
2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第14回目のご報告です。
AM 8:30
気温:27℃
天気:晴れ
前々回は「ネブトクワガタ狙い」、前回は「コクワガタ狙い」とターゲット種を敢えて狙って採集に行きました。
今回のターゲットは、
ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタ採集と言えば、以前ノコギリクワガタを連発してGETした場所、ノコギリ祭りを味わったポイント
に再度遠出して行ってみました。
これらのハルニレの木を片っ端から蹴り落していきます!
ノコギリクワガタ♂66mm
最初からいい感じです!
ノコギリクワガタ♂54mm
ノコギリクワガタ♂67mm
ノコギリクワガタ♂53mm
ノコギリクワガタ♂63mm
前回に同様に面白いようにノコギリクワガタが落ちて来ます!
バサッ!!
その中で、 ひときわ大きい落下音がっ!!
こっ、これは大きいっ!!
素晴らしいフォルムの♂個体!
ひと目で70mm越えは確実だと断言出来る個体です!
帰宅後、早速、軽く定規を当ててみると、約♂73~74mmといった感じがします。
もう少しサイズが伸びないものかと、両アゴを揃えて伸ばし、電子ノギスで最大値を正確に計測すると、
♂74.1mm
紛れもなく、今シーズン最大のノコギリクワガタ♂個体です。
昨年(2015年)♂75.2mmという特大サイズを採集しましたが、それにも負けない程の大型個体。
今年に至っては先日の♂71.3mmに続く2頭目の70mmUP個体です。
その他には、
コクワガタ♂35mm程の個体。
今回は数頭ですが、コクワガタも落ちて来ました。
それと、
こんなやつも!!
【ゴマダラカミキリ】
体長23~35mm程度
北海道~南西諸島に生息
ヤナギやミカン等の樹皮を齧る
小さい頃、家の庭に生えてあったミカンの木で良く見かけました。とてもキレイで格好の良いカミキリムシです。
最近ではほとんど見かけなくなりましたので、懐かしい感じがします。
このような感じで、ノコギリシャワーを思う存分浴びながら、2時間程採取を楽しみました。
採集したノコギリクワガタ達の一部
今回もほぼノコギリだらけ。
今回の結果は、
種類
コクワガタ 3頭
ノコギリクワガタ 32頭
合計頭数
35頭
という結果でした。
まさにノコギリクワガタ祭り!!
第14回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?
前回ノコギリ祭りを味わったポイントは、今回も期待を裏切らずノコギリ三昧のポイントでした。
今回は特大サイズ♂74.1mm個体をGET!
このクラスのサイズはなかなか巡り合えないので、大変嬉しい出逢いでした。
ミヤマクワガタに続いてノコギリクワガタでも70mmUPが続けて採れて来たので、いよいよ個体数も増えて来たのかなぁという感じがします。
また次回、どんな虫達に出逢えるのか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第13回目のご報告です。
前回の採集では、ネブトクワガタを狙ったポイントへ採集に行きました。
その結果、ネブトクワガタ♂31mmUPという素晴らしい個体を初め、沢山のネブトクワガタに出逢う事ができました。
採集場所が変われば発生種やその数も大きく変わる、ということを痛切に感じました。
今回も一つの種を主に狙った採集をやってみたいと思います。
今回のターゲット種は、日本国内で最も身近に出逢えるクワガタのひとつ。
そうです。コクワガタです。
そのコクワガタをターゲットに採集してみたいと思います。
AM7:20
気温 :27℃
天気 :曇り時々晴れ
晴れ間が見える蒸し暑い天候です。
本来コクワガタは夜行性なので、本当は夜の採集が良いのかもしれませんが、私の採集は基本的に早朝。
この条件で、可能な限りのコクワガタと出逢ってみたいと思います。
採集ポイントに到着。
ここはコクワガタが比較的多く見られるポイントのひとつ。
早速採集に入りたいのですが、その前にここでコクワガタの採集方法について少しだけご紹介してみたいと思います。
コクワガタは、基本的にウロ(穴)や樹皮裏に多く潜む傾向があります。
しかし私が採集するフィールド(九州)では、ヒラタクワガタの勢力が強い為、大きいウロ(穴)等には大抵コクワガタではなく、ヒラタクワガタが入っている事が多いです。
なので、コクワガタを探す方法としては、比較的小さめのウロ(穴)や樹皮裏を探してみると良いでしょう。特に樹皮裏で見かける確率は高いと思います。
またコクワガタは隠れているだけでなく、木の枝上や幹などにも付いている場合が多いので、蹴り採集も意外と有効ですので、最後に木を蹴ってみることもお忘れなく。
まとめると、
コクワガタの採集の方法
①木を見つけたらウロ(穴)や樹皮裏、枝の隙間をチェック。
↓
②終わったら、最後に木を蹴って樹上の個体を落す。
こんな感じで探すと良いと思います。
前置きが長くなりました。
申し訳ございません。
今回の採集を始めたいと思います。
こちらのハルニレの枝の分岐点を見てみると、
コクワガタが樹液を舐めています。
コクワガタ♂30mm後半程の個体。
ハルニレの小さなウロ(穴)から顔を出すコクワガタ♂
樹皮の隙間にアゴを突っ込んで食事中のコクワガタ♂
クヌギの木の樹皮めくれでお食事中のコクワガタ♂
次々とコクワガタが見つかります!
