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ヨルゲンセン(ミナミヒメゾウカブト)の割り出し結果をご報告いたします。 【本日の紹介種:ヨルゲンセン♂個体参考画像】 【飼育種】 和名:ミナミヒメゾウカブト 学...続きを読む

ヨルゲンセン(ミナミヒメゾウカブト)の割り出し結果をご報告いたします。

画像003 010
【本日の紹介種:ヨルゲンセン♂個体参考画像】

【飼育種】
和名:ミナミヒメゾウカブト
学名:Megasoma joergenseni

産地:アルゼンチン産
親情報:♂F2×♀F2同血統兄弟同士

【産卵の結果&セット方法】
産卵数:幼虫 35頭
使用するマット:黒土Mat
使用するケース:クリーンケースM
設定温度:25℃前後。
産卵セットの内容:ケースの7割程度をほんのり固く詰める。残り2割程度はふんわりと。
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)
セット期間:約2ヶ月

図示すると以下の様な感じになります。


クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

割り出しの様子を画像に撮ったのでご紹介します。

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【エサが空っぽ、最後はちょっとエサ不足】
 ごめんなさい・・・。
画像003 018  
【既に死亡している♀・・・合唱】

画像003 016  
【割り出した幼虫、まだ小さいほとんどが1令でした】

上記のセット方法で幼虫35頭・・・。ゾウカブトにしてはちょっと少なめの結果でした。セット期間は2ヶ月と少し長かったですが、まだ幼虫は小さかったので後期に産卵したものが多かったのかも・・。それにしてもセットをあけた時、エサが全然なくカラカラだったので最後はエサ不足にさせてしまったようです。かわいそうな事をしました・・ごめんなさい。。

ヨルゲンセンは幼虫飼育もとても簡単ですのでとても飼いやすく、小型ゾウカブトの入門種としても最適だと思います。是非機会がありましたら飼育してみて下さいませ。(^^)

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羽化サイクルの早いパプアキンイロクワガタ...続きを読む

羽化サイクルの早いパプアキンイロクワガタが続々羽化してきました。 まずは♀の羽化ラッシュです。 【羽化した♀:色違いの個体です】 【飼育種】 和名 パプアキンイ...続きを読む

羽化サイクルの早いパプアキンイロクワガタが続々羽化してきました。
まずは♀の羽化ラッシュです。

tukiyono  
【羽化した♀:色違いの個体です】

【飼育種】
和名:パプアキンイロクワガタ
学名:Lamprima adolphinae

産地:アルファック産
累代:CB

【羽化までの内容】
体長♂まだ未計測。 ♀25~28mm
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:120ccプリンカップ使用
羽化までの期間:初令幼虫~約5ヶ月

蛹室より取り出した際の画像を撮影してみました。
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【飼育容器の120ccプリンカップ】
画像003 002  
【ケース底面のブルー系色タイプの♀】
画像003 003  
【ひっくり返しました】
画像003 004  
【アップ画像:キレイに蛹室が作られています】
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【取り出した個体、まだ羽が柔らかいです】

画像003 008  
【別の個体イエロー系色タイプの♀】
画像003 010  
【ひっくり返したところ】
画像003 016  
【頭部レッド+ボディイエロー+足ブルーの個体】

画像003 006  
【蛹室内で静かに眠る♂】

画像003 012  
【別の♂を取り出しましたが羽化したて・・・触るのがこわい】

こんな感じで次々と羽化して来ています。
やはり♂の方が若干羽化が遅く、まだ♂の大半は蛹や3令後期のものが多いです。
カラーバリュエーション豊富なパプキン、何の色合いが出るか楽しみですよね。(^^)

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今日はまたちょっと珍種な小型ノコギリ:グ...続きを読む

今日はまたちょっと珍種な小型ノコギリ:グエラチノコギリの羽化報告です。 【グエラチノコギリ♂45㎜】 【飼育種】 和名 グエラチノコギリクワガタ 学名 Pros...続きを読む

