■発酵マットの再発酵について
発酵マットは「容器の大きさ」 「管理温度」 「発酵マットの熟度」などにより再発酵しやすくなったり、しにくくなったりします。
飼育中や産卵セット中に再発酵しますと幼虫や卵が死んでしまう恐れがありますので下記の項目を参考にして再発酵が無いようにご注意ください。
▼容器の大きさ
発酵マットの体積が大きくなると再発酵しやすくなります。大型のケースを使用する場合には温度管理にご注意ください。(特に夏場)
産卵セットの時は容積を大きくした方が産卵数が伸びる傾向にありますが、セットに親虫を入れる前にセット環境と同じ場所で3日程度管理し再発酵がないのを確認してから親虫を入れてください。
▼管理温度
管理温度が高くなると再発酵しやすくなります。
特に大型のケースを使用する場合には管理温度を25℃以上にならないように管理してください。
▼発酵マットの熟度
発酵マットの特性(熟度)によって再発酵しやすさが違ってきます。黒色の熟度の高い発酵マットは再発酵しにくく、茶色の熟度の浅い発酵マットは再発酵しやすくなります。
■再発酵してしまったら
発酵マットが再発酵し発熱してしまった場合には一度つめた容器から衣装ケースや新聞紙などに出して薄く広げ熱を冷ましてから再度、容器に詰め替えてください。その際、詰替える容器の大きさを小さくしたり、管理温度を低くして、再発酵が無いように対策し再度、飼育環境と同じ場所で3日程度管理して発熱が無い事を確認してからご使用ください。