種類別カブトムシ飼育マニュアル
国産カブトムシ
国産カブトムシ
国産カブトムシ
国産カブトムシ

国産カブトムシは北海道を除く日本全域に分布するカブトムシです。
体長は大きいものでは80mmを超え迫力があります。
温度管理をしなくても飼育でき、幼虫飼育も産卵も簡単なので
初めて飼育をする方にもオススメです。

国産カブトムシの寿命はおよそ1年間です。
その間に 卵 → 幼虫 → 蛹 → 成虫 と姿をかえて成長していきます。
卵から幼虫の期間が約10ヶ月、蛹で約3週間、
成虫として活動する期間は約2~3ヶ月です。

(※飼育する環境で変化します 目安としてお考えください)

国産カブトムシ飼育カレンダー

<国産カブトムシの幼虫飼育方法>

■期間:8月~翌年6月頃

国産カブトムシの幼虫飼育方法の紹介。

幼虫飼育のセット方法、管理方法、エサ交換の方法を紹介します。

<国産カブトムシの蛹化、羽化>

■期間:5月~7月頃

国産カブトムシの蛹(さなぎ)から

羽化する(=成虫になる)までの様子を紹介します。

<国産カブトムシの成虫飼育方法>

■期間:6月~9月頃

成虫の飼育方法を紹介します。

産卵させるための飼い方

鑑賞用の飼い方があります。

<卵の管理方法>

産卵セットから卵を取り出した場合の

管理方法を紹介します。

国産カブトムシの成虫を飼育して卵を産ませる方法

国産カブトムシ成虫飼育

カブトムシのオスとメスを飼育して

卵を産ませるためのセットの方法です。

成虫として活動している6~9月頃の

2~3ヶ月間が飼育期間です。

 

産卵させない場合の飼い方▼

用意するもの

国産カブトムシオスメスカブトムシ
1ペア

国産カブトムシオスメス

オスとメスを

1頭ずつ入れます。

Mサイズ×1

Mサイズ

(305×195×185mm)

>>商品詳細ページ

1枚
フタとケース本体にはさんで使います。コバエの侵入防止と保湿に効果があります。
1袋

ガス抜きと加水をして使います。

 

>>商品詳細ページ

適量

カブトムシはエサをよく食べるので

なくならないように毎日チェックしましょう。

>>商品詳細ページ

適量

転んだときに起き上がれる

ように樹皮や木片を入れておきます。

1本
卵、幼虫を扱うときに使います。
適量
幼虫、卵を取り出したときに使います。

>>商品詳細ページ

セットの手順

1、きのこマットの下準備(ガス抜き、加水をする)

1-1、きのこマットを袋から出してガス抜きをする
発酵マットのガス抜き

きのこマットを袋から出し、

衣装ケースやたらいなどの大きい容器に入れるか

新聞紙やビニールシートなどの上に広げるなどして

1~7日ほど置き発生したガスを抜きます。

マットが山の土のような匂いになればガス抜き完了です。

1-2、きのこマットに加水する
発酵マット水分調整

ガス抜きしたマットに少しずつ水を加えて

均一になるように混ぜていきます。

ちょうどいい水分量の目安は

マットを握って形が残り、水はにじまない程度です。

1-3、飼育ケースにガス抜きと加水をしたきのこマットを詰める
発酵マット詰め具合||カブトムシ交尾

ガス抜きと加水の終わったきのこマットを

手で押し固めながら詰めていきます。

ケースの7割くらいの高さまで詰め

その上2cmをふわっと柔らかく詰めます。

1-4、フタをしめて3日ほど置く
発酵マット詰め具合
フタをして使用する環境で3日ほど置き、マットが発熱していなければ次に進みます。(※このときディフェンスシートをはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)

■発熱していた場合

一度ケースから大きい容器に戻して

1、ガス抜き → 2、加水 → 3、詰める の工程を

やり直します。

2、セットする

2-1、エサのゼリー、止まり木、カブトムシを入れる
国産カブトムシ成虫飼育-セット

「1、きのこマットの下準備」ができたら

ゼリーと止まり木を置いて

カブトムシのオスとメスを入れます。

国産オオクワガタ飼育、ゼリーの置き方

※ゼリーはフタを開けてセットするより

カッターで十字に切れ目を入れてセットしたほうが

飛び散りにくいのでマットが汚れにくくなります。

2-2、フタをしてセット完了
国産カブトムシ産卵セット方法
フタを閉めたらセット完了です。
(※このときディフェンスシートをはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)
同居させていれば交尾を済ませメスは産卵のためにマットに潜っていきます。1~2ヶ月ほど経過するとケースの側面に幼虫や卵が見えるようにになります。
一般的なケースを使う場合
国産カブトムシ産卵セット飼育ケースの注意

