種類別クワガタ飼育マニュアル



国産ノコギリクワガタ
Prosopocoilus inclinatus
北海道から九州、離島まで日本に広く生息するクワガタで黒っぽいものと赤っぽいものがいる。ギザギザしたノコギリのような大顎を持ち体長は大きいもので70mmに達します。特別に温度の管理をしなくても飼育でき、幼虫飼育、産卵もカンタンなので初めて飼育をする方にもオススメのクワガタです。
ノコギリクワガタは切り株の下などで幼虫→さなぎ→成虫になりそのまま冬を越し、6月頃に野外に出てきます。野外に出てくる頃には成熟して交尾、産卵が可能な状態になっています。産卵時期は6月から9月頃になります。
国産ノコギリクワガタの基本情報
- 約10~12ヶ月
成虫が野外で活動をはじめてからは約1~3ヶ月 - 理想は22~24℃
- 冬眠
- しない
- 温度管理をして22~24℃前後を保つと良い。
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国産ノコギリクワガタの卵の産ませ方
- 約6ヶ月
- 理想は25℃前後
- 30~50個
- 材にもマットにも産卵するが、どちらかというとマット産みの傾向が強い。
使用するマットはかなり発酵が進んだ黒っぽい微粒子系マット(くわマット、完熟マット)が良い結果が出ています。 産卵木を入れる場合は柔らかめの産卵木を使用すると良い。産卵の理想温度は25℃前後です。 - 関連記事
国産ノコギリクワガタの幼虫の育て方
- 理想は22~24℃
- 温度管理あり 8~12ヶ月
温度管理なし 1年~1年半 - 70mm
- 発酵マット、菌糸のどちらでも飼育できます。
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