一回で20頭位は見かけるので、まだまだ発生は弱いようです。
ともあれ3頭は見かけることが出来ましたので、もう一つのカブトポイントに移動することにしました。
今度はクヌギがメインの雑木林。
早速探してみます。
フィールドを散策してみると、甘酸っぱい樹液の臭いがしました。
その臭いを辿って行くと、
いました!
カブトムシ♂です。
でもよく見るとあんまり樹液が出ているようには見えません。
疑問に思い、裏側を見てみると、
うわっ!
めっちゃカブトだらけ!!
樹液も大量に出ています。
この画像で見える部分だけで4♂5♀付いていました。
さらにその上にも♂♀ペアがいました。
この場所のカブトは小型~中型が多かったです。
その後、周辺を散策して結果20頭程見かける事が出来ました。
如何でしたでしょうか?
今回の採集はカブトムシに狙いを絞って行ってみました。
毎年カブトが採れているポイントなのでいるのは分かっていましたが、この時期にしてはなかなかの頭数ではないでしょうか?
次回はまた狙いをクワガタに戻し楽しみたいと思います。^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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すっきりと晴れない日が続いている宮崎県。
う~ん、微妙なお天気です。
前回みたいに途中で雨が降り出してもおかしくない天候ですが、とりあえず行ってみる事にしました。
ポイントに着くと、日差しがあり良いお天気。
木の葉に水滴もついていないし、これならいけそうです。
早速木々をチェックしていきます。
クヌギの木にノコギリクワガタ♂を発見!
ほぼ目線の高さでした。
ノコギリクワガタ♂63mm(後程計測)
悪くないサイズと型です。
木を蹴ってみると、
ミヤマクワガタ♂54mm(後程計測)
小型のミヤマクワガタ♂が落ちて来ました。
移動中、
たわわに実る木苺を見つけました。
ほんのりと甘くジューシー。
まさに山の恵みですね。^^
この大きなハルニレの木を蹴ってみると、
バサッと良い音が!
おおお、良型のヒラタクワガタ♂
これはデカいっ!
70mmはあると直感!!
ウロ(洞)に入っておらず木に付いていたので汚れも無く美個体!
持ち帰り後、キッチリと計測すると
ヒラタクワガタ♂71.3mm
今シーズン初の特大個体GETです!
それにしてもボディが極太!!
逆に言うと、ボディに対してアゴがあまり伸びていません。
この個体はアゴ先よりもボディ幅が伸びたタイプですね。
大型のとても綺麗な個体ですが、バランスがイマイチで、まるで飼育個体の肥満型を見ているようでした。
自然下でもこのような個体も育つのですね。
奥が深いです。
この後、ポイント移動後のクヌギの木で、
クヌギの樹液に来ていた
良型ミヤマクワガタ♂を発見!
ミヤマクワガタ♂68.5mm(後程計測)
なかなかの良型です。
しかも体毛も擦れていなく美個体!
他には、
とても綺麗なノコギリクワガタ♂
体長は♂30mm後半位でしょうか?