取り出してみると、
コクワガタ♂48mm
なかなか大きな個体です!
こちらのハルニレの小さなウロ(穴)を覗くと、
小さなコクワガタ♂の姿が見えました。
樹液にまみれたコクワガタ♂♀ペア個体が入っていました。
ハルニレの縦長のウロ(穴)を覗くと、
縦長にクワガタが入っています。
取り出すと、
ヒラタクワガタ♂30mm程
小さかったのでコクワガタかと思いましたが、ヒラタクワガタでした。
上のヒラタクワガタを採った後で、同じ木を蹴ってみると、
バサバサッと音が、
探してみると、
ノコギリクワガタ中歯型♂56mm
今回はコクワガタがメインの採集ですが、もちろん時にはコクワガタ以外の種も採れました。
もう1頭、
ノコギリクワガタ大歯型♂67mm
この個体、レッド色が強く素晴らしい美しさです。
こちらのハルニレの木では、
木とツタとの隙間にヒラタクワガタがいました。
んっ??違う、良く見たら大型のコクワガタのようです。
落ちないように取り出して見ると、
これはコクワガタにしてはかなり立派な大型個体です。
アゴが少し細い感じがしますが、体長の伸びは見事!
帰宅後、まずはいつものように定規を当てて比較画像撮影!
50mmは確実にあるようですが、ちょっと定規が傾いてしまいました。
顎を7~8分程、きちんと開き、一番サイズが出る格好で電子ノギスできっちりと計測すると、
♂52.1mm
これはなかなかの大型個体です!
昨年は50mmジャストという個体は2頭程採集しましたが、今回はそれを2mm越え!
コクワガタの50mmUP自体なかなか出逢う事は少なくなって来ているので、このサイズには大満足です!!
♂52mmのコクワガタ以外にも、今回のポイントでは、なかなかの大型サイズが沢山採れました!
本日採集出来たコクワガタの大型ばかりを集めてみました。
このルアーケースの中に入っているのは♂44mm~48mmという個体ばかりです。
コクワガタと言えど、大型個体がこれだけ揃うと見事ですね!
こちらは小型~中型のコクワガタ♂達。
サイズでいうと、20~30mm台の個体達です。
このような感じで、3時間ほど採集を楽しみました。
今回出逢った虫達は、
コクワガタ 23頭
ヒラタクワガタ 3頭
ノコギリクワガタ 4頭
の3種、合計で30頭という結果
第13回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?
今回は主にコクワガタをターゲットにして 採集してみました。
結果的には全体の数の7割以上がコクワガタでしたので、コクワガタを狙った採集ポイントの狙い目としては、まずまず成功と言えるのではないでしょうか。
サイズ的には小型の個体~大型の個体まで様々でした。
その中でも♂52mmの個体はかなり大きく、最初はヒラタクワガタと見間違えたほどです。本当に素晴らしい個体でした。
では、また次回、どんな虫達に出逢えるでしょうか?
楽しみにして今回の野外採集記を終了させて頂きたいと思います。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第11回目のご報告です。
AM9:30
気温 :25℃
天気: 晴れ時々曇り
本日最初に出迎えてくれたのは、とても美しいコガネムシ。
どうです?素晴らしく美しいと思いませんか?
