
カブトムシ幼虫飼育
カブトムシ幼虫を育てる|幼虫飼育方法

カブトムシの幼虫飼育はひとつの容器で多頭飼育も可能ですが基本的には一つの容器に1頭ずつ飼育した方が無難です。
カブトムシ幼虫飼育のポイント

飼育するカブトムシにあった温度で管理します。直射日光の当たらない静かな場所で管理します。

飼育する容器の通気を確保し酸欠やマットのムレ、乾燥に注意します。

幼虫飼育をはじめてから成虫になるまでに何回かエサ交換を行います。交換のサイクルは3ヶ月が目安です。

ゾウカブトの幼虫

ヘラクレスの幼虫
カブトムシ幼虫飼育で使うもの

たらい
マットを加水するときに便利です。
カブトムシ幼虫飼育のセット方法

「ガス抜きと加水」をした発酵マットをつめてその中で幼虫を飼育します。
発酵マットのガス抜きと加水をする

発酵マットをケースに詰める

特に固く詰める必要はありません。
動画:発酵マットの詰め具合

フタをしたまま3日ほどおいてマットが発熱していなければセットできる状態です。マットが発熱していた場合は発酵マットのガス抜きをもう一度行います。
カブトムシの幼虫をセットする

(左の写真は産卵セットから割り出した幼虫です)
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カブトムシの幼虫飼育は一つの容器で複数飼育可能ですが
基本的には一つの容器に1頭ずつ飼育した方が無難です。
発酵マットに幼虫が入るくらいの穴を掘って幼虫を置いてあげると
幼虫は自分で発酵マットの中へ潜っていきます。
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動画:カブトムシの幼虫が潜っていく様子
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(※フタをするときディフェンスシートや新聞紙をはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)
カブトムシ幼虫飼育中の管理方法
静かな場所でそれぞれのカブトムシの種類に合わせた温度の場所で管理します。
大体のカブトムシは20~25℃の間で管理します。
温度管理が出来ない場合には夏場はなるべく涼しい場所に置くようにしてください。
カブトムシエサ交換-発酵マットの交換方法
カブトムシエサ交換のタイミング

発酵マットのかさが減った状態

表面に出てきた幼虫のフン

容器がフンだらけの状態
幼虫の成長具合や発酵マットの状態に合わせて発酵マットの交換が必要です。
1.発酵マットのかさが減った
2.表面に幼虫のフンが目だってきた
などが見られたら交換のタイミングです。
一番右の写真は1400ccの容器で3令幼虫(45g)を1ヶ月飼育した時の様子です。
大粒のフンが大量に見えます。ここまでフンが多いと交換のタイミングとしては遅すぎます。
エサ交換で使う物



・たらいか新聞紙
たらいの中か新聞紙の上で作業をすれば片付けがしやすくなります。
カブトムシ幼虫のエサ交換

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(※フタをするときディフェンスシートや新聞紙をはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)
カブトムシ幼虫のオスメスの見分け方
カブトムシの幼虫は成長していくとオスメスの判別ができるようになります。
外国産カブトムシ幼虫の場合おしりから2番目の線と3番目の線の間に(-)のマークがあるかないかで判別します。
(-)のマークがあるのがオスで、無いのがメスです。【Dynastes種にあたります。】
国産カブトムシ幼虫の場合おしりから2番目の線と3番目の線の間に(v)のマークがあるかないかで判別します。
(v)のマークがあるのがオスで、無いのがメスです。

コバエ対策
ディフェンスシート
(3枚入り)
飼育ケースへの小バエ侵入をブロック!
飼育ケース本体とフタの間にはさんで使用
Lケースはそのまま M・S・SSケースはカットしてご使用ください。
シートサイズ:52cm×35cm