クワガタ成虫飼育
クワガタ成虫を育てる|成虫飼育方法
羽化した(成虫になった)ばかりのクワガタの飼育、交尾の終わった後のオスのクワガタの飼育、観察用に飼育する場合はこの方法がおすすめです。
クワガタ成虫飼育のポイント
成虫管理では飼育する虫にあった温度で管理し、特に夏場の高温に注意します。直射日光の当たらない場所で管理してください。
温度のおおよその目安は18~28℃ぐらいの間です。
ほだマット(オガクズ)が乾燥していたら霧吹きで表面を湿らせます。またマットに汚れが目立つようなら交換します。
クワガタはひっくり返るとつかまるものがないとすぐ起き上がれないので、樹皮や木片を入れておきます。
エサは減り具合を見ながら切らさないようにしてください。
1ケースに2頭以上で飼育するとケンカをして弱ってしまう事があるので 出来るだけ1頭ずつ飼育してください。
クワガタ成虫飼育で使うもの
ケンカして弱ってしまうことがあるので、なるべく1ケースに1頭ずつ飼育することをおすすめします。「クリーンケース」はケース上からの観察がしやすく、湿度も保てるプラスチック製の飼育ケースです。
コバエの侵入防止、保湿に効果的です。
ケース本体とフタに挟んで使います。
転倒防止に樹皮や木片を入れます。
起き上がるときの足がかりになります。
マットを加水するときに便利です。
セットした後、マットを加水するときに便利です。
クワガタ成虫飼育セット方法
飼育ケースなどの容器に水で湿らせた
ほだマット(オガクズ)を入れ転倒防止の樹皮と
昆虫ゼリーなどのえさを入れておけばOKです。
各種クワガタに適した温度帯にしてあげる事や
エサ切れ、マットの乾燥に注意します。
マットを加水してケースにしく
使用するほだマットに軽く加水します。
マットに少しずつ水を足していきその都度よく混ぜます。
握って形が残り水が染み出てこないくらいがベストです。
発酵マットの場合にはガス抜きと呼ばれる発酵臭を飛ばす作業をしてから同様に加水します。
発酵マットを使う場合はこちら →
エサ、止まり木、クワガタを入れる
(※このときディフェンスシートをはさむとマットのコバエの侵入防止に効果があります)
フタの通気穴が大きいケースを使う場合は、新聞紙や小さい通気の穴をあけたビニールシート(ディフェンスシート)などをはさんでフタをします。これでコバエなどの雑虫の侵入と乾燥を防ぎます。
クワガタ成虫飼育中の管理方法
温度管理
クワガタの種類によって適温が違うので出来る限りそのクワガタの適温に近い場所に置きましょう。 夏場の高温には要注意です。
直射日光の当たらない場所で管理し温度のおおよその目安は18~28℃ぐらいの間です。
エサの管理
昆虫用ゼリーなどのエサは減り具合を見ながら切らさないようにしてください。
夏場はエサが腐りやすいので早めの交換をオススメします。
マットの管理
ケース底に敷いた、ほだマットや発酵マットが乾燥していたら 霧吹きなどで加水してください。
1頭ずつの管理
1ケース2頭以上飼育するとケンカの原因となりお互いに傷つけあってしまう事がありますので 出来るだけ1頭ずつ飼育してください。