【コガネムシ】
コガネムシ科。
体長17~24mm程度
北海道~九州に幅広く生息
成虫は葉を食べ、幼虫は根を食する
風貌は似ているが、カナブンとは別種
色合い等からカナブンとよく間違われるコガネムシ。
同じ類似甲虫ながら食性は全く別もの。
しかしよく見てみると素晴らしい体色をしていて魅力的な虫でもあります。
こちらのハルニレのウロ(穴)近くを見てみると、
素早くウロ(穴)に逃げ込もうとしているクワガタを発見。
逃げ込む前に捕まえてみると、コクワガタの♂個体。
内歯の特徴も出ていない極小個体。
サイズは未計測ですが15mm程といったところ。
こちらのハルニレの木
ヒラタクワガタ♂40mm程が入っていました。
他にも、
ヒラタクワガタ程♀30mm程。
おそらく♂♀つがいで入っていたのでしょう。
この辺りはコクワ中心に黒系クワガタばかりが採れました。
その後、辺りを探してみるものの、あんまり結果が芳しくないので、思い切って場所を移動しました。
・
・
・
・
別の場所に到着。
その周辺を散策し、木を蹴っていくと、
ノコギリクワガタ♂30mm後半程の短歯タイプ。
ノコギリクワガタ♂45mm程の中歯タイプ。
面白いように落ちて来るノコギリクワガタ達、
気が付くと、
ちょっとしたノコギリクワガタ祭り!
サイズは小歯~中歯タイプが多数。
やはり場所場所で主に発生している種類にも大きな違いが見られますね。
思い切って場所替えをして正解でした。
こちらのハルニレの木を蹴ってみると、
パサッと軽めの音が・・・・・・
小さいノコギリかコクワガタかなと思って探してみると、
小さくない・・・・
いや、おおおっ、デカいっ!!
音とは反比例して予想よりもはるかに大きなノコギリクワガタが落ちていました。
採集をしていると、大きい落下音にも関わらず、大型の個体が落ちている時がまれにあります。今回のこの時はまさにそれに当てはまりました。嬉しい誤算ではありますが。。。
今季初の70mmUPに近い個体。
赤褐色のナイスボディですが、右アゴと左アゴの湾曲の開きが悪いような感じがします。
帰宅後、サイズを計測してみようと定規を当てると、約♂71mmといった感じです。
両アゴをきちんと揃えて、電子ノギスで最大値を正確に計測すると、
♂71.3mm。
今シーズン初の70mmUPのノコギリクワガタでした。
しかも70mm台を飛び越えて71mm台の大型サイズです。
ふと、近くを見てみると、
イヌビワの木と実がありました。
このイヌビワの実。今はまだ完全に熟しておらず、実もまだ固いですが、熟すると黒くなり、はじけるように割れてそこからとても甘い果汁が出て来ます。
それを目当てに小型のクワガタやカブトムシ、カナブンなどが集まることがあります。
イヌビワの熟した実に付くコクワガタ♂
(参考画像:2015年度撮影)
このイヌビワの実を見つけたら場所を覚えておいて、時折見てみるのも良いかもしれません。是非機会がありましたら試してみて下さいませ。
こんな感じで2時間程採集させて頂きました。
今回の結果は、
種類
コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
スジクワガタ
合計頭数
35頭
という結果でした。
第11回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?
今回は今シーズン初の70mmUP(正確には♂71.3mm)のノコギリクワガタに出逢えることが出来ました。
前回、前々回とミヤマクワガタの70mmUPを2回続けて採集していますが、私の場合は確率から言うとミヤマクワガタの70mmUPよりもノコギリクワガタの70mmUPに出逢える可能性の方が低いで、その喜びは一層大きかったです。
また次回、どんな虫達に出逢えるか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第10回目のご報告です。
AM 8:40
気温: 24℃
天気 :曇り
一本目のハルニレの樹皮裏に早速コクワガタを発見!
とてもキレイなコクワガタ♂20mm程度の個体。
近くにあるハルニレの木を蹴ってみると、
ノコギリクワガタ大歯タイプ♂65mm(後程計測)。
湾曲のある素晴らしい個体です!
もう一頭、
ノコギリクワガタ中歯型♂55mm(後程計測)。
2頭のノコギリクワガタが落ちて来ました。
前回に続き、今回も複数頭採れていますので、こちらのフィールドでもノコギリクワガタが活発に活動を開始し始めたような感じです。
こちらはハルニレの樹液だまりに来ていたネブトクワガタ♂。
ネブトクワガタは私の通うフィールドでは、こういったハルニレ等の樹液だまりでよくネブトクワガタを見かけます。
その 樹液まみれのネブトクワガタ♂。
とても小さく♂15mm程度といったところでしょうか。
こちらのハルニレのウロ(穴)からは、
ヒラタクワガタ♂55mm(後程計測)が出て来ました。
このヒラタクワガタが出て来たハルニレの木を蹴ってみると、
バサッと大きい音が!