今日はまたちょっと珍種な小型ノコギリ:グエラチノコギリの羽化報告です。


画像003 005
 
【グエラチノコギリ♂45mm】

【飼育種】
和名:グエラチノコギリクワガタ
学名  Prosopocoilus guerlachi

産地:ベトナム・ダラット産
累代:CB

【羽化体長】♂45mm
【使用したエサ】きのこMat
【使用した容器】500ccブロー容器
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計9ヶ月程度)

先日のグラキリスに続き同じベトナムの小型ノコギリ種。体長自体は45mmと、ギラファ等の大型ノコギリに比べると小型ですが、元々小型種ですのでこの大きさで十分満足しております。


画像003 007


画像003 001
 
【同個体:違うアングルからのショット】

幼虫飼育はとても簡単で、今回はきのこMatで十分大きくなってくれましが、くわMat、もしくはElement800等の菌糸でも大きくなってくれると思います。

産卵も非常に容易でマットのみ、マット+材、どちらの方法を取っても良いです。
以下の様な感じです。

①マットのみセット



クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動

②マット+材



クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動

材を使用するときは柔らかめの材が望ましいです。
私は②の方法でセットしましたが、材からもマットからもどちらからも幼虫が得られました。その時は産卵数は40頭前後(卵含む)は取れました。

一見みためではあまりパッとしない小型ノコですが、なかなか味がありよい虫です。是非機会がありましたら挑戦してみて下さいね。(^^)

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2008年9月29日

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今日はフォルスターフタマタの産卵セットを...続きを読む

今日はフォルスターフタマタの産卵セットを行いました。 【♂個体参考画像:フォルスターフタマタ♂73mm】 【飼育種】 和名 フォルスターフタマタクワガタ 学名 ...続きを読む

今日はフォルスターフタマタの産卵セットを行いました。


画像003 025
 
【♂個体参考画像:フォルスターフタマタ♂73mm】

【飼育種】
和名:フォルスターフタマタクワガタ
学名:Hexarthrius forsteri

産地:インド産
累代:F1

・・産卵セッティング・・・

【産卵に使用したマット】完熟Mat+コナラ材2本
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】23~25℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りは柔らかく詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。




クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動

今日行った実際の画像を撮影しました。


画像003 008
 
【主役のフォルスター♀:交尾済み】

①マットをケース底面に固く5cmほど詰めます。
 フォルスターなどのフタマタ系は材産みが主体なので
 マットは食が出来るマットならばなんでもOKです。
 針葉樹のマットでもOKですが、もし万が一幼虫が材よりこぼれ落ちた
 事態を考えて幼虫がスムーズに食可能な発酵マットが無難です。
 今回は完熟Matをしようしてみました。

画像003 002
 

②次に材を入れ、回りにマットを軽く詰めます。
今回使用したのはコナラ材2本です。
少し柔らかめの材です。

画像003 003
 

③ゼリーと生体を入れて完成。

画像003 004

④真上からの画像です。

画像003 011

このようにフタマタ系の場合はマットをそこまで深く詰める必要はありません。
いわゆる「転がし産卵」で十分です。

後は材の表面に卵を産み付けてくれます。
沢山産むのを期待します。また結果はご報告しますね。(^^)

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先月の日記でもご紹介した、ネプチューンオ...続きを読む

先月の日記でもご紹介した、ネプチューンオオカブトの産卵の結果。 第2回目の採卵の結果をご報告致します。 【ネプチューン♂の参考画像】 【産卵に使用した種】 和名...続きを読む

先月の日記でもご紹介した、ネプチューンオオカブトの産卵の結果。
第2回目の採卵の結果をご報告致します。


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【ネプチューン♂の参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ネプチューンオオカブト
学名:Dynastes neptunne

産地:エクアドル
累代:天然個体

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果:2回目】卵28個回収(1回目は41卵回収) 
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約25日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。



クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動


画像003 001
 
【今回割り出した卵】

今回:第2回目の割り出しは卵28個。
前回よりも少し長めの期間でじっくり産ませたつもりでしたが、前回よりもちょっと少なめ。ただ採卵した卵は今回は全て良質の卵で全て孵化してくれそうな感じでした。


画像003 002
 
【頑張ってくれいるネプ親♀】

だいぶ軽くなってきましたが、まだもう1回はいけるかな?
今の時点で69個の卵を産んでくれていますが、頑張って100に近づいて欲しいものです。
頑張ってくれ~ネプ♀!3回目もまた採卵しましたらご報告します。(^^)

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2008年9月20日

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連休明け、皆様いかがお過ごしでしょうか?...続きを読む

連休明け、皆様いかがお過ごしでしょうか? 今日も羽化報告をご紹介します。今日はゴロファ・クラビゲールです。 【ゴロファ・クラビゲールタテヅノカブト♂54㎜】 【...続きを読む

連休明け、皆様いかがお過ごしでしょうか?今日も羽化報告をご紹介します。今日はゴロファ・クラビゲールです。

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【ゴロファ・クラビゲールタテヅノカブト♂54mm】

【飼育種】
和名:ゴロファ・クラビゲールタテヅノカブト
学名:Golofa claviger
産地:ペルー産
累代:F1

【羽化体長】♂54mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1500ccブロー容器(径137mm×高さ130mm)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約10ヶ月(合計12ヶ月程度)

ゴロファの雄、クラビゲールです。割り出した順に画像をつけて見てみましょう。

①投入している1500ccブロー容器です。
画像003 001  

②ケースのふたを取り、蛹室の手前まで掘り起こしました。
画像003 002

③蛹室上面をそっと削ってみました。すると・・・・クラビ♂が出てきました。
画像003 003

④クラビ♂と蛹室
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⑤クラビ登場(真上からの画像)胸角はキレイな大きなひし形をしています。
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⑥クラビ登場(斜めからの画像)他のゴロファ亜種と比べても胸角の割合が太いです。
画像003 005  

このクラビゲール、飼育はとても簡単です。きのこMatで問題なく育ってくれました。まだちょっと小ぶりな個体ですが羽化不全もなくキレイに羽化してくれたので満足しております。(^^)

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先日のニジイロに続いて今日も羽化報告です...続きを読む

先日のニジイロに続いて今日も羽化報告です。 今日はちょっと珍種のグラキリスノコギリクワガタの紹介です。 【グラキリスノコギリクワガタ♂51mm】 【飼育種】 和...続きを読む

先日のニジイロに続いて今日も羽化報告です。
今日はちょっと珍種のグラキリスノコギリクワガタの紹介です。


グラキリス
 
【グラキリスノコギリクワガタ♂51mm】

【飼育種】
和名:グラキリスノコギリクワガタ
学名  Prosopocoilus gracilis

産地:ベトナム産
累代:CB

【羽化体長】♂51mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】500ccブロー容器
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約8ヶ月(合計10ヶ月程度)

ベトナムの小型ノコギリ、グラキリスです。
内歯のほとんどない顎が細く発達するクワガタです。
今回はきのこMatで育てましたが、くわMatElement800等の菌糸でも飼育可能です。
マットの喰いもあまり大食いではなかった為、交換も途中1回ですみました。

産卵も非常に容易でマットのみ、マット+材、どちらの方法を取っても良いです。
以下の様な感じです。

①マットのみセット



クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動

②マット+材



クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動

材を使用するときは柔らかめの材が望ましいです。
私がセットを組んだ時は多産ではなかったですが、1♀より30程度取れました。
やり方次第ではもっと産んでくれると思います。

最近はなかなか見かけないクワガタですが、小型の割には味がありますので是非機会がありましたら飼育してみるのも面白いと思いますよ。(^^)