このような感じで梅雨の晴れ間採集を楽しみました。
今回の目玉は何といっても
ヒラタクワガタ♂71mm
まるで飼育個体かのような極太ボディが圧巻の個体でした。
素晴らしい個体です!^^
今回は今シーズン初の特大個体に出逢う事が出来ました。
また次回どんな虫達に出逢えるかとても楽しみです。^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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先日よりご紹介している
「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」
シリーズ。
長らく続いたシリーズもいよいよ今回でラスト。
今回は【イヌビワ】【ウワミズザクラ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。
※日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。
木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
第11回目:【イヌビワ】【ウワミズザクラ】の木のご紹介です。
番外編:熟した実にあつまる木
【イヌビワ】
イヌビワの実の断面
イチジクに似ている。水分多めで、ほのかな甘みがある
<Shiho採集実績>
コクワガタ
カナブン
シロテンハナムグリ
カブトムシ
イヌビワの木。
この木の場合、樹液に集まるというよりも、熟した実に集まる事があります。私が通う採集フィールドでもよく見かける木で、熟すと黒い実がなります。熟した実は水分を多く含み、甘みがあり、イチジクに似たような感じがします。
熟した実には、クワガタ、カナブンやシロテンハナムグリ、時にはカブトムシさえ集まることがあります。実際私もカブトムシが顔を突っ込んで食べている所を何度も見ています。
人間も食べられるイヌビワの実。ごちそうとなるのは人間だけではないようです。鳥達も好物なようで、黒く熟した実は発見が遅れると次々と食べられてしまいます。
木(樹液)に集まるわけではないのですが、カブトムシ等は集まることがあるので今回番外編として、掲載しました。
クワガタムシの採集は難しいかもしれませんが、カナブン系、カブトムシが好きな方には要チェックかも。見かけたら一度チェックして見るのも良いかと思います。
【ウワミズザクラ】
ウワミズザクラの木の全体像
樹液ではなく、果実が目当てではないか?その辺りはまだ謎なのですが、カブトムシが沢山集まって来ていました。
2016年、実際にこのウワミズザクラの木の周辺でライトトラップを行い、こんなに沢山のカブトムシが集まりました。
<Shiho採集実績>
カブトムシ
如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介、【イヌビワ】【ウワミズザクラ】の木をさせて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございますが、ひとまず今回の分でクワガタムシ、カブトムシが集まる(採れる)木の紹介の方は終了とさせて頂きたいと思います。
また今後、新しい木のデータや、新たな種類のクワカブが採れた際には追記データ等でご紹介出来ればと思っております。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。
今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。
今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。
きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。
今回調査したデータが文面がかなり多い為に何回かに分けてご紹介させて頂きました。
このシリーズ紹介に飽きた方もいらっしゃったかと思いますが、ご理解&ご了承頂ければ幸いです。
ご覧頂きありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
※この方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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前回の採集日記で雨が降り出したため、採集を途中で中断しましたことを紹介しましたが、これ一番残念なパターンですよね?
まぁ前回はそうなる事を覚悟した上で行ったので自業自得なのですが、そうならないように採集に行く前になるべく知っておきたい事、私Shihoが必ずしていることをご紹介してみたいと思います。
※またこの記事内容に関しましても、毎年ご紹介しておりますが、まだご覧になっていない方々の為に改めてご紹介してみたいと思います。あらかじめご了承下さいませ。
皆さんは、野外採集(昆虫採集)に行く時、どんな時に行かれますか?
例を挙げるとすれば、
・仕事がお休みの時
・天気が良い時
・何だか自然と触れ合いたい時
・クワガタ&カブトムシと出逢いたい時
・子供さんと一緒に採集を楽しみたい時
と、色々と理由はありますよね。
折角計画していたのに行ってみたら採集地が雨で全然採れなかった。ってことはありませんか?
そんな時、あくまで私のやり方になるのですが、私は採集に行く前には必ず以下の事項を調べてから行くようにしています。