慌てて落ちたポイントを探してみると、
おおっ!!
大型のミヤマクワガタです!!
体長は♂70.8mm(後程計測)でした。
前回の採集に続いて連続の♂70mmUP。
前回、吉永さん親子が採集した♂71mmと違い、少し細めの胴長、アゴ長タイプ。体毛もびっしりと、まさに出て来たばかりの個体っぽいです。う~ん、素晴らしい~!!
それともう1頭、
両アゴ先の摩耗したスジクワガタが一緒に落ちて来ていました。
体長は小さく♂15mm程でしょうか。
通常スジクワガタは樹皮裏やウロ(穴)に居ることが多いので、木を蹴って落ちてくることは滅多になく珍しいです。樹皮上を移動していた最中かもしれませんね。
このような感じで、1時間ほど採集を楽しみました。
今回出逢った虫達は、
コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
スジクワガタ
ネブトクワガタ
の6種、合計で20頭程という結果でした。
周りを散策している途中で、
久しぶりに野イチゴを見つけました。
今まで赤色、黄色と見かけましたが、今回の野イチゴはオレンジ色でした。
やはり種類が違うのでしょうか?植物の事は詳しくありませんが、甘酸っぱく美味しいことには変わりはありませんでした。
第10回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?
今回はここらのフィールドで出逢えることの出来る主要なクワガタ6種全てと出逢う事が出来ました。そろそろクワガタ達も出揃ってきた感じがします。
またミヤマクワガタは今シーズン2頭目の70mmUP!
連続の大物GETとなりました。それにただ大きいだけではなく、発生初期らしく、とても美しい個体でした。
ノコギリクワガタの方も次第に数が増えて来ています。
これからは更に個体数が増えて来ることでしょう。
ところで、今回の採集で、こんなものを使ってみました。
腰や腕に付けて、電池モーターで常に蚊とり線香の薬力を飛ばし、蚊を近づけなくする。その名も「おでかけカトリス」。
実は私が通う採集ポイントの一角にすさまじいほどに蚊が集まってくる場所があり、そこへ行くたびに蚊との格闘でした。
その場所での何か対策は無いかと思い、薬局でこの商品を見つけ試してみることにしました。
結果から言うと、まずまず効き目がありそうな感じがします。
私の場合は首からぶら下げている使っていますが、以前と比べると顔によって来る蚊の数が減ったような気がします。
もしかするとこの商品なかなか良いかもしれません。採集時に蚊に困っている方、一度使ってみるのも手かもしれませんよ。
しかし、注意点もあると思います。
使用するのは外で採集する時だけにした方が無難です。
採集した後、車に戻った後もスイッチを入れっぱなしにしておくと、車の中でその薬力が広がって、捕まえている虫達にも影響が出るかもしれません。
クワガタ達には成分的に効力が違うかもしれませんが、一応念のため、車中ではスイッチを切る事をお勧めします。
あくまでもご参考までに聞いていただれば幸いです・・・・。
では、また次回、どんな虫達に出逢えるでしょうか?
楽しみにして今回の野外採集記を終了させて頂きたいと思います。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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キュウシュウオニクワガタがぽつぽつ羽化を始めました。
キュウシュウオニクワガタを初めオニクワガタは日本在来のクワガタムシです。ただ生息する場所が高山系と標高の高い場所(主に標高1000m以上に生息)なので、通常の野外採集ではあまり見かける事が少ないと思います。
自然界では羽化後、体が固まるとすぐに地上に出て来ます。野外では7月下旬~8月頃に成虫の活動が活発になります。
そしてエサ(樹液)を取ることよりも、交配相手を求めて飛び回る事の方が多いようです。成虫寿命も短く、ほぼ1~2ヶ月程度で寿命を終える傾向があります。
今回は飼育下のキュウシュウオニクワガタが羽化してきましたので、その時の羽化時の様子をご紹介してみたいと思います。
★★羽化時の様子★★
【キュウシュウオニクワガタ♂24mm】
【キュウシュウオニクワガタ♀18mm】
【飼育種】
和名:キュウシュウオニクワガタ
産地:宮崎県産
【羽化体長】
♂24mm
♀18mm
【使用したエサ】
完熟マット(プリンカップ200cc使用)
【設定管理温度】
20℃前後(※重要)
【羽化までにかかった時間】
1~2令入して約7ヶ月程度
【その間のマット交換回数】
交換1回、200ccプリンカップ~200ccプリンカップ、マットは同じ完熟マット使用
【飼育をしてみての感想】
オニクワガタの飼育で一番重要なのは管理温度です。高山系に生息するクワガタですので、低めの温度管理が必要になります。これは幼虫飼育でも産卵時の温度でも同様で、20℃前後にキープするのが理想と考えます。
逆にこの管理温度の条件さえクリア出来れば、後はとても容易な種類だとも言えると思います。
以前飼育した時は「くわマット」と「菌糸」で羽化させましたが、今回は「完熟マット」で挑戦してみました。
結果は全く問題なく、キレイな個体(上記が羽化してくれました。
今はまだ上記2頭を含む数頭の羽化ですが、他の個体の様子もちょっとご紹介してみたいと思います。
前蛹状態の幼虫
小さいですが、キレイな蛹室を作っています。
こちらは♂の蛹。小さくても立派な大アゴが見えます。
こちらは羽化が近い♂の蛹。
蛹が色付き始めて羽化が近いことを表しています。
如何でしたでしょうか?今回はキュウシュウオニクワガタの羽化の様子をご紹介させて頂きました。
キュウシュウオニクワガタを含めたオニクワガタは体長は大きくても2cm半ば位の小型クワガタですが、じっくり見てみると、何かに似ていると思いませんか?