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2008年9月9日

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最近産卵セットの結果報告ばかりでしたので...続きを読む

最近産卵セットの結果報告ばかりでしたので、久々に羽化報告をしたいと思います。 今日は皆さんの間ではもう一般種と変わらぬ位に浸透しているニジイロクワガタの羽化報告...続きを読む

最近産卵セットの結果報告ばかりでしたので、久々に羽化報告をしたいと思います。
今日は皆さんの間ではもう一般種と変わらぬ位に浸透しているニジイロクワガタの羽化報告です。


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【ニジイロクワガタ♂60mm】

【飼育種】
和名:ニジイロクワガタ
学名  Phalacrognatus muelleri

産地:オーストラリア産
累代:CB

【羽化体長】♂63mm
【使用したエサ】Element800くわMat
【使用した容器】くわマットを詰め替える際Element800の空PPボトルを使用
【えさ交換回数】Element8001本を食べさせて交換時にそのままその空ボトルにくわマットを投入
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約6ヶ月(合計8ヶ月程度)

久々のニジイロクワガタの羽化報告です。
上記でも書きましたが、1本目はElement800、その後にくわマットで管理しました。
2本目を菌糸ビンを使用しなかった訳は、1本目後期の時点で幼虫の成長もかなり発達し、ニジイロ特有の3令後期での「暴れ」のような感じが見られましたので、スムーズに落ち着かせる為、2本目はくわMatに投入しました。

その結果、暴れも直ぐに収まり幼虫の縮みも少なかったのではないかと思っております。
結果的には63mmとまずまずのサイズが羽化しました。満足しております。

またニジイロは産卵もとても容易な種です。産卵セット方法としては私的には




クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動

上記のセット方法で行っており、マット産卵だけでも十分産んでくれます。
勿論柔らかめの材を入れても産んでくれますが、私の場合はマットのみで行っております。

ニジイロは成虫も寒さ、暑さにも強く、寿命も比較的長生き、また幼虫も沢山取れ、飼育も簡単で比較的短い時間帯で羽化もする・・・といったようにまさにいいところをかき集めたような種ですので、機会があれば一度是非試してみると良いと思います。(^^)

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朝夕がだいぶ涼しくなってきたとはいえ、ま...続きを読む

朝夕がだいぶ涼しくなってきたとはいえ、まだまだ日中は暑い日がありますね。 今日は5月にご紹介した国産オオクワガタの菌床産卵の結果をお伝えいたします。 その時のセ...続きを読む

朝夕がだいぶ涼しくなってきたとはいえ、まだまだ日中は暑い日がありますね。今日は5月にご紹介した国産オオクワガタの菌床産卵の結果をお伝えいたします。

その時のセットは菌床産卵での方法を取ったのですが、もう一度その菌床産卵とは何なのかを説明してから結果報告しようと思います。

菌床産卵

国産オオクワガタやホペイというと材産みですので、産卵セットには産卵木が使われますが、 菌糸ブロックを使用した菌床産卵でも結構な結果が得られます。

【菌床産卵の利点】
・セットが楽(産卵木の柔らかさや加水の手間が要らない)
・割り出しが楽(産卵木の割り出し時のように幼虫を潰すことも少なく、また手で楽に割り出せる)
・若令幼虫に最初から菌糸を摂取させられる。

次に菌床産卵のセットの組み方です。
こちらも5月の日記と重複になりますがもう一度ご紹介します。

①まずケースを用意します。このケースはクリーンケースLサイズです。
画像003 001
クリーンケース L

②次にケース底面にマットを入れます。底2~3cm程度敷き詰めます。今回使用したマットはきのこマットです。
画像003 002

③次に袋から出した菌糸ブロックを丸ごと入れます。ケースに入りきらない場合は菌糸ブロックを削って入れてもOKです。
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【使用したBasicクヌギ菌糸ブロック