・採集地に近い地域の今現在の「天気」を調べる
・採集地に近い地域の「これまでの天気、降水量」を過去数時間さかのぼって調べる
・採集地に近い地域の「これからの天気」を、特に今後の雨雲の動きを調べる
・採集地に近い地域の「気温と、風の強さ」を調べる
野外採集(昆虫採集)に行くにあたって採集地の今現在の天気は重要です。今いる場所は晴れていても、採集地に行ってみて雨が降っていないとは限りません。それゆえ採集地の天気は事前に調べておくのが得策です。
では、そこにいないのにどうやってそんなことが分かるのか?ご心配なく。今の時代にはインターネットという強い味方がいます。
あくまで私のやり方ですが、私は野外採集に行く前は必ずインターネットで採集地の情報を調べてから行動するようにしています。
そこで一番頼りになるのが、インターネット内にある各種のお天気サイトの中の「YAHOO!JAPAN天気・災害」のというサイトです。
このサイトを見ると、採集地自体のピンポイントの天候を知るのは無理かもしれませんが、それでもその採集地に近い地域のおおよその天候、これまでの雨量、今後の雨雲の動き、気温、風の強さ等の情報が分かることが出来ます。
これらのサイトを有効に利用しながら、上記のポイントを調べて採集に行くようにしています。
では上記に書いた調べるポイントについて、なぜそれを調べる必要があるのか?の理由などをご紹介してみたいと思います。
【採集地に近い地域の今現在の「天気」を調べる】
インターネットの「YAHOO!JAPAN天気・災害」のサイトで天気を調べます。
晴れ、もしくは曇りならばOK。雨ならばNG。
【採集地に近い地域の「これまでの天気、降水量」を過去数時間さかのぼって調べる】
今現在は雨が降っていなくても、数時間前までに雨が降っていれば、採集地の木々達はとても雨で濡れた状態にあります。
そういう樹が濡れた状態の時は、樹の樹液も雨によって流れてしまっている可能性が高いので、虫の集まりもよくありません。
また蹴り採集をする際にも、樹を蹴っても虫がいたとしても、虫と一緒に雨も一緒に落ちて来てしまうので落ちたポイントを特定するのが難しくなります。
そういう意味でも非常に効率が悪いと考えられます。
そんな時はネットの「YAHOO!JAPAN天気・災害」のサイトで、雨雲の動き、「これまでの動き」でこれまでの雨雲の流れをチェックすると良いと思います。同時に降水量もチェックしておきましょう。最低でも3~4時間前まで雨が降っていない方が良いでしょう。
もし過去に雨が降っていても、降水量がほんのわずかの場合ならば、そこまで採集に影響しない場合もあるかもしれません。逆に降水量が多い場合にはより難しいと言えるでしょう。
【採集地に近い地域の「これからの天気」を、特に今後の雨雲の動きを調べる】
今は雨が降っていなくても、採集地に行ってすぐに降り出しては元も子もありません。
そんな時は同様に「YAHOO!JAPAN天気・災害」のサイトで、雨雲の動き、「これからの動き」で今後の雨雲の流れをチェックすると良いと思います。
後数時間もすれば雨雲がやってきそうな予報が出ていれば、思い切って中止するのも賢明だと言えます。
【採集地に近い地域の「気温と、風の強さ」を調べる】
気温が低いと虫の活動は鈍くなります。逆に気温が高いと虫の活動は活発になり、樹にもよく飛んでくるようになります。私的ですが、可能ならば25℃以上あるととても良いと考えています。
また風の強さも結構重要だったりします。風が強いと、木々が風で揺れてしまっているので、クワガタ達も落とされまいとガッチリと掴まっています。それゆえ、人が蹴った位では全然落ちて来ません。蹴り採集をメインに考えている方には強風は大敵だと言えると思います。
そんな時もネットの「YAHOO!JAPAN天気・災害」のサイトで気温や風の強さを確認します。
如何でしたでしょうか?
上記が私が野外採集(昆虫採集)に行く前に必ずチェックしておく天候対策です。
勿論、万全に対策を練って行動しても、天気には裏切られることもよくあります。
実際、昨年も2日連続で現地についた途端に雨が降り出し、採集を中止したこともありました。
なので絶対的ではないということをご理解の上、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
少しでも皆様の採集が快適なものになり、採集率がアップすることをお祈り申し上げます。
※上記方法はあくまShiho個人の考え方&やり方ですので、あくまでご参考程度にお読み頂ければ幸いです。m(_ _)m ※
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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本格的な梅雨に入って来ました。
ここ宮崎ではほぼ毎日のように雨が降っています。
とはいえ、連続的ではなく、時折晴れ間や曇りの時がありますので、その時を狙って採集に行っているような感じです。
というわけで曇り空の中行ってきました。
今にも降り出しそうなお天気。
採集の間だけでも持ってくれると良いのですが・・・。
ポイントに到着。
今回来た場所は、主にクヌギが多い場所。
他にはシラカシも多い場所でもあります。
早速チェックしていきます。
クヌギの木を蹴ってみると、
コクワガタ♂30mm後半位
が落ちて来ました。
やばい!少し雨で濡れています。
ペースを上げることにしました。
約5分後、シラカシの木を蹴ってみると、
おお、ノコギリクワガタ♂大歯型!!