そうです、あの有名な外国産クワガタ「オウゴンオニクワガタ」にフォルムが意外にそっくりなんです。
「キュウシュウオニ」と「ローゼンベルグオウゴンオニ」比較
勿論色や体長は全然違いますが、その格好よさはかなりのものだと感じます。
もオニクワガタがオウゴンオニと同じくらい体長が大きければその人気はかなりのものになっていたのではないかと私的にはそう思ってしまいます。
皆さんも機会がございましたら是非飼育してみて下さいませ。
※今回ご紹介した飼育のやり方や、虫に対する考え方等はあくまで私Shihoの個人的なやり方や考え方であってそれを強要するものでは御座いません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです。ご理解&ご了承の程、よろしくお願い申し上げます※
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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。
第9回目のご報告です。
今回の採集は私一人だけではありません。
昨年8月15日の飼育日記【2015年度 No.12】にも登場してくれた、クワカブ仲間と一緒に楽しく採集してきました。
【一緒に採集してくれたメンバー】
小松裕氏
吉永真氏(お父さん)
吉永淋くん
今回も登場してくれるのは、いつもお世話になっている昔からの友人小松裕氏と、クワガタ大好き家族、吉永真氏と、息子さん(淋くん:小学2年生)です。
今日は皆を色々と話ながらのんびりと昆虫採集を楽しみたいと思います。
AM 9:30、気温:24℃、天気:晴れ
現地到着。皆での楽しい採集にお天気も味方してくれたのか、久しぶりの晴天です。
昨年より少し大きくなった淋くんがハルニレの木に蹴り一発!
すると一本目からバサバサッと大きな音が!!
いきなりの大型ノコギリ♂65㎜GETで、淋くんもこの笑顔!!
淋くんの大型GETに触発されたのか、小松氏もガンガンと林の中に入っていきます。小松氏もクワガタ採集歴は15年以上と、既にベテランの域です。藪の中でも全く躊躇ありません。さすがです。
そして強烈な蹴り一発!!
こちらもバサッバサッと音が!!
こちらもノコギリクワガタ大歯タイプ♂64mm。
小松氏も大型ノコギリGETです!
それともう1頭、
ミヤマクワガタ♂50mm。
小松氏ミヤマクワガタもGET!!
小型ながらも体毛も揃い美しい個体です。
その後は小松氏と、吉永さん:お父さん、私が蹴り、淋くんが落ちて来るクワガタを探す という連係プレーを見せて、
ヒラタクワガタ♂51mm。
ノコギリクワガタ♂48mm。
コクワガタ♂38mm。
と次々とクワガタをGETしていきました!
少し場所を移動して、
こちらのハルニレの樹皮裏からは、
ヒラタクワガタ♂56mmをGET!!
そして近くでは、
このハルニレの木を吉永さん:お父さんが蹴ってみると、
こちらもヒラタクワガタが落ちて来ました。
体長は♂45mm程。
擦れもなくキレイなヒラタクワガタです。
ふと近くにあったクヌギの木を見上げると、
おおっ、今シーズン初のカナブンを発見!
