中型のグラントシロカブトの羽化報告です。
♂74mmになります。身体がまだ湿っていて黒ずんでいますが元気な個体です。
以下がこのグラントの羽化データになります。
飼育種:グラントシロカブト
羽化サイズ:74mm
使用したエサ:きのこマットのみ
使用した容器:1800ccブロー容器
投入時期:2令
投入~羽化までの期間:11ヶ月
その間のえさ交換の回数:3回
グラントは幼虫飼育はとても簡単なのですが、一番のネックは皆さんご存知のように卵~孵化にあります。ちなみにこの個体は採卵してから孵化するまでに約5ヶ月かかりました。
他の個体も全てそうかというとそうではなく、全てバラバラで、早いものでは1ヶ月で孵化するものもあれば長いものになると8ヶ月もかかって孵化したものもありました。
この辺の謎が解ければよりスムーズに飼育も出来るのですが、今の時点では詳しい事は分かっていないようです。
こうやってみるとなかなか可愛い顔していますね。まだまだ大型になる種ですので、更なるサイズアップを目指して頑張ります。(^^)
使用したアイテム
寒さ厳しいこの時期、当園の生体管理ルームではオオクワが羽化してきました。
上記画像の個体は以下のような方法で飼育しました。
飼育種:オオクワガタ(日本、福岡県産)
体長:72mm
飼育したエサ:きのこマット、1100ccPPボトルの空ボトルを利用しました。
投入時期:初令
投入から羽化までかかった時間:13ヶ月
エサ交換回数:3回程度
設定温度:23℃前後
今回羽化した個体はマット飼育、きのこマットのみで羽化させました。添加剤などは一切使用しておりません。無添加きのこマットのみです。
通常この程度のサイズですと菌糸を利用すれば半年一化でも羽化してきます。今回の収穫はマット飼育による70mmUPが出来た事にあると思います。
ただ全ての個体が70mmUPあったわけでなく、羽化している12♂中の最大個体を今回紹介しました。ちなみに最小個体は60mmでした。
まだ蛹の個体もいますので、これからの羽化も楽しみにしております。この個体サイズを上回る個体が出来ますように。(^^)
使用したアイテム
中国ニセシカクワガタが羽化しました。♂54mmです。
羽化までの詳細内容は以下のとおりです。
<羽化までの内容>
使用したエサ くわマット:600cc広口ガラスビン容器使用
設定温度 23~25℃前後。
エサ交換回数 交換なし
羽化までの期間 約6ヶ月:2令投入
中国クロツヤシカの羽化データです。
今回は、600cc広口ガラスビンにくわマットを使用して1本で羽化させました。
投入令数は2令です。エサはくわマットのみ。
サイズ的には中型程度です。
黒光りした光沢と足の赤色のコントラストが見事な虫です。(^^)
使用したアイテム
飼育種:エレファス オキシデンタリス
羽化サイズ:122mm
使用したマット:きのこマット
使用した容器:小プラケース(W230×D155×H170)
管理設定温度:25℃前後
水分量:適量/多からず少なからず
羽化までの期間:18ヶ月
エレファス オキシデンタリスが羽化してきました。毎度おなじみの小プラケース管理で、人工蛹室なしできれいに羽化してくれました。(羽化したケースの画像を添付しましたので御覧下さいませ)
♂122mmとエレファス オキシデンタリスではなかなかのサイズだと思います。さすがにヘラクレスなどと違い羽化までには18ヶ月かかりました。ですが、満足できる個体に仕上がりました。(^^)
使用したアイテム
飼育種:ヘラクレス・ヘラクレス
羽化サイズ:138mm
使用したマット:きのこマット
使用した容器:小プラケース(W230×D155×H170)
管理設定温度:25℃前後
水分量:適量/多からず少なからず
羽化までの期間:12ヶ月
今年最初のヘラクレスへラクレスの羽化になります。この個体は人工蛹室を使わず小プラケースそのままで羽化させました。
蛹室の形状は幸いにもケースの長い方に平行に作ってくれましたので、無事羽化してくれました。あまり大型ではありませんが、今年羽化1号としてご紹介しました。
使用したアイテム
新年、あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年も色々とデータを取って皆様にご紹介出来るように頑張りたいと思います。
また、昨年末に、この日記の形式が変更になりました。
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どうぞ本年もよろしくお願い致します。(^^)
月夜野きのこ園 飼育担当:Shiho
使用したアイテム
オリクテス・ボアスサイカブトが羽化しました。♂45mmです。
羽化までの詳細内容は以下のようになります。
羽化までの内容
使用したエサ・きのこマット使用:容器800cc菌糸ビンの空容器使用
設定温度・23~25℃前後。
エサ交換回数・交換なし
羽化までの期間・約5ヶ月:2令投入
アフリカのサイカブト・ボアスサイカブトの飼育(羽化)です。
この種は産卵、幼虫飼育共にとても容易で羽化してくれてくれます。
今回もまだまだ小型ながら第1号が羽化してくれました。更なる大型が羽化してくることを期待します・(^^)
使用したアイテム
ラミレスゾウカブトの幼虫飼育(個体A)についてです。
今回は途中経過になりますが、マット交換時において体重測定をしましたのでご紹介いたします。
・飼育種:ラミレスゾウカブト(個体A)
・体重:162.5g
・孵化~現在までの期間:約30ヶ月
・使用したエサ:きのこマットのみ(無添加)
・温度管理:23~25℃前後
・水分量:適量
・使用した容器:小プラケース
・これまでにおけるエサ交換の回数:7~8回程度
このラミレスゾウカブトの幼虫は上記のような感じで幼虫飼育を致しました。さすがに幼虫期間は長く3年近くかかっております。ただもう黄色くなってきているので、もうそろそろだとは思うのですが・・・。
またおいおい追ってデータ公開して行きますのでお楽しみに。(^^)
使用したアイテム
スリナムミツノの産卵セット3回目の割り出しを行いました。
♀死亡を確認しましたので、最終の集計結果をご報告致します。
画像は個体の参考画像です。
『スリナムミツノカブト:CB』
~セット内容:(完熟マットのみ:ケース底5~7センチ程固め)使用ケース:中プラケース
設定温度:25℃前後
1回目:32卵
2回目:28卵
3回目:17卵
結果合計77卵(今の所孵化58頭)
上記が3回に分けた産卵結果の合計です。
100には届きませんでしたが、まずまず満足しております。
孵化に関しましては、まだ3回目に回収した卵がほとんど孵化しておりませんおで、最終的な孵化数は分かりません。
1回目、2回目の卵はほぼ完全に孵化しておりますので、問題ないとは思っております。(^^)
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