なかなかの大型で美個体です。
ノコギリクワガタ♂67mm(後程計測)
今シーズン初のノコギリ♂大歯型です。
これはいけるぞ!と思っていた時、
ついに、
本格的に降り出してしまいました。
しばらく、車に戻り1時間程様子を見ましたが、止む気配はなし。
それどころか更に強く降り出したので、今回はタイムアップとしました。
私が行っているのは主に蹴り&叩き採集。
その名の通り、木を叩いて採る方法です。
この採集方法はだれでも出来る簡単ですが、雨が降ると厄介なんです。
何故なら雨が降り、木の葉などに水滴が付いてしまうと、木を蹴っても虫以外にも大量の雨が落ちて来るからです。
採集する場所の下地が草木も低く見通しが良い場所なら問題はありませんが、私が採集する場所は大体が下地はブッシュ的に草木が沢山生えています。
虫が落ちる時は、瞬間的にその音と残像を捉えて、その記憶をたどって探しますので、雨が降ると音も残像も沢山ありすぎて虫が見つけにくくなってしまいます。
それゆえ、蹴り&叩き採集には雨は大敵。
残念ですが自然には逆らえません。
とはいえ、今回はノコギリクワガタ♂大型を見つけることが出来ました。
足音は最盛期に向かって確実に進んでいます。
また次回出直して来たいと思います。
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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先日のYukiさんのヒラタ採集のご報告に大いに触発されました。
ということで、私もヒラタを沢山採りたい気持ちになり、今回はヒラタポイントにやって来ました。
※採集地は九州:宮崎県です。
採集ポイントに到着!
この場所は主にハルニレが多いですが、クヌギの木も点在していており、特にウロ(洞)が多く、毎年ヒラタクワガタを多く見かけるポイントなんです。
ヒラタクワガタを探す場合は、樹皮裏や木のウロ(洞)が中心となりますが、それ以外にも枝先や木の根元などにいる場合もありますので、注意をして見ていくことにします。
このクヌギの樹皮裏に潜んでいたのは、
この個体。
ヒラタクワガタ♂54mm
近くの木を蹴って落ちて来たのが、
ヒラタクワガタ♂38mm
少し光沢が強めの小型個体。
そして、この木の根部の隙間、
ここの隙間に潜んでいたのが、
来ました!
見た瞬間60mmUP確実と分かりました!
ヒラタクワガタ♂63mm
今シーズン初の60mmUP個体です。
同時に、
ヒラタクワガタ♀35mm
♂♀ペアで潜んでいました。
このペアは体表も擦れ、アゴ先も摩耗している所を見ると、昨年からの越冬個体かと思われます。
木を蹴って落ちて来たのは、
コクワガタ♂44mm
綺麗な個体です。
少しポイントを移動して、
この大きなウロ(洞)の中から、
ヒラタクワガタ♂51mm
近くの別のハルニレ木を蹴って落ちて来たのが、
ヒラタクワガタ♂58mm
とても綺麗なボディ、美個体でした!
木を蹴って一緒に落ちて来たのが、
なんと綺麗なタマムシ
タマムシって本当に綺麗ですよね~。
まさに生きる宝石!!^^
このような感じでポイントを回り、他にも、
♂61mm、♂55mm~下は♂35mm位まで、順調に数を重ねて採集する事が出来ました。
このような感じで3時間程、採集を楽しみました。
ヒラタクワガタが濃いポイントだけあって、今回はヒラタクワガタばかり!
この場所に関してはコクワガタよりもヒラタクワガタの方の支配率が大きいのでしょうね。
MAXが♂63mmと♂60mmUPは2頭。
特大個体には出逢えませんでしたが、ヒラタクワガタ狙いは的中しました!^^
前回見かけたミヤマはノコギリはこの場所では期待薄いと思っていましたが、予想通りの0という結果でした。
この時期はまだまだ黒虫系が強いですね。
また次回どんな虫達に出逢えるか楽しみです。^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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