 

一般的なケースのフタは通気の穴が大きくなっています。

フタの通気穴が大きいと飼育に都合の悪い点が2つあります。

 

■マットが乾燥しやすいので水分補給の手間が増える

■コバエなど雑虫が侵入して発生してしまう

乾燥とコバエの対策
新聞紙や通気の穴を開けたビニールシート(ディフェンスシート)をはさんでフタをします。これである程度、乾燥とコバエの侵入を防止することができます。
国産カブトムシ産卵セット通気の穴の大きいケースを使う場合

3、産卵セット中の管理

国産カブトムシ産卵セット中の注意

セットを組んでから幼虫、卵を取り出すまでの1~2ヶ月間、

カブトムシが産卵しやすいように管理していきます。

 

産卵セット中の管理では

大きく分けて3つのポイントがあります。

※産卵セット中の管理のポイント
国産オオクワガタ産卵セットの温度管理1、温度

常温で飼育できます。(理想は20~25℃)

直射日光やエアコンの風が直接当たらない所に置いて

管理しましょう。

エサ切れ注意2、エサ

国産カブトムシはエサをよく食べるので

毎日もしくは1日置きにエサのチェックをして

エサを切らさないようにしましょう。

水分調整3、水分

国産カブトムシは乾燥に弱いので

ときどきマットをさわってチェックしましょう。

乾燥していたら霧吹きで水分を足してください。

4、幼虫の取り出し(割り出し)

・幼虫が見えるようになったらケースからマットと幼虫を取り出す
卵、幼虫の取り出し

▼ ひっくり返して取り出す

取り出した産卵セット

産卵セットを組んで1~2ヶ月経ったら幼虫の取り出しを行います。新聞紙の上やたらいの中などにケースをひっくり返してマットを取り出し幼虫を回収します。
回収した幼虫はプリンカップなどの容器に発酵マットをしき、その中に1頭ずつ入れて保管し、幼虫飼育セットに移すまでこの中で管理します。
取り出した幼虫を一時保管する

卵、幼虫の取り出し

マットに一時保管した幼虫

産卵セットのマットをプリンカップに詰めて 幼虫飼育セットに移すまで保管して置きます。

卵の状態で取り出した場合

卵、幼虫の取り出し

卵で取り出した場合はマットを詰めた容器に入れて幼虫になるまで管理します。手順は以下の通りです。

1、プリンカップにマットを詰める

卵、幼虫の取り出し

プリンカップにマットを詰めます。

産卵セットで使用していたマットも使えます。

2、くぼみをつける

卵、幼虫の取り出し

指で押すなどしてくぼみをつけます。

3、卵を入れる

卵、幼虫の取り出し

くぼみをつけたところにスプーンを使い卵を入れます。

4、フタに空気穴をあける

卵、幼虫の取り出し

フタに空気穴をあけます。

5、フタをする

卵、幼虫の取り出し

空気穴をあけたフタを閉めたらセット完了です。

幼虫になるまでこの中で管理して

幼虫になったら幼虫飼育セットに移します。

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国産カブトムシの幼虫飼育方法

国産カブトムシ幼虫飼育方法

国産カブトムシの幼虫を飼育する方法です。

飼育期間は8月~翌年6月頃になります。

飼育期間中は何度かマットの交換をして

成虫になるまで飼育します。

用意するもの 幼虫飼育セット 1セットの分量

1ケース1~2頭で
飼育する場合
1ケース3~5頭で
飼育する場合
国産カブトムシ幼虫幼虫
1~2頭
3~5頭

Mサイズのケース

(よこ305×たて195×高さ185)

単位:mm

Lサイズのケース

(よこ375×たて220×高さ280)

単位:mm

1枚
1枚
1/2袋 (5リットル)
1袋 (10リットル)

幼虫飼育セット手順

1、きのこマットの下準備(ガス抜き、加水をする)

発酵マットのガス抜き

きのこマットの下準備をします。

 

1、ガス抜き (袋から出して1~7日ほど置く)

2、水分の調整 (握って形が残り水は滲まない程度)

