ペレンメタリフェルの羽化報告です。
【飼育種】
和名:ペレンメタリフェルホソアカ
学名:Cyclommatus metallifer finae
産地:ペレン島産
累代:CB
【羽化体長】♂78mm
【使用したエサ】きのこMat
【使用した容器】500ccブロー容器使用(最終の蛹化時期には横にして使用)
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約5ヶ月(合計約7ヶ月程度)
おなじみメタリフェルホソアカ。
その中でもブルーやグリーンの色合いが出やすいペレンメタリフェルの紹介です。
上記でも書きましたが、500ccブロー容器で飼育しました。幼虫自体もオオヒラタの幼虫などほど大型にはならないのでこの容器でも大丈夫だと思います。ただ最後の蛹化前の時期には蛹室のスペースを考慮して、容器を横に寝かせました。細長く蛹室を作り実に上手く羽化してくれました。
この個体は78mmとまだまだ大型とは言えませんが、とてもキレイで満足しております。更なる大型を目指して精進致します。(^^)
使用したアイテム

今回はプラティオドンネブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:プラティオドンネブト
学名:Aegus platyodon leopoldi
産地:イリアン産
累代:CB
【羽化体長】♂45mm、♀25mm
【使用したエサ】完熟Mat
【使用した容器】500ccブロー容器使用
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約4ヶ月(合計約6月程度)
久々登場のプラティオドンネブト。和名通称オノツキネブト。
飼育はとても簡単です。今回は完熟Matを使用しましたが問題なく羽化してくれました。
まただいぶ前の日記内でもご紹介しておりますが、産卵も非常に簡単です。
以下のセッティングで問題なく爆産してくれます。
(2004/4/6日記参照)
【産卵のセット方法】
使用するマット:黒土Matもしくは完熟Mat
使用するケース:クリーンケースSSかクリーンケースSクラス
設定温度:25℃前後。
産卵セットの内容:ケースの7割程度をほんのり固く詰める。残り2割程度はふんわりと。
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)
図示すると以下の様な感じになります。
ネブト系の産卵はマットの熟度が必要ですのでクワガタ系マットよりはカブト系マットで産卵させるのがポイントです。 2004/4/6にご紹介した日記では3♀より120、115、109幼虫が取れております。
ネブトは小型種ですが体長50mmに近くなると迫力も出てきます。
是非一度機会がありましたら挑戦してみて下さいませ。(^^)
使用したアイテム
ビルマゴホンヅノカブトの羽化報告です。
この個体は少し前に羽化した個体です。
【飼育種】
和名:ビルマゴホンヅノカブト
学名 Eupatorus birmanicus
産地:タイ産
累代:F2
【羽化体長】♂69mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回4回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約12ヶ月(合計13ヶ月程度)
うさぎちゃんの愛称で親しまれているビルマゴホンヅノカブト。通称ビルマニクス。エナメル質なボディと発達する角でファンが多いカブトです。飼育自体はとても簡単できのこMatでグングン育ってくれます。
今回ご紹介するこの個体も角も良く伸び比較的大型になると思います。正面から見ると胸角の形はほんとうにうさぎの耳みたいで可愛いです。無事羽化してくれて感謝です。(^^)
使用したアイテム
先日のサタン羽化に続き、再びサタンオオカブト羽化のご紹介です。
【サタンオオカブト♂97mm】
【サタンオオカブト♀68mm】
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2
【羽化体長】♂97mm、♀68mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ♂クリーンケースS、 ♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度、♀6回程度
【設定管理温度】18~20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約22ヶ月(合計24ヶ月程度)
♀2令投入して約21ヶ月(合計23ヶ月程度)
先日もご紹介しましたサタンオオカブト。もう一個体羽化してきていますのでご紹介致します。
この個体も前の個体同様、約2年の歳月をかけてやっと羽化してくれました。
前回の個体よりほんの少し体長UPです。なかなかキレイな個体だと思います。
前回の文章と重なってしまいますが、幼虫飼育自体はとても簡単で、マットも問題なくすくすくと育ってくれます。ですが、ひとつだけ注意が必要です。それは皆さんも既にご存知の通り管理温度です。サタン飼育には低温管理は欠かせません。これはネプチューンにも言えることだと思います。
この個体も熟成次第産卵に入ります。
結果はまたこの日記上でご報告致します。お楽しみに。(^^)
使用したアイテム
今日はアフリカの雄、ケンタウルスオオカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:ケンタウルスオオカブト
学名 Augosoma centaurus
産地:アフリカ産
累代:F2
【羽化体長】♂89mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ♂♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約18ヶ月(合計20ヶ月程度)
アフリカの大型カブト、ケンタウルスです。
幼虫期間は長いですが、飼育はとても簡単できのこMatでグングン大きくなります。この♂もサイズ89mmと大型の部類に入ると思います。
またマットの劣化にも強く並大抵の事では死亡せず蛹化~羽化の際も多少の悪環境でもほぼ問題なく羽化してくれます。とても飼い易い種だと感じました。
ただ冒頭にも書きましたが幼虫期間が多少長いのがネックですが、羽化した時の迫力とエナメル張りの光沢さはとても美しいです。是非一度機会がありましたらオススメする種の一つです。(^^)
使用したアイテム
今日はサタンオオカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2
