今回紹介する個体は南ベトナムクルビデンスsspです。
おそらく月夜野初登場になると思います。
【飼育種】
和名:南ベトナムクルビデンスssp
学名:Dorcus curvidens ssp
【産地】南ベトナム ダラット近郊
【累代】F2
【羽化体長】♂72mm
【使用したエサ】Element1100
2本
【羽化までにかかった時間】
♂:初令投入して~合計約11ヶ月
この個体は幼虫を譲って頂き、羽化させた個体です。
内歯が独特な形状をしており、とても格好よいです。
飼育は非常に容易な種で、今回は菌糸
Element1100
2本で羽化させました。
機会が御座いましたら是非一度飼育してみるのも面白いかと思います。(^^)
使用したアイテム
先日のレギウスに続き、同じMesotopus系のタランドゥスの羽化報告です。
【♂74mm】
【飼育種】
和名:タランドゥスオオツヤクワガタ
学名:Mesotopus tarandus
【羽化体長】♂74mm
【使用したエサ】Natura菌床1100~1400に詰め替え
【えさ交換回数】1回
【設定温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計約10ヶ月)
幼虫飼育のやり方は先日紹介したレギウスと全く同様で飼育しました。Natura菌床ブロックを1100~1400に詰め替えて羽化させました。サイズは ♂74mmとまずまずの結果でした。毎回話していますが、この手の種はカワラ菌糸の使用が不可欠ですが、 カワラ菌糸を使用さえすれば容易に羽化まで持っていくことが可能です。
ちなみに産卵セットもレギウスと同じセットで組んでいます。 レギウス同様に黒光りしたボディがとても魅力ですよね。(^^)
使用したアイテム
先日の日記(レギウス)のレスに以下の様なコメントがつきましたので、本日の日記上で取り上げたいと思います。
過去の日記で書いた文と重複しますが、ご紹介したいと思います。
【菌床産卵の利点】
・セットが楽(産卵木の柔らかさや加水の手間が要らない)
・割り出しが楽(産卵木の割り出し時のように幼虫を潰すことも少なく、また手で楽に割り出せる)
・若令幼虫に最初から菌糸を摂取させられる。
その菌床産卵のセットの手順を追ってみてみましょう。
1.まずケースを用意します。このケースはクリーンケースLサイズです。
今回使用したマットはきのこマットです。
ケースに入りきらない場合は菌糸ブロックを削って入れてもOKです。
半分か1/3程度でOKです。
5.ゼリー、生体(♂♀)を入れます。
今回使用したのをまとめると
【使用したケース】クリーンケースLサイズ
【使用する菌床】菌床ブロックまるまる1個(カワラ)
【周りを埋め込んだマット】きのこマット
【水分量】菌床はそのまま、マットは少し水分少なめ
【設定温度】24~25℃程度
上記のような方法でセットを組みます。
また5.の手順の時、交尾をさせてなければ♂♀を同時に投入しますが、事前に交尾をさせていれば♀のみの投入もベターです。その時は菌糸ブロックに穴を開けてメスを最初からねじ込む方法もアリです。きちんと交尾が成功すれば♀はそのまま潜ってしばらくは出てこないでしょう。
【メタリストさん】
近いうちにNATURAでタラの産卵セットを組む予定なのですが、菌糸瓶で産卵させるときは1ヶ月くらい置いたものの方がよい結果が出ると聞きました。少し古くなって熟成された方がいいのでしょうか?
