今日はゴロファ・ポルテリの産卵セットを組みました。
その時の様子をご紹介いたします。
【飼育種】
和名:ゴロファ・ポルテリ
学名:Golofa porteri
産地:ベネズエラ
累代:CBF1
産卵セット方法は以下の通りです。
【産卵に使用したマット】黒土マット
【セット期間】開始~約1ヶ月~1ヶ月半
【産卵に使用するケース】クリーンケースLサイズ(W375×D220×H280)
【産卵管理温度】23~25℃(幼虫飼育と同等温度)
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの2/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
ゴロファ類はばら撒き産卵が多い為、マットを固く詰める部分も少なくてよいです。
産卵数はかなり多産です。私の場合は約2週間ごとに卵回収します。
上手く産んだ場合には100近く回収できる事もあります。
比較的容易な種だと思いますので、機会があれば是非トライしてみて下さい。(^^)
使用したアイテム
GW明け初の日記です。
皆さん楽しい連休を過ごされましたでしょうか。
クワガタシーズンもいよいよ本番突入。頑張っていきましょう。(^^)
さて今日はキクロマトス、オオズ系のカウピホソアカの飼育情報です。
【飼育種】
和名:カウピホソアカクワガタ
学名:Cyclommatus kaupi
産地:ニーギニア産
累代:CB
【羽化までの内容】
体長♂47mm
使用したエサ:くわマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:300ccプリンカップ使用
羽化までの期間:初令幼虫~約6ヶ月
飼育は産卵&幼虫飼育共に簡単です。
幼虫飼育は場所いらず手間いらずでプリンカップでも十分に羽化が可能です。今回は300ccカップを使用しましたが、 120cc程度でも十分大歯型は出ます。蛹室は窮屈につくりますが、羽化には問題がないようです。
また産卵の方法ですが、私は以下の方法でセットしました。
わたしの場合は材は使用しません。
【産卵のセット方法】
使用したマット:くわマットのみ
使用した容器:小プラケース
設定温度:23~25℃
水分量:適量
結果:この方法で約30~40程度頭
産卵もとても簡単ですが、私の実力では多くて50頭程度しか採卵させておりません。
大アゴの迫力があるとてもキレイな種で簡単ですので、機会がありましたら是非トライしてみて下さいませ。(^^)
使用したアイテム
いよいよ今日から5月。ますます昆虫シーズンに突入ですね。
日本でも南の暖かい県ではもうクワガタなど動き出している所でしょうか。今日は日本の虫、皆さんだれもが知っているノコギリクワガタの羽化情報です。
【飼育種】
和名:国産ノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus inclinatus
産地:日本国熊本県産
累代:WF1(野外♀からの持ち腹個体)
【羽化体長】♂68mm
【使用したエサ】菌糸ビンE-1100を2本使用
【えさ交換回数】途中1回(計2本)
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して約9ヶ月(合計10ヶ月程度)
国産ノコギリクワガタ。飼育はとても簡単でマット、菌糸ビンどちらでも大きくなります。今回のこの個体は菌糸ビンE-1100で育てました。合計2本で68mm。70mmには少し足りなかったですが、まずまずの結果です。
菌糸ビン飼育だと羽化までの期間が早くなり、1年かかりませんでした。
この親虫は知人から譲って頂いた南国九州産。熊本県の天然採集ものを使用しました。
この親♀が採集されたのは時期早々の6月だったので野外での♂と交尾済みかどうか疑問だったのですが、産卵セットに入れると無事沢山の幼虫が回収出来ました。その時の産卵セットをご紹介します。
【親情報】野外天然もの♀の単独産卵
【産卵に使用したマット】くわマット
【産卵に使用したケース】中ケース(W300×D195×H205)
【設定温度】25℃前後
【水分量】適量(多すぎず少なすぎず)
【産卵セッティング方法】マットのみでセット。ケースの高さ3/5を固く詰め、このりの1/5をフンワリと。
【産卵結果】約50~60頭は取れました。
これからシーズンになると日本全国でノコギリクワガタの姿も見られます。