キレイなグリーンタイプのカナブンです。♂個体でした。
昨年はグリーン、ブロンズ、スーパーレッドと様々な体色のカナブンに逢うことが出来ました。未だ見たことのない、ブルーやパープル個体、今年こそは逢ってみたいものです。
こちらのハルニレには樹液だまりがあります。
すかさず小松氏が掻き出し棒にて反応しました。
小松氏がウロだまりより取り出したのが、こちらの個体。
ネブトクワガタ♂10mm程度。
凄く小さいですが、これも立派なクワガタです。
今度は比較的細めのハルニレの木、
吉永さん:お父さんと淋くんとのダブルキック!!
バサッ、バキバキッ!!
ひときわ大きな音が!!
おおお~っつ!!(一同)
こっ、これは素晴らしいっ!!
ミヤマクワガタ♂71mmの大型個体!!
今シーズン初の70mmUPのミヤマクワガタです!!
サイズも型も体毛も、全てバランスの整った良型個体です。
やってくれました!!
吉永さん親子パワーがさく裂です!!
お見事です!!
大型ミヤマクワガタGETに満足の余韻を残しながら、このような感じで2時間位採集を楽しみました。
採集したクワガタ達の一部
今回の結果は、
種類
コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
ネブトクワガタ
合計頭数
27頭
という結果でした。
大型ミヤマクワガタGETに喜ぶ吉永さん親子!!
第9回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたのでしょうか?
今回は気分を変えて、多人数での採集となりました。
やはり大勢でワイワイ言い合いながらやる採集はまた違った楽しさがあります。採集に参加して下さった皆様、本当にお疲れ様でした。
採集頭数は昨年ご一緒した時と比べると全然少ないですが、今の時期はまだまだクワガタシーズン始まったばかりですので、全然悲観する結果ではないと思います。
また是非一緒に採集行きましょうね。
今日は楽しい採集ありがとうございました!!
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・
と、今回の採集記を締めくくるはずでしたが、
着替えをして帰り際、最後の最後まで粘って、淋くんが、さらにノコギリクワガタを採ってきました。
最後の採集個体は♂67mmのノコギリクワガタ大型個体。
この虫に対する熱心さ、見事です!!
是非、月虫のメンバーになって欲しいくらいですね。
またの活躍を期待しております!
※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。
第8回目のご報告です。
AM 8:00、気温:24℃、天気:曇り
この時期、道端によく見かける黄色い花。
コスモスに似ているけど、違う花なのでしょうか?
採集を開始です。
ハルニレのウロ(穴)から体を出しているコクワガタを発見。
小さいながらもかろうじて大歯型にはなっています。
体長♂30mm位といったところでしょうか。
ついでに木を蹴ってみると、
ノコギリクワガタ小歯型♂25mm程度が落ちて来ました。
この位の小型サイズになると、大歯型に見られるような湾曲のあるアゴは全く見られず別種類のクワガタのように思えます。
本当に工具のノコギリのようです。ノコギリクワガタって名前の本当の由来は小歯や中歯タイプを見て名付けられたのではないのでしょうか?そう思ってしまう私でした。
こちらのハルニレの木では、
小さいクワガタがいました。
しかし樹液の出ている箇所はショウジョウバエ軍団が独占しています。すごい数です。
ショウジョウバエが集まっている所のわずかな樹皮裏(画面中央付近)にもお尻だけ見えているクワガタがいます。おそらくですが、かなり小型のコクワガタではないかと思います。
こちらに気配に気付いたのか、
見えていたクワガタが落下し、枯れ葉に突き刺さりました
小さいヒラタクワガタ♂です。
体長は♂20mm位でしょうか。
キレイな個体ですが、アゴ先は意外と摩耗していますね。
こちらのハルニレを蹴ってみると、パサッと音がしました。
なんと、カブトムシの♂!!
小さい個体ですが、間違いなくカブトムシの♂です。
ここらのフィールドでは、カブトムシが主に現れるのは早くても7月位。この早い時期にカブトムシに出逢えるとは全く思っていませんでした。カブトムシは今シーズン初採集です!
それと、もう一頭落ちて来ました。
ノコギリクワガタ♂66mm(後程計測)。
アゴの湾曲も申し分なく美しい個体です。
こちらのハルニレでは、蝶のスミナガシと、とてつもなく大型のスズメバチを発見!
画像だけでは伝わりずらいですが、本当に大きい!
この大きさはおそらく女王蜂かもしれません。
産卵を前にエネルギー補給をしているのでしょうか?
この時期のスズメバチはまだそこまで凶暴ではありませんので、うかつに手を出したりしなければよほどの事が無い限り攻撃してこないように思えます。
しかし油断は禁物なので、見かけたらそっとスルーしておくのが賢明でしょう。
このような感じで、1時間ほど採集を楽しみました。
今回出逢った虫達は、
コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
カブトムシ
の4種、合計で15頭程という結果でした。
今回は都合により採集時間が短かったせいか少数頭になってしまいました。
第8回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたのでしょうか?