3、ケースに入れて3日ほど置きマットが発熱していないか

  チェックする

>>発酵マットの下準備の方法を詳しく

2、セットする

2-1、幼虫をマットの上に置く
国産カブトムシ幼虫飼育方法

発酵マットの下準備でセットしたマットの上に幼虫を置きます。幼虫は自分で潜っていきます。

2-2、フタをしてセット完了
国産カブトムシ幼虫飼育セット完了
潜ったのを確認したらふたを閉めてセット完了です。
(※このときディフェンスシートをはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)
※フタの通気穴が大きいケースを使う場合
国産カブトムシ幼虫飼育セットに通気の穴が大きいケースを使う場合
フタの通気穴が大きいケースを使う場合は、新聞紙や通気の穴を開けたビニールシート(ディフェンスシート)などをはさんでフタをします。 これでコバエなどの雑虫の侵入と乾燥を防ぎます。
3、セット後の管理
国産カブトムシ幼虫飼育セットの管理

幼虫飼育のセットができたら、直射日光やエアコンの風が

直接当たらない所に置いて管理していきます。

 

飼育期間は約10ヶ月間になります。

1度セットした後もマットの減り具合や

表面に出てきたフンの量をみてマットの交換を行います。

※幼虫飼育の管理のポイント
国産カブトムシ幼虫飼育の管理温度温度

常温で飼育できます。(理想は20~25℃)

直射日光やエアコンの風が直接当たらない所に置いて

管理しましょう。

幼虫飼育エサ交換エサ交換

マットの減り具合やフンの量をみてエサのマットを交換します。

次の項目で詳しく説明します。

国産カブトムシの幼虫飼育-エサ交換

幼虫飼育エサ交換

幼虫飼育では何度かエサのマットを交換する必要があります。

ここでは交換のタイミングと方法を説明します。

マット交換(エサ交換)が必要な時

次の「マット交換のチェックポイント」のうち一つでも当てはまるものがあれば交換のサインです。

・マット交換のチェックポイント

■ 1、幼虫飼育のセットをした時と比べてマットのかさが減った場合(写真A)

■ 2、マットの表面にフンが目立ってきた場合(写真B、C)

■ 3、マットに「カビが生えた」、「コバエが発生した」、などのトラブルがあった場合

 

エサ交換目安1

A、セットした時と比べて

  マットのかさが減った

エサ交換目安2

B、マットの表面にフンが

  目立ってきた

エサ交換目安3

C、国産カブトムシのフン

 

※発酵マットの交換に注意が必要な時期

マットの中に蛹室を作ってさなぎになった国産カブトムシ

マットの中に蛹室を作って

さなぎになった国産カブトムシ

前蛹やさなぎの状態の時は

飼育中で一番デリケートな時期です。

触ったり、環境が変わることが虫にとって

ストレスになる事が考えられます。

 

上の3つのチェックポイントのどれかにあてはまり

マットの交換が必要と考えられる場合でも

ケースの側面や底面をみて

「ケースの中ですでに前蛹やさなぎになっている」場合や

外側から見えない場合でも前蛹やさなぎになり始める時期の

「5月以降」での交換は控えたほうが安全です。

 

前蛹やさなぎを扱うときは衝撃を与えないように注意します。

 

マット交換(エサ交換)に必要なもの

エサ交換が必要な古くなった幼虫飼育セット

マットのかさが減った、フンが目立つ、

雑虫が大量発生したなど

交換が必要な飼育セット

マット交換(エサ交換)の手順

1、新しいきのこマットの下準備
発酵マットのガス抜き

きのこマットの下準備をします。

 

1、ガス抜き (袋から出して1~7日ほど置く)

2、水分の調整 (握って形が残り水は滲まない程度)

 

>>発酵マットの下準備の方法を詳しく

2、古くなった幼虫飼育セットから幼虫を取り出す
国産カブトムシ幼虫を取り出したところ

飼育していたケースを新聞紙やたらいなどの上にひっくり返し

マットと幼虫取り出します。

3、空にしたケースに下準備をしたマットを詰める

幼虫飼育のエサ交換、発酵マットを詰めたところ||幼虫飼育のエサ交換、発酵マットを詰めたところの図

マットと幼虫を取り出して空にしたケースに

ガス抜きと加水の終わったマットを

手で押し固めながら詰めていきます。

ケースの7割くらいの高さまで詰め

その上2cmをふわっと柔らかく詰めます。

4、幼虫を入れる
幼虫飼育エサ交換、幼虫をセットしたところ

取り出しておいた幼虫を飼育セットに置きます。

幼虫は自分で潜っていきます。

5、フタをする
幼虫飼育エサ交換、フタをしたところ
潜ったのを確認してからフタをしてセット完了です。
(※このときディフェンスシートをはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)
※取り出したときに前蛹かさなぎになっていた場合

国産カブトムシ前蛹

国産カブトムシの前蛹

国産カブトムシの蛹(さなぎ)