④菌糸ブロックの周りをマットで埋めます。
画像003 005
今回の場合産卵種がオオクワですので完全に埋めきる必要はありません。半分か1/3程度でOKです。

⑤ゼリー、生体(今回はオオクワ♂♀)を入れます。
画像003 007

⑥フタをして完成です。
  画像003 009
【真上から見た画像】
画像003 011  
【横から見た画像】

上記が産卵の手順です。今回使用したのをまとめると

【産卵セットしたクワガタ】国産オオクワガタ
【使用したケース】クリーンケースL
【使用した菌床】Basicブロックまるまる1個
【周りを埋め込んだマット】きのこMat
【水分量】菌床はそのまま、マットは少し水分少なめ
【設定温度】24~25℃程度

このような感じでセットしました。今回は合計8♀で菌床産卵セットを組みました。では結果をご紹介いたします。
画像003 024
【割り出した幼虫の一部】

①幼虫:31頭
②幼虫:29頭
③幼虫:12頭
④幼虫:48頭
⑤幼虫:41頭
⑥幼虫:5頭
⑦幼虫:33頭
⑧幼虫:22

8♀セットで合計:221頭
1セットあたりの平均:27頭

上記のような結果が得られました。1頭あたり27頭と多産ではないですがまずまずの結果が得られました。親♀は8♀ともにまだ元気ですので、再セットを組めばもっと数は伸びるとは思いますが、今の所はまだ休憩させております。

事実先日のメールマガジンでご紹介した今年の春先にセットしたオオクワの菌床産卵セットでは

22♀セットして、
合計:902
平均:37頭

という結果が出ております。こちらの方は平均37頭とかなり良い結果でした。

昔から材で産ませていた為、菌床産卵でセットするのをためらわれる方も多いですが、菌床産卵もなかなかやりますよ。 機会がありましたら試してみて下さいね。(^^)

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2008年9月3日

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パラワンオオヒラタの割り出しを行いました...続きを読む

パラワンオオヒラタの割り出しを行いました。 (※画像はパラワン♂個体の参考画像です) 【パラワン♂参考画像】 【飼育種】 和名 パラワンオオヒラタクワガタ 学名...続きを読む

パラワンオオヒラタの割り出しを行いました。
(※画像はパラワン♂個体の参考画像です)


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【パラワン♂参考画像】

【飼育種】
和名:パラワンオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus palawanicus

産地:フィリピン産

【結果】(2セット組んで):幼虫2821頭+卵1個

・・産卵セット方法・・

【産卵に使用した親虫】♂75mmF1×♀48mmF1
【産卵に使用したマット】完熟Matのみ
【産卵に使用するケース】
クリーンケースM(W305×D195×H232)
【セット期間】約2ヶ月
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を深さ7割位で固く詰める。残りの1割程度はフンワリと。

図示すると以下の様な感じになります。

 




クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動


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【顎は欠けてはいるがまだまだ元気な親♀】



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【幼虫割り出し:薬入れケースが便利(^^)】


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【唯一の卵でした】


画像003 011
 
【ブヨブヨ病にかかった幼虫】
(ピント悪くてすみません・・)

パラワンオオヒラタの割り出し。
親はF1個体。♂は♀殺しを避ける為に小さめの70mmUPを使用しました。
セットはいつも行うくわMatではなく完熟Matでセットしましたが、問題なく産んでくれました。
頭数はやや少なめですが、まだ♀が元気なので再セットを組めば更に産卵数は増えるでしょう。

今回も出来るだけ卵で取り出したくなかったので、セット期間を2ヶ月程度と長く放置しました。
親♀の体重がそこまで軽くなかった所を見ると何頭か食された幼虫もいることだと思います。

割り出しで出てきた幼虫の中にブヨブヨ病の幼虫が2頭いました。
画像も上でUPしましたがあめ色に体が透けています。生きてはいますが残念ながら長くはもたないでしょう。。未だに持ってブヨブヨ病の謎は分かりませんが、なんともやっかいな病気です。

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2008年8月29日

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