この時期にしてカブトムシ♂に出逢う事が出来たのは嬉しい誤算でした。
ネットで調べると、全国的に他の地域でもカブトムシは採れているみたいなので、そう珍しい事ではないようです。
しかし私が通うフィールドでは珍しい事。
素直にこの出逢いを感謝し、喜びたいと思います。
また次回、どんな虫達に出逢えるでしょうか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。
第7回目のご報告です。
AM 8:00、気温:24℃、天気:曇り
6月に入っているのにノコギリクワガタやミヤマクワガタの出があまり良くないので、今回は少し遠出して雰囲気を変え、いつものとは違うフィールドに来てみました。
この辺りにもハルニレの群生があります。
これらの木にはウロ(穴)は開いていないので、片っ端から蹴ってみると、
おおっ、最初からノコギリクワガタが落ちて来ました!
中歯タイプ♂50mm程度といったところでしょうか。
こちらもノコギリクワガタ小歯タイプ♂35mm程の個体。
おおっ、大歯タイプ♂64mm(後程計測)!
面白いようにノコギリクワガタが落ちて来ます!
その後も
中歯タイプ♂50mm程度。
大歯タイプ♂65mm(後程計測)。
湾曲の素晴らしい大歯タイプ♂67mm(後程計測)!!
今シーズン初のノコギリクワガタ♀個体!
しかもなかなかの大型で♀40mm程はありそうです。
1時間も経たない内に、
管理用ルアーケースはノコギリクワガタでいっぱいに!!
面白いように落ちてくるノコギリクワガタに夢中になりながら採集させて頂きました。
今回の採集結果は
ノコギリクワガタ♂19頭
ノコギリクワガタ♀1頭
合計20頭
という結果でした。
まさにノコギリクワガタ祭り!
第7回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたのでしょうか?
前回まであれだけ採れず惨敗していたノコギリクワガタが、今回はまさかのタコ採れ状態!しかも1時間もかけずに。
このポイントではノコギリクワガタばかり採集。
しかも♂ばかりで♀はたったの1頭のみ。
本当にノコギリのみで、コクワやヒラタ等は一頭も見かけず。
確かにいつもの場所とは違い平野部に近い場所にある為標高の違いはあるといえばあるかもしないが・・・・。
それにしても場所が違えばこんなに極端なこともあるんだなぁ・・・と深く実感した今回の採集でした。
また次回、どんな虫達に出逢えるでしょうか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。
第6回目のご報告です。
AM 8:10、気温:25℃、天気:曇り
先日より続いている雨で少し湿度が高くなっています。
天気は曇りですが、時折晴れ間ものぞくような雰囲気です。
さぁ頑張って採集開始です!!
ハルニレの樹皮裏に、コクワガタの姿が見えました。
取り出して見ると、これは立派な大型のコクワガタです。
♂45mm(後程計測)ありました。
黒光りのする素晴らしい個体です!
この少し大きいハルニレの木を蹴ってみると、バサバサッと複数の音が!
慌てて音のあった方を探すと、ミヤマクワガタの♀です!
今季初採集のミヤマクワガタの♀です。
かなり大きなサイズで♀45mm(後程計測)ありました。
それと同時に、
ミヤマクワガタの♂64mm(後程計測)も一緒に落ちて来ていました!
まだ黄金色の体毛も美しいミヤマクワガタの新成虫です。
素晴らしく美しい個体です!!
また更に、
おおっ、ノコギリクワガタの♂もいました!!
ノコギリクワガタは今シーズン初採集です。
これも擦れの無い美しい個体です。しかも大歯型!!
体長は♂64mm(後程計測)でした。
クワガタシャワーで興奮さめやらぬ後、少し移動した所のハルニレの木のウロ(穴)に、
大きいヒラタクワガタの姿を発見。
奥に逃げられないようにすかさず掻き出し棒を突っ込んで逃げ道を塞ぎます!
取り出して見ると、
こっ、これは・・・・(唸
まるでツシマヒラタを連想させるような歯型。
体長は♂69.1m(後程計測)という特大個体です!
擦れも無く、素晴らしい個体です。
4年ほど前、同じ採集地で♂71mmUPのヒラタクワガタを採集しましたが、その時の個体の型とよく似ています。その個体も同じようなツシマヒラタ型の歯型を持った個体でした。
もしかすると、あの時の個体の子孫??