是非トライしてみて下さいね。(^^)
使用したアイテム
飼育日記が長らくご無沙汰になっておりました。
この日記上の編集サーバーにトラブルが起きた為、日記を更新出来ませんでした。
その間御覧になって頂いた皆様にお詫び申し上げます。本当に申し訳御座いませんでした。
さて、復帰後の最初の紹介は少し前に羽化したゴロファ・ピサロです。
【飼育種】
和名:ゴロファ・ピサロタテヅノカブト
学名:Golofa pizarro
産地:エクアドル
累代:F2
【羽化体長】♂38mm ♀32mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 800ccPPボトルの空容器使用
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約9ヶ月(合計11月程度)
キレイな黄土色の♂とは対照的に真っ黒な♀。小型のゴロファながら♂の頭角は真上に伸び頂上で大きくなる。とっても可愛いゴロファです。
飼育はとても簡単です。今回はきのこマットで管理し、問題なく羽化してくれました。
♂♀共に自力脱出個体だったので、その時点で熟成はしていると思いますが、2週間程エサをたっぷり食べさせて早速交尾をさせました。
沢山産んでくれるとよいです。
産卵は黒土マットで行う予定です。また結果が出ましたらご報告致します。
使用したアイテム
国産オオクワガタの羽化報告です。
【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus curvidens binodulosusu
産地:日本国福岡県産
累代:F3
【羽化体長】♂65~72mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1100cc菌糸ボトルの空ボトル使用
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約11ヶ月(合計13ヶ月程度)
おなじみの国産オオクワガタです。
通常ならば菌糸ビンの方が簡単で早い期間で大型になりますが、あえてきのこマットで羽化させてみました。
サイズ的には♂65mm~72mmとマット飼育にしてはまずまずのサイズですが、割合的には60後半のサイズが多かったようです。マット交換の場合は菌糸交換と違って交換時期の目安が分からない場合が多いので、今回はきっちりと投入後~4ヶ月を目安に交換しました。
まだ他にも羽化していない個体がいるので大型が出るか楽しみです。
目標は75mmUPですね。(^^)
使用したアイテム
ゴロファ・アエギオンとゴロファ・ペラゴンの交尾風景です。
【飼育種】
和名:ゴロファ・アエギオン
学名:Golofa aegeon
産地:エクアドル産
累代:F1
【飼育種】
和名:ゴロファ・ペラゴン
学名:Golofa pelagon
産地:アルゼンチン産
累代:F2
アエギオン、ペラゴン共に同等のセットで組む予定です。
本日交尾させたばかりなので、しばらく(2~3日)栄養補給を十分させてから産卵セットを組みます。
産卵セットは以下の方法で組む予定です。
【産卵セット予定内容】
使用するマット:黒土マット
使用するケース:クリーンケースM(W305×D195×H232)
設定温度:23〜25℃前後。
産卵セットの内容:ケース5センチほどは固く詰め、中段10センチは軽く叩くほどにマットを詰める
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)
ゴロファは固い所だけに産むのではなくばら撒き産卵タイプですので柔らかい部分の方がどちらかというと沢山産んでくれますので、中段の軽く押詰める層を多めに産卵セットを組みます。
アエギオンは初挑戦ですので、分かりませんが、ペラゴンは前回も同じようなセット方法でかなり取れました。
また産卵結果が出ましたらご報告をしたいと思います。(^^)
使用したアイテム
パプアキンイロクワガタの飼育(羽化)情報です。
【♀25mm グリーン、パープル、ブルー混じりのコントラストがキレイ】
【飼育種】
和名:パプアキンイロクワガタ
学名:Lamprima adolphinae
産地:アルファック産
累代:CB
【羽化までの内容】
体長♂36mm、♀25mm
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:120ccプリンカップ使用