そうですね、私の経験上からすれば、確かに少し熟成した方が良いようにも思います。
ただあまり熟成しすぎると今度は柔らかくなりすぎる場合もありますのでご注意を・・・。(^^)
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今日の羽化報告はアフリカのクワガタ、レギウスオオツヤクワガタです。
【飼育種】
和名:レギウスオオツヤクワガタ
学名:Mestopsu tarandus f.regius
【羽化体長】♂77mm
【使用したエサ】Natura菌床 1100~1400に詰め替え
【えさ交換回数】1回
【設定温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計約10ヶ月)
産卵についてもカワラ材、レイシ材、カワラ菌糸などで容易に産卵させれます。是非一度挑戦してみて下さいませ。(^^)
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寒い日が続きますね。
今日は久々のパプアキンイロクワガタの産卵の報告です。
【飼育種】
和名:パプアキンイロクワガタ
学名:Lamprima adolphinae
産地:アルファック産
累代:CB
【産卵のセット方法】
使用したマット:くわMat
使用した容器:クリーンケースS
産卵セット期間:約1ヶ月半
設定温度:25℃前後
水分量:適量
結果:マット幼虫31頭を回収
おなじみパプアキンイロクワガタです。このパプキン羽化の報告はそこそこしていましたが、産卵の報告は以外にしていなかったんですね・・・。
改めて気付きました。
産卵は非常に容易です。
私の場合、当たり前の事ですが、♂と♀が後食を完全に開始してからペアリングします。
同血統の兄弟で交配する場合は大体♀の方が先に後食しますので、♂の後食を待ちます。後食して約2週間ほどしてから交尾させます。
交配をしっかりさせるのも重要ですので、私の場合、小さめの容器、たとえばプリンカップの
300cc程度の容器でほぼ1週間位同居させます。それから産卵セットに移動して♀のみを投入・・・。
あとはケース側面などに幼虫が見えるのを待つだけです。
産卵セットを図示すると以下のようになります。
私の場合、産卵木は入れずに、
そのままマット固めでセットします。
凄く多産とはいきませんが、取れる時は50近く幼虫を回収出来ます。
多色多様の色合いが楽しめますので、お勧めの種ですよ。(^^)
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さて、本年度2回目のデータ公開はメンガタ・メリーです。
【メンガタ・メリー♂58mm】
【飼育種】
和名:メンガタ・メリー
学名:Homoderusmellyi
【羽化体長】♂58mm
【使用したエサ】Basic900
【えさ交換回数】交換なし
【設定温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計約9ヶ月)
今回は前回データ公開した時と同様にBasic900で羽化させました。
サイズは前回の56mmを更新して、58mmと結構大型の方だと思います。
飼育方法は至って容易な方で、弊社のマットでは菌糸シリーズ全般、マットではきのこMat、くわMatで結果が出ております。今回の個体はBasic900と菌糸で羽化させました。以前くわMatで57mmを羽化させたのと同じくらいのサイズで出てくれました。この種はマットでも菌糸でも合うようです。管理温度は23~25℃前後ですが、23℃寄りの事の方が多かったと思います。
体色がとてもキレイで、かつ風貌もとてもユニークな形状のクワガタですよね。
幼虫飼育は容易ですし、産卵も容易です。ただ熟成期間が少々長く、熟成して交尾するまでに、羽化後約半年位活動しない事もあります。 でもその分鑑賞するにはよい虫だと思いますが・・・。とても美しく可愛い虫ですので、機会があれば是非飼育してみて欲しいクワガタです。 (^^)
使用したアイテム
新年早々にインフルにかかってしまい、ダウンしてしてしまいこの日記を御覧の皆様にはご迷惑をおかけ致しました。まだ体調は万全ではありませんが、頑張っていこうと思います。(^^)
さて、新年初めのデータ公開はスマトラオオヒラタでいこうと思います。
この個体は昨年羽化していたもを公開させて頂きたく存じます。御了承下さいませ。
【飼育種】
和名:スマトラオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus
産地:スマトラ島 アチェ産
累代:WF1
【羽化体長】♂92mm
【使用したエサ】♂Element1100~Element1400
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して合計10ヶ月程度
おなじみアチェ産スマヒラです。
1本目のElement1100を9割方食べるギリギリで、Element1400に入れました。
やり方は毎回同じ方法で羽化させています。♀ならば1本目と同じ1100でも良いと思います。
また菌糸飼育だけではなくマット飼育でも飼育可能です。
使用したアイテム
皆さんこんにちは。飼育担当Shihoです。
新年早々、病気になってしまい・・・日記の更新が遅れています。
申し訳ございません。m(_ _)m
皆様もお体にはお気を付けくださいませ。
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飼育日記を御覧の皆様、新年明けましておめでとう御座います。
昨年は大変お世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。(^^)
新年のご挨拶が遅れましてすみませんでした。いよいよ2011年がスタートしましたね。
今年も例年以上に沢山のデータを取り、また生体販売の方にも力を入れていこうと思っております。
ではどうぞよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
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飼育日記を御覧の皆様、いつも御覧頂きありがとうございます。
先月よりPCのシステム不調で飼育日記をなかなか更新出来ず申し訳御座いませんでした。 今現在、何とか稼動出来るに至りましたが、まだ完調までには至らずご迷惑をおかけ致しております。 本当に申し訳御座いません。重ねてお詫び申し上げます。
さて、2010年ももう終わりですね。早いものです。 今年を振り返ると、生体販売が本格化して来ました。 来年は私が飼育している生体達も販売される事になると思います。 どうそその時はお手柔らかにお願い申し上げます。
それでは皆様良いお年をお迎え下さいませ。
今年もありがとうごぞざいました。
飼育担当:Shiho (^^)
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