ふとそんなロマンを思ってしまいました。
現在でこそ、本土ヒラタクワガタの♂70mmUPでさえブリード個体においてはそこまで珍しいものではありませんが、野外採集のワイルド個体となると話は別もの!
自然環境は段々と悪くなっている傾向があるせいか、♂65mm以上の個体に出逢えるのはまれ。私の通うフィールドでも年々大型個体が採れる確率はひと昔に比べると格段に下がって来ています。
このような感じで今回も2時間程採集を楽しみました。
今回も集まったクワガタ達
気になる今回の結果は、
コクワガタ♂10頭
コクワガタ♀4頭
ヒラタクワガタ♂3頭
ヒラタクワガタ♀1頭
ミヤマクワガタ♂1頭
ミヤマクワガタ♀2頭
ノコギリクワガタ♂1頭
スジクワガタ♂1頭
合計23頭
という結果でした。
一息ついて、今回も野イチゴを探していたら、
・・・・・・・・でかい。
2mはあろうかという大型のヘビと遭遇・・・・。
それにしてもデカい。
詳しくはありませんが、アオダイショウでしょうか?
カメラのズームアップ機能を利用して遠くから撮影してみました。良く見るととても美しいヘビですね。鱗がとてもキレイで、つい見とれてしまいました。
しばらく撮影等して眺めていたら、こちらの気配を察したのか、自分から去って行ってくれました。
第6回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたのでしょうか?
今回の目玉は何といっても素晴らしく美しく大型のヒラタクワガタ♂69mmですね。これだけキレイで美しい個体とはなかなか出逢う機会は少ないです。
また今シーズン初のノコギリクワガタ、ミヤマクワガタの♀にも出逢う事が出来ました!
前回の採集(第5回目)が雨で泣かされたので、今回は山の神様が味方をしてくれたのかもしれません。
ありがとうございます、山の神様。
深く深く感謝申し上げます。m(_ _)m
また次回、どんな虫達に出逢えるでしょうか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。
第5回目のご報告です。
AM 8:40、気温:25℃、天気:晴れ時々曇り
薄曇りの中、採集地に着くと大粒の野イチゴを発見!
あまりの大きくキレイな野イチゴに感動させられました。
言うまでもなく数粒堪能させて頂いて、さぁ採集開始です。
ハルニレの樹皮裏にヒラタクワガタ♂を発見。
取り出してみると、小型のヒラタクワガタ♂30mm程。
こちらのクヌギの木では、樹皮の隙間から出るわずかな樹液を舐めるコクワガタ♂を発見。
上記画像を拡大撮影してみました。ほとんど樹液は出ていないように見えるのですが、コクワガタは懸命にお食事中です。
上のコクワガタを撮影してたら、木の裏側で何か落ちました。
拾い上げてみると、別のコクワガタの♂。
私の気配に感じて木から落ちたのでしょう。
とてもキレイな♂です。
ふと足元を見ると、
ノコギリクワガタ♂大歯型の頭部死骸を見つけました。
おそらく昨年度にお亡くなりになったノコギリ♂でしょう。
今年はまだノコギリクワガタ♂を見ていません。
発生が遅れているのか、それとも私がたまたま出逢っていないだけなのか・・・。
気分よく採集していると、
突然の大雨。
採集を始めてまだ20分位しか経過していませんが、かなり大粒の雨が落ちて来ました。
・・・・・約1時間程車の中で雨が弱くなるのを待ちましたが、雨は更に激しくなり、止む気配はなさそうです。
こうなっては虫も隠れてしまいますし、木を蹴っても落ちてくる雨粒の音で虫が落ちる音も掻き消されてしまい発見は難しくなります。
ミヤマクワガタやノコギリクワガタなど、主に木の樹上にいるクワガタは雨に負けまいとがっちりと枝をつかんだり、枝の隙間や葉陰にかくれたり等の行動をするので、採集はより困難になりがちです。
採集初めの頃は、時折晴れ間も見えていたのに・・・。
山の天気は変わりやすいというのは本当ですね。
自然の流れには逆らえません。
残念ながら今回の採集はここで終了としました。
今回の採集結果は
コクワガタ♂2頭
ヒラタクワガタ♂1頭
合計3頭
という結果でした。
第5回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたのでしょうか?
今回は突然の雨のせいでわずか20分位しか採集出来ず、残念な結果になりました。
しかしこれも野外採集。甘んじて現実を受け止め、また次回に期待したいと思います。
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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