羽化までの期間:初令幼虫~約5ヶ月
皆さんおなじみのパプキンです。
♂♀にちょっといい色合いが出たのでご紹介してみました。
♂は少しブルー混じりの深いモスグリーンタイプです。お腹側はきれいな紫が出ました。♀はブルー、グリーン、パープルの混じあわさったミックスタイプです。まるで水に浮かべた油のように何とも言えない色合いさが絶妙です。
飼育は産卵&幼虫飼育共に簡単です。幼虫飼育は場所いらず手間いらずで120ccプリンカップ内のマットで十分羽化してくれます。
産卵の方は、以下の方法でセットしました。わたしの場合は材は使用しません。
【産卵のセット方法】
使用したマット:きのこマットのみ
使用した容器:小プラケース
設定温度:23~25℃
水分量:適量
結果:この方法で約30~40頭は回収可能
産卵もとても簡単で、多産タイプですが、カブト程は爆産はしません。沢山産んで50~60程度です。
とてもキレイな種で簡単ですので、是非トライしてみて下さいませ。(^^)
使用したアイテム
何気に飼育ルームの片隅に目を追いやると、小さなプリンカップ上でゴソゴソ動き回っている生体がいました。
今日は知らずに羽化していた国産ネブトクワガタのご報告です。
【飼育種】
和名:ネブトクワガタ
学名:Aegus laevicollis
産地:熊本県産
累代:F3
【羽化体長】♂23mm
【使用したエサ】完熟マット
【使用した容器】 90ccプリンカップ
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して約8ヶ月(合計9月程度?)(自力脱出ゆえにちょっと曖昧です)
小型ながら独特の風貌を持ち、大歯型になると内歯の形状も格好の良くなるネブトクワガタ。
南西の離島もの(アマミや沖永良部)の方が大型になる傾向があるようですが、今回ご紹介する個体は本土産のものです。
産卵にちょっとクセがある本土産ネブト。
私は黒土マットが出来るまでは完熟マットと黒土を混ぜて使用してきました。
今は黒土マットのみで産卵はOKです。
幼虫飼育は比較的簡単ですが、大型を出すのがちょっと難しい所もあります。
この個体は90ccのカップで♂23mm。ギリギリ大歯ですがまだまだ小型。
もう少し大き目の容器で飼育した方が良かったですが、入れ替えるのを先に先にと延ばしていてすっかり忘れていました。
目標は30mmUP。スーパーな大歯を狙っていきたいです。(^^)
使用したアイテム
小型種 タルパミツノカブトの飼育情報です。
【飼育種】
和名:タルパミツノカブト
学名:Strategus talpa
産地:プエルトリコ
累代:CB
【羽化体長】♂37mm ♀33mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 460ccブロー容器 (径85mm×高さ100mm)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約6ヶ月(合計8月程度)
とても小さく、また光沢が強いタルパミツノカブト。
最近ではあまり見かけなくなりましたが、小型ながらも立派な頭角を持ち格好の良いカブトです。
飼育は産卵&幼虫飼育共に非常に簡単で、とても沢山産んでくれ、また幼虫も丈夫です。
画像もバックに花を入れてより鮮明に撮れて満足です。(^^)
使用したアイテム
今日はゴロファ属の最大種とも言えるポルテリのご紹介です。
【飼育種】
和名:ゴロファ・ポルテリ
学名:Golofa porteri
産地:ベネズエラ
累代:CBF1
【羽化体長】♂83mm ♀53mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中5~6回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約15ヶ月(合計17ヶ月半程度)
ゴロファ属の中でも大型で光沢が強く、とにかく格好の良いポルテリ。
大型の為、羽化までに比較的時間がかかるのは難点ですが、幼虫飼育、産卵ともに比較的容易で途中のえさ交換さえしっかり行えば容易に大型が狙えます。
蛹室から大型のポルテリが見えたときには感動ものです。
昔と違い、生体も安価格で入手可能になって来たのも◎です。
キレイな大型ゴロファ、是非機会がありましたらトライしてみて下さい。(^^)
最近のコメント