少し前の個体になりますが、コガタヒメカブトの羽化情報です。
【飼育種】
和名:コガタヒメカブト
学名:Xylotrupes pauliani
産地:マレーシア
累代:CB
【羽化体長】♂40mm ♀33mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 460ccブロー容器(径85mm×高さ100mm)
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約5ヶ月(合計6ヶ月半程度)
久しぶりにヒメカブト属の登場です。
ヒメカブトの中でもとりわけ小型のヒメカブト、コガタヒメカブト(和名)です。
飼育は幼虫飼育、産卵共にとても簡単です。
460ccブロー容器程度でも十分に大型になり、キレイに羽化してくれます。
ヒメカブトの仲間は日本のカブトムシ同様蛹室を縦方向に作るので、底面よりも縦方向のスペースが必要になります。その点ではスペース的には重宝する種だとも言えます。
名前の通りとてもコガタですが、色合いもキレイでとっても可愛いです。(^^)
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今日はギラファノコギリの羽化報告です。
体長が最大になるkeisukei亜種です。
【飼育種】
和名:ギラファノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus giraffa keisukei
【羽化体長】♂108mm
【使用したエサ】菌糸ビン:Elementシリーズ1100cc~1400cc
【えさ交換回数】 途中1回の合計2本使用
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約10ヶ月
皆さんにもなじみの深いギラファノコギリ(keisukei)です。
このギラファは体長108mmで羽化しました。サイズ的に大型ではなくはまずまずといった所です。
飼育はとても簡単です。菌糸ビンElementシリーズでグングン大きくなってくれます。
1本目の菌糸ビン1100ccをほぼ8割がた喰い切った所で1400ccに交換、その時のグラム数は44gでした。
後は1400ccの菌糸ビンを2/3程度喰い上がった所で蛹化。
蛹室を斜めにつくり狭い容器の径でも蛹室の全長を稼いでいたようです。
そしてキレイに無事羽化。バリバリ元気です。
なかなか迫力ありますよ。
産卵も幼虫飼育も容易な方ですので、飼育されたことがない方、是非トライしてみてはどうでしょうか。(^^)
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今日はサビイロカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:サビイロカブト
学名:Allomyrina pfeifferi celebensis
【羽化体長】♂40mm ♀35mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 460ccブロー容器(径85mm×高さ100mm)
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約5ヶ月(合計6ヶ月半程度)
サビイロカブトは飼育事態はとても簡単な種です。
野外ものの入荷は聞かなくなりましたが、養殖ものとしては結構出回っております。
産卵&幼虫飼育共にきのこマットで行いました。
よっぽどの悪環境にならない限りきちんと羽化してくれる。強い虫です。
ビロード状の毛並みがとてもキレイな小型カブトです。(^^)
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今日はエレファス・エレファスゾウカブトのえさ交換です。
【飼育種】
和名:エレファス・エレファス ゾウカブト
学名:Megasoma elephus elephus
【エレファスゾウカブト成虫♂の参考画像】
【幼虫の重さ】143.9g
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】クリーンケースSサイズ(W235×D155×H185)
【えさ交換回数】途中4回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】1令投入して今現在で約13ヶ月
体重143gとまずまず成長してくれています。
でもまだもう少し伸びて欲しいですね。
羽化までに時間のかかるゾウカブト種ですが、エレファス・エレファスはその中でも大型になる割には比較的短いほうです。この幼虫は13ヶ月経過していますが、一番上の画像でお分かりのように既にかなり黄色くなっています。
もうあと1~2回交換をすれば蛹化を始めるでしょう。羽化が楽しみです。(^^)
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マルスゾウカブトの飼育のご紹介です。
このマルスゾウカブト、実はまだまだ幼虫です。
私の主なやり方は基本的には単独飼育なのですが、今回のこれらの個体達は11ヶ月程度多頭飼育をしていました。その様子をちょっとご紹介します。
【飼育種】
和名:マルスゾウカブト
学名:Megasoma mars
【幼虫の重さ】98~107g程度
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 衣装ケース(小)(W470×D340×H250)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】1令投入して今現在で約11ヶ月
11ヶ月多頭飼育していましたが、さすがに少し窮屈になってきたようですので、元来通り1頭ずつの個別飼育に戻すことにしました。
今回は多頭飼育でしたが、共食いする事もなく、すくすくと順調に育っているようです。
個別飼育に使用したケースは先日発売したばかりのクリーンケースです。
これでOKです。
コバエなどが気になる場合はケースと蓋との間に新聞紙などを挟むと良いでしょう。
まだまだ先が長いマルス、羽化が待ち遠しいです。(^^)
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今日もヘラクレス種の羽化報告です。今回はセプテントリオナリスです。
【ちょっと胸角先端が下に湾曲しています】
【飼育種】
和名:ヘラクレス セプテントリオナリス
学名:Dynastes hercules septentrionalis