国産カブトムシのさなぎ

<前蛹>・・・手と口が動かなくなった状態(左の写真)

<さなぎ>・・・幼虫の皮を脱いだ状態 (右の写真)

前蛹かさなぎで取り出したときは人工蛹室に移します。

 

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国産カブトムシ蛹化

ケースの中に蛹室を作ってさなぎになった国産カブトムシ

ケースの中に蛹室を作って

さなぎになった国産カブトムシ

 

国産カブトムシの蛹(さなぎ)オスメスの違い

国産カブトムシのさなぎ、オスメスの違い

幼虫飼育が順調にできていると

マットの中にさなぎになるためのスペース(蛹室)をつくり、だいたい5~7月頃にさなぎになります

 

さなぎになった直後の白い状態から

徐々に色づき茶色くなっていきます。この時期はデリケートなのであまり触らないようにします。

 

さなぎになってから3週間ほどすると皮が破れ、

体を動かしながら皮を脱ぎ羽化して成虫になり、

自力でマットから出てきます。

 

蛹室が壊れた、または壊れそうな場合や

エサ交換で取り出したらすでに前蛹やさなぎに

なっていた場合は人工蛹室を作ってそこに移し成虫になるまで管理します。

国産カブトムシ羽化

羽化して間もない国産カブトムシ

羽化して間もない国産カブトムシ

飼育する地域や環境で変化しますが

だいたい6~7月頃に羽化して成虫になります。羽化して間もない成虫は

すぐにはエサを食べませんが何日かすると

体が固まりエサを食べるようになります。

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国産カブトムシの成虫を飼育する方法

国産カブトムシ成虫飼育方法

カブトムシの成虫を1頭飼育する方法です。

羽化したばかりの成虫の飼育、

交尾の終わったオスの飼育、

鑑賞用の飼育などにおすすめの方法です。

 

産卵させる場合の飼い方▲

用意するもの

国産カブトムシの成虫カブトムシ
1頭

1ケースに1頭ずつ飼育します。

Sサイズ×1

Sサイズ

(235×155×185mm)

>>商品詳細ページ

1枚
フタとケース本体にはさんで使います。コバエの侵入防止と保湿に効果があります。
1/10袋

しいたけのホダ木を粉砕したマットです。

水分を含ませて使います。

>>商品詳細ページ

適量

カブトムシはエサをよく食べるので

なくならないように毎日チェックしましょう。

>>商品詳細ページ

適量

転んだときに起き上がれる

ように樹皮や木片を入れておきます。

セット方法

1、ほだマットに加水する

ほだマットを湿らせるほだマットのちょうどいい水分量の目安

使用するほだマットに加水します。

加水の目安は強く握って形が残り、

水はにじみ出てこないくらいです。

2、ケースにほだマットをしく

国産カブトムシ成虫飼育、ほだマットをしいたところ
加水したほだマットを5~10cmしきます。

3、エサのゼリー、止まり木、カブトムシを入れる

国産カブトムシ成虫飼育、エサ、止まり木、成虫をいれたところ

エサのゼリーと止まり木、カブトムシを1頭投入します。

ゼリーのセット方法

ゼリーはフタを開けてセットするより

カッターなどで十字に切れ目を入れてセットしたほうが

飛び散りが少なくマットが汚れにくくなります。

4、フタをしてセット完了

国産カブトムシ成虫飼育、フタをしたところ
フタを閉めたらセット完了です。
(※このときディフェンスシートをはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)
※フタの通気穴が大きいケースを使う場合

国産オオクワガタ成虫飼育、通気穴の大きいケースを使う場合

フタの通気穴が大きいケースを使う場合は、新聞紙や小さい通気の穴をあけたビニールシート(ディフェンスシート)などをはさんでフタをします。これでコバエなどの雑虫の侵入と乾燥を防ぎます。

セット中の管理方法

カブトムシ成虫飼育、管理温度温度

理想は20~25℃ですが極端な温度にならなければ常温で飼育できます。直射日光やエアコンの風が直接当たらない所に

置いておきます。

エサ切れ注意エサ

昆虫用ゼリーなどのエサは減り具合を見ながら

切らさないようにしてください。

夏場はエサが腐りやすいので早めの交換をオススメします。

乾燥注意水分

ケース底に敷いた、ほだマットが乾燥していたら

霧吹きなどで加水してください。

国産カブトムシの成虫飼育頭数

1ケース2頭以上飼育すると

お互いに傷つけあってしまう事がありますので

出来るだけ1頭ずつ飼育してください。

国産カブトムシの関連情報リンク
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