【羽化体長】♂95mm、♀66mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ♂クリーンケースS、 ♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度、♀6回程度
【設定管理温度】18~20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約22ヶ月(合計24ヶ月程度)
♀2令投入して約21ヶ月(合計23ヶ月程度)
誰もが知るカブトのキング、サタンオオカブト。
約2年の歳月をかけてやっと羽化してくれました。
幼虫飼育自体はとても簡単で、マットも問題なくすくすくと育ってくれます。ですが、ひとつだけ注意が必要です。それは皆さんも既にご存知の通り管理温度です。サタン飼育には低温管理は欠かせません。これはネプチューンにも言えることだと思います。
以前25℃前後の温度管理下でネプ、サタンを飼育した所、幼虫は育つのですが、蛹化もしくは羽化前に大部分が不全個体となってしまいました。特に多かったのは蛹化不全でした。きちんとした蛹の形を形成出来ずに奇形の蛹になってしまったり、そのまま蛹の段階で死亡するケースでした。
幼虫の段階では何も問題が無いように見えたのですが、実際はダメージを受けていたのでしょう。そのせいで蛹化不全という形が出てしまったのだと思います。
今回の個体達はその教訓の元、最初から18~20℃と徹底した低温飼育の元で管理し見事キレイに羽化してくれました。サタン、ネプには低温飼育・・・これは王道みたいですね。
♂♀共にとても元気のいい個体です。まだ休眠期間中ですので産卵はもうしばらく先になりそうです。今度は産卵でよい結果を残したいと思います。(^^)
使用したアイテム
先日8/16にご紹介しましたプリンカップ860cc内で蛹化しましたヘラヘラの♀蛹が無事羽化しましたのでご報告いたします。
8/16の日記内で述べた画像と一部同様になりますが順を追ってご紹介いたします。
【飼育種】
和名:ヘラクレス・ヘラクレス
学名:Dynastes hercules hercules
【羽化サイズ】♀67mm
【使用したエサ】きのこMat
【使用した容器】 プリンカップ860cc
【えさ交換回数】途中5~6回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入してで約11ヶ月(合計12ヶ月程度)
この♀個体は結果67mmで羽化してくれました。
最初から最後までプリンカップ860ccでの飼育でしたが、プリンカップ内でのこのサイズ羽化は満足しております。きちんとえさ交換をししっかりと管理してあげれば狭い容器でも十分に飼育出来るということですね。(^^)
使用したアイテム
羽化サイクルの早いパプアキンイロクワガタが続々羽化してきました。
まずは♀の羽化ラッシュです。
【飼育種】
和名:パプアキンイロクワガタ
学名:Lamprima adolphinae
産地:アルファック産
累代:CB
【羽化までの内容】
体長♂まだ未計測。 ♀25~28mm
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:120ccプリンカップ使用
羽化までの期間:初令幼虫~約5ヶ月
蛹室より取り出した際の画像を撮影してみました。
【飼育容器の120ccプリンカップ】
【ケース底面のブルー系色タイプの♀】
【ひっくり返しました】
【アップ画像:キレイに蛹室が作られています】
【取り出した個体、まだ羽が柔らかいです】
【別の個体イエロー系色タイプの♀】
【ひっくり返したところ】
【頭部レッド+ボディイエロー+足ブルーの個体】
こんな感じで次々と羽化して来ています。
やはり♂の方が若干羽化が遅く、まだ♂の大半は蛹や3令後期のものが多いです。
カラーバリュエーション豊富なパプキン、何の色合いが出るか楽しみですよね。(^^)
使用したアイテム

今日はまたちょっと珍種な小型ノコギリ:グエラチノコギリの羽化報告です。
【飼育種】
和名:グエラチノコギリクワガタ
学名 Prosopocoilus guerlachi
産地:ベトナム・ダラット産
累代:CB
【羽化体長】♂45mm
【使用したエサ】きのこMat
【使用した容器】500ccブロー容器
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計9ヶ月程度)
先日のグラキリスに続き同じベトナムの小型ノコギリ種。体長自体は45mmと、ギラファ等の大型ノコギリに比べると小型ですが、元々小型種ですのでこの大きさで十分満足しております。
幼虫飼育はとても簡単で、今回はきのこMatで十分大きくなってくれましが、くわMat、もしくはElement800等の菌糸でも大きくなってくれると思います。
産卵も非常に容易でマットのみ、マット+材、どちらの方法を取っても良いです。
以下の様な感じです。
①マットのみセット
クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動
②マット+材
クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動
材を使用するときは柔らかめの材が望ましいです。
私は②の方法でセットしましたが、材からもマットからもどちらからも幼虫が得られました。その時は産卵数は40頭前後(卵含む)は取れました。
一見みためではあまりパッとしない小型ノコですが、なかなか味がありよい虫です。是非機会がありましたら挑戦してみて下さいね。(^^)
使用したアイテム
連休明け、皆様いかがお過ごしでしょうか?今日も羽化報告をご紹介します。今日はゴロファ・クラビゲールです。
【飼育種】
和名:ゴロファ・クラビゲールタテヅノカブト
学名:Golofa claviger
産地:ペルー産
累代:F1
【羽化体長】♂54mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1500ccブロー容器(径137mm×高さ130mm)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約10ヶ月(合計12ヶ月程度)
ゴロファの雄、クラビゲールです。割り出した順に画像をつけて見てみましょう。
③蛹室上面をそっと削ってみました。すると・・・・クラビ♂が出てきました。
⑤クラビ登場(真上からの画像)胸角はキレイな大きなひし形をしています。
⑥クラビ登場(斜めからの画像)他のゴロファ亜種と比べても胸角の割合が太いです。
このクラビゲール、飼育はとても簡単です。きのこMatで問題なく育ってくれました。まだちょっと小ぶりな個体ですが羽化不全もなくキレイに羽化してくれたので満足しております。(^^)
最近のコメント