クワガタ幼虫飼育発酵マット
クワガタ幼虫飼育-発酵マット(土)
クワガタの発酵マット飼育は1000cc前後のビンに詰替えて飼育するのが一般的です。
飼育方法(管理方法)は基本的に菌糸ビン飼育と同じです。
発酵マットとは、オガクズやきのこの生え終わった菌床をクワガタやカブトムシが
食べられるように発酵させたものです。
クワガタ幼虫飼育 発酵マットのポイント
飼育するクワガタにあった温度で管理します。クワガタの多くは20~25℃が適温です。直射日光の当たらない静かな場所で管理します。
飼育する容器の通気を確保し酸欠やマットのムレ、乾燥に注意します。
オオクワガタの場合、幼虫飼育の1本目やメスなら800cc程度、オスの2本目以降の場合1100cc程度が目安になります。ひとつの容器に1頭で飼育します。
幼虫飼育をはじめてから成虫になるまでに何回かエサ交換を行います。交換のサイクルは3ヶ月が目安です。
クワガタ幼虫飼育-発酵マットで使うもの
(※ガラスビンの場合タイベスト紙も使います。)
容器の大きさは幼虫に合わせます。
オオクワの場合、1本目の場合やメスの場合なら800cc
オスの場合の2本目以降は大きめの1100cc以上がお勧めです。
クワガタの幼虫飼育ではおもに
きのこマットかくわマットを使います。
マットを加水するときに便利です。
クワガタ幼虫飼育-発酵マットのセット方法
発酵マットのガス抜きと加水をする
発酵マットを容器に詰める
(PPボトルの場合はフタにフィルターが付いているのでそのままフタを閉めます。)
発熱(再発酵)がなければ次に進みます。
マットが発熱していたら「発酵マットのガス抜き」をもう一度行います。
クワガタの幼虫を入れる
産卵セットから取り出した幼虫をスプーンなどを使い
発酵マットの中へ入れます。
クワガタ幼虫飼育中の管理方法
大体のクワガタは20~25℃の間で管理します。
温度管理が出来ない場合には夏場はなるべく涼しい場所に置くようにしてください。
エサ交換-発酵マットの交換方法
エサ交換のタイミング
発酵マット飼育の場合には幼虫の成長具合や発酵マットの状態に合わせて発酵マットの交換が必要です。
菌糸ビン飼育とは異なり発酵マットの場合食べ具合がなかなか確認できないため、3ヶ月を目安に交換すると良いでしょう。
エサ交換で使うもの
クワガタ幼虫の取り出し
※写真は菌糸ビンからの取り出しの様子です。発酵マットの場合も同様に幼虫を取り出します。
幼虫がびんの側面に見えている場合には
その場所を目指して掘り進めていきます。
容器に新しい発酵マットと幼虫を入れる
飼育する容器のサイズ
オオクワの場合、1本目の場合やメスの場合なら800cc、
オスの2本目以降は大きめの1100cc以上がお勧めです。
クワガタ幼虫オスメスの見分け方
オスメスの判断はお尻のオレンジ色の斑点の有無で判断します。
無いのがオスであるのがメスです。
ただし、オスの場合でもお尻から3節目のあたりにオレンジ色の
斑点(卵巣と呼ばれる事が多い)が見える事がありますので
オスメスの判別を斑点で行う場合は100%ではありません。
新品PP容器800
e800と同じPP容器です。広口&フィルター付のフタで非常に使いやすい容器です。
▼サイズ、高さ:138、直径:100、口径:75
容量:800cc
広口600瓶
各種ビンは穴開け加工済みの蓋付きです。
ご使用の際には蓋とビンの間にタイベスト紙を挟んでご使用ください。
▼サイズ、高さ:100、直径:90、口径:80
容量:約500cc【ガラス容器】
900のりビン
キャップには穴が開けてあります。
ご使用の際にはビンとキャップの間に
タイベスト紙を挟んでご使用ください。
▼サイズ、高さ:145、直径:85、口径:85
容量:900cc【ガラス容器】
だるまビン
キャップには穴が開けてあります。
ご使用の際にはビンとキャップの間に
タイベスト紙を挟んでご使用ください。
▼サイズ、高さ:167、直径:125、口径:78
容量:1500cc【ガラス容器】
くわマット
ふるいで微粒子に揃えた発酵マット、特に小型種クワガタの産卵に威力を発揮