【体長】♂132mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 小プラケース(W230×D155×H170)
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して今現在で約11ヶ月
ヘラクレスの亜種セプテントリオナリスです。
この個体はちょっと蛹室の位置が悪かったのですが、私が気付くのが遅くてそのまま蛹化させてしまいました。
ケース側面にかなりの窓が開いていますね。小窓ではなく大窓です。
これは完全にチェックミスです。この手のケースならば人工蛹室行きは確実なのですが・・。
胸角先端が少し曲がっています。一番上の画像でもお分かりのように下方向にも曲がっていますので、やはり角先端の空間が窮屈だったのでしょう。
線の細いセプテンですが、なかなかシャープな感じがして良いです。
もうちょっと上手く羽化させたかったです。次は頑張ります。(^^)
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【飼育種】
和名:ヘラクレス エクアトリアヌス
学名:Dynastes hercules ecuatorianus
【体長】♂137mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 小プラケース(W230×D155×H170)
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して今現在で約12ヶ月
ヘラクレスの亜種エクアトリアヌスです。
この個体は幼虫管理していた小プラケースそのままで羽化させました。
蛹室もギリギリ上手い具合に作ってくれたのでそのままにしました。
こういう場合は管理も楽です。(^^)
体長は中程度、エクアトの特徴も出てなかなか良い個体です。(^^)
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今日はヘラクレス♀が主役です。
いつも♂個体ばかりの報告をしているので今日は♀個体の報告をしたいと思います。
羽化報告ではなく、途中経過の蛹化報告です。
【飼育種】
和名:ヘラクレス・ヘラクレス
学名:Dynastes hercules hercules
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1500ccブロー容器(径137×高さ130)
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して今現在で約8ヶ月
ちょっと順をおって見てみましょう。
【外側から見たケース全体図です】
マットは上から2cm程度の隙間を残して一杯に詰めていましたが、幼虫の喰いと沈下でだいぶ減っています。下のほうに蛹室らしき小窓が見えます。
【底面から見た蛹室】
こちらは容器底面から見た蛹室の様子です。蛹が見えるのが分かります。小型容器で管理するとこのようにほとんどといいっていいいほど底面に接して蛹化します。私の場合はこの場所を頼りに蛹化を判断します。
ヘラクレス♀ならばこの程度の大きさの容器で十分蛹化~羽化までもっていけます。
今回は様子を見せる為あえて露天掘りしましたが、 ♀の場合は露天掘りしなくてもほとんどと言っていいほど羽化不全も無くキレイに蛹化してくれます。
ですが♂の場合はそうはいきません。上記でお見せしたような側面からの小窓が見えるような状態になってしまった場合は人工蛹室に移すなどの何らかの対処が必要となります。
後はこのまま羽化を待つだけです。楽しみですね。(^^)
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インドアンタエウスの羽化報告です。
この個体は少し前(昨年の11月羽化)の羽化になります。
菌糸ビンではなくきのこマットでの羽化になります。
【飼育種】
和名:アンタエウスオオクワガタ
学名:Doucus antaeus
【羽化体長】♂78mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1100ccPP空ボトルを使用
【えさ交換回数】途中2回
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約11ヶ月
これもおなじみアンタエスオオクワガタの羽化報告です。
上記でも書きましたが、この個体は少し前の時期の羽化個体になります。
この個体は菌糸ビンではなくきのこマットで飼育しました。
インドアンテらしくヒマラヤ系の特徴がが出て大変美しい個体で羽化してくれました。
飼育自体はとても簡単です。幼虫飼育はマット飼育、菌糸飼育どちらでも育ちます。
マット飼育の場合、菌糸とは違ってエサ交換のタイミングがちょっと難しいです。
菌糸の場合は劣化や食痕で交換の度合いがわかりますが、マットの場合は慣れないと同じように見えてしまいます。その場合は劣化の度合いに関係なく約3ヶ月程度に1回交換すれば問題ありません。
ただ途中マットがコバエやダニ、線虫などで侵された場合には早々の交換が必要となる場合もあります。
その状況で臨機応変に対応する事が良いと思います。(^^)
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ヘラクレス ヘラクレスが羽化しました。
【飼育種】
和名:ヘラクレス・ヘラクレス
学名:Dynastes hercules hercules
【羽化体長】♂129mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 小プラケース(W230×D155×H170)
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約10ヶ月(合計12ヶ月程度)
今回のヘラヘラは私の管理ミスにより小型で羽化させてしまいました。
小プラケースの短い方に蛹室をつくり、そのまま蛹化してしまったため、胸角先端も湾曲しサイズ的にも小型になってしまいました。
この蛹室の作り具合からすると本来ならば人工蛹室に以降するのがベストだと私的には判断します。ですが今回は蛹化に気付かなかった為、この蛹室でそのまま蛹化させてしまったのが失敗でした。
このような失敗も多々ありますが、まためげずに精進したいと思います。(^^)
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